意外と深かった虫歯(痛みが出るとしたら、どのくらい先?)
相談者:
とらじさん ( : )
投稿日時:2007-07-18 16:30:00

ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-07-18 16:53:00
「痛みが出るとしたら、それはどの位先の話になるのでしょうか?」
不思議なもので、3日、3週間、3ヶ月、3年と言うのが目安です(笑)。
いつ痛くなるかの予想は、それくらいわかりません。
レントゲンは年に1回くらいでよろしいのではないでしょうか?
不思議なもので、3日、3週間、3ヶ月、3年と言うのが目安です(笑)。
いつ痛くなるかの予想は、それくらいわかりません。
レントゲンは年に1回くらいでよろしいのではないでしょうか?


相談者:
とらじさん
返信日時:2007-07-18 22:48:00

ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-07-19 11:47:00
冷たいものがしみていて、ガマンできる範囲であれば問題無いですよ。
徐々に(それこそ最長で3ヶ月程度)症状が無くなるはずです。
逆に、温かいもので痛みを感じるようになると少し厄介ですね。
神経取りの可能性が出てきます。
何はともあれ、次回歯医者さんに行く時には詳細に状態を報告して、担当の先生にしっかり判断してもらうと良いと思います。
また、歯軋り(食いしばり)は治すのが大変です。
しかし、放置しておくのも良くないことですから、治療の区切りが良いところでナイトガードと言うマウスピースを作ってもらい、少しでも歯の負担を減らしてあげた方が良いと思いますよ。
徐々に(それこそ最長で3ヶ月程度)症状が無くなるはずです。
逆に、温かいもので痛みを感じるようになると少し厄介ですね。
神経取りの可能性が出てきます。
何はともあれ、次回歯医者さんに行く時には詳細に状態を報告して、担当の先生にしっかり判断してもらうと良いと思います。
また、歯軋り(食いしばり)は治すのが大変です。
しかし、放置しておくのも良くないことですから、治療の区切りが良いところでナイトガードと言うマウスピースを作ってもらい、少しでも歯の負担を減らしてあげた方が良いと思いますよ。

相談者:
とらじさん
返信日時:2007-07-19 12:24:00
>冷たいものがしみていて、ガマンできる範囲であれば問題無いですよ。
>徐々に(それこそ最長で3ヶ月程度)症状が無くなるはずです。
これには驚きました!!ホントなんですか?
一体どういうメカニズムなんでしょう?(笑)
確かに昨日は結構ハードな治療(?)で麻酔から始まり、被せたり磨いたりでガガガ、キュインキュインというまさに工事現場状態だったので、歯に響いたというか。。。(汗)
治療したのに、まだしばらく浸みるような痛みがあっても大丈夫だなんて、目からウロコでした!
歯ってメンタルにも作用されるし、不思議なんですね。
>徐々に(それこそ最長で3ヶ月程度)症状が無くなるはずです。
これには驚きました!!ホントなんですか?
一体どういうメカニズムなんでしょう?(笑)
確かに昨日は結構ハードな治療(?)で麻酔から始まり、被せたり磨いたりでガガガ、キュインキュインというまさに工事現場状態だったので、歯に響いたというか。。。(汗)
治療したのに、まだしばらく浸みるような痛みがあっても大丈夫だなんて、目からウロコでした!
歯ってメンタルにも作用されるし、不思議なんですね。

ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-07-19 12:48:00
「一体どういうメカニズムなんでしょう?(笑)」
あんまり、理屈をコネコネ書くのは得意じゃないのですが‥。
歯の神経(正確には歯髄ですね)は分化、再生能力が高い組織です。
外部からの刺激を受けると、生体反応として「自分を守ろう」と言う反応が起きます。
歯髄細胞は刺激を受けると象牙質になろうと分化します。
つまり、刺激を受けた部分の歯髄が凹んで象牙質が厚みを増します(これを補綴象牙質と言います)。
当然、歯質が厚くなるので刺激を受けても感じにくくなります。
これが「3ヶ月くらい」の期間でおこるので、そのくらい様子を見てください、と言う根拠です。
歯の硬組織は自然治癒しませんが、歯髄は自然治癒します。
ですから「治療したのに、まだしばらく浸みるような痛みがあっても大丈夫」なのです。
補綴象牙質、二次象牙質で調べてみてはいかがでしょうか?
タカタ先生はこの特性を利用して通常、神経取りになるような治療を時間をかけてゆっくり(3ヶ月スパンで少しづつ)削り、神経を取らずに治療されるようですよ。
僕もこの方法を聞いたときには「目からウロコ」でした。
あんまり、理屈をコネコネ書くのは得意じゃないのですが‥。
歯の神経(正確には歯髄ですね)は分化、再生能力が高い組織です。
外部からの刺激を受けると、生体反応として「自分を守ろう」と言う反応が起きます。
歯髄細胞は刺激を受けると象牙質になろうと分化します。
つまり、刺激を受けた部分の歯髄が凹んで象牙質が厚みを増します(これを補綴象牙質と言います)。
当然、歯質が厚くなるので刺激を受けても感じにくくなります。
これが「3ヶ月くらい」の期間でおこるので、そのくらい様子を見てください、と言う根拠です。
歯の硬組織は自然治癒しませんが、歯髄は自然治癒します。
ですから「治療したのに、まだしばらく浸みるような痛みがあっても大丈夫」なのです。
補綴象牙質、二次象牙質で調べてみてはいかがでしょうか?
タカタ先生はこの特性を利用して通常、神経取りになるような治療を時間をかけてゆっくり(3ヶ月スパンで少しづつ)削り、神経を取らずに治療されるようですよ。
僕もこの方法を聞いたときには「目からウロコ」でした。

相談者:
とらじさん
返信日時:2007-07-19 20:13:00

ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-07-20 08:46:00
そうですね。
削ると言う行為は大なり小なり刺激を与えているわけですから、しばらくは様子を見る必要があります。
僕も学生の頃、病理学の教科書で「補綴象牙質」の存在を知った時には驚きと共に、生体反応の偉大さを感じました。
削ると言う行為は大なり小なり刺激を与えているわけですから、しばらくは様子を見る必要があります。
僕も学生の頃、病理学の教科書で「補綴象牙質」の存在を知った時には驚きと共に、生体反応の偉大さを感じました。



相談者:
とらじさん
返信日時:2007-07-21 08:52:00

タイトル | 意外と深かった虫歯(痛みが出るとしたら、どのくらい先?) |
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質問者 | とらじさん |
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