6、7番抜歯になった場合、6番だけインプラント、7番は無しというのはあり?

相談者: マルガリさん (27歳:女性)
投稿日時:2007-11-13 21:44:04
はじめまして。よろしくお願いします。

私は、虫歯のできやすい体質なのだと思います。
子どもの頃から歯医者へ通いました。

なんとなく通いなんとなく治療をしてもらい
今思えば残念なことなのですが、説明のない歯医者でしたので
自分の状態を把握していませんでした。
とりあえず痛みさえなくなればいいぐらいに、思っていました。

23歳で引越しをしてから
痛みがあり、新しい歯医者へ通いました。

左上6番と左下6番の右上6番のかぶせものをとっての根っこの治療
今までに比べると説明のある歯医者だったので感動して、
すっかり信用して通いました。

右1番の端の虫歯治療詰め物も取れたのでお願いすると
神経の治療に及び、差し歯になりました。(この経緯は私としては「知らない間に!!」そして、すごく色が合わない差し歯です)

記憶では、他の歯も何かしら治療があったようにも思いますが
まずはこの歯らのことです。

信用しきっていた歯医者でしたが
最終的には悲しみでいっぱいの気分です。

口臭を夫に指摘され自分でも痛みがあり駆け込んだら、
左下6番が若年性の歯周病ということで、
妊娠中ということもあって、歯茎の掃除をすることになり通いました。


何回か通ったあと、「折れてる」と!言われました。
そのせいで口臭があったようです。


抜歯され、ブリッジを進められ
昔治療済みだった左下7番のかぶせを外し根っこの治療。
なぜか左下5番の被せは外して確認という治療をせずそのまんまの状態で ブリッジ完成。

完成直後から、違和感がすごく
ブリッジの調整が必要と何度も通わされました。
私としては若年性歯周病といわれ実は折れていた!の歯と
全く同じ違和感と匂いを左下7番から感じて相談をするのに

「折れてるなんてことは、滅多にあることではない」と
半ばうっとおしそうに、そして何故か最後に歯磨き指導なんぞに2000円もとられた上右上6番など他にも治療を頼んだ歯もあったのに

強制治療終了。ほったらかしです。

厄介者として追い払われたとしか思えません。


歯医者を変え、案の定左下7番の根にヒビ。根にカルシウム剤などをいれ治療を試みていただきましたが最終的には、抜歯をしました。

右上6番も被せをとって根の掃除。なかなかキレイになりません。

この歯医者では懇切丁寧な説明と
丁寧な治療をしていただいていたのですが

短期間の通院で引越しで通えなくなり、今は別の歯医者へ行っています。

右上6番が、あまりよくない状態のようです。
左上6番も、右上6番の違和感と同じ感じがします。
かぶせをとってほしいのですが、他にしなければいけないことがありすぎてなかなか治療にまわりません。
歯茎の治療を試してからのほうがいいとのアドバイスです。

左下6.7番は、入れ歯にするために左下5番のかぶせを外すと
歯は必要なだけないようです。それでも、ここは折れるまで、今ままで頑張ってもらいます。

右1番も痛むし
歯茎の腫れの治療をしたら治るのか分かりませんが

本当に自分にベストな治療をしてもらえているのかと
トラウマでしょうが、不安でいっぱいの中

本題、(というか、恥ずかしくて誰にも話せていないので誰かに聞いてほしくて話したいだけなのかな、私★)
左下6.7番を入れ歯でなくインプラントにしようと思います。

咀嚼が偏っているためか
顔のお肉が垂れたようにおもいます
体も疲れやすいように思います。

食べ物を噛めない状態の日が長いです。

入れ歯だと顔のお肉が垂れると聞きました。
インプラントはすごく高いので左下6番だけにして
左下7番は入れ歯にすることは可能でしょうか。
もしくは「無い」状態ではやはり随分と不都合でしょうか。

歯のストレスで(誰にも話せないし歯医者さんにあまり話すと嫌われてしまうように心配です)憂鬱な日が続きます

長々と読んでいただきまして
ありがとうございます。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-11-14 02:00:13
はじめまして。
長いですね・・(苦笑) お気持ちは分かりました。
過去はどうあれ、これから出来ることを頑張りましょう。


さて、実は短かったご相談の内容

インプラントはすごく高いので左下6番だけにして左下7番は入れ歯にすることは可能でしょうか。
>もしくは「無い」状態ではやはり随分と不都合でしょうか。

についてですが、その中から選べる選択肢としては
【6番だけインプラント、7番は「無し」】
です。

インプラントと入れ歯の相性は基本的には悪いですので、特殊な使用法を除いて組み合わせることはしません。


で7番欠損のそのまま放置についてですが、これは賛否両論ありますし、その患者さんによっての慣れるか慣れないかという問題もあります。

私の治療方針としては費用面やブラッシングの難しさからも「7番欠損仕上げ」にすることが多いのですが、マルガリさんにとって都合の良い治療方針を言う医師が良い医師とは限りません。
頑張って2本ともインプラントにした方がいいかも知れませんよ。

まずは人柄や物腰などを参考にして信頼出来そうな先生を見つけ、その先生とよく相談してみて下さい。

たくさん相談をして嫌がる様な歯医者はマルガリさんとは合わないと思います。
聞いてくれる先生を探して下さい。

あ、でも要点はまとめて下さいね・・。

参考⇒説明があまりないので、不信感がいっぱいです・・・

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-11-14 03:15:07
若年性歯周病ですか?
大変ですね…。

でも文面からですと、抜歯になっている歯は結局虫歯が原因のようですね。

歯周病治療に関しても虫歯予防に関しても、また、もし今後インプラントにされることになったとしても、マルガリさん自身の歯磨きというのが非常に重要になると思いますので、そこはしっかりと意識して頑張って下さいね。

⇒参考:歯磨き教室


あと、マルガリさんのようにハイリスクと思われる患者さんの場合には、インプラント前の検査を特にしっかりと行う必要があると思いますので、できればCTがある病院でしっかりと検査をしてもらったほうが良いと思います。

いろいろと大変だと思いますが、なんとかマルガリさんが信頼できる歯医者さんを見つけ、十分にコミュニケーションを取って、納得のいく治療が受けられるようになることを願っています。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-11-14 12:39:19
ご相談ありがとうございます。

お悩みが深いことがよく分かります。

結論から言えば、口の働きが身体へ大きく影響することはだんだん実証され始めています。

奥歯を失うと、首や脊椎がゆがみ、軽いものだと頭痛・肩こり・腰痛などが出たり、手足が冷えたりしびれたり、耳鳴りやめまいがしたり、自律神経の働きが狂って、体調が悪くなって更年期のような症状に悩まされたりすることもあるといわれています。


数年前に東京歯科大学で発表された論文では、歯を失うと耳が遠くなるという結論でした。

どの部分の歯がどういう症状につながるかも書かれています。
奥歯を失うと、高い音が聞こえにくくなります。
前歯を失うと、低い音が聞こえにくくなります。

おばぁさんたちはそういうことってありますよね。
でもご心配なく、正しく治療したら聴力が回復したそうです。


また、奥歯は前歯など他の歯を守って、一生使えるようにする役目もあります。
もし、奥歯を失って放置しておくと全部無くなることも少なくありません。

総入れ歯のおばぁさんて、前歯も含めてそれこそ全部ありませんよね。

多くのおばぁさんは、はじめに奥歯を失ってから、だんだん急坂を下るようにそうなっています。

マルガリさんは前歯の差し歯が不自然なだけで、とても困っていますね。

ところが前歯が将来どんどん失われていくことを想像してみてください、気が狂わんばかりに辛くなります。

これは身体の健康ばかりか、心の健康まで影響してしまうことであり、家庭内まで影響しますし、実際にそういう方は少なくないのです。


また奥歯はいろいろな健康を力強く支えていますが、顔の張りも支えています。

噛めなくなった側の顔半分は力が抜けて下がり、やがて痩せていき、ほお骨が目立つようになったりします。

やがて顔の骨も変形して左右がくの字のように曲がって見えることも少なくありません。

目の開きも弱くなり、元気のない、半病人のように見えることもあります。
健康な側と比べて、年令の印象が全く違って見えることもあります。

お年寄りは、良く噛めって口うるさいですよね。
あれは大昔からの、日本の大切な言い伝えなのです。
言ってるご本人はそのメカニズムのことは全く知らないのですけどね。

前歯で噛んでも健康には役にたたないのです。
奥歯で噛むってとても重要なことなのです。


インプラントを多くの方に治療していますが、実際に治療前と後で、10才も20才も若返って、頬にも張りが出て、目も肌も輝いてきた方も多く見ています。

治療前は生きる気力も尽きてしまいそうな風情の方が、インプラントで力強く噛めるようになると、趣味に仕事に張り切って忙しくしています。

諺にもある、歯を食いしばってがんばる、って奥歯がないとできないんです。
気力だけでは元気を出すにも限界があるんです。

歯、ってだいじな役目があります。

でもご心配なく、そんなことはこれから数十年も後のことです。

また早めの対策でほとんど予防でき、健康的で楽しく、自信も湧き、希望を持って思い切り笑えるような生活を手に入れることもできます。

心身の健康まで広く考えた歯科医療は、究極のアンチエイジング医療でもあるのです。

本当の歯科医院とは楽しく・嬉しいところです。
大丈夫です。


マルガリさんのような場合、解決のためには、インプラントにして根から力を取り戻す方法がベストであると、世界の標準的な考えになっています。

6番と7番と両方ともインプラントが一番です。
しかし、インプラントは最も高額な治療費がかかるのが欠点の一つです。

ですから治療を受けるときには、すぐに問題が出るような治療ではなく、長期的な展望に立って成功する目標で計画を立てることと、20年・30年と長持ちする治療を選んで受けることが大切です。

いきなり治療を始めるのではなく、納得が得られるまでじっくりと何でも相談できる歯科医師を選択しましょう。

何人でも話を聞いてみることが大切です。

何しろ奥歯という、口の中や全身の健康や家庭という、楽しい一生がかかっているビッグプロジェクトなのですから。

しかし、誰にでも予算がありますから無理なく進めるために、場合のよっては1本ずつ入れていく選択もあります。

もちろん、その場合には最後に調和が取れなくてはならないので、やや難しい治療となりますから、長期計画として組み入れて、段階的にステップアップしていけるようにして頂いてください。

  
田尾先生もおっしゃっているとおり、どうやらマルガリさんが歯を失った原因は虫歯をこじらせたからのようです。

これからはもう困らないように、本当の予防を定期的に受けましょう。
本当の予防を受ければ、普通の方なら虫歯などできないものです。
くり返し虫歯になることはおかしいことなのです。

とうぜん歯周病の予防も欠かせませんが、大丈夫です、それも普通であれば予防できます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マルガリさん
返信日時:2007-11-20 00:01:19
アドバイスをありがとうございます。

一人でストレスを溜めずに
このような場での相談したり

治療についていろいろな前例を見ること
治療の種類を知ること

大切だし
そういう知識があって治療にいくのと
無知で悲しい思いをしてしまうのと

違うんだなぁと

今回このサイトや返信いただいた先生方に出会えてよかったです。
またサイトも拝見させていただきます。

どうもありがとうございました。



タイトル 6、7番抜歯になった場合、6番だけインプラント、7番は無しというのはあり?
質問者 マルガリさん
地域 山梨
年齢 27歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:6番(第一大臼歯)
抜歯:7番(第二大臼歯)
抜歯:複数の歯(臼歯部)
インプラント治療法
インプラントその他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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