[写真あり] 上顎6番を抜歯して矯正!?

相談者: こりんさん ( : )
投稿日時:2007-08-11 02:25:00
現在、海外に滞在しております。

現地の日本人向けの歯科(医師は日本人ではありませんが、東京医科歯科大学院卒で、日本語が話せます)で矯正を考えているのですが、この前相談に行ってレントゲンをみたところ、上顎左右6番の状態が良くないということで、このと下顎左右4番の抜歯をしての矯正を勧められました。

6番の状態は、根管治療の形跡が残っていないのに、アンレー歯根部分まで入っているというものでした。

この状態では、のちに歯が割れてしまうなどの問題があるとのことです。
そして、未治療の7番と8番を前にもってくるという説明でした。

上顎前突のため、前歯を後ろにさげたいのですが、そうすると上の4,5番が後ろに下がり、下の歯の6番との噛みあわせになってしまうのではないでしょうか?

私は以前、歯科助手をしていましたので、少しは知識があるのですが、普通は6番同士がかみ合うのではないかと思っています。

もしくは、歯列弓を広めればうまくかみ合わせることができるようになるのでしょうか?

ちなみに下顎も左右とも8番まで生えているので、臼歯の後方移動は無理かと思います。

海外での治療ということなので、少し不安があります。
どうか、先生方の意見をお聞かせ下さい。お願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-08-11 02:50:00
上顎左右6番と下顎左右4番抜歯矯正ですか!?

それはちょっと驚きですね…。
6番はもう抜かないとどうしようもないくらい悪い状態なんでしょうか?

もし6番の状態が悪く抜歯が必要だとしても、例えば6番を抜歯してインプラントにして、上下4番抜歯で矯正をするという方法もあると思うのですが…。

僕的にはこの方法のほうが、7番、8番を前に持ってくるよりは簡単で確実だと思います。

…う〜ん、というよりも、例えば7番、8番を前に持ってきて、上の7番を下の6番と噛み合わせたとしますよね?

そうすると5番より前方は通常の噛み合わせになりますから、下の4番だけ左右抜歯したら、どう考えても噛み合いませんよね?

しかも、上顎前突前歯を下げたいのであればむしろ上顎のの本数を減らす必要がありますから、下の4番だけ抜歯して一体どういった噛み合わせになるのか…?

もちろん、担当の先生にも何かお考えがあってそのような治療法を提示されているのだと思いますが、治療に際しては事前にこりんさんが納得出来るまで十分な説明を受けて、慎重に慎重に決められたほうが良いと思いますよ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-08-11 03:02:00
追加です。

それとも、もしかしたらこりんさんは元々6番のかみ合わせが?級気味なのでしょうか?

※?級:通常よりも、上の歯列が下の列に対して前方にある状態。


?級気味だとしたら、すでに上の7番と下の6番が噛み合いかけている可能性もありますから、7番、8番を前方に移動させる量は少なくて済みます。

また、それなら6番を抜歯したスペースがかなり余りますから、その分上顎の歯列(5番より前方)を後ろに引けば、上顎もいくらか下げられると思います。

ただ、やはり上下の歯の本数は変わってきますし、かなりマニアックな矯正法だと思いますから、事前に担当の先生に十分説明をしてもらってくださいね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-08-11 12:56:00
当院では他院の矯正専門医と提携して治療を行っていますが、状況によっては上顎6番の抜歯ケースも現実にあります。

たいていは上顎78のロス(前方移動)と前歯小臼歯のリトラクション(後方移動)で7→6、8→7の代用とします。

ただし、最終的な調整では矯正用インプラントを使用した修正が入りますので田尾先生がおっしゃられているようにテクニックを要する治療法になります。

矯正担当医の技術で結果はかなり違うと言わざるをえません。
事前にしっかりと相談されてからの治療をおすすめいたします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こりんさん
返信日時:2007-08-13 01:11:00
二人の先生方、御返事ありがとうございました。
やはり少しおかしいですよね。

6番は、今のところ何の問題もないので普通に使っています。

ですが、オルソを見たところ歯髄の頭の部分はなくなっているのに歯根部の神経は残っているようで、根充をしたあとが写っていませんでした。

先生は、こんな治療の仕方は見た事がない、あとで割れたり問題が起きるかもしれないからこのを抜きたいと言っていました。

私としては、6番を残して矯正したあとに、問題が起きて抜歯してインプラントをしなければならなくなるくらいなら、今のうちに抜いておいて7,8番を代用できるならそのほうがいいんじゃないかと思いましたが、反面本当にそこまで6番が悪い歯なんだろうかという疑問もあります。

この6番の歯は、生活歯髄切断をしたのでしょうか?
治療をしたのは15年位前です。

それから、左上6番が原因で(少し高かった)顎関節症になってしまったので、抜いてしまえば良くなるんじゃないかという希望もありました。でも、矯正をして正しい噛み合わせになれば良くなるのかな、とも思ったり。。。

ちなみに現在の6番の噛み合わせは、?級ではありません。上の6番は下の6番に対して、半分後ろで噛み合っています。

なのでこのやり方ではどう考えても、上顎前突は治らないし、もし前歯を後ろにさげたとしても上の4,5番と下の6番の噛み合わせになってしまいますよね。

荒木先生のおっしゃるケースがまさにこのケースだと思うのですが、担当医の説明には矯正用インプラントを使うという説明はありませんでした。

これを使用しなくてもできるものなのでしょうか?
この場合の噛み合わせはやはり上5番と下6番になるのですか?

2日後に6番抜歯をする予定でしたが、やはりもう1度きちんと説明を聞こうと思います。

できればまた今回の件に関しても、御返事いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2007-08-13 08:36:00
こりんさんは知識がありそうなので少し深めに書いてみます。

上下第一大臼歯が?級の咬合状態でなおかつ上顎前突であるということは上下顎前突の可能性もあります。

また、骨格的な問題があり、本来はオペケース(顎の骨の手術が必要な状態)の可能性も否定できません。

矯正治療というのは患者さんからすれば「歯並びを治したい」という主訴が多いのですが、我々歯科医師から見ると並びだけ治したら機能に問題が出る場合も多々あります。

それを解決するためには手術が必要なのですが、患者さんに手術の同意が得られない事もあります。

そうすると「出来るところまで・・・」となる事もあるでしょう。

また、失活歯(神経のない歯)を矯正移動すると生活歯(神経のある歯)に比べて根の吸収やそれに付随するトラブルは出やすい傾向にあります。

おそらくこりんさんの担当歯科医師はそれを心配しているのではないでしょうか?

矯正用インプラントについてですが、利点はロスがゼロ(固定源の移動を考慮しなくてもOK)という事ですので、78→67の代用とする場合に必ず必要というわけではありません。

ただ、6番抜歯ケースについてはロスを考慮すると困難な場合も多々ありますので、こりんさんが矯正用インプラントを用いなくても治療可能なのかもしれませんねということしかお答え出来ません。

自分は矯正専門医ではありませんので最終的な診断と治療方法の決定は担当歯科医師とよく相談の上、お考えになるのが一番かと思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2007-08-14 03:34:00
あ、こりんさんかなりお詳しいみたいですね^^;
歯科助手さんということなので、ちょっと遠慮して書いていましたが…。


歯髄の頭の部分はなくなっているのに歯根部の神経は残っている

ぱっと生活歯髄切断が思い浮かびましたが、6番の根完成は9〜10歳くらいなので、15年前(こりんさんが15歳くらいの時)に行ったとすると、確かに珍しいですね。

でも、やってダメな治療法ではないですし、それで痛みも出ずに今まで15年も来ているのであれば特に問題無いと思いますよ。(歯髄は最高の根管充填剤です)

6番にはレントゲンや歯周検査などで、何か怪しい所見が見られるのでしょうか?

もし何も所見が見られず、以前に生活歯髄切断をしているという理由だけで6番抜歯矯正が提案されているのでしたら、これはもう超慎重になって考えられたほうが良いと思います。

6番が残せるのであれば、それに越したことはありません。
(そうすれば矯正もごく普通ですし)


アンレーが歯根部分まで入っている

というのは、ポストクラウンみたいになっているということでしょうか?
(現在の日本ではまずありえない治療法だと思いますが…)

もしこれが問題であれば、根管治療専門医などの手にかかれば取れないことは無いと思いますし、外せればそれで普通にクラウンにできそうな気がしますけど、どうなんでしょう?


矯正用インプラントを使うという説明はありませんでした

78→67の代用の場合に矯正用インプラントを使わないというのは、かなり無理があると思います…。

もしかして臼歯関係が?級で、矯正用インプラントも使うのであれば可能かな〜と思っていましたが、臼歯関係が?級で矯正用インプラントも使わないとなると、僕の中では絶対不可能です。

それとも何か特殊な装置を使うのか…。


全て実際に拝見しているのではなく文面からの想像ですが、こりんさんくらいの知識があればかなり参考にはなると思いますので、治療を開始する前によ〜く検討されてくださいね。

臼歯関係が?級でしかも上顎前突だということは、荒木先生もおっしゃられている「骨格性の不正咬合」の可能性もありますから、そのあたりの診断・外科矯正の適否なども含めて、少なくとも、一度はセカンドオピニオンに行かれたほうが良いのではないか?というのが僕の個人的な意見です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こりんさん
返信日時:2007-08-15 00:12:00
親身になって相談に乗って頂き本当にありがとうございます。

先生方の意見を聞いて、この方法で行うということは、かなりの技術を必要とするということがわかりました。

担当の医師の説明には、外科的な事や特殊な装置を使うということは一切ありませんでしたし、骨格のことも何も気にしていませんでした。

矯正をすれば額関節症が良くなるか、という私の質問にも、”それは学会でも分かっていないことなので、私にも分からない”という返事だったので、何か外科的なことをしようとしているとも思えません。

6番を抜歯したいのは、荒木先生のおっしゃるような骨の吸収を気にしているのかもしれませんね。

先生の提携している矯正医は6番抜歯、78の移動プラス小臼歯の後方移動の経験があるようですが、結果はどのようなものだったのでしょうか?

上顎小臼歯と下顎大臼歯噛み合わせは、問題ないのですか?
そして術後のその患者さんの状態は良好なのでしょうか?

もう一度きちんと説明を聞きに行くつもりですが、かなりリスクを伴いそうなので、今のところ6番を残して通常の4番抜歯でという方向でいこうかなと考えています。

先生の腕を見極めるのは、かなり難しいです。

ただ、気になっているのが若い先生なので(35歳位かな)それだけの経験があるのだろうか、というところです。

逆に考えると難しい症例をやってみたいという好奇心的なものだったりするのかなとも?!

失敗すればとんでもないことになりそうですね。
一生使う大事なですし、慎重に考えたいと思います。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2007-08-15 17:44:00
えっと、一応文章しか拝見していないわけですので、もし矯正をするのであれば他の歯科医院セカンドオピニオンは求められてみて下さいね。

特に6番がどのような状況なのかについてがポイントになるかと思います。

当サイトにご相談されたのも何かの縁だと思いますので、少しでもこりんさんが納得のできる治療法を選択するお手伝いができれば幸いです。

それと、矯正と顎関節症の関連性についてですが、僕が部分矯正を教わった矯正専門医の先生(渡辺徹也先生ともお知り合い)は、もともと矯正で顎関節症を治したいと思ってアメリカの大学院に留学されていたそうですが、結局矯正で顎関節症は治せないという結論に達したそうです。(僕もそう思います)

まぁ、本当に歯医者さんによって技術も考え方も様々ですので、こりんさんが信頼できそうな歯医者さんを頑張って探してみてくださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こりんさん
返信日時:2007-08-16 01:56:00
それから、他にも別の相談があるのですが。。。
いろいろ勝手な質問ばかりしてすみません。

今回の6番抜歯にそれほど関係がないと思いまして、詳しく記述しなかったのですが、実は左下5番を2年前に抜髄していまして、現在コア+セラミッククラウンが入っています。

噛むのには問題ないのですが、たたくとひびきます。

一方、手前の4番は隣接面にCR(小さい)がしてあります。
両方のともレントゲンでは根も歯根膜のほうもきれいでした。

先生は、5番を残しても問題ないとおっしゃいましたが、もし嫌なら4番を残してもいいということだったので、私的には、神経のない歯を残すよりも生活歯を残したほうが良いと思いますので、5番抜歯にしたいと思うのですが、その場合、右側の抜歯は4番5番どちらになるのですか?

5番は両隣接面を含む咬合面すべて覆われているインレーが入っていますが有髄歯で、4番は近心頬側CR(小さい)してあります(有髄歯)。

両方とも根はきれいです。
先生ならどちらの歯を残しますか?

そして、5番抜歯にした場合は、やはり矯正期間が半年位延びるのでしょうか?

何度もいろんな質問をして手間をかけて申し訳ないです。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2007-08-16 17:15:00
それなら5番抜歯のほうが良いと思いますよ。
せっかく矯正をしたのに、

5番の根尖病変根管再治療⇒抜歯

なんて、悲しすぎますから…。

4番ではなく5番を抜歯した場合、後ろに引くが1本(左右で2本)増えるわけですから、確かにその分治療期間は延びてしまいますが、半年治療期間が延びる程度で健康な4番を抜かずに済むなら、そっちのほうが良いと思います。

もし5番を残して後々問題が出てきたら、矯正の治療期間が半年延びる程度では済まないと思いますし…。

一応説明をする時には半年程度治療期間が延びるという説明をすると思いますが、実際にはそこまでは延びないことも多いです。
ただ、治療期間は歯の状態や矯正方法によっても大きく変わってきますから、一概に何ヶ月か?というのはちょっと分かりません。

ちなみに一番早いのは、圧倒的にインプラント矯正です。

矯正で一番問題になるのは「動いて欲しくない歯まで動いてしまうこと」なのですが、インプラント矯正ではその心配が大幅に解消されます。

あと以前にも書きましたが、こりんさんはもしかしたら「骨格性の不正咬合」で外科矯正が必要なケースの可能性もありますので、一応そのことも念頭に置かれておいて下さいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こりんさん
返信日時:2007-08-17 01:12:00
御返事ありがとうございます。

ということは、反対側の右下も5番抜歯のほうが良いということでしょうか?

以前に何箇所か矯正相談に行った時に、先生によっては右下4、左下5の抜歯と言われたり、他のところでは右下5、左下も5と言われたり。。。

先生によって考え方が違うのはわかりますが、実際残すべき状態のはどちらのほうになるのでしょうか?
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2007-08-17 01:23:00
それはどちらでも構わないと思いますよ。
担当の先生が慣れた方法で良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こりんさん
返信日時:2007-08-20 00:58:00
今日、再度カウンセリングに行ってきました。

やはり下の6番の真ん中の凹んでいる部分に上の5番をもってくるという考えでした。

6番の抜歯理由は、の残っている部分が少ないので根の治療はできない、もし何かあった場合は抜くしかなくなるくらい良くない状態だからと言っていました。

仮にこの方法でやったとしても、実際このかみ合わせは本当に問題ないのでしょうか?

上顎はすべての歯が移動することになりますよね。

ちょっと高かっただけでも、顎に異常が現れたのにこんなに移動させてびったり合うことって本当に難しいと思うのですが。

しかも5番と6番でしっかり噛む事ができるものなのですか?

矯正用インプラントをするのか尋ねたところ、半年位経っても動かなければ使うかもしれないが、今のところはそのつもりはない、さらに骨格についても今のところ問題ないと言っていました。

下顎についても、左下5番抜歯の希望は通りませんでした。

根もきれいに根充してあるしクラウンもきれいなので自然歯と同じだと考えているので、左右4番抜歯にするということでした。

5番抜歯にするのならやらないとも言いました。

私の考えでは、田尾先生がおっしゃったように抜髄していない歯を残すべきだと思うのですが。

その担当医は、もしわたしの治療方法が嫌ならばレントゲンと模型は渡すので、他の先生に診てもらっても構わないとも。。。

6番に関しては本当にそれほど悪いのか?という疑問が大きいです。

実際に使っていて何の問題もないのですから、残せるものなら残したいなと思います。

下顎についてもなぜ?という感じです。

もっと信頼できる医師を探したほうが良いように思いました。
先生はどう思われますか?
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2007-08-20 01:24:00
6番の状況については実際に拝見させていただいていないのでなんとも言えないのですが、生活歯失活歯のどちらを残すかで失活を残す選択というのは少し気になります。

もちろん治療として患者さんの希望をすべて聞き入れる事は難しいのも現実ですから自分の考えと担当矯正歯科医師の考えが合う先生を捜すのも手かと思います。

また、上顎6番の状況を見て抜歯の選択、下顎は失活歯を残す選択をしている事から上顎6番の状態が思っている以上に悪い可能性もあります。

上顎6番の状態については他の一般歯科医に意見を求めるのも手かと考えます。

以前書かせていただいた提携矯正医で行った6番抜歯の患者さんはウチのスタッフだったりするのですが、その方はすでに退職しているので現状は不明です。

退職時には特段問題なかったかと思います。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2007-08-20 02:08:00
そうですか…。

まぁ、歯医者さんによって考え方・治療方針は本当に様々ですから、やっぱり他の矯正専門の先生にも診てもらったほうが良いかもしれませんね。

僕が変な入れ知恵?をしてしまったせいもあるかと思いますが、少なくとも不信感を持った状態で治療を開始するのは、こりんさんにとっても担当の先生にとっても好ましくないと思います。

もし本当になにか理由があって、今の担当の先生がおっしゃられている治療法が一番良さそうだとしても、できればその理由を他の先生から聞けたほうがこりんさん自身も納得できると思いますし、矯正は一度始めると後戻りできませんから、あせらずじっくりと考えてみて下さいね。

あと、5番と6番でしっかり噛むこと自体は可能だと思いますが、僕的には7、8番を6、7番の位置に持っていくということがまず無理なような気がしています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こりんさん
返信日時:2007-08-21 20:54:00
本日、他院での矯正相談をしてきました。
結果からいうと1件目の先生とほとんど同じ意見でした。

6番については、エンドの先生に診てもらってはいないのですがその先生曰く、

”1件目のエンドの先生がそういうならそれは治療不可なのでしょう。おそらく神経はもう無くなっていて根先病巣があるはず。残して矯正しても病むことになるだろうし、どっちにしろ将来いつかは病んで抜くことになるでしょう。”

という事でした。
なので矯正するならもうこの手しかないということになりますね。

しかし、このように詳しく説明していただけたのでなぜそうなるのか、ということが納得できてよかったと思っています。

それから、下顎4番抜歯でなくてはいけない理由も、上顎が難しい治療になるので、下顎5番抜歯にすると両顎共難しくなり、動いてはいけないまでもが動いてしまう可能性があるからということでした。

あとはもう私自身の決断次第、リスクを背負って、また時間をかけてでもきれいにしたいか、それともいっそう矯正なんか止めてしまうか、ということになりますね。。。

6番をデンタル撮ってしっかり調べ直すという方法もありますが、おそらくだめっぽいですね。

なんでこんな中途半端な治療をしたのでしょうか、、、
悔しい気持ちです。
回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2007-08-22 11:30:00
あれ、なんだか非常にあいまいな意見ですね…。

>おそらく神経はもう無くなっていて根先病巣があるはず

って、レントゲンを撮って検査はしなかったのですか?

そんなに予後が悪そうななら、レントゲンではっきりと病巣が写るはずですが…。

根尖病巣・根尖病変

検査もせずに、前の先生がそう言っていたのならそうなんでしょうって、それじゃセカンドオピニオンになっていないような気が…。

6番抜歯⇒7,8番を6、7番に移動という比較的珍しい矯正法を2件続けて提示されたというのは、かなり不思議な感じがします。

それにもし6番が抜歯しかないとしても、6番インプラントという手もありますし(というか、こっちのほうがたぶん一般的だと思うのですが…)、下顎5番抜歯もインプラント矯正を併用すれば全然可能だと思うのですが、そのようなお話も全くされなかったようですし…。

もうこりんさんが納得できるというのであれば現在の矯正法で矯正を進められても良いとは思いますが、もしまだ不信感が残っているのでしたら、「矯正・インプラント・インプラント矯正」の3つの治療法を施術可能な歯科医院に、前医の診察結果は告げずに、セカンドオピニオンを求められたほうが良いかもしれません。

いずれにしても、ちょっと残念なセカンドオピニオンでしたね…。

僕としてはいくつかの治療法が提示されて、検査もして、その結果あなたの場合はこうこうだからこの方法のほうがこういうメリットがある…みたいな感じのセカンドオピニオンを期待していたのですが…。

(僕が期待するというのもおかしな話ですが、本来セカンドオピニオンとはそういうものだと思っています)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こりんさん
返信日時:2007-08-22 17:19:00
そうか、そうですね。
他に違う方法はないのか?という質問をすべきでしたね。

やっぱりそうなのか、という落胆の気持ちが大きくてそのまま納得してしまっていました。頭悪かったです。。。

6番についても部分デンタルを撮って、もっとしっかり調べてもらうことにします。それによっては、普通の矯正で済むかもしれないですしね。

相談に乗って頂き、本当にありがとうございます。
回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2007-08-22 17:39:00
いや、初セカンドオピニオンですからしょうがないと思いますよ(^^;)

次にセカンドオピニオンを求める際には、質問のポイントを整理しておくと良いと思います。

今回のこりんさんの場合は、

・上6番の状態について
・6番抜歯⇒7,8番を6、7番に移動のメリット、デメリット
・6番抜インプラントのメリット、デメリット
・下5番抜歯について
外科矯正の適用について

といった感じになるかと思います。

せっかくいろいろと悩んだのですから、少しでも納得して治療開始できると良いですね^^

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こりんさん
返信日時:2007-08-25 00:00:00
直接、エンドの先生に話を伺ってきました。

その話によると、治療の仕方が正しくないのでどうしても残したいのなら根管治療をする必要がある。

できないこともないが、残っているの部分が少ないのでもしかしたら割れてしまうこともあるかもしれない。

矯正の先生はどちらかというとすぐ抜きたがるが、私の考えでは残せるのなら残してあげたいが、ただ治療費が高いので抜くほうが簡単。

という事でした。

確かにこちらでは保険がないので、上顎大臼歯の治療費が日本円で10〜20万(難易度、クラウンの種類による)にもなってしまいます。

もし、矯正をするとすれば

1、上6|6 根治 通常の矯正
2、上6|6 抜歯 難矯正
3、上6|6 抜歯+インプラント 通常の矯正

でしょうか。

後日、もう1件違う先生にも話を聞きにいくつもりです。
6番をこのまま使えれば1番良いのですが。。。

ちなみにデンタルを見たところ、根尖病巣はみられませんでしたが、医師曰く、普通黒くレントゲンで写るのは病んでからなので今は見えないということでした。

オルソをカメラで撮ったものですが、添付いたしますので診て頂けますか?

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2007-08-25 07:19:00
写真ありがとうございます。
ただ、これだけボケてしまっているとほとんど何も分からないです…。

6番については担当の先生の言動からしても、やはり何かしらの問題はあるみたいですね。

でも今まで15年も使ってきてレントゲンに病巣も写っていないわけですから、今のままでもそれなりに持ちそうな気はしますが…。

気になるのは、送っていただいたレントゲンでうっすらと6番に太いメタルコアが入っているように見えることです。

おそらく「残っているの部分が少ない」=「歯が割れる恐れがある」というのは、このメタルコアの状態をみて判断されているのかな?と思います。

となると、今のところ「根尖病巣感染infection)」は無いということですから、もし根管治療をする場合の目的は、

・歯に負担の大きいメタルコアを除去
・負担の少ないレジンコア or ファイバーコアに交換

ということになりそうですね。

これは日本でもほとんどの場合保険外になると思いますので、10〜20万程度かかってくると思います。

>私の考えでは残せるのなら残してあげたいが、ただ治療費が高いので抜くほうが簡単

という先生の気持ちも分かりますね。
こうなってくると、最終的にはこりんさんの価値観次第だと思います。

下に僕なりの治療選択肢と、それぞれのメリット・デメリットを簡潔にまとめておきますので、よろしかったら参考にされてみてください。


1、上6|6 根治 通常の矯正

・治療費が高い。
・根治を行っても6番を残せない可能性もある。
・成功すれば一番良さそう。
・もし失敗しても、後からインプラントにすることは可能。


2、上6|6 抜歯 難矯正

・矯正のテクニック、術後の噛み合わせの面で不安。


3、上6|6 抜歯+インプラント 通常の矯正

・矯正は上手くいきやすい。
・上の6番のインプラントの15年成功率は約80%。
(現在のこりんさんの30歳という年齢を考えると、自分の歯を残せたほうが理想)


4.矯正をしない

・6番は一番長持ちしそう。
・お金もかからない。
歯並びは良くならない。


4の「矯正をしない」というのは矯正を希望されているこりんさんにとっては除外したほうが良いかもしれませんが、一応書いておきました。

もし金銭的に許されるのであれば、僕なら1の方法を選ぶと思います。
(もし6番がダメになったとしても、その後3の方法に移行できるので)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こりんさん
返信日時:2007-08-28 19:21:00
私としては、このまま6番を抜髄しないで残して矯正したいのですが、、、

根尖病巣がなくても矯正によって病むことがあるものなのですか?

デーモンシステムでの矯正を考えているのですが、加わる力は10mgととても小さいものらしいですが。

ちなみに先生が実際にこのような患者が現れて、矯正を希望していたら抜髄を勧めますか?
回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2007-08-30 14:47:00
僕だったらそれぞれのメリット・デメリットについて説明した上で、患者さんに納得してもらえるのであればたぶん1の方法を勧めると思います。

僕がなにより気になっているのは、やっぱり6番が15年も前に治療しているにも関わらず、現在特に自覚症状が無く、レントゲンでも異常が見られないということです。

なにか問題があれば半年〜1年もすればレントゲン上でも変化が出てきますし、4年経ってなにも問題がなければ、そのの治療は成功していると考えています。

ですので、これからレントゲン上で黒い影が見えてくる可能性というのは、相当低いと思いますよ。

確かに完全に健康な歯に比べればリスクは高いと思いますけど、わざわざ抜歯する必要まであるのかな?という点が一番引っかかっています。

でも、僕は実際に拝見しているわけではないので、正確に診断するためにもセカンドオピニオンが必要ではないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こりんさん
返信日時:2007-08-30 18:34:00
先生、もう1つ問題が起きてしまいました。

これは矯正とは関係ないのですが、今年の5月に右下1番が病んで歯医者に行ったところ、根尖に病巣があり黒くなっていました。

即、抜髄をして1ヵ月後くらいに治療は終了したのですが、この間の矯正の件でオルソを持ち帰って良く見たところ、その根充剤が根元まで入っていないのが判明しました。3ミリくらいです。

なので、1週間前にエンドの先生に話を聞いた時に、このことを話して根充終了時の局部デンタルで確認したところ、やはりきちんと入っていなかったので、その先生が代わりに無料でやり直ししてあげると言ってくれました。

そして今日、再治療の日だったのですが朝受付から電話連絡があり、今痛みや違和感がないのならこのまま放っておいて、3ヶ月後にもう一度レントゲンを撮りにきて下さい。痛みが出なければ問題ないので。ということでした。

そんなんでいいものなのですか?

あとで痛みがでるのが嫌だから、前もって治療し治ししたいのに、病んでからでは歯にとっても良くないのではないでしょうか?

それから、6番についてはもう一度違うところに見てもらいに行くつもりです。

わたしもそれほど問題があるようにも思えませんので、できるならこのまま手をつけない状態で残したいです。

そして普通の矯正ができたらいいなと思っています。

例えば、昔した治療が生活歯髄切断だったとしたら、このまま残して4番抜歯で矯正したら問題ありますか?
回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2007-08-30 20:36:00
>今痛みや違和感がないのならこのまま放っておいて、3ヶ月後にもう一度レントゲンを撮りにきて下さい

このほうがすぐに再治療をするより正しいと思いますよ。
理由については、下記の相談をじっくり読んでみて下さい。

⇒参考:これは、いわゆる「根管治療で失敗したケース」でしょうか?


6番については、

・15年間も問題が無かったんだから、今後問題が出るとは考えにくい
・でも、矯正で動かすことによって問題が出てくる可能性はある

くらいのことしか分かりませんが、矯正をするのであれば6番に負荷がかかることは避けられませんので、こりんさんが矯正をしたいというのであれば、そのようなリスクが出てきてしまうのは仕方がないと思います。

ですので、最悪6番抜歯インプラントも覚悟した上で、何も問題が出なければラッキーといった感じで考えられるのであれば、普通の矯正にチャレンジしても良いのではないかな〜と僕は思いますが…。

他の方法を選べば、結局6番は抜くことになるわけですしね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こりんさん
返信日時:2007-09-11 23:23:00
お久しぶりです。
本日、再び他院でセカンドオピニオンに行ってきました。

そこにもエンドの先生がちょうどいたのでレントゲンをみて打診などをして診てもらった結果、このまま矯正しても大丈夫ということでした。

なので、上は4番、下は5番抜歯の通常矯正をすることになります。

下の5番についても先生のほうから5番と指定され希望どうりで、矯正についての説明もきちんとよくしてくれて信頼できそうな感じでした。

ただ6番については、どっちかの先生が間違ってるわけでもなく両方のケースがあり得るということを頭に入れておくべきですよね。

何も起こらないことを願って、希望どうりのこの方法で治療に進もうと思っています。

いろいろ相談に乗って頂きほんとうにありがとうございました。
また何かあったら報告します。
回答 回答16
  • 回答者
回答日時:2007-09-13 00:04:00
いろいろと大変でしたけど、どうやら信頼できそうな先生が見つかったようで良かったですね。

矯正中の虫歯予防には特に気を付けて下さいね。
またぜひ、ご報告お願いします。




タイトル [写真あり] 上顎6番を抜歯して矯正!?
質問者 こりんさん
地域  
年齢  
性別  
職業  
カテゴリ 矯正で抜いた・抜く予定
抜歯:6番(第一大臼歯)
歯列矯正の治療法
歯列矯正(矯正歯科)その他
その他(写真あり)
海外その他
上顎前突(出っ歯)
歯並びが悪い
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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