根の治療で歯根に穴を開けられ、出血が止まらず抜歯になりました
相談者：
すぅさんさん (39歳：女性)
投稿日時：2007-12-16 21:21:25
最近、こちらのサイトを知り、じっくり拝見させて頂いております。
専門知識や情報が豊富で大変参考になり、
こういう患者側の立場に立ったサイトは大変貴重で心強い気持ちになります。
本日は下記ご相談させて頂きますので、
お手数ですが、ぜひご教示いただけたらと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
右１の歯を１０年前に神経を抜き差し歯にしました。
歯茎が下がり見た目が悪くなったため、
新しい差し歯を作ろうと３ケ月前から歯医者に行き始めました。
レントゲンで根の尖に膿があり炎症があることの説明を受け、
その膿を取る治療をしてから、新しい差し歯を作ることになりました。
週に１〜２回歯医者に通い、１０回近く根の治療をしました。
その間、前につけていた差し歯の接合部分を削ったりしました。
最近になり「出血が止まらない」「原因が分からない」とのことで
再度レントゲンを撮りましたが、
何の説明もなくそのときは見せて頂けませんでした。
不安に思い、セカンドオピニンで他の歯医者へ行き、
レントゲンを撮ったら「根の途中に穴が開いているので、
抜歯しインプラントかブリッチにするしかないでしょう。」
と言われおどきました。
明らかに、３ケ月前にはなかった影がレントゲンに写っており、
歯の根の向きがまっすぐ上ではなく、斜め右方向だったため、
前の歯科医師が方向を誤って削って穴を開けたのだろうと言われました。
それを歯科医師が自分のミスと認識していたため、
２回目のレントゲンは見せて頂けなかったのだと分かりました。
一番目立つ前歯ということもあり、大変ショックで後悔しております。
インプラントは３０万円はするとのことですし、何より自分の歯の根を
出来るだけ残したいと思っていましたので、悲しい気持ちです。
今は他の歯科医に通っておりますが、どうしても納得し難い部分もあります。
これは医療ミスになるのでしょうか。
専門知識や情報が豊富で大変参考になり、
こういう患者側の立場に立ったサイトは大変貴重で心強い気持ちになります。
本日は下記ご相談させて頂きますので、
お手数ですが、ぜひご教示いただけたらと思います。
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右１の歯を１０年前に神経を抜き差し歯にしました。
歯茎が下がり見た目が悪くなったため、
新しい差し歯を作ろうと３ケ月前から歯医者に行き始めました。
レントゲンで根の尖に膿があり炎症があることの説明を受け、
その膿を取る治療をしてから、新しい差し歯を作ることになりました。
週に１〜２回歯医者に通い、１０回近く根の治療をしました。
その間、前につけていた差し歯の接合部分を削ったりしました。
最近になり「出血が止まらない」「原因が分からない」とのことで
再度レントゲンを撮りましたが、
何の説明もなくそのときは見せて頂けませんでした。
不安に思い、セカンドオピニンで他の歯医者へ行き、
レントゲンを撮ったら「根の途中に穴が開いているので、
抜歯しインプラントかブリッチにするしかないでしょう。」
と言われおどきました。
明らかに、３ケ月前にはなかった影がレントゲンに写っており、
歯の根の向きがまっすぐ上ではなく、斜め右方向だったため、
前の歯科医師が方向を誤って削って穴を開けたのだろうと言われました。
それを歯科医師が自分のミスと認識していたため、
２回目のレントゲンは見せて頂けなかったのだと分かりました。
一番目立つ前歯ということもあり、大変ショックで後悔しております。
インプラントは３０万円はするとのことですし、何より自分の歯の根を
出来るだけ残したいと思っていましたので、悲しい気持ちです。
今は他の歯科医に通っておりますが、どうしても納得し難い部分もあります。
これは医療ミスになるのでしょうか。
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時：2007-12-16 21:51:23
すぅさん、こんにちは。
この度の件、ご心中お察しします。
ただ、過去ログで既に同様のご質問に対する回答を見ておられるかもしれませんが、この歯科相談室での医療ミスかどうかの判別はできません。ご了承ください。
医療ミスかどうかの判断は、本来極めて高度な法的判断が求められるため、実際に弁護士との対面による法律相談によることとなります。
なおその前提として、すぅさんが今回のケースをどういった方向で対応していくのか、ということをお考えいただければ、と思います。
具体的には、インプラント等の治療費の請求を、前医に求めていくのかどうか、ということです。その過程で、医療ミスかどうかという追求をしていくことになります。
漠然と「医療ミスかどうか？」を判断することは、弁護士に相談されてもあまり意味がないと思われます。
なお、以下あくまで私個人の意見としましては、「歯の根に穴が開いたこと」そのものより、「その後レントゲンを撮っても見せてくれず、充分な説明が無い事」は、やはり問題があると思います。
ただ、すぅさんが何か具体的な対応を取られるのであれば、繰り返しとなりますが、弁護士にご相談されることをお勧めします。
すぅさんが、今回のケースを最善の形で解決されることを願っています。
この度の件、ご心中お察しします。
ただ、過去ログで既に同様のご質問に対する回答を見ておられるかもしれませんが、この歯科相談室での医療ミスかどうかの判別はできません。ご了承ください。
医療ミスかどうかの判断は、本来極めて高度な法的判断が求められるため、実際に弁護士との対面による法律相談によることとなります。
なおその前提として、すぅさんが今回のケースをどういった方向で対応していくのか、ということをお考えいただければ、と思います。
具体的には、インプラント等の治療費の請求を、前医に求めていくのかどうか、ということです。その過程で、医療ミスかどうかという追求をしていくことになります。
漠然と「医療ミスかどうか？」を判断することは、弁護士に相談されてもあまり意味がないと思われます。
なお、以下あくまで私個人の意見としましては、「歯の根に穴が開いたこと」そのものより、「その後レントゲンを撮っても見せてくれず、充分な説明が無い事」は、やはり問題があると思います。
ただ、すぅさんが何か具体的な対応を取られるのであれば、繰り返しとなりますが、弁護士にご相談されることをお勧めします。
すぅさんが、今回のケースを最善の形で解決されることを願っています。
回答2
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時：2007-12-16 22:00:56
根に穴を開けてしまうのは、たまにあるミスですね…。
歯科医のテクニックによっても穴を開ける確率は変わってくるので、医療ミスと言えば医療ミスと言えそうではあるのですが、おそらくほとんどの歯科医が経験していることだと思います。（僕もあります…）
医療ミスというよりは、医療に付き物の事故…という感じですね。
こちらもお読みください。
⇒参考：6番の歯根に、根とは違う方向にあいた穴が原因で抜歯に…
ある程度は仕方のないことなので、きちんと説明すればいいのに…と個人的には思うのですが…。
歯科医のテクニックによっても穴を開ける確率は変わってくるので、医療ミスと言えば医療ミスと言えそうではあるのですが、おそらくほとんどの歯科医が経験していることだと思います。（僕もあります…）
医療ミスというよりは、医療に付き物の事故…という感じですね。
こちらもお読みください。
⇒参考：6番の歯根に、根とは違う方向にあいた穴が原因で抜歯に…
ある程度は仕方のないことなので、きちんと説明すればいいのに…と個人的には思うのですが…。
| タイトル | 根の治療で歯根に穴を開けられ、出血が止まらず抜歯になりました |
|---|---|
| 質問者 | すぅさんさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 39歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
抜歯：１番(中切歯) 歯が抜けた・抜く予定 その他 根管治療に関するトラブル 歯科/医療ミス 医療ミス、不信感その他 根の穴・穿孔(パーフォレーション) 根の穴・穿孔(パーホレーション) |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
