寒天アルジネート印象とシリコン印象の差は？
相談者：
NTさん ( ： )
投稿日時：2007-08-03 20:27:00
前歯の差し歯の黄ばみが目立つため、自費診療で先日印象をとりました。
（根は問題が出ていないのでコアも以前のままです）
自費なので印象法がその前の保険で臼歯のインレ−をとったときのものと代わるかと（こちらのサイトで保険と自費では違うと述べられてますが）期待していましたが同じものでした（寒天アルジネートと思います）。
先生に『以前と同じなんですか」と聞いたところ、「違わないといけないの？私の腕信用できない？」と言われました。
後でネット上で調べたところ、シリコンでなくても寒天、アルジネ−トでも正しい操作法で性能は変わらないようなことを国立Ｎ大学のＯ先生が書かれていました。
半金支払い、印象を取った後で、どうにもなりませんが、実際かわらないのでしょうか。歯型は上下とりました。
（根は問題が出ていないのでコアも以前のままです）
自費なので印象法がその前の保険で臼歯のインレ−をとったときのものと代わるかと（こちらのサイトで保険と自費では違うと述べられてますが）期待していましたが同じものでした（寒天アルジネートと思います）。
先生に『以前と同じなんですか」と聞いたところ、「違わないといけないの？私の腕信用できない？」と言われました。
後でネット上で調べたところ、シリコンでなくても寒天、アルジネ−トでも正しい操作法で性能は変わらないようなことを国立Ｎ大学のＯ先生が書かれていました。
半金支払い、印象を取った後で、どうにもなりませんが、実際かわらないのでしょうか。歯型は上下とりました。
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時：2007-08-03 23:51:00
＞アルジネ−トでも正しい操作法で性能は変わらないようなことを国立Ｎ大学のＯ先生が書かれていました
どのレベルでの話しなんでしょうか？
全然違うと思いますが。
私なら、治療費が多少かかってもシリコン・ラバーでかたどりしてくれる歯科医院を選びますが。
ただ、シリコンを用いても削る面などががたついているとシリコンを用いてもあまり材料は生かされません。技工士さんの技術も大きく関与しますが。
私が取引している技工士さんはかたどりのレベルが低いと仕事を請けてくれません。（幸い断られたことはありませんが。）
＞違わないといけないの？
保険外だから使わないといけないということではありませんので、先生が言うこともわかります。
材質がプラスチックからセラミックに変わっただけでも立派な保険外治療ですから。
保険治療以外の材料をちょっとでも使用すればそれは保険外治療になります。
ただ材質を変えただけなのであまり手間はかかっていないはずなので治療費は幾分安いかと思います。
保険外被せ物１つ取っても各歯科医院やりかたはまちまちなので、術前によく聞いておいた方がよかったですね。
どのレベルでの話しなんでしょうか？
全然違うと思いますが。
私なら、治療費が多少かかってもシリコン・ラバーでかたどりしてくれる歯科医院を選びますが。
ただ、シリコンを用いても削る面などががたついているとシリコンを用いてもあまり材料は生かされません。技工士さんの技術も大きく関与しますが。
私が取引している技工士さんはかたどりのレベルが低いと仕事を請けてくれません。（幸い断られたことはありませんが。）
＞違わないといけないの？
保険外だから使わないといけないということではありませんので、先生が言うこともわかります。
材質がプラスチックからセラミックに変わっただけでも立派な保険外治療ですから。
保険治療以外の材料をちょっとでも使用すればそれは保険外治療になります。
ただ材質を変えただけなのであまり手間はかかっていないはずなので治療費は幾分安いかと思います。
保険外被せ物１つ取っても各歯科医院やりかたはまちまちなので、術前によく聞いておいた方がよかったですね。
回答2
回答日時：2007-08-04 00:22:00
こんにちは。
因みに私は自費の場合一応シリコンを使っていますが、必ずしも使う必要はないと思っています。
寒天アルジネートで印象を採ったものとシリコンorラバーで採ったものとで、臨床的に差が出るという報告こそ聞いたことがありません。
コストと手間をかけてやっているぞ、という、歯科医師・技工士の自己満足の世界だと思いますが。（※それが患者さん満足につながる場合もあるとは思います）
かけれる手間はかければかけるほど良いという考え方も理解できますが、同じ結果が得られるのなら出来るだけシンプルな方法を選ぶ。という考え方もまた良しと私は思います。
実際、印象材に何を使用するかよりも、綺麗に削ってあるかどうかの方が、「遥かに」技工精度に影響します。
因みに私は自費の場合一応シリコンを使っていますが、必ずしも使う必要はないと思っています。
寒天アルジネートで印象を採ったものとシリコンorラバーで採ったものとで、臨床的に差が出るという報告こそ聞いたことがありません。
コストと手間をかけてやっているぞ、という、歯科医師・技工士の自己満足の世界だと思いますが。（※それが患者さん満足につながる場合もあるとは思います）
かけれる手間はかければかけるほど良いという考え方も理解できますが、同じ結果が得られるのなら出来るだけシンプルな方法を選ぶ。という考え方もまた良しと私は思います。
実際、印象材に何を使用するかよりも、綺麗に削ってあるかどうかの方が、「遥かに」技工精度に影響します。
相談者からの返信相談者：
NTさん
返信日時：2007-08-04 07:21:00
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時：2007-08-04 09:46:00
僕も自費の治療でもシリコンと寒天アルジネートを使い分けています。
メタルでフィットを求める場合にはやはりシリコンの方が精度は良いと思います。
しかし、ハイブリッドなど、もともとフィットを追及しても仕方が無いもの（？）でレジンコーティングを行ったものは寒天アルジネートで取ります。
（と、言うのも、レジンコーティングをするとレジンの表面（未重合層）とシリコンが反応してキレイに取れないからです）
「削り終えた後、ウンウンと御自身うなずかれ」
あ、僕もうなずきます（笑）。
まあ、自己満足ですね。
それを見ているチッコロは「自分で自分を褒める人はいないよ〜」と苦笑していますが‥。
「外して接着剤を削り落とす程度かと思いましたが、歯を削るんですね。」
僕は二次的な虫歯が無ければあんまり削りませんね。
金属を外して、セメントを超音波スケーラーで剥がし、多少、形を整える程度にします。
使うドリル（バーと言います）も「ファイン」と言う「あんまり削れないモノ」を使います。
ですから、（削れないバーを使っているので）場合によっては時間がかかり、「いっぱい削られた！」と感じてしまうかもしれません。
NTさんの担当の先生も同じように「ファイン」のバーを使っていたとすれば「あんまり削られてない」かもしれませんよ。
メタルでフィットを求める場合にはやはりシリコンの方が精度は良いと思います。
しかし、ハイブリッドなど、もともとフィットを追及しても仕方が無いもの（？）でレジンコーティングを行ったものは寒天アルジネートで取ります。
（と、言うのも、レジンコーティングをするとレジンの表面（未重合層）とシリコンが反応してキレイに取れないからです）
「削り終えた後、ウンウンと御自身うなずかれ」
あ、僕もうなずきます（笑）。
まあ、自己満足ですね。
それを見ているチッコロは「自分で自分を褒める人はいないよ〜」と苦笑していますが‥。
「外して接着剤を削り落とす程度かと思いましたが、歯を削るんですね。」
僕は二次的な虫歯が無ければあんまり削りませんね。
金属を外して、セメントを超音波スケーラーで剥がし、多少、形を整える程度にします。
使うドリル（バーと言います）も「ファイン」と言う「あんまり削れないモノ」を使います。
ですから、（削れないバーを使っているので）場合によっては時間がかかり、「いっぱい削られた！」と感じてしまうかもしれません。
NTさんの担当の先生も同じように「ファイン」のバーを使っていたとすれば「あんまり削られてない」かもしれませんよ。
相談者からの返信相談者：
NTさん
返信日時：2007-08-04 10:10:00
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時：2007-08-14 04:06:00
私も、自費と保険で印象材を使い分けます。
自費治療はシリコンでHIT印象という特殊なとり方をします。
自分自身の臨床的感覚では、ずいぶん違うように思います。
一般的にみた場合はその先生の使い慣れたものがいいと思います。
下手なシリコンより、上手なアルジネートのほうがいいこともあります。
自費治療はシリコンでHIT印象という特殊なとり方をします。
自分自身の臨床的感覚では、ずいぶん違うように思います。
一般的にみた場合はその先生の使い慣れたものがいいと思います。
下手なシリコンより、上手なアルジネートのほうがいいこともあります。
| タイトル | 寒天アルジネート印象とシリコン印象の差は？ |
|---|---|
| 質問者 | NTさん |
| 地域 | |
| 年齢 | |
| 性別 | |
| 職業 | |
| カテゴリ |
補綴関連 材料・機材関連 その他(歯科治療関連) |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
