保険適応 銀インレーの、金属と金属が擦れたときのような感じの違和感
相談者:
カオさん (27歳:女性)
投稿日時:2007-11-13 13:53:59
こんにちは。初めて質問させていただきます。
もともと保険適応の銀のインレーが右上5番に入っていたのですが、古かったのかフロスをしていると取れてしまったので1週間ほど前、新しい保険適応の銀のインレーを入れてもらいました。
私は上下左右4番以降全て保険適応の銀のインレーもしくはクラウンが入っています。
今までは特に何も無く過ごしていたのですが、今回のインレーに限ってはどうも違和感があります。
しみるとか痛むとかではなく、金属と金属が擦れたときのような感じで食べているときはあまり感じませんが、何も口に入ってない普段になんとも気になる嫌な感じがします。
これはもう少しすると馴染んでくるんでしょうか?
やり直したほうがいいんでしょうか?
初めての感じなのでどうしたらいいかわからず困っています。
宜しくお願い致します。
もともと保険適応の銀のインレーが右上5番に入っていたのですが、古かったのかフロスをしていると取れてしまったので1週間ほど前、新しい保険適応の銀のインレーを入れてもらいました。
私は上下左右4番以降全て保険適応の銀のインレーもしくはクラウンが入っています。
今までは特に何も無く過ごしていたのですが、今回のインレーに限ってはどうも違和感があります。
しみるとか痛むとかではなく、金属と金属が擦れたときのような感じで食べているときはあまり感じませんが、何も口に入ってない普段になんとも気になる嫌な感じがします。
これはもう少しすると馴染んでくるんでしょうか?
やり直したほうがいいんでしょうか?
初めての感じなのでどうしたらいいかわからず困っています。
宜しくお願い致します。
回答1
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2007-11-13 15:33:34
こんにちは。
その違和感というのは金属製のスプーン等をなめたとき金属っぽい味というか違和感がある時があると思うのですが、そのような感じには似ていますでしょうか?
健保適応・不適応に関わらず同じ種類の金属でもその製造メーカーによって微妙な成分の違いがあると思われます。
例えば今回入れたインレーは当然金属であり、そしてお口の中に分泌される唾液は様々な成分から成された電解液として働くことがあります。
どういうことかと申しますと、小学校あるいは中学校の理科で電気の発生する仕組みとして2種類の金属を果物に刺したり、なんらかの溶液にその金属片を漬けて電気を発生させたりという授業あるいは実験をした覚えはないでしょうか。
もし咬み合う歯に何らかの金属で治療が施してある場合、2種類の金属がそのような条件の中で接触すると「ガルバニー電流」というものが発生し、違和感や咬んだ時の嫌な不快感につながることがあります。
この場合はやはりどちらかの金属を非金属にて修復し直すか、または別の種類の金属(比較的この現象が起こりにくい高カラットの金など)に置き換えるかという事になってくるでしょう。
他に考えられる事として、今回その歯を削った際に虫歯が思っているより深く進行していて、恐らくはその上にお薬を入れて歯髄(神経)を保護しているでしょうが、やはり削った刺激などもあったわけですから一時的に色々な刺激に対して過敏になってしまう場合もあります。
また咬み合わせが自分で高いと感じる程ではないにしろ、その他の歯よりほんの一瞬先に当たって(早期接触といいます)しまっていたり、あるいは真っ直ぐ咬んだ時は問題なくとも少し横咬みするとその他の歯より僅か強く当たる場合もそのような違和感ないし過敏症状が出ます。
もうひとつは、咬みあわせる歯ではなくお隣の歯とのくっつき具合が窮屈であった場合も同じようなことが起こることがあります。
このように様々な原因が考えられますので、まずいきなり外してやり直す前に咬み合せなどをよく審査してもらってからの方がよいと思います。
これといった決め手になる回答でなくてすみません。
これらのことでさらに違和感が続くようでしたら、またご質問下さいませ。
その違和感というのは金属製のスプーン等をなめたとき金属っぽい味というか違和感がある時があると思うのですが、そのような感じには似ていますでしょうか?
健保適応・不適応に関わらず同じ種類の金属でもその製造メーカーによって微妙な成分の違いがあると思われます。
例えば今回入れたインレーは当然金属であり、そしてお口の中に分泌される唾液は様々な成分から成された電解液として働くことがあります。
どういうことかと申しますと、小学校あるいは中学校の理科で電気の発生する仕組みとして2種類の金属を果物に刺したり、なんらかの溶液にその金属片を漬けて電気を発生させたりという授業あるいは実験をした覚えはないでしょうか。
もし咬み合う歯に何らかの金属で治療が施してある場合、2種類の金属がそのような条件の中で接触すると「ガルバニー電流」というものが発生し、違和感や咬んだ時の嫌な不快感につながることがあります。
この場合はやはりどちらかの金属を非金属にて修復し直すか、または別の種類の金属(比較的この現象が起こりにくい高カラットの金など)に置き換えるかという事になってくるでしょう。
他に考えられる事として、今回その歯を削った際に虫歯が思っているより深く進行していて、恐らくはその上にお薬を入れて歯髄(神経)を保護しているでしょうが、やはり削った刺激などもあったわけですから一時的に色々な刺激に対して過敏になってしまう場合もあります。
また咬み合わせが自分で高いと感じる程ではないにしろ、その他の歯よりほんの一瞬先に当たって(早期接触といいます)しまっていたり、あるいは真っ直ぐ咬んだ時は問題なくとも少し横咬みするとその他の歯より僅か強く当たる場合もそのような違和感ないし過敏症状が出ます。
もうひとつは、咬みあわせる歯ではなくお隣の歯とのくっつき具合が窮屈であった場合も同じようなことが起こることがあります。
このように様々な原因が考えられますので、まずいきなり外してやり直す前に咬み合せなどをよく審査してもらってからの方がよいと思います。
これといった決め手になる回答でなくてすみません。
これらのことでさらに違和感が続くようでしたら、またご質問下さいませ。
相談者からの返信
相談者:
カオさん
返信日時:2007-11-13 16:04:24
田中先生、回答ありがとうございます。
>金属製のスプーン等をなめたとき金属っぽい味というか違和感がある時があると思うのですが、そのような感じには似ていますでしょうか?
そうです。似ています。
後、おっしゃるとおり治療後に、隣の歯との間をキツクしてあると説明を受けています。
もう一度咬み合わせなど診てもらってきます。
本当にわかりやすい説明をいただきまして有難うございました。
>金属製のスプーン等をなめたとき金属っぽい味というか違和感がある時があると思うのですが、そのような感じには似ていますでしょうか?
そうです。似ています。
後、おっしゃるとおり治療後に、隣の歯との間をキツクしてあると説明を受けています。
もう一度咬み合わせなど診てもらってきます。
本当にわかりやすい説明をいただきまして有難うございました。
タイトル | 保険適応 銀インレーの、金属と金属が擦れたときのような感じの違和感 |
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質問者 | カオさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
保険のインレー(銀・金属) 詰め物、インレーのトラブル |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。