歯が今にも抜けそうにぐらぐらして膿も出ている状態ですが、抜歯するべき?
相談者:
s.sさん (59歳:男性)
投稿日時:2007-12-14 11:49:35
回答1
回答日時:2007-12-14 12:02:28
こんにちは。
>このまま自然に抜けるまで放置しておいてももいいものでしょか。
>それともやはり医師の手によって抜歯すべきでしょうか。
回答に困るご質問ですが・・。
他の歯の治療のご希望もなければ、自然脱落を待ったとしても、命に関わる様な可能性はほとんどないかとは思います。
でも事情が許すのであれば、歯科医院で抜いた方が安心ですね。
>また、その歯の左側の歯も抜けていて右側の歯しかありませんが、抜歯した場合、入れ歯ではなく、飾り的にでもいいですからその残っている歯に結合して歯らしく見せるようなことは技術的に可能でしょうか。
実際に拝見してみないと分かりません。
前歯だけの問題ではなく、奥歯や、残っている歯を支える骨の状態、かみ合わせの状態などを診査していく必要があります。
入れ歯の可能性が一番高そうな”予感”はしますが、一度歯科医院でご相談されて下さい。
お大事にどうぞ。
>このまま自然に抜けるまで放置しておいてももいいものでしょか。
>それともやはり医師の手によって抜歯すべきでしょうか。
回答に困るご質問ですが・・。
他の歯の治療のご希望もなければ、自然脱落を待ったとしても、命に関わる様な可能性はほとんどないかとは思います。
でも事情が許すのであれば、歯科医院で抜いた方が安心ですね。
>また、その歯の左側の歯も抜けていて右側の歯しかありませんが、抜歯した場合、入れ歯ではなく、飾り的にでもいいですからその残っている歯に結合して歯らしく見せるようなことは技術的に可能でしょうか。
実際に拝見してみないと分かりません。
前歯だけの問題ではなく、奥歯や、残っている歯を支える骨の状態、かみ合わせの状態などを診査していく必要があります。
入れ歯の可能性が一番高そうな”予感”はしますが、一度歯科医院でご相談されて下さい。
お大事にどうぞ。
回答2
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2007-12-15 00:54:11
s.sさん、こんにちは。
>前歯が今にも抜けそうにまでぐらぐらして膿も出ている状態です。
とのことですが、その前歯自体は、渡辺先生がご回答されておられるように、私も自然脱落を待っても特に問題はないと思います。
ですが…
問題と思われるのは、「なぜ歯が抜けるのか」ということと、ご質問にある「膿も出ている」ということです。
おそらくs.sさんは、重度の歯周病(歯周炎)になっておられるのではないでしょうか?
このままではそう遠くない将来、全ての歯が抜け落ちて、完全な入れ歯となる可能性も高いと思われます。
そうならないようにするためにも、できるだけ早期に歯科医院を受診され、口の中のチェックおよび歯周病の治療や正しい歯磨きの仕方を教わり、今からでも、s.sさんの歯を健康に保ち続けるようにされることが肝心であると思います。
>前歯が今にも抜けそうにまでぐらぐらして膿も出ている状態です。
とのことですが、その前歯自体は、渡辺先生がご回答されておられるように、私も自然脱落を待っても特に問題はないと思います。
ですが…
問題と思われるのは、「なぜ歯が抜けるのか」ということと、ご質問にある「膿も出ている」ということです。
おそらくs.sさんは、重度の歯周病(歯周炎)になっておられるのではないでしょうか?
このままではそう遠くない将来、全ての歯が抜け落ちて、完全な入れ歯となる可能性も高いと思われます。
そうならないようにするためにも、できるだけ早期に歯科医院を受診され、口の中のチェックおよび歯周病の治療や正しい歯磨きの仕方を教わり、今からでも、s.sさんの歯を健康に保ち続けるようにされることが肝心であると思います。
相談者からの返信
相談者:
s.sさん
返信日時:2007-12-15 10:50:32
こんにちは、
先日ご相談の投稿をさせて頂きましたs.sです。
渡辺先生、中本先生、丁寧なご回答ありがとうございました。
特に、中本先生のおっしゃることはよくわかりますので、しつこい内容になって申し訳ありませんが再度投稿させていただきまた。
中本先生の言われておられる通り、口内全体が重度の歯周病であることはすでに確かです。
実は50代前後からあちこちの歯で大きな腫れと膿の排出を繰り返し、すでに奥歯や上横前歯の数本を医院で抜歯してもらい部分入れ歯も作ってもらっています。
その後、歯周病の治療のため、大学病院や近所の医院にも数年通い続け、歯磨きの方法も何度も指導してもらいその点もある程度は理解しているつもりです。
ただ、医院に通っても歯科技工士によるクリーニングしか特に打つ手はないようで、それを二週間に一回位続けていたのですが、それも何だか疲れてしまい、また結局のところ歯周病は歯磨きを丁寧にするほかないということも大学病院などでも聞いたことがあり、それではとこの2年間、医院に通わず食事の後すくに歯磨きをするよう心がけていましたら、歯科技工士によるクリーニング程度の効果はあるような気がしていました。
事実この2年間はその程度の効果はあり、なんとか医院に行かなくてもいい状態が維持されてきました。
ところがここにきて、残っている上前歯2本のうち1本が、ぐらぐらして膿がどんどん出る状態になってしまったわけです。
なに分上前歯2本のうち1本ということもあり、今の所痛みは全くないのでこのまま自然に抜けるま放置しておくか、抜歯した上で、使用できなくても何とか飾り程度の工作ができないものかと、ある意味では無駄かもしれない抵抗をしながらどうしたものか悩んでいるといった按配なのです。
すぐ医院に行って相談すればいいのでしょうが、そこの先生は良い先生だと感じてはいるのですが、なにせ余りにも忙しそうで、ゆっくり話を聞ける状態ではないような感じがして行く前に自分の方針を決断してからでないとどうもまだ行く気がしなくて、その前にこちらでご相談させていただいて何か参考にならないか判断材料を探しているといった具合です。
そこで、私が知りたい最大の点はこの1本の上前歯はぐらぐらはしていても横の歯にボンドで接着して固定し歯磨きを丁寧にしていれば、膿の出る状態は改善する可能性があるものなのか、そんなことをしても無駄で歯周病が周辺にさらに拡大するだけで医院で早急に抜歯した方がいのかという点なのです。
また、その際、入れ歯ではなく (どうもまだ入れ歯に抵抗している自分があります。以前作ってもらった部分入れ歯もほとんど使っていません) 飾りの歯を横の1本の歯に付けるというようなことが技術的な可能性としてありうるものなのかということです。
そして、歯周病の治療という場合、結局、歯科技工士によるクリーニング(レーザー治療も含めて)を続けるほかないのでしょうか。
まあ、いずれにせよ私自身の口内の質や年齢により、最終的には総入れ歯を覚悟するほか仕方ないのかという諦念もありますが、それともまだそれなりに残って機能している歯を維持していく可能性はあるものなのか自問自答しているといった次第です。
相談というより、どうも愚痴をお聞かせしたような内容の投稿になって申し訳ありません。
まだお聞きしたいポイントをうまくお伝えできていないかもしれませんが、再度何らかのコメントを頂ければ幸いです。
先日ご相談の投稿をさせて頂きましたs.sです。
渡辺先生、中本先生、丁寧なご回答ありがとうございました。
特に、中本先生のおっしゃることはよくわかりますので、しつこい内容になって申し訳ありませんが再度投稿させていただきまた。
中本先生の言われておられる通り、口内全体が重度の歯周病であることはすでに確かです。
実は50代前後からあちこちの歯で大きな腫れと膿の排出を繰り返し、すでに奥歯や上横前歯の数本を医院で抜歯してもらい部分入れ歯も作ってもらっています。
その後、歯周病の治療のため、大学病院や近所の医院にも数年通い続け、歯磨きの方法も何度も指導してもらいその点もある程度は理解しているつもりです。
ただ、医院に通っても歯科技工士によるクリーニングしか特に打つ手はないようで、それを二週間に一回位続けていたのですが、それも何だか疲れてしまい、また結局のところ歯周病は歯磨きを丁寧にするほかないということも大学病院などでも聞いたことがあり、それではとこの2年間、医院に通わず食事の後すくに歯磨きをするよう心がけていましたら、歯科技工士によるクリーニング程度の効果はあるような気がしていました。
事実この2年間はその程度の効果はあり、なんとか医院に行かなくてもいい状態が維持されてきました。
ところがここにきて、残っている上前歯2本のうち1本が、ぐらぐらして膿がどんどん出る状態になってしまったわけです。
なに分上前歯2本のうち1本ということもあり、今の所痛みは全くないのでこのまま自然に抜けるま放置しておくか、抜歯した上で、使用できなくても何とか飾り程度の工作ができないものかと、ある意味では無駄かもしれない抵抗をしながらどうしたものか悩んでいるといった按配なのです。
すぐ医院に行って相談すればいいのでしょうが、そこの先生は良い先生だと感じてはいるのですが、なにせ余りにも忙しそうで、ゆっくり話を聞ける状態ではないような感じがして行く前に自分の方針を決断してからでないとどうもまだ行く気がしなくて、その前にこちらでご相談させていただいて何か参考にならないか判断材料を探しているといった具合です。
そこで、私が知りたい最大の点はこの1本の上前歯はぐらぐらはしていても横の歯にボンドで接着して固定し歯磨きを丁寧にしていれば、膿の出る状態は改善する可能性があるものなのか、そんなことをしても無駄で歯周病が周辺にさらに拡大するだけで医院で早急に抜歯した方がいのかという点なのです。
また、その際、入れ歯ではなく (どうもまだ入れ歯に抵抗している自分があります。以前作ってもらった部分入れ歯もほとんど使っていません) 飾りの歯を横の1本の歯に付けるというようなことが技術的な可能性としてありうるものなのかということです。
そして、歯周病の治療という場合、結局、歯科技工士によるクリーニング(レーザー治療も含めて)を続けるほかないのでしょうか。
まあ、いずれにせよ私自身の口内の質や年齢により、最終的には総入れ歯を覚悟するほか仕方ないのかという諦念もありますが、それともまだそれなりに残って機能している歯を維持していく可能性はあるものなのか自問自答しているといった次第です。
相談というより、どうも愚痴をお聞かせしたような内容の投稿になって申し訳ありません。
まだお聞きしたいポイントをうまくお伝えできていないかもしれませんが、再度何らかのコメントを頂ければ幸いです。
回答3
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2007-12-15 17:30:15
s.sさん、こんにちは。
ご質問の経緯を拝見しました。
既に歯周病との診断および治療は行われていたのですね。
さて、私は歯周病の治療に関しては専門外ですので、s.sさんの今回書かれました内容については、他の先生方からのご回答をお待ちください。
ちなみに、文中「歯科技工士」と書かれておられるのは、「歯科衛生士」さんのことですよね?
また再度、私でお答えできることがありましたら、回答させていただきます。
ご質問の経緯を拝見しました。
既に歯周病との診断および治療は行われていたのですね。
さて、私は歯周病の治療に関しては専門外ですので、s.sさんの今回書かれました内容については、他の先生方からのご回答をお待ちください。
ちなみに、文中「歯科技工士」と書かれておられるのは、「歯科衛生士」さんのことですよね?
また再度、私でお答えできることがありましたら、回答させていただきます。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-12-17 09:14:20
そうですね、歯周病は徐々に進行していくのでなかなか難しい病気だと思います。
まず、
「事実この2年間はその程度の効果はあり、なんとか医院に行かなくてもいい状態が維持されてきました。」
とのことですが、これは少し、認識を新たにしていただいたほうが良いと思います。
虫歯も含め、歯周病の予防はセルフケアだけでは成立しません。
せっかくご自身のブラッシングが上手になっているとしても100%の予防になりません。
できれば年に数回(3〜4回)はプロフェッショナルケアを受けるようにしましょう。
>抜歯した上で、使用できなくても何とか飾り程度の工作ができないものか
咬み合わせの状態などを診査しないといけませんが、大きな力のかからない部位であれば「接着ブリッジ」と言う方法で数年使うことは可能です。
しかし、あくまでも「数年」と割り切っていただいた方が良いと思います。
その間に骨がドンドン吸収されて痩せていきます。
できればインプラントなど長期予後が期待できる治療法を考えられてはいかがでしょうか?
>以前作ってもらった部分入れ歯もほとんど使っていません)
とのことですが、これも実は前歯の歯周病を悪化させてしまう原因かも知れません。
>歯周病の治療という場合、結局、歯科技工士によるクリーニング(レーザー治療も含めて)を続けるほかないのでしょうか。
治療というよりメインテナンスに近い形で継続することで「急激な悪化」「最悪の状況」を回避する事は可能です。
僕は患者さんに「歯周病の治療はいつまで続きますか?」と聞かれると「あなたがご飯を食べなくなるまで」と答えます。
先日、歯周病の講演会でとある有名な先生が「歯周病を悪化させる最大のリスクは患者さんが来なくなる事」とおっしゃられていました。
歯周病の治療は「歯科医師」「歯科衛生士」そして「患者さん」の三者が協力し合わなければ成立しません。
ですから、一度、腰をすえて長期の治療計画を立てられてはいかがでしょうか?
僕なら「奥歯にインプラント、前歯に接着ブリッジ(またはインプラント)で、年に数回のPMTCで管理する」と言う治療計画を立てるように思います。
まず、
「事実この2年間はその程度の効果はあり、なんとか医院に行かなくてもいい状態が維持されてきました。」
とのことですが、これは少し、認識を新たにしていただいたほうが良いと思います。
虫歯も含め、歯周病の予防はセルフケアだけでは成立しません。
せっかくご自身のブラッシングが上手になっているとしても100%の予防になりません。
できれば年に数回(3〜4回)はプロフェッショナルケアを受けるようにしましょう。
>抜歯した上で、使用できなくても何とか飾り程度の工作ができないものか
咬み合わせの状態などを診査しないといけませんが、大きな力のかからない部位であれば「接着ブリッジ」と言う方法で数年使うことは可能です。
しかし、あくまでも「数年」と割り切っていただいた方が良いと思います。
その間に骨がドンドン吸収されて痩せていきます。
できればインプラントなど長期予後が期待できる治療法を考えられてはいかがでしょうか?
>以前作ってもらった部分入れ歯もほとんど使っていません)
とのことですが、これも実は前歯の歯周病を悪化させてしまう原因かも知れません。
>歯周病の治療という場合、結局、歯科技工士によるクリーニング(レーザー治療も含めて)を続けるほかないのでしょうか。
治療というよりメインテナンスに近い形で継続することで「急激な悪化」「最悪の状況」を回避する事は可能です。
僕は患者さんに「歯周病の治療はいつまで続きますか?」と聞かれると「あなたがご飯を食べなくなるまで」と答えます。
先日、歯周病の講演会でとある有名な先生が「歯周病を悪化させる最大のリスクは患者さんが来なくなる事」とおっしゃられていました。
歯周病の治療は「歯科医師」「歯科衛生士」そして「患者さん」の三者が協力し合わなければ成立しません。
ですから、一度、腰をすえて長期の治療計画を立てられてはいかがでしょうか?
僕なら「奥歯にインプラント、前歯に接着ブリッジ(またはインプラント)で、年に数回のPMTCで管理する」と言う治療計画を立てるように思います。
相談者からの返信
相談者:
s.sさん
返信日時:2007-12-18 01:11:50
タイヨウ先生、お忙しい中分かり易い御説明ありがとうございました。
タイヨウ先生程度の説明(歯周病自体や治療計画などについて)をこれまでいずれの医師(大学病院の医師も含めて)からも伺ったことがないので、ある種の感動さえ覚えた次第です。
また、このサイトのトップページをよく見ると歯周病に関する質問、回答、その他の情報が大量に掲載されていることを迂闊にも今になって初めて知り、それらを読むことで歯周病についての理解が少しは深くなった気がします。それらをよく読んでから投稿すべきだったなとも反省しているところです。
ただその上で、繰り返し同じような質問をすることになり申し訳ありませんが、再度いくつか質問をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願い致します。
(近所の医院でこのようにしつこく質問することなど到底できそうにはなく、このサイトしか頼るところがありませんので)
その前にとりあえず私の口内の状態をやや正確に説明しておきますと、約10年から3年前までに左上2番、3番、7番の歯を歯周病により抜歯しており(それらに対応した部分入れ歯を作っていますが先に記しましたようにほとんど使っていません)、現時点で左上1番の歯がかなり動揺し歯茎から膿が出ている状態です。
ですので、医院に行けばその歯は治療の段階ではなく、もう手遅れで抜歯という判断になるのではないかと思われます。
そこで、第一の質問は、タイヨウ先生の言われている接着ブリッジですが、2番、3番、7番の歯はもうなくてもいいという前提でも、右1番の歯だけとの接着ブリッジというものが可能性としてはあり得るということでしょうか。また、それは近所のどの医院でも可能な程度の技術でしょうか。
第二は、素朴すぎる幼稚な質問かも知れませんが、重度の歯周病である右1番の歯を抜歯しさえすれば、その後に再度入れ歯を作るにせよ接着ブリッジにするにせよ、あるいは抜けたまま放置するにせよ(前歯を使うつもりはないのですが見栄え的には左1番の歯だけは何とかしてほしいですが)、その歯自体に関しては歯周病の問題は解決したということになるのでしょうか。
第三は、タイヨウ先生の回答には、部分入れ歯を使用していなかったことも歯周病を悪化させた要因となった可能性もあるといったような記述がありますが、どういうことなのかその意味がよく分からないのでよろしければ説明して頂けないでしょうか。
このサイトのどこかで渡辺先生が、部分入れ歯はそれを支える歯に負担を与えるので出来ればしないほうがいいというような内容の記述をされているのを読んだ気がしますが、そういった点との関係はどうなのでしょうか。
第四は、何本か抜歯するような歯周病を患った経緯があれば、残った歯も歯周病である可能性は高いと考えられるでしょうか。いや、とうより、いずれせよ加齢(老化)とともに歯周病のリスクは高まる一方と考えるべきでしょうかね。
第五は、残っている歯の保存(もしくは、まだ重度ではない歯周病の治療)についてです。これは再確認ですが、タイヨウ先生が述べられているように自力よる歯磨きの励行だけでは絶対に無理ですかね。
(以前、大学病院で治療していた時、私も自力だけでは無理ではないですかねと助教授レベルの医師にしつこく質問したことがあるのですが、その時その医師からは明確な返答はなく歯磨きと歯茎のブラッシングが重要ということだけは聞いた記憶があります。タイヨウ先生のような断固とした言い方を聞いたのは初めてです)
第六は、残りの歯のケアについても歯周病の専門医にかかるに越したことはないのでしょうが、そういう概念があること自体こちらのサイトによって初めて知ったような認識水準ですので、どのように探せばよいのか見当もつきません。
残りの歯のケアという目的だけなら近所の歯科医院でも大丈夫でしょうか。
またその場合でも、タイヨウ先生のお考えからすれば、歯周病の治療あるいは残りの歯の保存を望むなら、歯科医院に今後生涯にわたって通院するほかないということになりますかね。
さらにしつこく第七は、これはちょっと投げやりな言い方になるので御気を悪くされてはいけないので先に謝っておきますが、どういうコメントをされるかこの際あえてお聞きしてみたい気がします。
世間には全ての歯が抜歯となり総入れ歯となっている方もかなりおられると思いますが、そうなると歯の治療とか歯周病の治療というような概念は成立しませんよね。
ただ、その状態が生活上どういうことになるのかまだ明確には想像できませんが。
しかし、私自身そうなる可能性は十分あり得る現在の口内状況あるいは年齢になっています。
そこで、最終的に総歯抜けあるいは総入れ歯になってもいいや、医院に通うのはもういやだ、という気持ちを先生に語ったとすると、タイヨウ先生はどのようにお答えになりますか。
(これまでの体験から全体的に医師不信が根底にあってどうもいけません。これは老人に入りつつある者の独り言として聞き逃していただいても結構ですが、このサイトに登場される先生方のようなすばらしい医師に出会った経験がこれまで皆無ですので、つい何でも言ってみたくなりました。しつこい上に変な質問をしてごめんなさい)
以上、長々とした質問をして面倒だなとお感じになったかも知れませんが、もし何らかのコメントを頂けるようであれば誠に幸いに存じる次第です。
タイヨウ先生程度の説明(歯周病自体や治療計画などについて)をこれまでいずれの医師(大学病院の医師も含めて)からも伺ったことがないので、ある種の感動さえ覚えた次第です。
また、このサイトのトップページをよく見ると歯周病に関する質問、回答、その他の情報が大量に掲載されていることを迂闊にも今になって初めて知り、それらを読むことで歯周病についての理解が少しは深くなった気がします。それらをよく読んでから投稿すべきだったなとも反省しているところです。
ただその上で、繰り返し同じような質問をすることになり申し訳ありませんが、再度いくつか質問をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願い致します。
(近所の医院でこのようにしつこく質問することなど到底できそうにはなく、このサイトしか頼るところがありませんので)
その前にとりあえず私の口内の状態をやや正確に説明しておきますと、約10年から3年前までに左上2番、3番、7番の歯を歯周病により抜歯しており(それらに対応した部分入れ歯を作っていますが先に記しましたようにほとんど使っていません)、現時点で左上1番の歯がかなり動揺し歯茎から膿が出ている状態です。
ですので、医院に行けばその歯は治療の段階ではなく、もう手遅れで抜歯という判断になるのではないかと思われます。
そこで、第一の質問は、タイヨウ先生の言われている接着ブリッジですが、2番、3番、7番の歯はもうなくてもいいという前提でも、右1番の歯だけとの接着ブリッジというものが可能性としてはあり得るということでしょうか。また、それは近所のどの医院でも可能な程度の技術でしょうか。
第二は、素朴すぎる幼稚な質問かも知れませんが、重度の歯周病である右1番の歯を抜歯しさえすれば、その後に再度入れ歯を作るにせよ接着ブリッジにするにせよ、あるいは抜けたまま放置するにせよ(前歯を使うつもりはないのですが見栄え的には左1番の歯だけは何とかしてほしいですが)、その歯自体に関しては歯周病の問題は解決したということになるのでしょうか。
第三は、タイヨウ先生の回答には、部分入れ歯を使用していなかったことも歯周病を悪化させた要因となった可能性もあるといったような記述がありますが、どういうことなのかその意味がよく分からないのでよろしければ説明して頂けないでしょうか。
このサイトのどこかで渡辺先生が、部分入れ歯はそれを支える歯に負担を与えるので出来ればしないほうがいいというような内容の記述をされているのを読んだ気がしますが、そういった点との関係はどうなのでしょうか。
第四は、何本か抜歯するような歯周病を患った経緯があれば、残った歯も歯周病である可能性は高いと考えられるでしょうか。いや、とうより、いずれせよ加齢(老化)とともに歯周病のリスクは高まる一方と考えるべきでしょうかね。
第五は、残っている歯の保存(もしくは、まだ重度ではない歯周病の治療)についてです。これは再確認ですが、タイヨウ先生が述べられているように自力よる歯磨きの励行だけでは絶対に無理ですかね。
(以前、大学病院で治療していた時、私も自力だけでは無理ではないですかねと助教授レベルの医師にしつこく質問したことがあるのですが、その時その医師からは明確な返答はなく歯磨きと歯茎のブラッシングが重要ということだけは聞いた記憶があります。タイヨウ先生のような断固とした言い方を聞いたのは初めてです)
第六は、残りの歯のケアについても歯周病の専門医にかかるに越したことはないのでしょうが、そういう概念があること自体こちらのサイトによって初めて知ったような認識水準ですので、どのように探せばよいのか見当もつきません。
残りの歯のケアという目的だけなら近所の歯科医院でも大丈夫でしょうか。
またその場合でも、タイヨウ先生のお考えからすれば、歯周病の治療あるいは残りの歯の保存を望むなら、歯科医院に今後生涯にわたって通院するほかないということになりますかね。
さらにしつこく第七は、これはちょっと投げやりな言い方になるので御気を悪くされてはいけないので先に謝っておきますが、どういうコメントをされるかこの際あえてお聞きしてみたい気がします。
世間には全ての歯が抜歯となり総入れ歯となっている方もかなりおられると思いますが、そうなると歯の治療とか歯周病の治療というような概念は成立しませんよね。
ただ、その状態が生活上どういうことになるのかまだ明確には想像できませんが。
しかし、私自身そうなる可能性は十分あり得る現在の口内状況あるいは年齢になっています。
そこで、最終的に総歯抜けあるいは総入れ歯になってもいいや、医院に通うのはもういやだ、という気持ちを先生に語ったとすると、タイヨウ先生はどのようにお答えになりますか。
(これまでの体験から全体的に医師不信が根底にあってどうもいけません。これは老人に入りつつある者の独り言として聞き逃していただいても結構ですが、このサイトに登場される先生方のようなすばらしい医師に出会った経験がこれまで皆無ですので、つい何でも言ってみたくなりました。しつこい上に変な質問をしてごめんなさい)
以上、長々とした質問をして面倒だなとお感じになったかも知れませんが、もし何らかのコメントを頂けるようであれば誠に幸いに存じる次第です。
回答5
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-12-18 11:58:25
こんにちは。
なんだか今まで溜まっていたものが一気に噴出!…といった感じですね^^;
でも、ご質問の内容は非常によく理解できます。
タイヨウ先生への質問に割り込むようになってしまいますが、僕の分かる範囲で回答させて頂きますね。
【第一の質問】
>2番、3番、7番の歯はもうなくてもいいという前提でも、右1番の歯だけとの接着ブリッジというものが可能性としてはあり得るということでしょうか
接着ブリッジはあくまでも「ほとんど力がかからない部位に、一時的に使用するもの」ですから、そんなに広範囲に渡って行うのはまず無理です。
接着ブリッジで予後が良いとされているのは、せいぜい下の前歯1本とか、その程度です。
【第二の質問】
>抜歯しさえすれば、その歯自体に関しては歯周病の問題は解決したということになるのでしょうか。
歯周病の大きな原因は、歯に付着したプラーク(歯垢)や歯石なのですが、歯が無くなればそれらの原因も一緒に無くなる訳ですから、その歯に関しては歯周病の問題は無くなります。
ただし、通常歯周病というのは1本だけではなく、全部の歯に対して起こりますから、残っている歯を守ろうと思うのであれば、
抜歯=歯周病が解決
とはならないと思います。
今まで以上に徹底してプラーク(歯垢)や歯石の除去を行うことが重要です。
【第三の質問】
>部分入れ歯を使用していなかったことも歯周病を悪化させた
これはもしかしたら、タイヨウ先生が勘違いされているかもしれません…。
一般的に部分入れ歯を使わないと歯周病が悪化するというのは、奥歯に部分入れ歯を入れている場合です。
奥歯の部分入れ歯を入れておかないと、奥歯にかかる負担が全て前歯にいってしまうため、前歯への負担が増し、歯周病を悪化させる可能性があると言われています。
文面からはs.sさんのおっしゃられているのは前歯の部分入れ歯のようなので、今回の件に関しては、部分入れ歯と歯周病はあまり関係ないかもしれません。
【第四の質問】
>何本か抜歯するような歯周病を患った経緯があれば、残った歯も歯周病である可能性は高いと考えられるでしょうか
その通りです。
>いずれせよ加齢(老化)とともに歯周病のリスクは高まる一方と考えるべきでしょうかね
これもその通りです。
歯周病は、細菌と体の抵抗力とのバランスによって、進行するかどうかが決まると考えられています。
加齢に伴い体の抵抗力は一般的に落ちることが多いですから、その分歯周病のリスクが高まると言えます。
ですから、年齢を重ねれば重ねるだけ、若い時よりも細菌を減らす努力(正しい歯磨き、歯科医院でのメンテナンス等)をすることが必要になります。
【第五の質問】
>残っている歯の保存(もしくは、まだ重度ではない歯周病の治療)についてです。これは再確認ですが、タイヨウ先生が述べられているように自力よる歯磨きの励行だけでは絶対に無理ですかね
これについても様々な論文があるのですが、中等度以上の歯周病に関しては、どんなに頑張って歯磨きをしても治癒は難しいと考えられています。
特に、歯磨きでは歯周病の原因の一つである歯石は取れませんので、歯科医院で専用の器具を使ってとってもらう必要があります。
ちなみに、歯茎のブラッシングはほとんど意味は無いと思います。
(歯周病を改善できるかどうかは、原因を除去できるかどうかが問題です)
【第六の質問】
>残りの歯のケアについても歯周病の専門医にかかるに越したことはないのでしょうが、そういう概念があること自体こちらのサイトによって初めて知ったような認識水準ですので、どのように探せばよいのか見当もつきません
こちらを参考にどうぞ。
⇒参考:侵襲性歯周炎かも?(歯周病治療が得意な歯科医院の見分け方)
>歯周病の治療あるいは残りの歯の保存を望むなら、歯科医院に今後生涯にわたって通院するほかないということになりますかね。
実際、そうなると思います。
ただ正直な話、かなり歯周病が進行してしまっている場合には、それでも保存が難しい場合もあります。
【第七の質問】
>最終的に総歯抜けあるいは総入れ歯になってもいいや、医院に通うのはもういやだ、という気持ちを先生に語ったとすると、タイヨウ先生はどのようにお答えになりますか。
タイヨウ先生ではありませんが、一応…。
はっきり言って、これはもう患者さん自身の価値観の問題になってくると思いますので、入れ歯で良いと思われている方は入れ歯で良いと思います。
実際、入れ歯の方も多くおられますし、それで普通に生活されている方も多くおられます。
ただ、どんなに良い入れ歯でも、自分の歯と比べて劣ることはまず間違いないですし、入れ歯で悩んでいる人も実際多くおられます。
僕自身入れ歯になった経験が無いので、それがどの程度の悩みなのか分かりかねるという事もあるのですが、本当に大きな悩みになってしまわれている方も何人も見てきました。
そういった方に対して、何とかしてあげたい…と思っても、歯科治療にも限界があるので、どうにもならないということが多々あります。
ですから僕は、こういったサイトを通じて少しでも多くの人に、
「歯科治療は【治療】ではなく、あくまでも【延命処置】であること」
「歯科医院に行っても、治らないものは治らないこと」
「徹底的に治療しようと思ったら、高額な時間と莫大な時間がかかること」
「だからこそ、悪くならないように予防が大切なこと」
を知って頂きたいと思っています。
僕の患者さんで、もうどうにも治療することができないという方には、
「○○さんのお口の中を回復させることはできませんが、せめて○○さんのご家族やお孫さんが同じ思いをしないように、今回ご経験されたことを伝えてあげてください」
というようなことを言います。
それくらいしか、歯科医師としてできることは無いんです。
そういった方達も見てきていますから、まだ歯を残せる可能性があるのであれば、僕は全力で残してもらいたいと思います。
でも最終的に判断するのは患者さんご自身ですから、僕達は伝えるべきことだけ伝えて、あとは患者さん自身に判断してもらえればいいかな〜と思っています。
なんだか今まで溜まっていたものが一気に噴出!…といった感じですね^^;
でも、ご質問の内容は非常によく理解できます。
タイヨウ先生への質問に割り込むようになってしまいますが、僕の分かる範囲で回答させて頂きますね。
【第一の質問】
>2番、3番、7番の歯はもうなくてもいいという前提でも、右1番の歯だけとの接着ブリッジというものが可能性としてはあり得るということでしょうか
接着ブリッジはあくまでも「ほとんど力がかからない部位に、一時的に使用するもの」ですから、そんなに広範囲に渡って行うのはまず無理です。
接着ブリッジで予後が良いとされているのは、せいぜい下の前歯1本とか、その程度です。
【第二の質問】
>抜歯しさえすれば、その歯自体に関しては歯周病の問題は解決したということになるのでしょうか。
歯周病の大きな原因は、歯に付着したプラーク(歯垢)や歯石なのですが、歯が無くなればそれらの原因も一緒に無くなる訳ですから、その歯に関しては歯周病の問題は無くなります。
ただし、通常歯周病というのは1本だけではなく、全部の歯に対して起こりますから、残っている歯を守ろうと思うのであれば、
抜歯=歯周病が解決
とはならないと思います。
今まで以上に徹底してプラーク(歯垢)や歯石の除去を行うことが重要です。
【第三の質問】
>部分入れ歯を使用していなかったことも歯周病を悪化させた
これはもしかしたら、タイヨウ先生が勘違いされているかもしれません…。
一般的に部分入れ歯を使わないと歯周病が悪化するというのは、奥歯に部分入れ歯を入れている場合です。
奥歯の部分入れ歯を入れておかないと、奥歯にかかる負担が全て前歯にいってしまうため、前歯への負担が増し、歯周病を悪化させる可能性があると言われています。
文面からはs.sさんのおっしゃられているのは前歯の部分入れ歯のようなので、今回の件に関しては、部分入れ歯と歯周病はあまり関係ないかもしれません。
【第四の質問】
>何本か抜歯するような歯周病を患った経緯があれば、残った歯も歯周病である可能性は高いと考えられるでしょうか
その通りです。
>いずれせよ加齢(老化)とともに歯周病のリスクは高まる一方と考えるべきでしょうかね
これもその通りです。
歯周病は、細菌と体の抵抗力とのバランスによって、進行するかどうかが決まると考えられています。
加齢に伴い体の抵抗力は一般的に落ちることが多いですから、その分歯周病のリスクが高まると言えます。
ですから、年齢を重ねれば重ねるだけ、若い時よりも細菌を減らす努力(正しい歯磨き、歯科医院でのメンテナンス等)をすることが必要になります。
【第五の質問】
>残っている歯の保存(もしくは、まだ重度ではない歯周病の治療)についてです。これは再確認ですが、タイヨウ先生が述べられているように自力よる歯磨きの励行だけでは絶対に無理ですかね
これについても様々な論文があるのですが、中等度以上の歯周病に関しては、どんなに頑張って歯磨きをしても治癒は難しいと考えられています。
特に、歯磨きでは歯周病の原因の一つである歯石は取れませんので、歯科医院で専用の器具を使ってとってもらう必要があります。
ちなみに、歯茎のブラッシングはほとんど意味は無いと思います。
(歯周病を改善できるかどうかは、原因を除去できるかどうかが問題です)
【第六の質問】
>残りの歯のケアについても歯周病の専門医にかかるに越したことはないのでしょうが、そういう概念があること自体こちらのサイトによって初めて知ったような認識水準ですので、どのように探せばよいのか見当もつきません
こちらを参考にどうぞ。
⇒参考:侵襲性歯周炎かも?(歯周病治療が得意な歯科医院の見分け方)
>歯周病の治療あるいは残りの歯の保存を望むなら、歯科医院に今後生涯にわたって通院するほかないということになりますかね。
実際、そうなると思います。
ただ正直な話、かなり歯周病が進行してしまっている場合には、それでも保存が難しい場合もあります。
【第七の質問】
>最終的に総歯抜けあるいは総入れ歯になってもいいや、医院に通うのはもういやだ、という気持ちを先生に語ったとすると、タイヨウ先生はどのようにお答えになりますか。
タイヨウ先生ではありませんが、一応…。
はっきり言って、これはもう患者さん自身の価値観の問題になってくると思いますので、入れ歯で良いと思われている方は入れ歯で良いと思います。
実際、入れ歯の方も多くおられますし、それで普通に生活されている方も多くおられます。
ただ、どんなに良い入れ歯でも、自分の歯と比べて劣ることはまず間違いないですし、入れ歯で悩んでいる人も実際多くおられます。
僕自身入れ歯になった経験が無いので、それがどの程度の悩みなのか分かりかねるという事もあるのですが、本当に大きな悩みになってしまわれている方も何人も見てきました。
そういった方に対して、何とかしてあげたい…と思っても、歯科治療にも限界があるので、どうにもならないということが多々あります。
ですから僕は、こういったサイトを通じて少しでも多くの人に、
「歯科治療は【治療】ではなく、あくまでも【延命処置】であること」
「歯科医院に行っても、治らないものは治らないこと」
「徹底的に治療しようと思ったら、高額な時間と莫大な時間がかかること」
「だからこそ、悪くならないように予防が大切なこと」
を知って頂きたいと思っています。
僕の患者さんで、もうどうにも治療することができないという方には、
「○○さんのお口の中を回復させることはできませんが、せめて○○さんのご家族やお孫さんが同じ思いをしないように、今回ご経験されたことを伝えてあげてください」
というようなことを言います。
それくらいしか、歯科医師としてできることは無いんです。
そういった方達も見てきていますから、まだ歯を残せる可能性があるのであれば、僕は全力で残してもらいたいと思います。
でも最終的に判断するのは患者さんご自身ですから、僕達は伝えるべきことだけ伝えて、あとは患者さん自身に判断してもらえればいいかな〜と思っています。
回答6
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-12-18 19:19:20
田尾先生にほとんど答えてもらってしまいましたね。
「すでに奥歯や上横前歯の数本を医院で抜歯してもらい部分入れ歯も作ってもらっています」
の一文から
>これはもしかしたら、タイヨウ先生が勘違いされているかもしれません…。
>一般的に部分入れ歯を使わないと歯周病が悪化するというのは、奥歯に部分入れ歯を入れている場合です。
と、思ったわけです。
>最終的に総歯抜けあるいは総入れ歯になってもいいや、医院に通うのはもういやだ、という気持ちを先生に語ったとすると、タイヨウ先生はどのようにお答えになりますか。
いや、僕は何も言いませんよ。
僕は冷酷ですからね。
数年後に総入れ歯になっていらっしゃったらニッコリ笑って「インプラント治療代 500〜1000万円」と言う見積もりを渡すと思います(笑)。
心の中で「だから言ったのに‥」とぺロッと舌を出して‥。
ブラックだなぁ‥。
でも、ある意味、ホントですよ。
僕はリコール(はがきや電話)は一切していません。
自己管理、自己責任だと思っているから(本当はインプラントの患者さんだけでも出すたほうがいいかなぁと思っていますが)。
でも、3ヵ月後、6ヵ月後のPMTCのキャンセル率は10%以下ですからね。
実質のリコール率は90%近いでしょうね(結構、自慢)。
「すでに奥歯や上横前歯の数本を医院で抜歯してもらい部分入れ歯も作ってもらっています」
の一文から
>これはもしかしたら、タイヨウ先生が勘違いされているかもしれません…。
>一般的に部分入れ歯を使わないと歯周病が悪化するというのは、奥歯に部分入れ歯を入れている場合です。
と、思ったわけです。
>最終的に総歯抜けあるいは総入れ歯になってもいいや、医院に通うのはもういやだ、という気持ちを先生に語ったとすると、タイヨウ先生はどのようにお答えになりますか。
いや、僕は何も言いませんよ。
僕は冷酷ですからね。
数年後に総入れ歯になっていらっしゃったらニッコリ笑って「インプラント治療代 500〜1000万円」と言う見積もりを渡すと思います(笑)。
心の中で「だから言ったのに‥」とぺロッと舌を出して‥。
ブラックだなぁ‥。
でも、ある意味、ホントですよ。
僕はリコール(はがきや電話)は一切していません。
自己管理、自己責任だと思っているから(本当はインプラントの患者さんだけでも出すたほうがいいかなぁと思っていますが)。
でも、3ヵ月後、6ヵ月後のPMTCのキャンセル率は10%以下ですからね。
実質のリコール率は90%近いでしょうね(結構、自慢)。
相談者からの返信
相談者:
s.sさん
返信日時:2007-12-18 19:20:44
田尾先生、多くの質問の全てに懇切丁寧に回答していただき本当に有難うございました。感謝の念に堪えません。
全体の文面から、単に知識的なことだけでなく先生のお人柄や医師としての思想性とでもいうべき深いところまで触れることができたような気がして、今回の投稿はそれだけでも大きな収穫であり、十分満足するとともに感激いたしました。
今回の投稿に関しては、先生方の説明を伺って少なくとも予備知識的には十分納得できましたのでこれでひとまず解決と致します。
田尾先生のおっしゃるように後は当方の判断次第ですね。
これからも、そのままの姿勢でこのサイトを維持すべく頑張っていってください。また何か相談(質問、疑問)があれば、そちらに訪問させて頂きます。
全体の文面から、単に知識的なことだけでなく先生のお人柄や医師としての思想性とでもいうべき深いところまで触れることができたような気がして、今回の投稿はそれだけでも大きな収穫であり、十分満足するとともに感激いたしました。
今回の投稿に関しては、先生方の説明を伺って少なくとも予備知識的には十分納得できましたのでこれでひとまず解決と致します。
田尾先生のおっしゃるように後は当方の判断次第ですね。
これからも、そのままの姿勢でこのサイトを維持すべく頑張っていってください。また何か相談(質問、疑問)があれば、そちらに訪問させて頂きます。
タイトル | 歯が今にも抜けそうにぐらぐらして膿も出ている状態ですが、抜歯するべき? |
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質問者 | s.sさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 59歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病で抜けた・抜く予定 歯がグラグラする 歯周病(歯槽膿漏)治療 歯周病に関するトラブル 歯周病その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。