根管治療中、「やべっ、唾入っちゃった」と先生が言っていたのですが…

相談者: toshiyaさん ( : )
投稿日時:2007-09-17 07:58:00
他の方の質問(=ラバーダムは理想論!?)を拝見させて頂いたところ、気になることがあるので質問させたください。

1ヶ月ほど前に右下6番の抜髄を行いました。

このサイトの存在もしらなかった上に初めての抜髄で、完全に歯医者の先生に丸投げしてしまいました。

したがって、当然ですがラバーダムはしていただけませんでした。

それだけでも非常に不安を感じるのですが、治療中に「痛いか?痛くないのか?」と問われ、指でサインを送ろうとしたのですが、「声に出してください」と言われたので「少し痛い」と答えました。

その直後「やべっ、唾入っちゃった」と先生が言ってたのですが、これは相当問題があるように感じます。

本当に唾液が入っていたら、この治療は絶対に失敗してしまうのでしょうか?
何かが起こる前にできる対応はないでしょうか? 

加えて、他の質問で危険性が指摘されていた「ストッピング単体」での仮フタをしていたように思います。 


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-09-17 10:16:00
保険治療ですよね?
保険治療では一般的な治療のように感じます。

ラバーダム不使用・仮封がストッピングというのは学術的にはラバーダム使用・仮封がセメントという治療と比較すれば精度は落ちますが、もともと保険治療自体が「最低限の治療」ですのでいたしかたない部分があります。

例えるなら・・・

リンゴ農家がリンゴを作っています。
リンゴは規定で100円で売らなければなりません。
生産費用に最低80円かかります。
売って良い時間も決められています。
さて、生産者は100円のリンゴをどうやって売るでしょう?

普通はたくさん売りますよね?

良いリンゴを売りたいから生産費用を95円かけて少し良い物を作り、その良さをしっかり説明して売る生産者がどれだけいるでしょうか?

200円で売っても良いなら生産費用150円かけてもっと良いリンゴを作り、良さを説明して売る生産者も増えると思いませんか?

toshiya さんが100円のリンゴを買うか、200円のリンゴを買うかは自由ですが、保険治療とはそのようなものです。

どうしても心配であれば専門医で再治療してもらう方法になると思いますが、当然の事ながら自費治療となるでしょう。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-09-17 11:49:00
はじめまして。
確かに気になりますね・・・。

荒木先生のおっしゃる通り、一般的な流れですから、担当の先生にもおそらく悪気はありませんし、みんながみんなそれで再発するとは言えません。

成功率(自覚症状とレントゲンの異常で判断した場合)で言うと、おそらく50%以下にはなるかと思いますが。。

ただそれが費用対効果として許容出来るか出来ないかは個人個人で違うかとは思います。

(※因みに根管治療を専門医などで自費で受けると、その後のの土台・クラウン保険が適用されなくなりますから、その歯1本のために数十万円の治療費が必要になります)

でも選択する権利は患者さん自身にある訳です。

ですからこのサイトでは、「患者さん自身もある程度知識をつけてから・・」と口を酸っぱくして説明させて貰っています。

今回の治療にどうしても不安を感じる様でしたら、早めに他院で受診された方が、消毒自体は比較的成功しやすいとは思いますよ。

細菌のかたまりは時間をかけて熟成され、除去が困難になりますから、おそらく早めの方が理論的には成功しやすいと思います。

もしくは定期的(半年〜1年ごと)にレントゲン撮影をして貰って、根尖病変が出てきたら早めに今度はしっかりとした再治療を受ける様にして下さい。

「やべっ、唾入っちゃった」・・というのは、思ったとしてもせめて口にはしないで欲しいですよね・・。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: toshiyaさん
返信日時:2007-09-17 12:36:00
せめて言わないで欲しかったですよね…ホントに。

ただ、前向きに「嫌な思いはしたけれど、あの時のあの治療のおかげで、他の歯を守れた」と思えるように意識を高めるよう頑張ります。

ありがとうございました!
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-09-17 21:16:00
>本当に唾液が入っていたら、この治療は絶対に失敗してしまうのでしょうか?

そうとは、限りませんよ。


>何かが起こる前にできる対応はないでしょうか?

最終的な薬を入れる前によく消毒してもらってください。

唾液が入ったからと言って、100%病巣が出来る訳ではではありませんから、安心してください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: toshiyaさん
返信日時:2007-09-17 23:25:00
先生方、本当に繰り返しありがとうございます。

でも残念なことに、すでに蓋をしてしまいました。
信頼関係を築けなかったので、かなり不安はあります。

神経を殺した後に、じつは右下5番が痛んでいることが発覚し、6番が無関係であった可能性が否定できなかったため(=セカンドオピニオンの先生の見解)不信感を募らせてしまいました。

ただ、なにもその先生が危害を加えようとしているわけではないと思うので…。
心配しすぎないようにします。

このサイトの他の方の質問に回答されている先生の言葉で気がついたのですが、心配しすぎる「心の病」になっているかも知れません。

今はセカンドオピニオンの先生と何とか神経を残そうと、咬み合わせの調整し、刺激しないようにしながら様子をみています。

また抜髄になってしまいそうで辛いですが、今度こそしっかりとした知識と信頼関係で納得したいと思います。 



タイトル 根管治療中、「やべっ、唾入っちゃった」と先生が言っていたのですが…
質問者 toshiyaさん
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カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の失敗・再治療
根管治療に関するトラブル
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