メタルコアによる歯茎の変色と、ジルコニアクラウンについて
相談者:
ひまわりさん ( : )
投稿日時:2007-09-12 08:36:00
こんにちは。
クラウンの土台、歯茎の変色、ジルコニアについてお尋ねします。
今回前歯(1番)のクラウンを作り直すことになりました。
今はメタルボンドのクラウンに、メタルコアが入っています。
今回ジルコニアのクラウンにするつもりなのですが、メタルコアをそのままにしておくべきか、ファイバーコアに替えるか迷っています。
歯科でコアを替えるのはあまりよくないと言われました。
実際クラウンをはずしてから判断すると言われましたが、歯茎が黒いのが気になるのです。
歯茎とクラウンの境目の黒い線はメタルボンドを外すことで消える?と思うのですが、歯茎事態が黒いのはどう解決すれば良いのか教えてください。
1:
歯茎の黒味はメタルコアの影響でしょうか。
以前は黒味に気付かなかったので、コアが透けて見えているわけではないと思うのです。
サイトに書かれてある「メタルが錆びて溶け出してきた」ことによる変色なのでしょうか。
2:
このままメタルコアを放置すれば、将来どんどん黒くなっていくのでしょうか。
3:
コアの変更は危険を伴うとのことですが、抜歯などよくあることなのですか。
具体的に他にはどのような危険を伴うのでしょうか。
4:
最後にジルコニアについてですが、強度の持続性がまだ良くわかっていないそうですが、審美性なども含めて、オールセラミックと比較して、どちらが1番の歯にふさわしいのでしょうか。
歯科の予約が明後日になりますので、急な質問になり大変申し訳ありません。
よろしくお願いします。
クラウンの土台、歯茎の変色、ジルコニアについてお尋ねします。
今回前歯(1番)のクラウンを作り直すことになりました。
今はメタルボンドのクラウンに、メタルコアが入っています。
今回ジルコニアのクラウンにするつもりなのですが、メタルコアをそのままにしておくべきか、ファイバーコアに替えるか迷っています。
歯科でコアを替えるのはあまりよくないと言われました。
実際クラウンをはずしてから判断すると言われましたが、歯茎が黒いのが気になるのです。
歯茎とクラウンの境目の黒い線はメタルボンドを外すことで消える?と思うのですが、歯茎事態が黒いのはどう解決すれば良いのか教えてください。
1:
歯茎の黒味はメタルコアの影響でしょうか。
以前は黒味に気付かなかったので、コアが透けて見えているわけではないと思うのです。
サイトに書かれてある「メタルが錆びて溶け出してきた」ことによる変色なのでしょうか。
2:
このままメタルコアを放置すれば、将来どんどん黒くなっていくのでしょうか。
3:
コアの変更は危険を伴うとのことですが、抜歯などよくあることなのですか。
具体的に他にはどのような危険を伴うのでしょうか。
4:
最後にジルコニアについてですが、強度の持続性がまだ良くわかっていないそうですが、審美性なども含めて、オールセラミックと比較して、どちらが1番の歯にふさわしいのでしょうか。
歯科の予約が明後日になりますので、急な質問になり大変申し訳ありません。
よろしくお願いします。
回答1
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2007-09-12 10:00:00
1:
メタルの影響のときもありますし、着色によるものもあります。
タバコを吸う人の場合は著しく黒くなります。
メタルのイオンが流出することによる歯肉の変色の場合は上皮下結合組織移植手術を用いて歯茎を分厚くして透けなくします。
着色の場合にはフェノールやレーザーで着色除去をすれば基に戻ります
2:
コアが金パラジウム銀合金などの粗悪な金属の場合にはありえますが、白金加金などの貴金属の場合にはドンドン悪化 という可能性は低いです。
3:
根尖にそれほど問題が出ていない場合は取り替えないことも大いにあります。
取り外したことで細菌感染を招くことがあるためです。
また、コアの除去時には歯も削ったり ダメージを受けて折れる可能性があります。
4:
メタルコアを残したままでクラウンをやり直す場合は オールポーセレンだと中のメタルが透けてしまいます。
メタルボンドやジルコニアなど 内部が透けにくい素材が良いですね。
コアをやり直してファイバーコアにする場合には オールポーセレンにしても大丈夫です。
強度に関しては 3年ほどで最初の半分程度の強度に落ちます。
しかし、これはポーセレンも同じことでありますのであまり気にすることはありません。
ただ、ジルコニアは精度が低いため精密補綴を考えるとイマイチです。
・メタルコアをそのままで行くなら
1.審美優先ならジルコニア
2.適合精度優先ならメタルボンド
・コアをはずしてファイバーコアにするなら
1.審美優先ならオールポーセレン(エンプレス2など)
2.強度や適合優先ならメタルボンド
です。
メタルの影響のときもありますし、着色によるものもあります。
タバコを吸う人の場合は著しく黒くなります。
メタルのイオンが流出することによる歯肉の変色の場合は上皮下結合組織移植手術を用いて歯茎を分厚くして透けなくします。
着色の場合にはフェノールやレーザーで着色除去をすれば基に戻ります
2:
コアが金パラジウム銀合金などの粗悪な金属の場合にはありえますが、白金加金などの貴金属の場合にはドンドン悪化 という可能性は低いです。
3:
根尖にそれほど問題が出ていない場合は取り替えないことも大いにあります。
取り外したことで細菌感染を招くことがあるためです。
また、コアの除去時には歯も削ったり ダメージを受けて折れる可能性があります。
4:
メタルコアを残したままでクラウンをやり直す場合は オールポーセレンだと中のメタルが透けてしまいます。
メタルボンドやジルコニアなど 内部が透けにくい素材が良いですね。
コアをやり直してファイバーコアにする場合には オールポーセレンにしても大丈夫です。
強度に関しては 3年ほどで最初の半分程度の強度に落ちます。
しかし、これはポーセレンも同じことでありますのであまり気にすることはありません。
ただ、ジルコニアは精度が低いため精密補綴を考えるとイマイチです。
・メタルコアをそのままで行くなら
1.審美優先ならジルコニア
2.適合精度優先ならメタルボンド
・コアをはずしてファイバーコアにするなら
1.審美優先ならオールポーセレン(エンプレス2など)
2.強度や適合優先ならメタルボンド
です。
相談者からの返信
相談者:
ひまわりさん
返信日時:2007-09-12 18:09:00
タイトル | メタルコアによる歯茎の変色と、ジルコニアクラウンについて |
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質問者 | ひまわりさん |
地域 | |
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性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
メタルコア(金属の土台) 歯の土台に関するトラブル 歯茎(歯ぐき)の変色 審美歯科治療(人工の歯) 審美歯科治療(歯茎) ジルコニアクラウン |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。