事前の説明不足、矯正訴訟の示談について

相談者: ファンさん (40歳:女性)
投稿日時:2007-12-17 15:15:00
私は約2年前に矯正治療を終えたものです。
約4年近く装置を付けていました。

こちらで相談するにはもう遅すぎることですが、どうしても聞いてほしいことがあります。

私は矯正医の矯正治療に疑問を感じつつも、治療を続けてしまい、自分の主訴ではない歯列となりました。

矯正前は上顎14本(前歯4本ブリッジ)、下顎13本でした。全体的に口元が突出気味が気になり矯正治療を考えました。

矯正を行った先生の治療診断は、

「あなたの場合は2通りの治療ができます。積極的に動かすか、消極的に動かすか」

と言われ、消極的に動かすなら1年半、しかし根本的な問題は解決しません。

積極的に動かす場合前歯のブリッジを壊し、前1番の歯をつめて側切歯を一番へ犬歯を2番にする治療で、治療期間3年半という治療を提案されました。

その先生の話を鵜呑みにし、せっかく矯正するのだから最善な治療をすべきか、審美的によくなればいい消極的な治療をとるかと悩みましたが、先生は

「治療は3年半ですが、人生のうちのたった3年半ですよ」

と言われ治療に同意しました。
しかしその治療の説明は今でも疑問に思います。

積極的か消極的かどうかではなく、何本の抜歯か非抜歯の詳細、どちらの治療においてもメリット・デメリットの説明をする義務があると思います。

そして矯正装置を長くつけているリスクを考えたうえでも、矯正専門医なら治療計画を提案する義務があるのではないでしょうか。

3年半の間、この歯科医では通院時にまともなクリーニングはありませんでした。
なぜそんな説明で同意したのかわかりません。
ブリッジにコンプレックスを持っていたのもあったでしょうが。

結果的には前に持ってきた犬歯と他3本の義歯の審美回復を行うための治療が必要になりました。

これは健康な歯を安易に抜歯させてまで、そして犬歯を異常な位置にさせてまで行う治療だったでしょうか?

何度か先生に治療への疑問、途中でやめたいなどを話しましたが、「ブリッジよりはましでしょう?」という返答でした。

本当に取り返しのつかないことをしてしまいました。

歯は元に戻りませんが、この矯正の先生の一番の問題は「患者の主訴ではないことをした」ということを認めてほしいです。

できれば全額治療費を返金してほしいくらいです。

こういう場合でも訴えても意味はないことでしょうか?
やはり示談で終わりますか?

患者の無知の責任もあると思いますが、先生方のご意見をお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2007-12-17 15:36:32
ファンさん、こんにちは。

ファンさんの矯正の経緯を拝見しました。ご心中お察しします。

ですが、大変申し訳ないのですが、本件に関しまして具体的な回答は、この歯科相談室では難しいと思われます。

といいますのも、ファンさんの今回のケースでは、極めて高度な法的判断が要求されるため、匿名の文字だけによる無料相談で扱える事例ではないからです。

実際に弁護士との対面の上での法律相談ということになると思います。どうかこの点、ご了承ください。

ファンさんが、今回のケースを最善の形で解決されることを願っています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ファンさん
返信日時:2007-12-17 17:15:42
ご回答ありがとうございました。
他医院で相談した際も同じような事を言われました。

(同意した患者の責任もあるからと、今の状態を受け入れて諦めなさいとも言われました。)

自分にとって最善の解決方法が何なのか、気持ちの整理をつけたうえで法律相談を考えたいと思います。



タイトル 事前の説明不足、矯正訴訟の示談について
質問者 ファンさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正のトラブル
歯列矯正(矯正歯科)その他
歯科/医療ミス
歯科/裁判・訴訟・示談・慰謝料
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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