小さな虫歯は急いで治療しないで、大きくなってから歯を削っても良い?
相談者:
シマさん ( : )
投稿日時:2007-11-02 00:33:00
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2007-11-02 00:42:00
銀で修復をする場合健康な部分を含めて接着面積を増やさなければなりません。
これを便宜形態と言い仕方がないことだと思います。
一方レジン修復であればこの便宜形態は殆ど関係なく虫歯の場所だけ削って詰めることが可能です。
ただし、プラスチックは強度の面、充填の難易度などから、銀修復が主になる部分もあります。
(特に奥歯は詰めるのが難しいので銀修復が主体です)
>よく「小さな虫歯なら今すぐ治療!と急いで削らなくても、少したって大きくなってからでも結局削る範囲は変わらない」と聞きますがそれは本当でしょうか?
これはかなりちいさなC1(エナメル質に限局する虫歯)のことだと思いますが、C1はしばらく様子見でいいと私は思います。
C2(象牙質に達する虫歯)は確実に削って詰める必要があります。
これを便宜形態と言い仕方がないことだと思います。
一方レジン修復であればこの便宜形態は殆ど関係なく虫歯の場所だけ削って詰めることが可能です。
ただし、プラスチックは強度の面、充填の難易度などから、銀修復が主になる部分もあります。
(特に奥歯は詰めるのが難しいので銀修復が主体です)
>よく「小さな虫歯なら今すぐ治療!と急いで削らなくても、少したって大きくなってからでも結局削る範囲は変わらない」と聞きますがそれは本当でしょうか?
これはかなりちいさなC1(エナメル質に限局する虫歯)のことだと思いますが、C1はしばらく様子見でいいと私は思います。
C2(象牙質に達する虫歯)は確実に削って詰める必要があります。
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2007-11-20 10:47:43
>よく「小さな虫歯なら今すぐ治療!と急いで削らなくても、少したって大きくなってからでも結局削る範囲は変わらない」と聞きますがそれは本当でしょうか?
>これはかなりちいさなC1(エナメル質に限局する虫歯)のことだと思いますが、C1はしばらく様子見でいいと私は思います。
C2(象牙質に達する虫歯)は確実に削って詰める必要があります。
この点は井野先生と意見が違いますので一言。
日本の診断基準でC2といわれる範囲を、隣接面(歯と歯の境)に関しては私たちは象牙質の中央を境に、R3・R4と2段階に分けます。
R4は詰めますが、R3は条件によっては詰めないこともあります。
私の臨床ではR3で何年も進行していないケースがたくさんあります。
>これはかなりちいさなC1(エナメル質に限局する虫歯)のことだと思いますが、C1はしばらく様子見でいいと私は思います。
C2(象牙質に達する虫歯)は確実に削って詰める必要があります。
この点は井野先生と意見が違いますので一言。
日本の診断基準でC2といわれる範囲を、隣接面(歯と歯の境)に関しては私たちは象牙質の中央を境に、R3・R4と2段階に分けます。
R4は詰めますが、R3は条件によっては詰めないこともあります。
私の臨床ではR3で何年も進行していないケースがたくさんあります。
タイトル | 小さな虫歯は急いで治療しないで、大きくなってから歯を削っても良い? |
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質問者 | シマさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | |
性別 | |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 虫歯その他 う蝕関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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