歯の神経が死んでしまったかどうかは、レントゲンで判断できない?

相談者: 大田さん ( : )
投稿日時:2007-10-13 14:54:00
大田と申します。

三ヶ月程前、右上4番の歯が痛み、虫歯ということで治療し、クラウン銀歯)をかぶせました。

その際となり右上5番の虫歯も見つかり、(15年程前に治療済みでクラウンをかぶせてありましたが、中が虫歯になっていたのをとなりを削っていて見つけたようです。)治療しました。

どちらも神経は抜いていません。

治療後直した歯の辺りが冷たいもの、暖かいものがしみるようになりました。

と同時位にいままで気にならなかった右下7番(15年程前に治療しクラウンをかぶせてあります)もしみるようになりました。

そして、口の右側では物を噛むと痛くて、ほとんど使わなくなりました。

それを担当の歯医者さんに言うと(なるべく神経を抜かない方針です)、歯と歯茎の間に白っぽく固まるものを塗ってくれました。

多少痛みは減るものの、やはりしみるし、噛めないし、その詰め物も一ヶ月位で取れ、又被せ直すの繰り返しでした。

右上4番5番のの歯の治療から3ヶ月後位、今度は右上5番と右下7番がズキズキ痛み出しました。

歯医者に行って、レントゲンを撮った所(右上5番のみ)、虫歯ではなく、歯茎の中の炎症という事で痛み止めと抗生物質をもらい、4日間ほどで全部飲みきりました。

その後、ピタッと痛みがなくなり、あんなにしみていた水もしみなくなりました。

歯の痛みがなくなったので、快適なのですが、自己判断なのですが、神経が死んでしまったのではないかと思っています。

神経が死んでいる可能性はありますか?
もしそうだとしたら早く歯医者に行った方がよいですか?

担当の歯医者さんはとても良い方なのですが、いろいろ不信感が出てきてしまい、他の歯医者さんを探したほうがいいでしょうか?

長くなりましたが、よろしくお願いします


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-10-13 20:15:00
神経をなるべく残す方針の先生ですから、長期的な予後は期待出来ますが、今回のように一時的に症状が強くなる事はあり得ます。

私ならさっさと抜髄する先生よりも太田さんの担当医のような神経を残す方針の先生にお願いしたいと思いますので、転院については少し否定的です。

また、しみなくなったのは太田さんがおっしゃるように神経が死んでしまった可能性も否定出来ません。

が、今までの経過が解っている現担当医の処置を継続する方がベターかと思います。

将来的に根の先に病気が出てきたならばその時に処置していただくのも一方法です。

もちろん、定期検診で経過を追う事は大切です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 大田さん
返信日時:2007-10-13 23:16:00
荒木先生、早速のお返事ありがとうございます。

こちらの医院で、以前五歳の子供の奥歯(乳歯)の虫歯を治してもらった時、一ヶ月程で詰め物が取れたので来院したら、奥に大人の歯が生えてきていて、押されて取れたんだろうから様子を見てと言われたのですが、その晩に歯が痛み出し、又次の日病院に行ったら、既に神経が死んでいた。ということがあり、今回自分なので、せっかく見てもらっているのに神経が死ぬ前にわからないものかと、少々不安に思っていたのです。

でも、先生の回答を見て、担当医の先生にピタッと痛みがなくなった旨、相談してみようと思いました。

そこで又質問ですが、

?神経が死んでいるかいないかは、レントゲンでわかるのでしょうか?
それとも被せ物クラウン)をとらないとわからないのでしょうか?
?神経が死んでいない可能性もあるのでしょうか?
?とりあえずすぐに歯科医に行ったほうがいいのでしょうか?

こちらの歯科医で定期健診を受けているのですが、(レントゲンは撮りません)詰め物の中の虫歯はわからないので、症状が出てから来てくださいと言われました。

又、もし神経がしんでいたら、根の治療になると思いますが、こちらの病院では以前子供の根の治療の時、ラバーダムマイクロスコープも使っていないようでした。

(こちらの先生は子供との信頼関係を作ってからは治療には親が入らないので見てないのですが、子供の報告からそうだと思います)

ちなみに治療後は綿を詰めて、取れたら次の治療までそのままでした。

次にゴムのようなものを詰めましたが、本人が痛がったので(ガスが出て?)何度も取りました。

今は治療済みで落ち着いています。

?もし根の治療になったとき、できればラバーダムなどを使う歯科医を探したほうがいいのでしょうか?

(こちらのページでいろいろ勉強しました)

またまた長くなってしまいましたが、よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-10-14 07:18:00
レントゲンはX線の透過性の違いを画像にするものですので、神経は生きていても死んでいても透過性に差がないため、画像診断で判断する事は出来ません。

神経が死んでいない可能性ももちろんありますので、すぐに補綴物を外すよりもしばらく経過を追った方が良いと思います。

現在通院中の歯科医院に現状をお話しておくのは必要と考えますので、歯科医院にご相談いただければと思います。

根管治療が必要になった場合にはラバーダム使用がベターですが、一般的な根管処置で使用される先生はどちらかといえば少数派です。

マイクロスコープの使用についても自費根管治療で使用される先生方がほとんどです。

根管治療が自費治療の場合にはその後の充填・補綴処置についても保険が使えませんので1本の治療に数十万円かかります。

太田さんが費用分の価値を見いだせるなら専門医での治療をおすすめいたしますが、高いと感じるのであれば一般歯科での保険治療となります。

保険治療でラバーダム使用&マイクロ使用の医院はほとんどないでしょうから、どこまで太田さんが妥協できるかにもよります。

現在、日本の歯科医院が7〜8万医院でそのうちマイクロ所有がだいたい1000医院程度、実際にはあるだけで使っていない医院もありますから実働はもう少し少ないでしょうか。

保険治療で使用される先生はそのうち1〜2%程度でしょう。
そのくらいの確率です。

だれもが良い治療を受けたいのは当然ですが、保険治療の限界がある事もご理解ください。

ちなみにここの回答者の先生方のマイクロ保有率は異常に高いですが、みなさん自費治療で使用されています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 大田さん
返信日時:2007-10-14 11:00:00
荒木先生、ご丁寧な回答ありがとうございました。

おかげ様で不安がだいぶ解消しました。
まずは担当の先生に症状を相談してみようと思います。



タイトル 歯の神経が死んでしまったかどうかは、レントゲンで判断できない?
質問者 大田さん
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性別  
職業  
カテゴリ 根管治療その他
レントゲン写真
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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