歯を削って被せ物(クラウン) VS あまり削らずにプラスチック(レジン)

相談者: タケさん ( : )
投稿日時:2007-07-13 02:02:00
いつも勉強させていただいています。

ところで、先日、神経を抜いた歯について、今度クラウンをつける予定です。

今のかかりつけの歯医者さんは、ぐるっと歯茎ギリギリまで切り落として、土台を立てた上でクラウンをつけるという話を聞きました。

別の歯医者さんにセカンドオピニオンを求めたところ、歯質がたくさん残っているのであれば、削り落とすことなく中にプラスチックのようなものを入れて、上からインレーみたいなものを入れたらいいのではないかという話をしていました。

実際、内側はインレーが横面にも入っていたので歯茎より2ミリくらい上まで削ってありますが、外側は結構高さがあります。

歯質が残っているのであれば削ってしまうのももったいないかなぁなんて思って。

先生方でしたらどのようにしますでしょうか。

実は、削ってクラウンをかぶせてしまうと虫歯になってもわかりづらいということ、歯周病になりやすいことなどを聞いて心配になっています。

先生方の意見をお聞かせください。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-07-13 09:51:00
>歯周病になりやすい 

これは間違いです。

フィットの悪いクラウンだと確かにそういう問題も出てきます。

フィットのよいクラウンだと食片も挟まらないので歯周病的には問題になりません。

また、オールセラミックスのクラウンなどでは歯肉に対するいわゆる組織適合性が高いので生態に対しても問題が少ないです。。


ただし、技工士歯科医師の ウデ しだいです。
下手っピ の歯医者と技工士の作ったクラウンでは 問題外です

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-07-13 12:00:00
根の治療が終わった場合、被せ物にするのが通法ですが、歯質が多く残っていればプラスチックでも悪くはないですが、歯の破折などのリスクは出てきてしまいますね。

特に保険のインレーは硬い金属なのでお勧めできませんね。

タカタ先生の言うように高いレベルで自費を将来入れる前提でプラスチックにしてみてはどうでしょう?

ただ、5年ぐらいしたら、歯の変色(茶色)が起こりますのでそれを目処に被せ物にされては?

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-07-13 12:28:00
こんにちは。

意見の分かれるところですが、私の場合は大体プラスチックでインレーだった部分まで含めて全部済ませようとすることが多いです。

(※残っている歯質の量やかみ合わせの状態にも随分左右されます)

価値観の問題もありますが、プラスチックで歯を補った場合、次にトラブルが起きるとしたら、ほとんどの場合で残存歯質ではなくてプラスチックの方がかけてきます。

それならその時にインレーなりかぶせものを検討したら良いのではないかと、いうのが個人的な考えです。

(井野先生と同じく、硬いインレーはキライですので、プラスチックで穴だけ埋めて、+メタルインレーにするぐらいなら、いっそクラウンの方がいいと思います)


もちろん、どんな方法でもウデの良い先生にして貰わなければ意味がありませんから、担当の先生の一番自信のありそうな方法というのもそれはそれで無難だと思いますよ。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2007-07-14 01:08:00
渡辺先生の意見に賛成。

しかし、プラスチックだけで詰めるのは歯医者の技術に左右されますから、得意でない先生にやってもらうくらいなら、かぶせてしまったほうがいいかもしれません。

私の尊敬するイェテボリ大学のハンスヨーラン エミルソン教授は、根っこだけのところに、レジンだけでクラウンを作ってしまいます。

技術さえあれば曲芸のようなことも出来てしまいます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: タケさん
返信日時:2007-07-14 12:05:00
ご回答ありがとうございます。

プラスチック

 メリット・・・自分の歯を残すことが出来る
 デメリット・・歯が折れることがある。

かぶせ物

 メリット・・・長年行われていて、実績がある
 デメリット・・歯を削ってしまう。

ということでしょうか。
気になるのが歯の寿命ということです。

プラスチックもいつかは変えないといけないとなると、かぶせ物の方がいいのかななんて思ってしまいます。


そこで質問なのですが、

?
プラスチックにした場合、根っこが折れてしまう可能性もあるのですか。

?
かぶせ物にすることで、プラスチックよりも寿命が縮むこともあるのですか。

?
一般論でいいのですが、それぞれの治療をした場合の歯の寿命はどれくらいとお考えですか。


ここまでいい加減にしてしまったので、お金と手間は惜しまないつもりです。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2007-07-14 23:27:00
どちらが長持ちするのか今のところはっきりしたデータは無いようです。

小臼歯を用いて比較した研究がありますが、研究デザインはかなり気を使っていますが、症例数が少なく信頼に足りるという状況ではありません。

長持ちするのに関係する要因がたくさんありすぎて、条件を合わせて公平に比較することが難しいのです。

歴史的に見て、一般的には、かぶせるのが普通です。

最近の傾向として、進歩した接着の技術を利用して、出来るだけ自分の歯の質を残すということから、プラスチックを詰めるような治療も徐々にふえてきています。




タイトル 歯を削って被せ物(クラウン) VS あまり削らずにプラスチック(レジン)
質問者 タケさん
地域  
年齢  
性別  
職業  
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
クラウン(差し歯・被せ)その他
お勧めの詰め物・インレー
回答者




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