妊娠2ヶ月で虫歯が発覚。いつ治療するべきか?(麻酔、レントゲンは?)
相談者:
マスクさん (26歳:女性)
投稿日時:2007-11-29 19:39:41
回答1
あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。
回答日時:2007-11-29 22:26:02
銀歯の中が虫歯になっている事はよくあります。また、それが原因で治療中に外れる事もよくある事です。
現在は妊娠初期との事ですので、再度つけたようですが、安定期に入ったら早めに治療した方が良いでしょう。
麻酔はほぼ問題ないと思います。レントゲンも撮影の際に防護カバーをしておけばほぼ問題ないでしょう。
妊娠中は歯茎も腫れやすくなりますので可能な範囲で治療を行う事をオススメいたします。
現在は妊娠初期との事ですので、再度つけたようですが、安定期に入ったら早めに治療した方が良いでしょう。
麻酔はほぼ問題ないと思います。レントゲンも撮影の際に防護カバーをしておけばほぼ問題ないでしょう。
妊娠中は歯茎も腫れやすくなりますので可能な範囲で治療を行う事をオススメいたします。
回答2
佐藤歯科医院(福島県田村市)の佐藤です。
回答日時:2007-11-29 22:37:07
とがった金属=ハンドスケーラーという歯石を除去する器具です。
スケーラーで銀歯がとれることはたまにあります。
スケーラーで簡単にとれるということはほとんどの場合、中が虫歯になっていたり土台の高さや角度などに問題がありますので新しくやり直した方がいいと思います。
妊娠は病気ではありませんので、つわりがひどいとか体調がすぐれないなどのことがなければ通常の麻酔治療をしても全く問題ありません。
歯科用の標準(部分撮影)のレントゲンの放射線量は微々たるものなので撮影してもほとんど問題ありませんが、必要最小限どうしても診断に必要な場合だけにすべきです。
撮影するときは少しでも被爆量を軽減するために鉛のエプロンを装着するのが一般的です。(デジタルレントゲンならさらに被爆量がフィルムの5分の1から10分の1程度になります)
ただ、万一レントゲン撮影を行って後で訴訟問題になることを懸念して全く妊娠中は撮らない歯科医も少なくないようです。
レントゲンを撮らないために誤った診断をするよりはきちんと撮影してきちんと治療した方がいいのです。
赤ちゃんが生まれてから歯科治療のために通院するのはなかなか大変なので極力今のうちに治療しておくことをおすすめします。
抜歯などの外科治療をしなければならない場合はできるだけ安定期にした方が良いのですが、やむを得ない場合はその限りではありません。
(余談ですが、出産後に抜歯する予定だった患者さんが歯周病でやむを得ず分娩1週間前に抜歯したことがあります。)
スケーラーで銀歯がとれることはたまにあります。
スケーラーで簡単にとれるということはほとんどの場合、中が虫歯になっていたり土台の高さや角度などに問題がありますので新しくやり直した方がいいと思います。
妊娠は病気ではありませんので、つわりがひどいとか体調がすぐれないなどのことがなければ通常の麻酔治療をしても全く問題ありません。
歯科用の標準(部分撮影)のレントゲンの放射線量は微々たるものなので撮影してもほとんど問題ありませんが、必要最小限どうしても診断に必要な場合だけにすべきです。
撮影するときは少しでも被爆量を軽減するために鉛のエプロンを装着するのが一般的です。(デジタルレントゲンならさらに被爆量がフィルムの5分の1から10分の1程度になります)
ただ、万一レントゲン撮影を行って後で訴訟問題になることを懸念して全く妊娠中は撮らない歯科医も少なくないようです。
レントゲンを撮らないために誤った診断をするよりはきちんと撮影してきちんと治療した方がいいのです。
赤ちゃんが生まれてから歯科治療のために通院するのはなかなか大変なので極力今のうちに治療しておくことをおすすめします。
抜歯などの外科治療をしなければならない場合はできるだけ安定期にした方が良いのですが、やむを得ない場合はその限りではありません。
(余談ですが、出産後に抜歯する予定だった患者さんが歯周病でやむを得ず分娩1週間前に抜歯したことがあります。)
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-11-30 10:25:24
佐藤先生のおっしゃられている通りですね。
麻酔もレントゲンも実は人体に与える影響は微々たるものなのですが、必要以上に警戒して得られるメリットをみすみす捨てている患者さん、歯科医師が多いのが気にかかります。
医療行為には全て、メリットデメリットがありますが、メリットが大きいと思われる場合にはレントゲンも麻酔も行った方がいいですね(もちろん、最大限の配慮を行ったうえで)。
麻酔やレントゲンを取って行う歯科治療よりも、歯科治療を放置してお母さんが感じる痛みのほうが、胎児に悪影響を与えるとも言われています。
意外と「じゃあ、出産後に来ます」と言われる患者さんも多いのですが、一人で行動できる今よりも出産後の方が家から出られないものですから、安定期のうちに治療すべき歯は治療しておいた方が良いでしょう。
麻酔もレントゲンも実は人体に与える影響は微々たるものなのですが、必要以上に警戒して得られるメリットをみすみす捨てている患者さん、歯科医師が多いのが気にかかります。
医療行為には全て、メリットデメリットがありますが、メリットが大きいと思われる場合にはレントゲンも麻酔も行った方がいいですね(もちろん、最大限の配慮を行ったうえで)。
麻酔やレントゲンを取って行う歯科治療よりも、歯科治療を放置してお母さんが感じる痛みのほうが、胎児に悪影響を与えるとも言われています。
意外と「じゃあ、出産後に来ます」と言われる患者さんも多いのですが、一人で行動できる今よりも出産後の方が家から出られないものですから、安定期のうちに治療すべき歯は治療しておいた方が良いでしょう。
タイトル | 妊娠2ヶ月で虫歯が発覚。いつ治療するべきか?(麻酔、レントゲンは?) |
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質問者 | マスクさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 虫歯その他 妊娠中の歯科治療 麻酔その他 レントゲン写真 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。