現在の歯医者さんは、インプラントに断固反対なのですが…

相談者: zuiさん ( : )
投稿日時:2007-09-28 09:24:00
はじめまして。
1ヶ月半前に左上5番を抜歯しました。

もともと抜髄クラウン処置の歯だったのですが、今年5月の妊娠・出産をきっかけに歯茎が痛み出し、出産後の治療中に歯根が割れてしまったのです。そのまま抜歯となりました。

そこで抜歯後の処置としてブリッジインプラントを検討しているのですが、左上4番と6番もかなり昔に治療済みで、インレーとクラウンです。

その場合ならブリッジでいいのではないかと考えていたのですが、私は噛み締めと歯軋りがあり、ブリッジにした場合支えとなる2本の歯に普通異常の圧がかかることが心配です。

6番の歯はだいぶ昔に抜髄もしてありますし、かなりもろくなっているはずなのでなおさらです。

しかしその心配はインプラントを選んだ場合にも、そのインプラント自体に重圧がかかってしまうということがあると思います。

逆にインプラントを選んでしまったら骨に影響が出たり、取り返しのつかないことになるのではないかと心配しています。

5番抜歯後は、右上7番の歯の虫歯治療があったのでそちらを優先し、放置してあります。

現在通っている歯医者保険ラバーダムを使用し、根幹治療も丁寧にやってくれるのですが、かなり偏った考えの先生で、インプラントは絶対的に否定しています。

なのでブリッジを予想して治療していると思います。

ブリッジとインプラント、両者のメリットとデメリットを、こちらでいろいろ勉強したのですが、どうにも決断できません。

アドバイスをいただけたら幸いです。
選択肢としては…


1:

4番・6番も治療済みの歯なのでまとめていつか欠損すると覚悟し、消耗品と割り切って保険のブリッジにする。

4番の銀が見えてしまうのは我慢。


2:

いつか3本まとめて欠損する覚悟はもちつつ、少しでも審美性を確保するため保険外のブリッジにする。
(しかし歯軋りに絶えうるのか心配)


3:

インプラントで欠損歯だけを補う。

(これも、歯軋りに耐えうるのか心配。また、欠損の理由が歯根の破折なので、そこにインプラントするということは圧が過度になり、骨に影響が出てくるのではないかと心配。妊娠・出産などで免疫が下がった時に、感染歯周炎が起きそう。また、将来的にどんどん費用がかさみそう。)


年齢的にもまだ先を長く考えたいので、今あまりにお金がかかってしまうのも躊躇してしまいます。

他の歯も抜髄しているものが多く、また子供ももう一人くらい産みたいので、少なからず欠損していく可能性があると思うからです。

一度インプラントを入れてしまったら、一生インプラントを入れ続けるようなことになるのでしょうか。

全て保険治療は出来なくなってしまうのでしょうか。

また、私は頚椎にヘルニアがあるのですが(現在は症状はない)、ひどくなった時にMRI検査に支障が出ると聞いたこともあります。

費用としては、?はともかくとして、?と?ではそれほど違いはないのではないかと思っているのですが、それはあくまで現段階で、将来的にどんどん保険外の処置が必要になったり、予想外の出費があるなら、?でとどめておいたほうがいいのかなという気持ちもあるのです。

両隣が健康歯ならインプラントを選ぶと思うのですが、そうでないため考えてしまいます。

余談ですが、上前歯2本も過去に治療済みですが、今回の抜歯や治療の関係から噛み合わせが狂ったのか、最近違和感を感じるようになっています(かすかにぐらつくような感じ)。

ですので、前歯2本を守るためにも、早く奥歯をしっかりさせなくてはと焦っています。

お忙しいところ大変恐縮ですが、どうか先生方のご意見をよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-09-28 20:10:00
保険ラバーダムを使う先生は非常に珍しいですね!
でも、インプラント断固反対派なんですか…。

1本欠損に対する治療法を考える際、最も怖いのが、

・いつか3本まとめて欠損する

ということです。

ですから、万が一ダメになってもインプラント1本で済み、しかもその後保険のブリッジなり保険外のブリッジなりが可能なインプラントを通常第一選択として考える先生が多いのではないかと思います。

歯ぎしりがあるということで、多少はリスクも大きいと思いますが、そこは噛み合わせの調整で何とかなると思いますが…。

なによりzuiさんはまだ33歳とお若いので、今の時期から保険のブリッジにするよりは、インプラントにしたほうがトータルで考えるとリスクが少ないと思います。

今の先生もかなり良さそうな先生ですが、歯医者さんによってそれぞれ考え方や得意・不得意は変わってきますので、もしzuiさんがやっぱりインプラントにしようかなぁ…と思われるのであれば、インプラントが得意そうな歯科医院に一度セカンドオピニオンに行かれてみるのも良いのではないかと思います。

あとMRI検査についてですが、インプラントなどの金属があると「アーチファクト」といって、画像に邪魔なものが写ってきてしまうのですが、これはインプラントに限らず、ブリッジでもしっかり写ってきてしまいます。

でも、そのせいでMRIが全く撮れないということは無いみたいですよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: zuiさん
返信日時:2007-09-28 22:38:00
田尾先生、お忙しいところお応えいただきましてありがとうございました。
ご意見をいただけただけで、肩がすっと楽になったような気がしました。

やはりインプラントを第一候補にするのが妥当なんですね。

歯軋りによるリスクは、ブリッジもインプラントも、また治療済みの歯にとっても一緒だと思うので、私としてはナイトガードなどの処置もしてみたいのですが、今の先生はマウスピースについても否定的なのです。

(マウスピースでは歯軋りは治らないということで。)

でも朝起きると噛み締めによって肩がこっているような感じがするし、なりより前歯の動揺や他の歯への影響が心配で。。。

どちらにしても、一度インプラントを得意とする先生の意見を仰ぐことも必要かもしれませんね。

ただ私の場合は、今回ブリッジにしても、インプラントにしても、いつか治療し直さなくてはいけないということは前提になるのでしょうか。

そうなると、インプラントが何年後かにダメになったとき、その時はどのような治療になるのですか?再度インプラントの入れ直しでしょうか。

なんだか先のことを考えると怖くて仕方ないです。。。
ですが、まずはインプラントを得意とする先生を探してみたいと思います。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-09-29 00:53:00
インプラントが何年後かにダメになったとき、その時はどのような治療になるのですか?

その時はブリッジに出来ますよ。
保険でも保険外でも可能です。

インプラントの場合は残っている骨の量と質が非常に重要なので、インプラントが得意な歯科医院に行って検査の結果、やっぱりブリッジにしておこう…となる可能性もあります。

一応そのことは、頭の片隅にでも入れておいて下さいね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-09-29 10:08:00
そうですね。
僕も第一選択はインプラントだと思います。

一度、セカンドオピニオンを求められて、再度、考えられてはいかがでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: zuiさん
返信日時:2007-09-29 11:22:00
タイヨウ先生、ありがとうございます。

私自身もインプラントは選択肢に入っているのですが、なにぶん今の先生が大反対で、否定的な情報ばかりをおっしゃるので迷っていました。

なんとなく、“今の時代はインプラント!”みたいな流れがあるだけで、本当は危険で、いつか後悔することになるのかなぁなんて危惧していたんです。

でもこのままブリッジにしても、インプラントへの未練が残りそうですし、一度他の歯医者さんに相談したほうが良さそうですね。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2007-09-29 11:39:00
僕自身、インプラントが入っていますが、不安に思うことは無いですね。

まあ、クラウンの形態を少し修正して食片圧入を減らしたいなぁ〜と思うくらいでしょうか。

むしろ「ブリッジにしていたらもっと大変だろうなぁ」と思うことはありますが‥。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2007-10-14 17:44:23
こんにちは。
私の法人内にも反対派の先生はおられます。

ただ反対派の先生方はご自身でインプラントを勉強された上で反対されている方が少ないように感じます。

同じ法人内で意見の違う先生がいると・・・と思われがちですが、それぞれの利点、欠点を考えた上で最終的には患者様自身がどの先生につくかを決めていけるという点では、非常に良い環境であるとは思います。

話は変わりますが、私は毎週木曜日に往診にも出ているのですが、対象者は介護認定をお持ちの方ですから、もちろんインプラントなんて論外です。

大概の方がDMだったり、何らかの疾患をお持ちですから。

そこで痛感するわけですよ。

健常者には選択肢が多数あるけれど、介護者の多くは義歯以外に選択の余地が無いわけですね。

それでもお粥を毎日すするよりは良いから義歯を希望されている現状です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: zuiさん
返信日時:2007-10-14 17:58:20
長谷川先生、ありがとうございました。

そういった先生方の内部事情などお聞かせいただくと、正直なところホッとしました。

一度治療を始めてしまうと、今の先生のおっしゃることに従うしかないと思ってしまい、ふと疑問を感じた時に、このまま歯を預けてしまっていいのか不安になっていたのです。

今の先生は治療方針にとてもこだわりがあって、おっしゃることには納得でき、根幹治療については丁寧で十分だったのですが、他の部分で少し不安に思うこともあります。

(治療室にあまり清潔感がなく雑然としていたり、他の患者さんとのやり取りがいつも丸聞こえだったり、助手衛生士さんなどはいらっしゃらなくて受付や電話応対まで全て先生1人でされていることや、先生がグローブやマスクをしないことなど。先生はとても自信を持っている方で、丁寧だし腕も良さそうなのですが、かなり頑固で特殊に感じる歯医者さんなのです。)

信頼できる先生を探すことが大事なのですね。

歯を1本失くしたことで気持ちが動揺していましたが、長谷川先生がおっしゃるように、まだ選択肢がある私は恵まれているのですね。

私自身ももう少しインプラントについて勉強し、自分が不安に思っている歯軋りやかみ締めを含め、インプラントを得意とする先生を探してみたいと思います。



タイトル 現在の歯医者さんは、インプラントに断固反対なのですが…
質問者 zuiさん
地域  
年齢  
性別  
職業  
カテゴリ 歯のひび割れ、破折で抜く予定
抜歯:5番(第二小臼歯)
インプラントその他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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