抜歯後の気腫の発生について、医療ミスの疑いを持っております
相談者:
NSさん ( : )
投稿日時:2007-10-14 17:55:00
「抜歯後の気腫の発生について」
医療ミスの疑いを持っております。
下記、背景を記載します。
【背景】
・1日目
歯医者にて”親知らず”抜歯後すぐに、息がしにくく、
胸が締め付けられる痛みを感じる
ねがいりもうてない状況だったため、夜中に救急車にて救急病院へ行き、
外科医にてレントゲンを実施
・2日目〜7日目
かかりつけの大学病院、呼吸内科及び口腔外科にて診察、
MRと血液検査を実施し、頬〜首〜胸に気腫が発生していると判明し、緊急入院。
4日目には痛みがひける。
・10日目
退院後、大学病院の診断書を持参し、
抜歯を行った歯医者の担当歯科医と面会。
抜歯後の気腫発生について、医療ミスを疑っている旨を話したところ、
下記のような説明を受ける。
↓
「抜歯にて気腫が発生することは、極めて稀なケース。
これまで何千人も抜歯を行ってきたが、初のケース。
抜歯により気腫が発生する可能性があることは知っていたが、
患者の不安をあおることへの配慮・発生の確率が低いことから、
あえて事前に説明はしなかった。
抜歯自体は、他の患者と同じ方法で行っており、
特にミスとは認識していない」
【ご相談】
入院費もかなり高額になっており、
そもそも、気腫ができたとしても、
本当に正当な抜歯をしたと言えるのか
また、正当な抜歯であっても、入院費などの
金額的な負担は持って頂けないのか。。
ご回答、お願いします。
医療ミスの疑いを持っております。
下記、背景を記載します。
【背景】
・1日目
歯医者にて”親知らず”抜歯後すぐに、息がしにくく、
胸が締め付けられる痛みを感じる
ねがいりもうてない状況だったため、夜中に救急車にて救急病院へ行き、
外科医にてレントゲンを実施
・2日目〜7日目
かかりつけの大学病院、呼吸内科及び口腔外科にて診察、
MRと血液検査を実施し、頬〜首〜胸に気腫が発生していると判明し、緊急入院。
4日目には痛みがひける。
・10日目
退院後、大学病院の診断書を持参し、
抜歯を行った歯医者の担当歯科医と面会。
抜歯後の気腫発生について、医療ミスを疑っている旨を話したところ、
下記のような説明を受ける。
↓
「抜歯にて気腫が発生することは、極めて稀なケース。
これまで何千人も抜歯を行ってきたが、初のケース。
抜歯により気腫が発生する可能性があることは知っていたが、
患者の不安をあおることへの配慮・発生の確率が低いことから、
あえて事前に説明はしなかった。
抜歯自体は、他の患者と同じ方法で行っており、
特にミスとは認識していない」
【ご相談】
入院費もかなり高額になっており、
そもそも、気腫ができたとしても、
本当に正当な抜歯をしたと言えるのか
また、正当な抜歯であっても、入院費などの
金額的な負担は持って頂けないのか。。
ご回答、お願いします。
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2007-10-15 00:43:00
NSさん、こんにちは。
この度の件、ご心中お察しします。
さて、今回NSさんのご質問は、
1)医療ミスではないのか?
2)入院等で要した金銭的負担を歯科医師に持ってもらえないか?
3)気腫ができた今回の抜歯は本当に正当な抜歯だといえるのか?
という上記3つに集約されると思います。
このうち1)2)に関しては、大変申し訳ないのですが、ご質問の内容のみで判断をすることはできません。ご了承ください。
医療ミスかどうか、またそれにともなう金銭的責任の追及ができるかどうかは、より詳しい経過及び状況を伺った上での極めて高度な判断が求められる、と考えられます。
残念ながら、本無料歯科相談室では限界と限度があるため、医療ミスかどうか、またそれに基づく対応をご検討されるのであれば、実際に弁護士への法律相談、ということになると思います。
3)に関しては、ご質問の内容をうかがう限りの私見となることをご了承ください。
抜歯に伴う偶発症として気腫が発生することは、NSさんの抜歯を担当した歯科医師が言われているとおり、極めて稀なケースであることは事実だと思います。
加えて、私も抜歯前の患者さんへの説明として、腫れることや痛み、あるいはドライソケットなどのお話は事前に充分していましたが、気腫に関しては事前の説明はしていませんでした。これは多くの歯科医師が同じ方針である、と思います。
問題は、一連の抜歯時において、気腫が発生してもおかしくない手術過程であったかどうか、ということになりますが、これも、1)2)と同じくご質問の内容だけで判断することは困難です。
ただ、これまで抜歯に伴う気腫が報告されているケースを見ても、そのほとんど全てが事前に全く予測不能である症例ばかりであり、今回のNSさんの抜歯でも、おそらくは術医にとっても完全に予測不能であったのでは、と考えられます。
いずれにしても、本歯科相談室でお答えできる内容としては、推測の域を出ないものであり、冒頭でお話した通り、もしNSさんが医療ミスかどうかの追及を実際に行うのであれば、弁護士にご相談されることをお勧めします。
NSさんが、今回の件を最善の形で解決されることを、心より願っております。
この度の件、ご心中お察しします。
さて、今回NSさんのご質問は、
1)医療ミスではないのか?
2)入院等で要した金銭的負担を歯科医師に持ってもらえないか?
3)気腫ができた今回の抜歯は本当に正当な抜歯だといえるのか?
という上記3つに集約されると思います。
このうち1)2)に関しては、大変申し訳ないのですが、ご質問の内容のみで判断をすることはできません。ご了承ください。
医療ミスかどうか、またそれにともなう金銭的責任の追及ができるかどうかは、より詳しい経過及び状況を伺った上での極めて高度な判断が求められる、と考えられます。
残念ながら、本無料歯科相談室では限界と限度があるため、医療ミスかどうか、またそれに基づく対応をご検討されるのであれば、実際に弁護士への法律相談、ということになると思います。
3)に関しては、ご質問の内容をうかがう限りの私見となることをご了承ください。
抜歯に伴う偶発症として気腫が発生することは、NSさんの抜歯を担当した歯科医師が言われているとおり、極めて稀なケースであることは事実だと思います。
加えて、私も抜歯前の患者さんへの説明として、腫れることや痛み、あるいはドライソケットなどのお話は事前に充分していましたが、気腫に関しては事前の説明はしていませんでした。これは多くの歯科医師が同じ方針である、と思います。
問題は、一連の抜歯時において、気腫が発生してもおかしくない手術過程であったかどうか、ということになりますが、これも、1)2)と同じくご質問の内容だけで判断することは困難です。
ただ、これまで抜歯に伴う気腫が報告されているケースを見ても、そのほとんど全てが事前に全く予測不能である症例ばかりであり、今回のNSさんの抜歯でも、おそらくは術医にとっても完全に予測不能であったのでは、と考えられます。
いずれにしても、本歯科相談室でお答えできる内容としては、推測の域を出ないものであり、冒頭でお話した通り、もしNSさんが医療ミスかどうかの追及を実際に行うのであれば、弁護士にご相談されることをお勧めします。
NSさんが、今回の件を最善の形で解決されることを、心より願っております。
タイトル | 抜歯後の気腫の発生について、医療ミスの疑いを持っております |
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質問者 | NSさん |
地域 | |
年齢 | |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 歯が抜けた・抜く予定 その他 歯科/医療ミス 医療ミス、不信感その他 親知らず抜歯後の後遺症・トラブル |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。