10年前に根管治療をした歯の根元が、クラウンから見えてきたのですが…
相談者:
ももさん (29歳: )
投稿日時:2007-07-23 16:16:00
こんにちわ。宜しくお願いいたします。
先日、左上6番の治療に歯医者に行った際、10年程前に根管治療をした隣の5番が、歯茎の退化と共に、根元がクラウンから見えてきてしまってるので、再度、はずしてかぶせ直しをする必要があると言われました。
また、レントゲンで見た所、根の更に奥の辺りに小さな黒い影があり、これがばい菌の塊です。と言われました。
これが増えれば膿んで腫れてくるそうです。
これを除去するには、そのばい菌の所までほじって治療するしかない。との事なので、これ以上、進行させない為に、定期的に見て頂いた方がいいのですか。と訊ねましたら、それより、自分でケアしていくように。と言われました。
私は、子供の頃かずっと、虫歯体質で、きちんと磨いていても、虫歯になりますので、進行させない自信がありません。
この場合、毎日の歯磨きだけで、進行を止められるものでしょうか。それとも、クラウンの付け替えの際、根管の再治療をお願いした方がいいのでしょうか?
膿んで腫れてきてからの治療では手遅れにはなりませんか?
それとも、進行しづらい場所なのでしょうか?
このままではこの歯は30年もたないとも言われました。
では、どうしたらよいのか質問しても、明確なご指導を頂けなかったので、不安です。
現在、痛みもないので、私としては、クラウンの付け替えをして、ばい菌の進行を止められれば。と思っています。
どうぞ、宜しくお願い致します。
先日、左上6番の治療に歯医者に行った際、10年程前に根管治療をした隣の5番が、歯茎の退化と共に、根元がクラウンから見えてきてしまってるので、再度、はずしてかぶせ直しをする必要があると言われました。
また、レントゲンで見た所、根の更に奥の辺りに小さな黒い影があり、これがばい菌の塊です。と言われました。
これが増えれば膿んで腫れてくるそうです。
これを除去するには、そのばい菌の所までほじって治療するしかない。との事なので、これ以上、進行させない為に、定期的に見て頂いた方がいいのですか。と訊ねましたら、それより、自分でケアしていくように。と言われました。
私は、子供の頃かずっと、虫歯体質で、きちんと磨いていても、虫歯になりますので、進行させない自信がありません。
この場合、毎日の歯磨きだけで、進行を止められるものでしょうか。それとも、クラウンの付け替えの際、根管の再治療をお願いした方がいいのでしょうか?
膿んで腫れてきてからの治療では手遅れにはなりませんか?
それとも、進行しづらい場所なのでしょうか?
このままではこの歯は30年もたないとも言われました。
では、どうしたらよいのか質問しても、明確なご指導を頂けなかったので、不安です。
現在、痛みもないので、私としては、クラウンの付け替えをして、ばい菌の進行を止められれば。と思っています。
どうぞ、宜しくお願い致します。
回答1
回答日時:2007-07-23 17:34:00
こんにちは。
ちょっと話がよく分かりませんね、どこかで誤解があるのかも知れませんし、私の理解不足かも・・。
多分、今ある問題点は、
1)根元がクラウンから見えてきてしまってる
2)レントゲンで見た所、根の更に奥の辺りに小さな黒い影がある
の2点ですよね?
であれば、
1)
については虫歯がなければ審美性だけの問題ですので、ももさんが見た目を気にしていなければ特にクラウンを被せなおす必要はありません。
2)
についてはちょっと問題があります。
根の奥の黒い影は、おそらく根尖病変のことかと思います。
実際にはばい菌の塊ではなくて、根管の中にあるばい菌に反応して集まった膿の塊(白血球などの死骸)が黒い影となってうつっています。
参考⇒根尖病変
http://www.ha-channel-88.com/jiten/konnsennbyousou.html
ですから、この黒い影(膿)が今あるということは、根管の中にばい菌がたくさんいるということなので、体調が落ちて抵抗力が落ちるなどすれば今後腫れたり痛みが出たりしてくる”可能性”があります。
(※そんなに確率は高くはないのではないかとは言われていますが、正確には分かりません)
・・という3段論法が成立します。
ですがこれを再治療(根管の中の再消毒、根管治療の再治療)しても成功率は高くありません。
因みに膿の部分はほじる必要も消毒する必要もなく、ひたすら根管の中の消毒が必要になります。
参考⇒根管治療
http://www.ha-channel-88.com/musiba/root-treatment.html
・・(おそらく)こんな状態ですので、虫歯がなければクラウンだけを替えたり、歯磨きをいくら頑張っても残念ながら悪化を停めることは出来ませんね。
心配であれば、根管治療の再治療、それも出来るだけ上手そうな先生にしてもらうことが賢明だと思いますよ。
クラウンを審美上の理由などから交換するのでしたら、ついでに根管治療もした方が良いかなと思いますし、もし交換しないのでしたら、定期的(1年に1回ぐらい)にデンタル撮影(小さいフィルムを口の中に入れて撮影する方法)で病変が大きくならないか確認していった方がいいかと思います。
ちょっと話がよく分かりませんね、どこかで誤解があるのかも知れませんし、私の理解不足かも・・。
多分、今ある問題点は、
1)根元がクラウンから見えてきてしまってる
2)レントゲンで見た所、根の更に奥の辺りに小さな黒い影がある
の2点ですよね?
であれば、
1)
については虫歯がなければ審美性だけの問題ですので、ももさんが見た目を気にしていなければ特にクラウンを被せなおす必要はありません。
2)
についてはちょっと問題があります。
根の奥の黒い影は、おそらく根尖病変のことかと思います。
実際にはばい菌の塊ではなくて、根管の中にあるばい菌に反応して集まった膿の塊(白血球などの死骸)が黒い影となってうつっています。
参考⇒根尖病変
http://www.ha-channel-88.com/jiten/konnsennbyousou.html
ですから、この黒い影(膿)が今あるということは、根管の中にばい菌がたくさんいるということなので、体調が落ちて抵抗力が落ちるなどすれば今後腫れたり痛みが出たりしてくる”可能性”があります。
(※そんなに確率は高くはないのではないかとは言われていますが、正確には分かりません)
・・という3段論法が成立します。
ですがこれを再治療(根管の中の再消毒、根管治療の再治療)しても成功率は高くありません。
因みに膿の部分はほじる必要も消毒する必要もなく、ひたすら根管の中の消毒が必要になります。
参考⇒根管治療
http://www.ha-channel-88.com/musiba/root-treatment.html
・・(おそらく)こんな状態ですので、虫歯がなければクラウンだけを替えたり、歯磨きをいくら頑張っても残念ながら悪化を停めることは出来ませんね。
心配であれば、根管治療の再治療、それも出来るだけ上手そうな先生にしてもらうことが賢明だと思いますよ。
クラウンを審美上の理由などから交換するのでしたら、ついでに根管治療もした方が良いかなと思いますし、もし交換しないのでしたら、定期的(1年に1回ぐらい)にデンタル撮影(小さいフィルムを口の中に入れて撮影する方法)で病変が大きくならないか確認していった方がいいかと思います。
相談者からの返信
相談者:
ももさん
返信日時:2007-07-23 18:42:00
タイトル | 10年前に根管治療をした歯の根元が、クラウンから見えてきたのですが… |
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質問者 | ももさん |
地域 | |
年齢 | 29歳 |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
根管治療の失敗・再治療 根管治療に関するトラブル 根管治療その他 クラウン(被せ物)の隙間・適合 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。