根の中の炎症を抑えるには抗生剤では?なぜ痛み止めを処方されたの?

相談者: 図書さん ( : )
投稿日時:2007-10-03 02:34:00
甘いものを食べると沁みる事があったので、二日前に診察を受けました。

レントゲンで調べて右奥7・6番(でしょうか?写真を送りました違っていたら御免なさい)の間に虫歯が見つかったという事で、治療がはじまりました。

まず、小さな虫歯ということで「神経は抜かない」と説明され、麻酔の後に虫歯の箇所を削ってもらいました。

二日後に銀歯が出来るということで、蓋(ストッピングだと思います、除去にかかる時間が10秒未満でしたから)をしてもらい帰りました。

ところが、麻酔が切れた後に治療箇所が痛みます。
特に上の歯が治療箇所に当たると痛みが走ります。

ゆっくり当たっただけでも痛みが走るのですが、一晩寝れば良くなるかと思いました。

しかし、翌日も痛みは続き、悪化したようで、患部に触らなくても痛みを感じるようになったので、急遽電話して再診となりました。

ドクターは蓋が高く盛りすぎて上の歯に当たっていたせいで炎症が起きたのだろうと言って、蓋を外してシンナーのような揮発性の臭いがある薬(神経を鎮静化させると説明がありました)を患部に染込ませた上でもう一度蓋をしました。

(お送りした写真は二度目の診察後のものです)

ドクターは、

「炎症が治まるかどうかは分らないが、銀歯を被せると快方に向かうかも知れない。もし、治まらないようなら一週間を目途に銀歯を外して神経を抜こう」

と提案しています。

私が、炎症を抑えるために抗炎症剤の処方は必要ないかと聞くとカロナールを処方してくれました・・・

ところで、カロナールって鎮痛剤では?

飲んでみましたが、痛みは引きませんから、以前別の病院で貰ったロキソニンを飲んでみたところ、やや痛みは引きました。

しかし、まだ患部に上の歯が当たれば、鈍い痛みを感じます。
お茶や冷水で沁みる事はありません。

歯茎は麻酔の痕でやや黒く変色しており、ティッシュで押さえると薄く血が着きます。

歯を削る時に麻酔を何度も打ったので、そのせいかと思われます。
そこで、質問ですが。

そもそも、痛みの原因は本当に神経周辺の炎症なのか?
そして、上記のような治療方針で継続して痛みが引くのかという事がまず一つ。

次に、痛みが一週間引かない場合は神経を抜く決断が必要かどうか。

状況説明が分りにくくて申し訳ないですが、先生方に教えていただけると助かります。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-10-03 15:32:00
はじめまして。

>私が、炎症を抑えるために抗炎症剤の処方は必要ないかと聞くとカロナールを処方してくれました

歯の中の今の炎症に対しては抗生剤では意味がありません。
カロナールは鎮痛剤です。私もこうすると思います。


歯茎麻酔の痕でやや黒く変色しており、ティッシュで押さえると薄く血が着きます

これは数日で治りますので心配しないでください。
麻酔を使用すると、頻繁にあることなのであまり気にしないでください。


>痛みの原因は本当に神経周辺の炎症なのか?

だと思います。

私も経験がありますが、虫歯が大きかった歯で、仮の蓋が高い場合このようになります。


>上記のような治療方針で継続して痛みが引くのかという事がまず一つ

ケースbyケースです、抜髄になることも十分考えられます。


>蓋(ストッピングだと思います、除去にかかる時間が10秒未満でしたから)をしてもらい帰りました

インレーアンレーなどにはストッピングは使用しません、フィットシール、ジュラシールなどのレジン系の仮の詰め物です。

すみません、細かいところ指摘して・・・


一つ補足として、これは医療ミスにはならないと思います。

もしかしたら、神経にまですでに細菌感染が起こっており起きた可能性も十分考えられます。

先生は何とかして、大切な神経を残そうと処置したので、良心的な良い先生だと思います。

不信感を持たれてしまっていると思いますが、先生を信じてください。

神経を取らずにすむといいですね。
1つアドバイスです。

これから1週間右側で硬いものは噛まないようにして、食事にも多少気を使って噛み応えのあるものは避けてください。

また少しうずくようなら、頻繁でいいので痛み止めを飲んで体が痛みを記憶しないようにしてください。

私の経験では、この方法で神経が助かったこともあります。
卒後間もない頃の経験ですが、非常に役に立っています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 図書さん
返信日時:2007-10-03 22:01:00
今日の診療でインレーがはまりました。

今朝の段階で痛みは残っていたものの、かなり引いていたので、ドクターも今後は炎症も引くだろうとの意見でした。

夜までの段階で、痛みはまだ残るものの順調に引きつつあります。
経過を観察しようという事なので、しばらくそうしてみようと考えています。


>これは数日でな治りますので心配しないでください。
麻酔を使用すると、頻繁にあることなのであまり気にしないでください。

ええ。そうドクターも言っていました。

・・・で、今日の診療の際に、レーザーを使って患部を焼いてくれました。
これで快方に向かうとのことで、少し安心しています。


虫歯が大きかった歯で、仮の蓋が高い場合このようになります。

なるほど。

確かに、ドクターが蓋を低く作り直してから順調に痛みは弱くなっていますから、それが原因だったんでしょうか。

何れにせよ、今は快方に向かっているようなので良かった。


>一つ補足として、これは医療ミスにはならないと思います。

ああ、それは疑っていません。

昨夜、歯チャンネル88内で色々と読みましたが、考えられるリスクの中での痛みなんだなとは思っていましたから。

その意味でも、このサイトで勉強させてもらって良かったなと痛感しているところです。

受診後、痛みが急に出たので、井野先生の言われるように、不信感は正直少なからず持っていましたが、ドクターの処置後は間違いなく快方に向かっていますから、信じていきたいと思います。

最後に、アドバイス有難うございました。
明日の朝食から気をつけてみます。

お陰さまで心配無く治療を受ける事が出来そうです。
有難うございました。



タイトル 根の中の炎症を抑えるには抗生剤では?なぜ痛み止めを処方されたの?
質問者 図書さん
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カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療その他
痛み止め・鎮痛剤・抗炎症薬
抗生剤(抗生物質)・化膿止め
回答者




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