上2番の根管治療の回数はどれくらいが一般的でしょうか?

相談者: ぽんこさん (30歳:女性)
投稿日時:2007-11-18 02:00:42
虫歯の治療後に痛みが出た上2番について、その後痛みは無くなったものの、電流検査で神経が死んでいるということで根管治療を開始しました。

認定医の先生で、保険ラバーダム使用、マイクロはなし、でした。
1回目の治療は、ラバーダムの説明、装着含め、30〜40分程度でした。


1.4日前に治療しましたが、その日の夜から打診痛で中が痛いです。

時々、脈と一緒に鈍痛があります。
これは時間とともに引いて行くと思っていいでしょうか。


2.次回が2回目の治療ですが、それで問題なければ裏から詰めて終了とのことです。

根管治療はたった2回で終了で問題ないのでしょうか。
他の人の質問を読むと何回も通院しているようですが。

また問題ない=終了、の判断は何によるのでしょうか。
次回は明日(月曜)の予約なので1回目から5日後になります。


3.ラバーダムに隙間があったらしく、治療中、薬が口の中に流れました。

隙間があったということはラバーダムの効果が無かったことになってしまいますか?


4.治療中、ストッピングという言葉が聞こえました。

こちらの掲示板を読むとラバーより仮蓋のほうが重要のようなので、セメントにしてください、とお願いしたほうがいいでしょうか。

水酸化カルシウム、という言葉も聞こえましたが、これは蓋ではなく消毒薬ですよね?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-11-18 14:58:16
はじめまして井野といいます。

>これは時間とともに引いて行くと思っていいでしょうか。

もう少し様子をみてください。


根管治療はたった2回で終了で問題ないのでしょうか。

見ていないのですが、大丈夫だと思いますよ。


>隙間があったということはラバーダムの効果が無かったことになってしまいますか?

大丈夫だと思いますよ。
ラバーはの中に唾液が入らないようにすることが目的ですから。


>こちらの掲示板を読むとラバーより仮蓋のほうが重要のようなので、セメントにしてください

これを患者さんから言われても難しい面もありまが、一度聞いてみるのもいいかもしれません。


水酸化カルシウム、という言葉も聞こえましたが、これは蓋ではなく消毒薬ですよね?

そうです。

保険治療で行う根管治療はただでさえ赤字です、ラバーを張って治療してくれるだけでもかなり意識の高い先生ですから先生を信用してください。

理想を追求すると日本の歯科保険システムは成立しませんのでその点はご理解ください。

また歯チャンネルに書かれている事全てを行っている先生はいませんからあまり鵜呑みにされない方がいいですよ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-11-18 15:03:23
虫歯の治療後に痛みが出たということはある程度虫が大きかったのだと思います。

状況としては抜髄処置とも感染根管処置とも言える状況かと思いますが、処置時に根の先の方もさわりますので処置後の痛みがまったくない場合の方が少ないと思いますので経過が悪いとは言い切れません。

通常は2、3日で落ち着きますが、場合によっては1週間程度かる場合もありますし、それ以上かかる場合もあります。

少しずつでも痛みが少なくなる方向に向かっているのであれば経過を見ても問題ないかと思います。

また、前述しましたように5日経っていれば症状か消える事もありますので担当の先生は「問題なければ裏から詰めて終了」という説明をされたのだと思います。症状が残っていれば再度消毒をして経過を見ていく事になるでしょう。

根の状態によってすぐに詰めた方が良い場合も、じっくり時間をかけて治療した方が良い場合もあります。担当の先生のお話から推察するのであれば虫歯は大きかったが根は神経を取らないといけない状態の中ではまだ良好な方だったのではないかと思います(あくまで推察ですが)

また、上顎2番という事であればラバーダムがかかりにくい部分でもありますので多少の隙間は出来るかもしれません。ただし、部位的にもそこから唾液が中に入る状況は少し考えにくいので効果がなくなるわけではないと考えます。むしろ処置にラバーダムを使用されているのが先生の治療に対する真剣な姿勢を感じます。いい先生だと思いますよ。

仮封に関してはストッピングよりはセメント系の物の方がベターです。実際にストッピングで仮封してあるのであれば担当の先生とご相談されても良いと思います。

水酸化カルシウムは消毒剤です。蓋ではありません。ぽんこさんのおっしゃるとおりです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぽんこさん
返信日時:2007-11-18 23:52:26
井野先生、荒木先生、ありがとうございました。

治療していただいている先生は、説明も丁寧だと思うので、
信頼してこれからも通いたいと思っています。

ラバーダムを使うのであれば、蓋も大丈夫だろう、と思っていましたが、ストッピング使用でした。先生によっていろいろと考えもあるのかと思いますので、言い出しにくいところです。

マイクロもあるようですが使用しなかったので、不要と判断されたのだと思います。

根管治療時の神経の状況は分かりませんが、激痛後に痛みが無くなって1ヶ月程度が経過しています。虫歯は神経まで到達しておらず、治療の刺激で炎症が出てしまったのだろうとのことでした。

根管治療の終了は、痛みが無くなったとき、ということでしょうか。
の中を見て判断されるのでしょうか?

まだ、叩いたり、下の歯があたると痛いのですが、
痛い=菌がまだ殺せていない、ということですか?

刺激で痛みが出ているだけであれば、早くレジンできちんと封鎖したほうが、唾液の中の菌が入る機会が減る、と考えることもできるのかと思いますがどうなのでしょう。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-11-19 00:29:56
はじめまして。

やはり症状があるうちは最終的なレジン充填はしないほうがいいでしょう。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2007-11-19 13:20:45
根管治療の終了は、痛みが無くなったとき、ということでしょうか。の中を見て判断されるのでしょうか?

そうですね。一般的にはそれを判断基準にしますね。
痛みがあるようなら次回先生に言ってみてください。


>痛い=菌がまだ殺せていない、ということですか?

痛い=炎症があるとは言えますが、細菌の有無は言えません。
また、神経を取った歯の中には必ず菌が入ってしまい菌はゼロにはできません。

菌がいるから直に問題が起こるということではありませんし、複合的に色々な条件が整って病巣ができますから、あまり心配なさらないでください。


>刺激で痛みが出ているだけであれば、早くレジンできちんと封鎖したほうが、唾液の中の菌が入る機会が減る、と考えることもできるのかと思いますがどうなのでしょう

小牧先生と同じで痛みがあればまだレジン充填しない方がいいでしょうね。


また1つ覚えていて欲しいのは、神経を取った歯は元のような神経のあった状態には回復しません。

咬むと他の神経がある歯と感覚が違う、最終的なお薬を入れた後なんとなくなど違和感があるなどの状態にはなります。

生活に支障が出ない状態であれば、そこが治療のゴールと言えます。

神経質になる人ほど過剰治療に陥り予後が安定しにくいのであまり気にし過ぎない方がいいですよ。

今の治療が終了したら神経を取らないように、予防に励んでくださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぽんこさん
返信日時:2007-11-20 20:58:01
ありがとうございました。

痛みは減ってきたものの、まだ少し痛いので
もう1回ということになりました。
蓋はやはりストッピングのようですが…

今後は虫歯予防の努力をします。



タイトル 上2番の根管治療の回数はどれくらいが一般的でしょうか?
質問者 ぽんこさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の治療期間
根管治療その他
回答者




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