接着用のセメントに空気が入ったのが痛みの原因?医療ミスでは?

相談者: MMBさん (22歳:男性)
投稿日時:2007-12-07 02:05:46
はじめまして。

私は現在、抜髄治療で歯科医院へ通院している者です。

この度は、今回の治療がどうしても納得いかないので投稿させていただきました。

治療と経過を以下にまとめてみました。



初診時の検査で、左上7番と左下6番が虫歯と診断される。

冷たい物で痛んでいた左下6番は2次カリエスで、抜髄治療となる。

10日間程度で左上7番はインレーになり治療を終え、左下6番も根管治療後に銀の中蓋が入りクラウンの型をとる。

根管治療後も冷たい物は痛み、さらに熱い物の痛みが増しました。


次の治療時に「左下6・7番の間くらいから冷たい物と熱い物で痛みがある」とドクターに伝えました。

ドクターは左下7番を調べ、インレーの淵に小さな穴が空いており2次カリエスと診断。

ドクターは「左下6・7番の間は歯茎しかないし、左下6番は神経を取ってるし、痛みの原因は左下7番しかない」と“断言”されました。

私は「左下7番の2次カリエスは、初診の検査で見つけられなかったのですか」と聞きました。

ドクターは「こんな小さな虫歯はレントゲンでは発見できない」との事。

ちなみに、初診の検査で歯の表面をチェックされたのは歯科衛生士歯科助手と思われる女性スタッフでした。

この日は左下7番も削りましたが、痛みに変化はありませんでした。


さらに次の治療時。

左下奥の痛みが引かないと伝え、ドクターからは左下7番の抜髄治療の打診がありました。

しかし左下7番の根管治療後も痛みからは開放はされず、次第に冷たい物・熱い物を口にするのが苦になりました。

通えど通えど痛みは引かないので、次第に不信感が増していきました。


またさらに次の治療時。

ドクターへ痛みに変化は無いと旨を伝えると、首をかしげながら‘かなり熱いお湯’を口に含むよう指示がありました。

口に含むと左下6番から涙が出るほどはっきりとした痛みがありました。

左下6番の銀の中蓋を削り取ると痛みは無くなりました。

ドクターの説明は「接着用のセメントを練る時にまれに空気が入って、それが膨張・収縮したのが痛みの原因」との事でた。


このセメントの空気についてドクターは終始「仕方がない」といった態度・言動でしたが、私は歯科医院側に過失があったと思っています。

さらに「痛みの原因は左下7番しかない」とのドクターの打診にも結果的に誤りがあり、左下7番の治療以前に他の原因については可能性すら話してもらえなかった事も残念に思っています。

結果として、私は今回の治療で左下7番の神経を無駄に抜髄されたと思っています。

このサイトで「神経を取った歯は、寿命が短くなってしまいます」という事を知り、ショックでした・・・。

現在は痛みも無く通院をしておりますが、ドクターからの謝罪や治療費返還の話は一切ありません。

はたして今回の治療は全てにおいて正当・妥当なものだったのでしょうか。

是非、プロの意見をお聞かせください。


よろしくおねがいしますm(_ _)m


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-12-07 02:56:30
「神経を取った歯は、寿命が短くなってしまいます」

というのは、こちらのページに書かれていた奴ですよね?
http://www.ha-channel-88.com/musiba/root-treatment.html

これは僕が昔書いたのですが、ちょっと言い過ぎだったと反省しています…。
いい機会だったので、これを機にサイトの文面も修正させていただきました。

神経を抜いた歯でも、適切な処置とその後のメンテナンスにより一生持つ場合もあります。

ただ、神経を抜いていない歯と比べると、当然リンク先に書いてあるような様々なリスクは出てきてしまうと思います。

なるべく良い状態で長持ちさせられるように、せめて今後の予防は頑張って下さいね。


それで今回の件についてですが、要約すると、

「誤診により抜かなくても良い神経を抜かれてしまったかもしれない」

それが正当・妥当なものだったのか?ということですよね。

患者さんの立場になって考えれば許しがたいことだと思いますが、あえて歯科医師側の立場で意見を言わせて頂くと、これは仕方がなかったかもしれません…。

なぜなら、診査・診断で原因を100%見抜く医師は存在しないからです。
どんなに名医と言われる人でも、誤診はあります。100%は無理です。

ですから、医療としては仕方が無かった…と言わざるを得ないのですが、残念なのが、その後の謝罪が無かったということですね…。

たとえ仕方の無いことだったとしても、やっぱりここは謝罪をするべきだったんじゃないかなぁ…とは思います。

今回MMBさんは残せたかもしれない神経を抜かれたという、ある意味医療には付き物のリスクを被ってしまわれたわけですが、同時に精神的なショックというものも感じられていると思います。

取ってしまった神経を元に戻すことは出来ませんが、この精神面のケアということに関しては、言葉のかけ方一つで少しは何とかなったのではないか…と、個人的には思います。

歯医者さんって、けっこうこういうのが苦手な人が多い気がしますね…。
「職人かたぎ」の先生なんかは特に…。

事の顛末を全て知っているわけではないので、僕にはこのくらいのことしか言えませんが、一応歯科医師側(僕?)の意見としてはこんな感じです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-12-07 20:29:21
左下7の抜髄の後は、熱いものはしみても、冷たいものはそれほどしみなくなったのではないですか?

通常、冷たいものでしみることの確認のほうが簡単ですから、それをあえて行わずに、熱いものを含ませたとのことから、そう考えたのですが、違いますでしょうか?

もしそうだとすると、冷たいものにしみていたのは、左下7であり、抜髄後に、(主症状の熱いものにしみることは改善はしていませんが、)その症状は消えたわけですから、無駄な処置とは言い切れないように思うのですが、いかがでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MMBさん
返信日時:2007-12-07 21:49:45
>田尾先生

回答ありがとうございます。

確かに今回の治療で「誤診により抜かなくても良い神経を抜かれてしまったかもしれない」という事は納得できない点のひとつです。

また私は「セメントに空気が混入し、痛みを生じた」という点も納得できません。

この過失(混入した空気による痛み)が無ければ左下7番の抜髄も無い話で、私のドクターへ対する不信感もこの事が原点だったと思います。

歯科医師の立場から見て「セメントに空気が混入し、痛みを生じた」という事は頻繁に起こる事なのですか?

私は10日間痛みを抱え続けましたが、「まれにあるんだわ」の一言で片付けて良い程度の事なのでしょうか?



私も田尾先生と同じく、医療も人間が行う事なのでミスは付き物だと思います!

しかしながら、ドクターは「左下6番は抜髄したから痛みの原因ではない」と歯科医院側の接着ミスを疑いもしなかった事も残念な限りです。

左下7番の治療前に、接着ミスを疑い‘かなり熱いお湯’を渡してほしかった・・・というのが私の本音です。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MMBさん
返信日時:2007-12-07 22:11:53
>森川先生

質問に答えさせていただきます。

左下7番の抜髄の後も熱い物・冷たい物の両方がしみました。

冷たい物については歯磨き後の濯ぎで大変痛みを生じ、電子レンジで水を適温にしてから歯磨きをしていた事は記憶に新しいです。

「熱い物・冷たい物どちらの方がしみますか?」という質問に私が「両方痛みますが、熱い物は温かい程度の食べ物で痛む」と答えた事が関係したのでしょうか。

‘かなり熱いお湯’を渡される前に、空気を左下へ入念に当てられましたが‘氷水’は渡されませんでした。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-12-07 22:46:45
>‘かなり熱いお湯’を渡される前に、空気を左下へ入念に当てられましたが‘氷水’は渡されませんでした。

この空気を左下へ入念に当てられたときには痛みはなかったということですよね?

だとすると、私なら、左下67は冷たいものにはしみない。冷たいものにしみるのは別の歯 と判断すると思いますが、どうだったのでしょうか?

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2007-12-08 00:53:02
今晩は

かなり不信を持っておられるようですが、虫歯の診断は患者さんが思ってみえるほど単純ではありません。

どの歯が痛むか、診断する歯科医によって違うこともいくらでもあります。
場合によっては、歯以外の原因で歯が痛むこともあります。

歯科以外でもいろいろな検査がありますが、100%正確な診断お下せる検査は皆無です。

検査の結果にしたがって診断したものを、実際とは違っていたからといって、ミスといえるかどうか。

正しい診断が下るまで、歯を削るなど外科的な治療は控えるべきかもしれませんが、時には待っている間に手遅れになってしまうこともあります。

神経をとる治療が本当に必要だったのかは、今となってはわかりません。

疑問に思われたなら、治療を待ってもらってセカンドオピニオンを受けられるとよかったですね。

ちなみに、自分自身のことですが、CTで肝臓に影が見つかったときに、精密検査のためMRIをとりました。

そのときの医師の診断は”CTとMRIからは”良性腫瘍ですねといわれました。

本当に良性なのかは、切り取ってみてみないとわからないのです。
もしこれが悪性だったとしても、診断ミスとはいえないと思います。

私は、歯科の痛みの診断は、これよりももっと複雑だと思っています。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2007-12-08 13:11:09
>左下7番の抜髄の後も熱い物・冷たい物の両方がしみました。

森川先生のおっしゃるように抜髄した歯の場合「冷たいもの」でしみることはありません。

最も考えられるのは左上7番にインレーを装着されていますのでその歯ではなかったでしょうか?

装着後数週間〜1ヶ月程度は治療前よりも「しみる」症状が強くなったり、続く場合はしばしばあります。

また、私の患者さんで本人が「上の歯が痛む」と訴えたが原因は下の歯だったり、その逆のケースはかなりの頻度であります。

もともと脳神経のうち三叉神経が上顎と下顎に枝分かれしているので奥歯では上下の区別がつきにくくなります。

「気泡が入る」ことによって痛みが消えないことは非常にまれですが私も経験しています。

わずか直径0.5mm程度の気泡でも温度差で痛みが出やすくなります。

冠を装着するセメントよりも、深い虫歯に対して神経を保護するために行う、セメントを直径1mm程度のくぼみなどに充填する時などに入り口が狭いために気泡が入りやすくなります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MMBさん
返信日時:2007-12-09 00:01:41
>森川先生

>この空気を左下へ入念に当てられたときには痛みはなかったということですよね?

はい、空気で痛みはありませんでした。

お湯の確認で「左下6番が痛いです」とドクターに伝え、左下6番の銀の中蓋を削り取ってもらった事を期にお湯を口に含んでも全く痛みませんでした。

空気で痛みを生じずお湯・冷水で痛みを生じた理由として、私は歯科の分野は素人ですが物理学の視点から見ると水と空気の比熱の差が関係しているのではないかと思います。

比熱が水の4分の1程度の空気では、歯は痛みを感じるまで冷却されなかったと私は推測してます。

現在私とドクターは、痛みの原因の歯は左下6番という認識で一致しています。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MMBさん
返信日時:2007-12-09 00:42:16
>小牧先生

今晩は。

セカンドオピニオンという言葉は初耳です。

確かに他のドクターにも意見をもらえば、左下7番の抜髄治療は回避できた可能性はありますね。

今後の医療の参考になります。

ありがとうございます!


さて今回自分が抱えているドクターへ対する不信感についてですが、「パーフェクトな治療の期待に応えてもらえなかった」という事ではありません。

歯科医師も人間なのでミスは付き物です。

治療成功を100%に近づける事も大事ですが、一握りのミスをフォローする事も同じくらい大事な事ではないでしょうか。

今回私が不満に思う点は、そのフォローが全く無い事です。


以前、同歯科医院で部分的なX線撮影をした時、新人の女性スタッフ(歯科衛生士or歯科助手)のフィルム配置に不備があったらしく、同じ箇所を2度撮影された事があります。

領収書を確認すると1枚で45点のところが2枚分の90点でした。

その時は歯科医院側と遺恨を残したくなく、点数も低い事から黙っていました。

おそらく今回も私が黙っていたら、治療費返還の話は無いでしょう。

せめて気泡の混入した中蓋と、それに伴い痛みの原因を誤診した左下7番の治療費くらいは返還してもらいたいです。

そして何より、ドクターからの自主的な謝罪が欲しいです。

患者として私は立場が弱いので、追及しようか否か悩んでいます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MMBさん
返信日時:2007-12-09 01:13:42
>佐藤先生

質問に答えさせていただきます。


>最も考えられるのは左上7番にインレーを装着されていますのでその歯ではなかったでしょうか?

>もともと脳神経のうち三叉神経が上顎と下顎に枝分かれしているので奥歯では上下の区別がつきにくくなります。

私の主治医も「奥歯の痛みは上下の区別がつきにくい」とおっしゃっていました。

私は最初、左上7番の治療に不備があったのではないかと思い、氷を指で上下の歯別々に数秒押し当てました。

2回くらいやりましたが左上は問題なく、左下6・7番の間くらいから痛みが伝わってきました。


気泡についてですが、確かに浅いくぼみより深いくぼみの方が充填は難しく、気泡が混入しそうですね。

ですが患者の視点からすれば「気泡が入る可能性がゼロではないなら、次の診療時に確認してほしい」という気持ちです。

気泡の説明、ありがとうございました!
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2007-12-09 02:47:38
>治療成功を100%に近づける事も大事ですが、一握りのミスをフォローする事も同じくらい大事な事ではないでしょうか。

>今回私が不満に思う点は、そのフォローが全く無い事です。

歯医者さんにもいろんな人がいますし、人間ですからその時の気分というものもありますよね。

もちろん、全ての患者さんに対していついかなる時もベストを尽くせるのが理想だと思うのですが、現実としてそれはなかなか難しい面もあると思います…。

別に患者さんへの対応が優れている人が歯医者さんになっているわけではないですし、もし患者さんが不満を持つような治療を続けられていれば、そういった歯科医院はそのうち自然に淘汰されると思いますよ。


>領収書を確認すると1枚で45点のところが2枚分の90点でした。

それは撮りなおしをしたからじゃないと思いますよ。
保険では、撮影の失敗による撮りなおしの点数は請求できません。
(歯科医院側の負担になります)

撮りなおしの件とは全く関係なく、もともと2回撮影が必要だったのではないでしょうか?

ひどい歯科医院になると、レントゲン写真撮影に失敗しても、

・再撮影の費用と手間がもったいないから
・患者さんには分からないから
・撮りなおしをして、患者さんに下手だと思われたくないから

などの理由で、撮りなおしをせずにそのまま治療を進める場合もあるそうです。

ですので、ちゃんと撮りなおしをするというのは、むしろその歯科医院の信頼感アップです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MMBさん
返信日時:2007-12-09 13:34:22
>田尾先生

>撮りなおしの件とは全く関係なく、もともと2回撮影が必要だったのではないでしょうか?

正直、2回の撮影が必要だったかどうかは私にはわかりません。

しかし1枚目の撮影後に私が治療席へ戻った時、女性スタッフがドクターに画像の確認をしている会話を聞きました。

ドクターは「ダメだ。 ○○(別の女性スタッフ)代わりにやってくれ」と指示を出していました。

私はその別の女性スタッフに「さっきと同じところですか?」と伺ったところ「はい」と答えられました。

ですので私は、1枚目に不備があり2枚目も同じ箇所の撮影だったという事しかわかりません。

田尾先生のおっしゃる通り、撮影をやり直し、きちんと治療の参考にされたことは私も評価したいと思います。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2007-12-09 22:28:42
>歯科以外でもいろいろな検査がありますが、100%正確な診断お下せる検査は皆無です。

歯科医師も人間なのでミスは付き物です。

私が言いたいことは、人為的なミスではありません。
検査そのもののエラーです。

たとえば、尿タンパクの検査を例に挙げてみます。
陽性反応が出て、腎臓病を疑って精密検査をしたら、問題は無かったとします。

尿検査で陽性であっても、病気ではなかった。
これは人為的なミスではなく、検査そのものが持つエラーです。

今回の件に、人為的なミスがあったかどうかは、私には判断できません。
説明不足などのコミュニケーション不足も感じられます。

決して、相手方の歯科医師をかばうつもりではありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MMBさん
返信日時:2007-12-12 00:20:28
>小牧先生

>歯科以外でもいろいろな検査がありますが、100%正確な診断お下せる検査は皆無です。

歯科医師も人間なのでミスは付き物です。


私に誤解があった事をお詫びします。

・医師は知識と検査結果を基に診断をする。
・検査は100%正確でない。

小牧先生がおっしゃる事を、改めて確認させてもらいました。

貴重なご意見ありがとうございます。



タイトル 接着用のセメントに空気が入ったのが痛みの原因?医療ミスでは?
質問者 MMBさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
歯の痛み その他
クラウン(差し歯・被せ)その他
歯科/医療ミス
医療ミス、不信感その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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