シーラントの際、フッ素が入っていない研磨剤で清掃する理由は?
相談者:
チップさん (25歳:女性)
投稿日時:2007-11-27 21:01:21
回答1
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-11-27 22:14:29
シーラントをする際には、シーラントが歯とよく引っ付くように「エッチング」と言って、酸で歯の表面をほんの少しだけ溶かします。
ですので、その前にフッ素を作用させる必要性はありませんし、今はシーラント自体にフッ素が含まれているものもあります。
ホワイトニングも、歯の表面をちょこっと溶かして「すりガラス」みたいにするわけですから、前処置でフッ素は使いません。
ただこれも「FAPホワイトニング」と言って、フッ素が含まれたホワイトニング剤もあります。
ですので、その前にフッ素を作用させる必要性はありませんし、今はシーラント自体にフッ素が含まれているものもあります。
ホワイトニングも、歯の表面をちょこっと溶かして「すりガラス」みたいにするわけですから、前処置でフッ素は使いません。
ただこれも「FAPホワイトニング」と言って、フッ素が含まれたホワイトニング剤もあります。
回答2
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2007-11-28 09:17:17
これこれ! 違いますよ 田尾先生!
フッ素を塗布すると フッ化カルシウムと言う皮膜が出来てしまいます。
その結果、 後のエッチング材が中和されてしまい エッチング効果が充分に期待できなくなるからですね。
フッ素を塗布すると フッ化カルシウムと言う皮膜が出来てしまいます。
その結果、 後のエッチング材が中和されてしまい エッチング効果が充分に期待できなくなるからですね。
回答3
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2007-11-29 14:58:58
ちなみに、研磨する目的は
接着力を上げるためです。
身近なアロ○アルファを想像してください。
接着する面に汚れが付いていたらくっつかないでしょ?
それと同じです。
ですので、油分の入っていない研磨ペーストで研磨して、歯の表面の微量の汚れを除去してからシーラントを行うのがベストです。
接着力を上げるためです。
身近なアロ○アルファを想像してください。
接着する面に汚れが付いていたらくっつかないでしょ?
それと同じです。
ですので、油分の入っていない研磨ペーストで研磨して、歯の表面の微量の汚れを除去してからシーラントを行うのがベストです。
タイトル | シーラントの際、フッ素が入っていない研磨剤で清掃する理由は? |
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質問者 | チップさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
フッ素 シーラント 材料・機材関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。