パーフォレーションが起こった歯の根の治療について
相談者:
pakupito2000さん ( : )
投稿日時:2007-08-12 23:37:00
お世話になります。
長い経過の中でいくつが疑問点が残っているため、次の治療に踏み切れません。
アドバイスいただければと思います。
非常に長い文になることをご容赦ください。
平成15年左上第二大臼歯が虫歯となり(疼痛が出るまで虫歯に気づかず)病院にいくと根の治療が必要とされ、2ヶ月くらいで冠をかぶせています(第3大臼歯は存在しています)。
根は3本とも神経を抜いて治療しています。
治療中3本の根のうち一本を治療していて穴が開いたようで(パフォッたといっていました)、セメダインのようなもの(?)で一生懸命ふさごうとしていました。
一回ではうまくいかなかったようですし、最終的にふさげたかわかりません。
この件についての説明はありませんでした。
治療直後から歯と歯茎に違和感、噛みこんだ時の痛みがあり終了後1ヶ月くらい経過しても残っていたため診察を受けましたが、様子を見てくださいとだけ言われました。
3ヶ月くらいのうちに何もしていないときにも違和感と痛みを感じるようになり診察を受けましたがやはり様子を見てくださいといわれました。
1年くらいそのまま見ていましたが改善なく、また時に歯茎がはれる感じも出てきたため一年後に同じ病院にいきましたが以前の担当の先生はいなくなっており、別の先生の診察を受けました。
その際根の周囲に骨の吸収像があり感染が持続していると判断されましたが、同じ治療をしてもまた同じ結果になる可能性があること、必ずしも治療が必要な状態ではないことを説明されました。
その説明を受け3年ほど様子を見ていましたが、症状は同じでした。
3年たちもう一度同じ病院へ行くとまた前回の先生はいなくなっており、新しい先生に診察を受けたところ、根の周囲に骨の吸収像があり感染が持続していること、ほうっておいていいものではないことを説明されました。以前とは逆です。
治療を開始しましたが、1ヶ月で転勤となり手紙をもらって転勤先の別の病院で治療を開始しました。
転勤後の治療先ではまず最初に抜歯が妥当、Trisectionという方法もあると言われました(前の病院ではその話は出ていませんでした)。
今回の治療は仕事柄時間もなかなか取れないため、3から4週間に一回洗浄した後「カルシペックス」や「カルシウム」を充填して蓋をする治療法となっています。
治療間隔は2〜3ヶ月おいても大丈夫といわれています。
現在3ヶ月で6回治療を行っていますが、歯茎に軽い腫れがあります。
違和感と圧痛はありますがあまり自覚しません。
現在知りたいことは
1.
最初の治療終了後痛みがあった時点で(1ヵ月後、3ヵ月後)治療再開する方がよかったのか。
2.
初回の治療で穴が開いたことが治る可能性が低下した可能性があるのか。
3.
1年後感染が持続していたのにさらに3年間治療をしなかった治療の遅れのため抜歯の必要性が高まった可能性があるのか。
4.
今の治療法は、1週間に1回通うような方法に比べて直り可能性は同等なのか(がんばって通えば直る可能性が高まるのであればやってみたいと思っています)。
5.
1〜3のため、もう抜歯がやむをえないとしてTrisectionという方法で歯を残してもすぐまただめになり全抜歯になるのか(平均どのくらい持つのか)
です。
ひとつでも意見をいただければ次の治療選択に進める気がします。
(今通っている病院の先生に4と5について質問したところ怒り出してきちんと話しを聞いてもらえませんでした。)
長い経過の中でいくつが疑問点が残っているため、次の治療に踏み切れません。
アドバイスいただければと思います。
非常に長い文になることをご容赦ください。
平成15年左上第二大臼歯が虫歯となり(疼痛が出るまで虫歯に気づかず)病院にいくと根の治療が必要とされ、2ヶ月くらいで冠をかぶせています(第3大臼歯は存在しています)。
根は3本とも神経を抜いて治療しています。
治療中3本の根のうち一本を治療していて穴が開いたようで(パフォッたといっていました)、セメダインのようなもの(?)で一生懸命ふさごうとしていました。
一回ではうまくいかなかったようですし、最終的にふさげたかわかりません。
この件についての説明はありませんでした。
治療直後から歯と歯茎に違和感、噛みこんだ時の痛みがあり終了後1ヶ月くらい経過しても残っていたため診察を受けましたが、様子を見てくださいとだけ言われました。
3ヶ月くらいのうちに何もしていないときにも違和感と痛みを感じるようになり診察を受けましたがやはり様子を見てくださいといわれました。
1年くらいそのまま見ていましたが改善なく、また時に歯茎がはれる感じも出てきたため一年後に同じ病院にいきましたが以前の担当の先生はいなくなっており、別の先生の診察を受けました。
その際根の周囲に骨の吸収像があり感染が持続していると判断されましたが、同じ治療をしてもまた同じ結果になる可能性があること、必ずしも治療が必要な状態ではないことを説明されました。
その説明を受け3年ほど様子を見ていましたが、症状は同じでした。
3年たちもう一度同じ病院へ行くとまた前回の先生はいなくなっており、新しい先生に診察を受けたところ、根の周囲に骨の吸収像があり感染が持続していること、ほうっておいていいものではないことを説明されました。以前とは逆です。
治療を開始しましたが、1ヶ月で転勤となり手紙をもらって転勤先の別の病院で治療を開始しました。
転勤後の治療先ではまず最初に抜歯が妥当、Trisectionという方法もあると言われました(前の病院ではその話は出ていませんでした)。
今回の治療は仕事柄時間もなかなか取れないため、3から4週間に一回洗浄した後「カルシペックス」や「カルシウム」を充填して蓋をする治療法となっています。
治療間隔は2〜3ヶ月おいても大丈夫といわれています。
現在3ヶ月で6回治療を行っていますが、歯茎に軽い腫れがあります。
違和感と圧痛はありますがあまり自覚しません。
現在知りたいことは
1.
最初の治療終了後痛みがあった時点で(1ヵ月後、3ヵ月後)治療再開する方がよかったのか。
2.
初回の治療で穴が開いたことが治る可能性が低下した可能性があるのか。
3.
1年後感染が持続していたのにさらに3年間治療をしなかった治療の遅れのため抜歯の必要性が高まった可能性があるのか。
4.
今の治療法は、1週間に1回通うような方法に比べて直り可能性は同等なのか(がんばって通えば直る可能性が高まるのであればやってみたいと思っています)。
5.
1〜3のため、もう抜歯がやむをえないとしてTrisectionという方法で歯を残してもすぐまただめになり全抜歯になるのか(平均どのくらい持つのか)
です。
ひとつでも意見をいただければ次の治療選択に進める気がします。
(今通っている病院の先生に4と5について質問したところ怒り出してきちんと話しを聞いてもらえませんでした。)
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-08-13 09:01:00
正確な診断を求めるのであれば、歯内療法の専門医に診てもらうことをお奨めします。
マイクロスコープがあるのであれば、なお良いでしょう。
話の流れからすると「パーフォレーションが原因である」と考えられます。
そうすると
1.
早いほうが良かったと思いますが、パーフォレーションを治療する薬(Pro ROOT MTA)の厚生省の認可が下りたのが今年の4月ですから、それ以前のパーフォレーション治療には使えませんでした。
(無許可であれば個人輸入で行っている歯科医はいましたが、極少数でしょう)
2、3.
もちろん、パーフォレーションが原因であれば治癒はしません。
むしろ、「即抜歯」になる場合が多いです。
4.
今の治療法でも完全には治らないでしょう。
炎症の拡大を食い止めるにはアリかもしれませんが‥。
5.
トライセクションが可能であればチャレンジされてはいかがでしょうか?
ただ、予後に関しての正確なデータは無いと思いますが、少なくとも5年くらいは時間稼ぎができるはずです。
もちろん、もっと長く残る事も期待できます。
と、言う事で、マイクロスコープを持った歯内療法の専門医に診てもらいましょう。
マイクロスコープがあるのであれば、なお良いでしょう。
話の流れからすると「パーフォレーションが原因である」と考えられます。
そうすると
1.
早いほうが良かったと思いますが、パーフォレーションを治療する薬(Pro ROOT MTA)の厚生省の認可が下りたのが今年の4月ですから、それ以前のパーフォレーション治療には使えませんでした。
(無許可であれば個人輸入で行っている歯科医はいましたが、極少数でしょう)
2、3.
もちろん、パーフォレーションが原因であれば治癒はしません。
むしろ、「即抜歯」になる場合が多いです。
4.
今の治療法でも完全には治らないでしょう。
炎症の拡大を食い止めるにはアリかもしれませんが‥。
5.
トライセクションが可能であればチャレンジされてはいかがでしょうか?
ただ、予後に関しての正確なデータは無いと思いますが、少なくとも5年くらいは時間稼ぎができるはずです。
もちろん、もっと長く残る事も期待できます。
と、言う事で、マイクロスコープを持った歯内療法の専門医に診てもらいましょう。
相談者からの返信
相談者:
pakupito2000さん
返信日時:2007-08-13 23:15:00
タイヨウ先生、ありがとうございました。
何らかの侵襲的治療はやむをえないようですね。
今かかっている先生は、穴が開いたことは知っていますが、私には
「初回治療が成功しなかったのはおそらく私の根の中で神経が通る穴が二つに分かれているためだろう」
と説明しました。
前の医師をかばっているのか本当にそう思っているのかわかりませんが、今回の先生のご返事を見ると今かかっている先生を信用しにくいですね。
近くにマイクロスコープを持った専門医がいるか調べてみます。
ありがとうございました。
何らかの侵襲的治療はやむをえないようですね。
今かかっている先生は、穴が開いたことは知っていますが、私には
「初回治療が成功しなかったのはおそらく私の根の中で神経が通る穴が二つに分かれているためだろう」
と説明しました。
前の医師をかばっているのか本当にそう思っているのかわかりませんが、今回の先生のご返事を見ると今かかっている先生を信用しにくいですね。
近くにマイクロスコープを持った専門医がいるか調べてみます。
ありがとうございました。
タイトル | パーフォレーションが起こった歯の根の治療について |
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質問者 | pakupito2000さん |
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カテゴリ |
根管治療の治療法 根の穴・穿孔(パーフォレーション) 根の穴・穿孔(パーホレーション) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。