5歳の子供の虫歯治療で、麻酔を大量に打っても大丈夫なのでしょうか?
相談者:
きらりさん (36歳:女性)
投稿日時:2007-11-23 00:28:34
5歳になる子供の虫歯治療についてアドバイスをお願いします。
急に歯が痛み出し、かかりつけの歯科が休診だったため、仕方なく近所の歯科に初診でかかりました。
虫歯になっているところを削ります、ということで治療してもらいました。
治療直後は少し痛むぐらいだったのですが、家に着くころには、どんどん痛みが増し、普段痛みに強い子供が泣き叫ぶほどに。
治療したばかりだから少し様子を見ようね、などと慰めていたのですが、どうしても痛みが止まらず、結局、もう一度受診することになりました。
診断の結果、虫歯治療で神経に達してしまったようです、とのこと。
麻酔を2本打ち、もう一度治療することに。
あまりの痛さに暴れるのを押さえつけながら…。
とりあえず痛みをとる薬を詰め、次回また治療するとのこと。
ただ、痛みが取れるまで麻酔を使い続けるとのこと。
子供の虫歯治療に、そんなに麻酔を打っても大丈夫なのでしょうか。
麻酔によるせいか、顔面半分が腫れているのですが、どのくらいで腫れが引くのでしょうか。
本当にこのまま治療を続けて大丈夫なのか心配で仕方ありません。
かかりつけの医師に事情を説明し、この後の治療を頼んだほうがよいのでしょうか。
それともこのまま仕方なく治療が終わるまで通い続けるしかないのでしょうか。
よいアドバイスをお願いします。
急に歯が痛み出し、かかりつけの歯科が休診だったため、仕方なく近所の歯科に初診でかかりました。
虫歯になっているところを削ります、ということで治療してもらいました。
治療直後は少し痛むぐらいだったのですが、家に着くころには、どんどん痛みが増し、普段痛みに強い子供が泣き叫ぶほどに。
治療したばかりだから少し様子を見ようね、などと慰めていたのですが、どうしても痛みが止まらず、結局、もう一度受診することになりました。
診断の結果、虫歯治療で神経に達してしまったようです、とのこと。
麻酔を2本打ち、もう一度治療することに。
あまりの痛さに暴れるのを押さえつけながら…。
とりあえず痛みをとる薬を詰め、次回また治療するとのこと。
ただ、痛みが取れるまで麻酔を使い続けるとのこと。
子供の虫歯治療に、そんなに麻酔を打っても大丈夫なのでしょうか。
麻酔によるせいか、顔面半分が腫れているのですが、どのくらいで腫れが引くのでしょうか。
本当にこのまま治療を続けて大丈夫なのか心配で仕方ありません。
かかりつけの医師に事情を説明し、この後の治療を頼んだほうがよいのでしょうか。
それともこのまま仕方なく治療が終わるまで通い続けるしかないのでしょうか。
よいアドバイスをお願いします。
回答1
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2007-11-23 13:34:26
こんにちは。
お子さんにはつらい時期になっているようですね。
急性に進行している虫歯は確かに麻酔が効きにくくなっている場合があります。
そうなると麻酔をやや多めにしなくてはならなくなるのですが、体の大きさ(体重)によってどのくらいまでが限度かが決まります。
麻酔のアンプルには一般的には1.0mlのものと1.8mlのものがあり、どちらを使っているかにもよりますが、お話のなかでは2本との事でどちらでももう少し追加しても大丈夫であると思います。
加えてお子さんが暴れていたり、周囲の歯肉が腫れていて注射した麻酔薬が歯の周囲から漏れていたりするので、実際に体内に入っている量はもっともっと少ないと思われます。
そして急性症状のある症例では、はじめの1本目が効きにくかった場合は次からは閾値があがってしまい、2本目からはさらに量を増やしていかないとどんどん効きにくくなってしまうという特徴があります。
故にいまの歯医者さんでもまだ麻酔は使うのでしょうし、かかりつけの医院でもやはりお話の内容で判断するとすれば麻酔は必須でしょう。
ただこの場合に転院した時に少し症状が収まっている時期になっていればすぐに麻酔が好奏するかも知れませんので、次にかかった先生が上手で前の先生はヤブだったという判断にはなりませんのでご注意を。
むしろ痛いなら痛いで、どうしてそんなに痛いのかやどのくらい続きそうなのか等よく説明していただける先生だと、少しは安心できるのですがね。
顔面の腫れは虫歯によるものかも知れませんし、麻酔して歯肉が炎症しており腫れているのかも知れません。
これはちょっとこの場では判断しかねます。
お子さんにはつらい時期になっているようですね。
急性に進行している虫歯は確かに麻酔が効きにくくなっている場合があります。
そうなると麻酔をやや多めにしなくてはならなくなるのですが、体の大きさ(体重)によってどのくらいまでが限度かが決まります。
麻酔のアンプルには一般的には1.0mlのものと1.8mlのものがあり、どちらを使っているかにもよりますが、お話のなかでは2本との事でどちらでももう少し追加しても大丈夫であると思います。
加えてお子さんが暴れていたり、周囲の歯肉が腫れていて注射した麻酔薬が歯の周囲から漏れていたりするので、実際に体内に入っている量はもっともっと少ないと思われます。
そして急性症状のある症例では、はじめの1本目が効きにくかった場合は次からは閾値があがってしまい、2本目からはさらに量を増やしていかないとどんどん効きにくくなってしまうという特徴があります。
故にいまの歯医者さんでもまだ麻酔は使うのでしょうし、かかりつけの医院でもやはりお話の内容で判断するとすれば麻酔は必須でしょう。
ただこの場合に転院した時に少し症状が収まっている時期になっていればすぐに麻酔が好奏するかも知れませんので、次にかかった先生が上手で前の先生はヤブだったという判断にはなりませんのでご注意を。
むしろ痛いなら痛いで、どうしてそんなに痛いのかやどのくらい続きそうなのか等よく説明していただける先生だと、少しは安心できるのですがね。
顔面の腫れは虫歯によるものかも知れませんし、麻酔して歯肉が炎症しており腫れているのかも知れません。
これはちょっとこの場では判断しかねます。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2007-11-23 18:49:22
状況説明に関しては、田中先生のおっしゃる通りで、私も同じような事態になってしまうことがあったりします。
どちらの先生にかかるかに関しては、信頼関係が確立されているほうが良いので、かかりつけの先生に状況(休診だったため他院に行ったこと)を話して治療を引き継いでもらうことのほうがいいかもしれません。
こういったこと(一時的に他院にかかること)は良くあることですので、かかりつけの先生のところに戻っても特に問題は生じないと思います。
近所の先生の治療が悪いとは決して言えませんが、きらりさんがその先生を信頼できないのでしたら、かかりつけの先生のところにもどるのはいたしかたないと思います。
どちらの先生にかかるかに関しては、信頼関係が確立されているほうが良いので、かかりつけの先生に状況(休診だったため他院に行ったこと)を話して治療を引き継いでもらうことのほうがいいかもしれません。
こういったこと(一時的に他院にかかること)は良くあることですので、かかりつけの先生のところに戻っても特に問題は生じないと思います。
近所の先生の治療が悪いとは決して言えませんが、きらりさんがその先生を信頼できないのでしたら、かかりつけの先生のところにもどるのはいたしかたないと思います。
相談者からの返信
相談者:
きらりさん
返信日時:2007-11-24 00:02:02
田中 泰彦先生、
森川先生、
早速のご回答ありがとうございます。
子供が「もうあの歯医者さんには絶対行きたくない」と言っているので、今回治療して頂いた先生には大変申し訳ないのですが、かかりつけの先生に事情を説明し、後の治療をお願いしようと思います。
よい先生方にアドバイスを頂き本当に感謝しています。
また何かの機会にこの掲示板にお邪魔させて頂きます。
今回はありがとうございました。
森川先生、
早速のご回答ありがとうございます。
子供が「もうあの歯医者さんには絶対行きたくない」と言っているので、今回治療して頂いた先生には大変申し訳ないのですが、かかりつけの先生に事情を説明し、後の治療をお願いしようと思います。
よい先生方にアドバイスを頂き本当に感謝しています。
また何かの機会にこの掲示板にお邪魔させて頂きます。
今回はありがとうございました。
タイトル | 5歳の子供の虫歯治療で、麻酔を大量に打っても大丈夫なのでしょうか? |
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質問者 | きらりさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 小児歯科治療 麻酔その他 乳歯の虫歯(むし歯) 子供(子ども)の虫歯 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。