インレー(金属の詰め物)を入れている歯の鈍い痛みの原因は?
相談者:
ECHANMIさん ( : )
投稿日時:2007-10-11 01:37:00
この前、犬歯誘導について相談させていただいた者です。
一年前にハイブリッドセラミックのインレーを左下6番入れてから同部に時折、ボーっと浮いたような違和感があったり、何とも説明のし難い、鈍くて我慢できる程度の痛みがあったりという症状が続いているのです。
また硬いものを咬むと激しい痛みもあったので、一ヶ月程まえにゴールドのインレーに入れ換えてもらったのです。
(今かかっている歯科とは別のところです。)
すると硬いものを咬むと痛い症状については前のハイブリッドがたわんでいたのか、あるいは接着不良でもあったのかゴールドに換えて以後、お陰で消失しました。
しかし未だに説明のし難い鈍い痛みは一日に少なくとも2回ぐらいは出現するのです。
むしろ前より少し悪化したように思われ30分から1時間ほど持続します。
しかしパノラマ撮影をみるとゴールドインレーは歯髄からも離れていて、クラックや根尖病巣もないのです。
(発見出来てないだけかも知れませんが・・・)
以上のことを今、担当していただいている先生に話したところ咬合の不具合が原因では、ということなのです。
右の犬歯誘導がないために平衡側の早期接触を起こしていて、左の奥が当たっておりそれが原因である可能性があるとの事です。
しかしながら私自身としてはこれまでの経過から、とても咬合の不具合が原因とは思い辛く困惑しています。
なぜってハイブリッドのインレーを入れた後から痛みが起こった訳だし、右の犬歯誘導はもっと前から無かったであろうと思うからです。
しかしながら先生は、
「そう思うだろが咬合が原因と考えるのが今のところ妥当で、納得し辛いだろうがそういうものだ。」
との事です。
補綴物が歯髄から離れていてもいつまでも続く痛み、二次象牙質が出来てきても補えない痛みというのはあると思うのですが・・・。
もう一年間もこの不快感に悩まされたので、非常に残念ではありますが抜髄しないと解決がつかないのでは、と先生に言いましたら神経は未だ処理しない方がいいとのことです。
出来るだけ治療による侵襲をなくすように考えて下さっていて有り難いことですが、右に犬歯誘導を付けたからといって症状がなくなるともなかなか思えないのです。
それに平衡側の早期接触を指摘されはしましたが、右で片噛みしているときに左の奥が当たるときもあれば当たらないときもあって、実際なかなか確実に判定できないのではと素人ながらに考えてしまいます。
また診てもらっているときに先生の思い道理に上手に顎を動かせているとも思えません。
私としては出来るだけ健全歯である右犬歯は触らずにおきたいのです。
一時的に何か犬歯に接着させるとは言ってもやはり少しはエナメル質に傷がついたり接着剤の影響が出たりするでしょうし・・・。
少ないかもしれない可能性にかけて元々関係ないと思ってた歯まで治療が及ぶのもなー。
右の犬歯に盛り足して誘導を付けたけど痛みは変わらない可能性が一番高いと思うんですが、どうでしょうか?
長文になってしまい申し訳ありません。
ご意見、宜しくお願いいたします。
一年前にハイブリッドセラミックのインレーを左下6番入れてから同部に時折、ボーっと浮いたような違和感があったり、何とも説明のし難い、鈍くて我慢できる程度の痛みがあったりという症状が続いているのです。
また硬いものを咬むと激しい痛みもあったので、一ヶ月程まえにゴールドのインレーに入れ換えてもらったのです。
(今かかっている歯科とは別のところです。)
すると硬いものを咬むと痛い症状については前のハイブリッドがたわんでいたのか、あるいは接着不良でもあったのかゴールドに換えて以後、お陰で消失しました。
しかし未だに説明のし難い鈍い痛みは一日に少なくとも2回ぐらいは出現するのです。
むしろ前より少し悪化したように思われ30分から1時間ほど持続します。
しかしパノラマ撮影をみるとゴールドインレーは歯髄からも離れていて、クラックや根尖病巣もないのです。
(発見出来てないだけかも知れませんが・・・)
以上のことを今、担当していただいている先生に話したところ咬合の不具合が原因では、ということなのです。
右の犬歯誘導がないために平衡側の早期接触を起こしていて、左の奥が当たっておりそれが原因である可能性があるとの事です。
しかしながら私自身としてはこれまでの経過から、とても咬合の不具合が原因とは思い辛く困惑しています。
なぜってハイブリッドのインレーを入れた後から痛みが起こった訳だし、右の犬歯誘導はもっと前から無かったであろうと思うからです。
しかしながら先生は、
「そう思うだろが咬合が原因と考えるのが今のところ妥当で、納得し辛いだろうがそういうものだ。」
との事です。
補綴物が歯髄から離れていてもいつまでも続く痛み、二次象牙質が出来てきても補えない痛みというのはあると思うのですが・・・。
もう一年間もこの不快感に悩まされたので、非常に残念ではありますが抜髄しないと解決がつかないのでは、と先生に言いましたら神経は未だ処理しない方がいいとのことです。
出来るだけ治療による侵襲をなくすように考えて下さっていて有り難いことですが、右に犬歯誘導を付けたからといって症状がなくなるともなかなか思えないのです。
それに平衡側の早期接触を指摘されはしましたが、右で片噛みしているときに左の奥が当たるときもあれば当たらないときもあって、実際なかなか確実に判定できないのではと素人ながらに考えてしまいます。
また診てもらっているときに先生の思い道理に上手に顎を動かせているとも思えません。
私としては出来るだけ健全歯である右犬歯は触らずにおきたいのです。
一時的に何か犬歯に接着させるとは言ってもやはり少しはエナメル質に傷がついたり接着剤の影響が出たりするでしょうし・・・。
少ないかもしれない可能性にかけて元々関係ないと思ってた歯まで治療が及ぶのもなー。
右の犬歯に盛り足して誘導を付けたけど痛みは変わらない可能性が一番高いと思うんですが、どうでしょうか?
長文になってしまい申し訳ありません。
ご意見、宜しくお願いいたします。
回答1
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2007-10-11 09:48:00
咬合の問題もあるでしょうが。。。インレーですからねぇ。
クラウンに比べると そんなに大きな悪影響をするとは考えにくいです。
ましてや 途中でゴールドに変えていますから 再び 咬合は変わっていますね。
それでも変わらないということは、
・歯周病
・歯髄壊死
・破折
を疑います。
歯髄から遠いからといってもあくまでレントゲン上の話ですし、歯を削るときの注水冷却が不完全であれば歯髄が死ぬこともあります。
電気歯髄診断を行っても良いのですが、 奥歯ですと神経は2〜4本程度あると考えられますので その全てが死なずに一本でも生き残っていれば異常があることの診断は付きません。
歯周ポケットの状態をよくよく観察し、咬合をもう一度見直し、インレーを除去してセメントなどで仮封をしてみて、それでも異常が続くようなら神経に手を出さざるを得ません。
クラウンに比べると そんなに大きな悪影響をするとは考えにくいです。
ましてや 途中でゴールドに変えていますから 再び 咬合は変わっていますね。
それでも変わらないということは、
・歯周病
・歯髄壊死
・破折
を疑います。
歯髄から遠いからといってもあくまでレントゲン上の話ですし、歯を削るときの注水冷却が不完全であれば歯髄が死ぬこともあります。
電気歯髄診断を行っても良いのですが、 奥歯ですと神経は2〜4本程度あると考えられますので その全てが死なずに一本でも生き残っていれば異常があることの診断は付きません。
歯周ポケットの状態をよくよく観察し、咬合をもう一度見直し、インレーを除去してセメントなどで仮封をしてみて、それでも異常が続くようなら神経に手を出さざるを得ません。
相談者からの返信
相談者:
ECHANMIさん
返信日時:2007-10-11 23:24:00
回答2
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-10-12 01:34:00
ちょうど今、MTAという「歯髄を温存できるような特殊な方法」の話でヒートアップしている所ですが…。
しかし、これはまだ本当に行っている歯科医院はごくごく少数です。
ですので現実的には、根管治療が得意と思われる歯科医院を探して受診されるのが良いのではないかと思います。
根管治療が得意な歯科医院であれば、神経を出来るだけ残そうとしてくれるはずですので。
⇒参考:根管治療の専門医を探すには?
しかし、これはまだ本当に行っている歯科医院はごくごく少数です。
ですので現実的には、根管治療が得意と思われる歯科医院を探して受診されるのが良いのではないかと思います。
根管治療が得意な歯科医院であれば、神経を出来るだけ残そうとしてくれるはずですので。
⇒参考:根管治療の専門医を探すには?
相談者からの返信
相談者:
ECHANMIさん
返信日時:2007-10-12 03:55:00
返信有難うございます。
私は根幹治療について以下のように考えています。
私も本当は根管治療の上手な先生がいるんだったらその先生に治療していただきたいと思います。
でも実際問題、マイクロスコープやラバーダームがあるとしてもその先生が技術的に優れているかどうかは素人には分かりようがないですよね。
また分かったとしても、今診てもらっている先生に根管治療だけよそで受けたい・・・とはなかなか言えないのが普通だと思います。
ましてや私のように咬合治療と根管治療の両方が必要な場合は本当に難しく思います。結局、患者としては一人の先生を信頼してお任せするしかないのが現状だとおもうのですが・・・。
今かかっている歯科は特に根管治療を専門にしているわけでもなく恐らくマイクロもラバーダームも無いと思いますが、ここでお願いするしかないかなーと思いますがどうでしょう。
私と同じ疑問の方は恐らく他にも沢山いらっしゃる事と思いますが敢えて問題提起してみました。
私は根幹治療について以下のように考えています。
私も本当は根管治療の上手な先生がいるんだったらその先生に治療していただきたいと思います。
でも実際問題、マイクロスコープやラバーダームがあるとしてもその先生が技術的に優れているかどうかは素人には分かりようがないですよね。
また分かったとしても、今診てもらっている先生に根管治療だけよそで受けたい・・・とはなかなか言えないのが普通だと思います。
ましてや私のように咬合治療と根管治療の両方が必要な場合は本当に難しく思います。結局、患者としては一人の先生を信頼してお任せするしかないのが現状だとおもうのですが・・・。
今かかっている歯科は特に根管治療を専門にしているわけでもなく恐らくマイクロもラバーダームも無いと思いますが、ここでお願いするしかないかなーと思いますがどうでしょう。
私と同じ疑問の方は恐らく他にも沢山いらっしゃる事と思いますが敢えて問題提起してみました。
回答3
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-10-12 04:17:00
確かにおっしゃられている通りだと思います。
ただ、なぜ僕がマイクロスコープやラバーダムにこだわっているのかというと、時間に追われて数をただひたすらこなす歯科医院では、マイクロスコープやラバーダムはまず使用されていないからです。
良い治療を行うためには、まず「十分な時間」というのが最低限必要になります。
でも、
「時間をかけて治療をしているかどうか?」
というのは正直全く分かりませんし、歯科医院に電話をかけて質問をする際にも、
「時間をかけて治療をしてくれますか?」
という質問の仕方はちょっとまずいと思うので…。
逆に言えば、マイクロスコープやラバーダムを使っているということは治療にかなりこだわりを持っている可能性が高いですし、当然時間もかけてくれると思います。
はっきり言って稼ぎたいだけなら、マイクロスコープやラバーダムなんて全く必要ありませんから、そんなものをわざわざ使っているというだけでも、治療に対する意気込みが感じられると思います。
(マイクロスコープやラバーダムを持っていないから、治療に対する意気込みが無いというわけではありません)
ECHANMIさんのように、咬合治療と根管治療の両方においてハイレベルな治療を望まれる場合には、専門医同士が連携して治療を行うシステム(インターディサプリナリーと言います)を持っている歯科医院が一番良いと思うのですが、これを日本で行っている歯科医院はごく少数です。
>今診てもらっている先生に根管治療だけよそで受けたい・・・とはなかなか言えない
というお気持ちも痛いほど理解できますが、本当に良い治療を受けたいと思うのであれば、これは避けられないことだと思います。
良い治療を受けるためには患者さん自身が勉強することと、勇気を出すこと、歯科医院を探す努力をすることが必要になります。
しかし、これを一から患者さんが行うとなると本当に大変ですから、これらの労力を少しでも減らすシステムを作るというのが、僕の目標なんです。
現在歯チャンネルはおかげさまで、歯科系のサイトの中ではNo.1のアクセス数を誇るまでになりましたが、僕の中ではまだまだ未完成で、現在も複数のプロジェクトを着々と進めています。
(それでこんな時間まで起きているわけですが…)
数年後には、日本人の歯医者に対する考え方を根本から変えてやる!とか、ちょっと危険なことまで考えていますが…^^;
まだ現在ではそういったシステムが無い以上、良い歯科医院を本気で探すには患者さんに相当な覚悟が必要ですし、そこまでするかどうかは、患者さん本人が決めれば良い事だと思っています。
ただ、僕としてはやっぱり少しでも多くの人に良い治療を受けて欲しいので、患者さんが良い歯科医院を見つける手助けが出来るようなシステムをコツコツと作っていきたいと思ってます。
・・・という感じです^^
ただ、なぜ僕がマイクロスコープやラバーダムにこだわっているのかというと、時間に追われて数をただひたすらこなす歯科医院では、マイクロスコープやラバーダムはまず使用されていないからです。
良い治療を行うためには、まず「十分な時間」というのが最低限必要になります。
でも、
「時間をかけて治療をしているかどうか?」
というのは正直全く分かりませんし、歯科医院に電話をかけて質問をする際にも、
「時間をかけて治療をしてくれますか?」
という質問の仕方はちょっとまずいと思うので…。
逆に言えば、マイクロスコープやラバーダムを使っているということは治療にかなりこだわりを持っている可能性が高いですし、当然時間もかけてくれると思います。
はっきり言って稼ぎたいだけなら、マイクロスコープやラバーダムなんて全く必要ありませんから、そんなものをわざわざ使っているというだけでも、治療に対する意気込みが感じられると思います。
(マイクロスコープやラバーダムを持っていないから、治療に対する意気込みが無いというわけではありません)
ECHANMIさんのように、咬合治療と根管治療の両方においてハイレベルな治療を望まれる場合には、専門医同士が連携して治療を行うシステム(インターディサプリナリーと言います)を持っている歯科医院が一番良いと思うのですが、これを日本で行っている歯科医院はごく少数です。
>今診てもらっている先生に根管治療だけよそで受けたい・・・とはなかなか言えない
というお気持ちも痛いほど理解できますが、本当に良い治療を受けたいと思うのであれば、これは避けられないことだと思います。
良い治療を受けるためには患者さん自身が勉強することと、勇気を出すこと、歯科医院を探す努力をすることが必要になります。
しかし、これを一から患者さんが行うとなると本当に大変ですから、これらの労力を少しでも減らすシステムを作るというのが、僕の目標なんです。
現在歯チャンネルはおかげさまで、歯科系のサイトの中ではNo.1のアクセス数を誇るまでになりましたが、僕の中ではまだまだ未完成で、現在も複数のプロジェクトを着々と進めています。
(それでこんな時間まで起きているわけですが…)
数年後には、日本人の歯医者に対する考え方を根本から変えてやる!とか、ちょっと危険なことまで考えていますが…^^;
まだ現在ではそういったシステムが無い以上、良い歯科医院を本気で探すには患者さんに相当な覚悟が必要ですし、そこまでするかどうかは、患者さん本人が決めれば良い事だと思っています。
ただ、僕としてはやっぱり少しでも多くの人に良い治療を受けて欲しいので、患者さんが良い歯科医院を見つける手助けが出来るようなシステムをコツコツと作っていきたいと思ってます。
・・・という感じです^^
回答4
相談者からの返信
相談者:
ECHANMIさん
返信日時:2007-10-13 00:35:00
確かに先生のおっしゃるように、患者が黙っていても完璧でハイレベルな治療を受けられるということはあくまで理想であって現実にはなかなか難しいですよね。
私達患者の側も大切な自分の歯を守るために知識を深め、先生方の診断、御意見を仰ぎつつも、自らも治療についてのそれなりの考えを持ち決断と選択を行っていく事が大切だという考え方には私も深く共感できるところです。
私自身これまで数件の歯医者さんで治療を受けましたが、正直なところ日本はどんな歯医者さんでも安心して治療が受けれるような状態ではないと思いました。
歯科によって技術や専門性に差を感じますし、患者のことを考えて誠実に治療してくださる先生もいれば、経営の方に気が傾いているのか心無い治療をなさる先生もおられたように思います。
また先生によって治療方針も様々なようです。
その全てが正しいとは到底思えないこともありました。
私の経験からの感じでは、とにかくこれだけ世に多くの歯科があっても心から良いと思える歯医者さんを探すのは本当に難しい・・・という感じに正直受け止めています。
先生方を前に失礼な感じになってしまい申し訳ありませんが、ここでは、敢えて正直に書かせていただきました。
私なりの考察ではありますが、私は以下の点に問題を感じています。
*今の日本では保険診療の報酬は歯医者さんの働きに全く見合っていない。
患者さんが良い歯科医療を受けれないとしたらそれは行政の理不尽な医療政策によるところ大である。
(敵は大きく、しかも患者からは見え辛い。)
*確かに歯科医師数は過剰のように見受けます。
将来的に数を削減するのはいいかもしれないが、その分歯科医師一人当たりの報酬等はもっと手厚くなってしかるべきである。
(そのことが患者が余裕を持って受診できることにつながるから。)
*歯科医院の経営が以上の理由から非常に世知辛くなっている今、治療の技術、設備の充実はおろか、患者は良い治療を受けることがますます困難になる。
(ただし患者は知識がない分、自分が受けている治療を詳しくは分かっていない。ある程度分かる人は私みたいに、良い歯医者を探すのは難しい・・・と言い出したりする。)
*この状況を何とかしないと最終的にしっぺ返しを食らうのは国民だ。
ついついエキサイトして、またもや長文になってしまいました。
生意気な事を書いて申し訳ありませんでした。
歯科医院に御世話になっている一患者の意見として聴いていただけたら幸いです。
このような状況にあって先生方のように歯科医療の向上、患者の啓発に熱心に取り組んでおられる姿勢を、私は敬服と感謝の気持ちで見ていますよ。
田尾先生の言葉の如く、先生方が日本の歯科医療に新しい光を注がれることを一患者として切に応援しています。
私達患者の側も大切な自分の歯を守るために知識を深め、先生方の診断、御意見を仰ぎつつも、自らも治療についてのそれなりの考えを持ち決断と選択を行っていく事が大切だという考え方には私も深く共感できるところです。
私自身これまで数件の歯医者さんで治療を受けましたが、正直なところ日本はどんな歯医者さんでも安心して治療が受けれるような状態ではないと思いました。
歯科によって技術や専門性に差を感じますし、患者のことを考えて誠実に治療してくださる先生もいれば、経営の方に気が傾いているのか心無い治療をなさる先生もおられたように思います。
また先生によって治療方針も様々なようです。
その全てが正しいとは到底思えないこともありました。
私の経験からの感じでは、とにかくこれだけ世に多くの歯科があっても心から良いと思える歯医者さんを探すのは本当に難しい・・・という感じに正直受け止めています。
先生方を前に失礼な感じになってしまい申し訳ありませんが、ここでは、敢えて正直に書かせていただきました。
私なりの考察ではありますが、私は以下の点に問題を感じています。
*今の日本では保険診療の報酬は歯医者さんの働きに全く見合っていない。
患者さんが良い歯科医療を受けれないとしたらそれは行政の理不尽な医療政策によるところ大である。
(敵は大きく、しかも患者からは見え辛い。)
*確かに歯科医師数は過剰のように見受けます。
将来的に数を削減するのはいいかもしれないが、その分歯科医師一人当たりの報酬等はもっと手厚くなってしかるべきである。
(そのことが患者が余裕を持って受診できることにつながるから。)
*歯科医院の経営が以上の理由から非常に世知辛くなっている今、治療の技術、設備の充実はおろか、患者は良い治療を受けることがますます困難になる。
(ただし患者は知識がない分、自分が受けている治療を詳しくは分かっていない。ある程度分かる人は私みたいに、良い歯医者を探すのは難しい・・・と言い出したりする。)
*この状況を何とかしないと最終的にしっぺ返しを食らうのは国民だ。
ついついエキサイトして、またもや長文になってしまいました。
生意気な事を書いて申し訳ありませんでした。
歯科医院に御世話になっている一患者の意見として聴いていただけたら幸いです。
このような状況にあって先生方のように歯科医療の向上、患者の啓発に熱心に取り組んでおられる姿勢を、私は敬服と感謝の気持ちで見ていますよ。
田尾先生の言葉の如く、先生方が日本の歯科医療に新しい光を注がれることを一患者として切に応援しています。
回答5
タイトル | インレー(金属の詰め物)を入れている歯の鈍い痛みの原因は? |
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質問者 | ECHANMIさん |
地域 | |
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性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
歯科治療後の歯の痛み 原因不明の歯の痛み ゴールドインレー(金の詰め物) 詰め物、インレー治療後の痛み 詰め物、インレーのトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。