顎がずれているのでスプリントを使っているが、痛みが出てきた
相談者:
バッジョさん (19歳:男性)
投稿日時:2008-01-12 19:14:11
僕は、二年前から矯正を始め、昨年まで装置をつけていました。
それまで奥歯の生え方が悪く、永久歯になってからの十数年間、下あごが右にずれていたために、首も右に傾いた状態だったようです。
顎の筋肉をリラックスさせる目的で最初にスプリントを使いましたが、そのころから顔の左側の目の下から口の筋肉にかけて痛みが出るようになりました。
首の傾きについては、自分で意識していたこともあり、見た感じは問題ありませんが、顔の痛みのストレスからか、首などへの負担からか、頭痛が時折するようになりました。
院内の治療の際にはベッドに寝た状態で噛み合せを調整したので、下あごの位置は一番奥で噛めるようにしたようです。
顔の痛みについては、痛みがでないような筋肉の動かし方を探して試したところ、どうしても矯正前の顎の位置に戻ろうとしますが、顔の筋肉は顎の位置に対応していくものでしょうか。
また、寝た状態で噛み合わせを調整するのには少し疑問があります。
仰向けの状態でしっかり噛めても、起きたときしっかり噛めるとは限らないと思うのですが。
長い文章で申し訳ありませんが回答よろしくおねがいします。
それまで奥歯の生え方が悪く、永久歯になってからの十数年間、下あごが右にずれていたために、首も右に傾いた状態だったようです。
顎の筋肉をリラックスさせる目的で最初にスプリントを使いましたが、そのころから顔の左側の目の下から口の筋肉にかけて痛みが出るようになりました。
首の傾きについては、自分で意識していたこともあり、見た感じは問題ありませんが、顔の痛みのストレスからか、首などへの負担からか、頭痛が時折するようになりました。
院内の治療の際にはベッドに寝た状態で噛み合せを調整したので、下あごの位置は一番奥で噛めるようにしたようです。
顔の痛みについては、痛みがでないような筋肉の動かし方を探して試したところ、どうしても矯正前の顎の位置に戻ろうとしますが、顔の筋肉は顎の位置に対応していくものでしょうか。
また、寝た状態で噛み合わせを調整するのには少し疑問があります。
仰向けの状態でしっかり噛めても、起きたときしっかり噛めるとは限らないと思うのですが。
長い文章で申し訳ありませんが回答よろしくおねがいします。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2008-01-13 23:55:10
できれば噛み合わせの専門医または大学病院の「噛み合わせ外来」などを受診されてはいかがでしょうか?
実際に噛み合わせをしっかり治せる先生は少ないのですが、一般的な開業医の先生と比べ、専門の先生であれば、何か解決策が見つかるかもしれませんよ。
>仰向けの状態でしっかり噛めても、起きたときしっかり噛めるとは限らないと思うのですが。
確かに、最終的な噛み合わせの調整はイスを起こして行うのが良いとされています。
また、診察台も足を投げ出して座るのではなく「足折れ式」と行って、普通のイスに座っているように膝を曲げて座れるように可動する診察台をわざわざ選んで使用している歯科医院さんもあるくらい、患者さんの姿勢は重要です。
実際に噛み合わせをしっかり治せる先生は少ないのですが、一般的な開業医の先生と比べ、専門の先生であれば、何か解決策が見つかるかもしれませんよ。
>仰向けの状態でしっかり噛めても、起きたときしっかり噛めるとは限らないと思うのですが。
確かに、最終的な噛み合わせの調整はイスを起こして行うのが良いとされています。
また、診察台も足を投げ出して座るのではなく「足折れ式」と行って、普通のイスに座っているように膝を曲げて座れるように可動する診察台をわざわざ選んで使用している歯科医院さんもあるくらい、患者さんの姿勢は重要です。
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2008-01-14 00:20:38
>顔の痛みについては、痛みがでないような筋肉の動かし方を探して試したところ、どうしても矯正前の顎の位置に戻ろうとしますが、顔の筋肉は顎の位置に対応していくものでしょうか。
あごの位置がおかしくて、痛みが出るのか、痛みがあるから、それをかばうためにあごの位置がずれるのか、もう少し診断したほうがいいかもしれません。
たとえば、片足に怪我をして痛みがあれば、おかしな姿勢になるでしょうし歩き方も不自然になります。
一般的に筋肉は、状況に対応しやすい組織だといわれています。
手や足を骨折して、少々骨がずれて治っても、筋肉はそのずれに対応します。
>寝た状態で噛み合わせを調整するのには少し疑問があります。仰向けの状態でしっかり噛めても、起きたときしっかり噛めるとは限らないと思うのですが。
かみ合わせの基準をどこに求めるかにもよります。
あごの関節を基準に考えると(専門用語で中心位といいます)寝ていてもおきていても同じところに誘導されます。
数本の歯の噛み合わせを調整するときは、残っているはがしっかりかむ位置(最大咬頭カンゴウ位)に調整します。
この時は、微妙に変わることがありますので、両方での調整が必要かもしれません。
患者さんの習慣的なあごの動きに合わせて調整するときは、起こしたほうがいいかもしれません。
ただしこの調整は大変アバウトで、実際は、かむたびに微妙にずれたり、日によって大きく変わったりしますので、どこが本当の位置かわからなくなってしまうことが多いようです。
私の場合は、寝た状態で調整して、おきて確認してそれでよければ良しとします。
だめなら起きた状態で再度調整します。
あごの位置がおかしくて、痛みが出るのか、痛みがあるから、それをかばうためにあごの位置がずれるのか、もう少し診断したほうがいいかもしれません。
たとえば、片足に怪我をして痛みがあれば、おかしな姿勢になるでしょうし歩き方も不自然になります。
一般的に筋肉は、状況に対応しやすい組織だといわれています。
手や足を骨折して、少々骨がずれて治っても、筋肉はそのずれに対応します。
>寝た状態で噛み合わせを調整するのには少し疑問があります。仰向けの状態でしっかり噛めても、起きたときしっかり噛めるとは限らないと思うのですが。
かみ合わせの基準をどこに求めるかにもよります。
あごの関節を基準に考えると(専門用語で中心位といいます)寝ていてもおきていても同じところに誘導されます。
数本の歯の噛み合わせを調整するときは、残っているはがしっかりかむ位置(最大咬頭カンゴウ位)に調整します。
この時は、微妙に変わることがありますので、両方での調整が必要かもしれません。
患者さんの習慣的なあごの動きに合わせて調整するときは、起こしたほうがいいかもしれません。
ただしこの調整は大変アバウトで、実際は、かむたびに微妙にずれたり、日によって大きく変わったりしますので、どこが本当の位置かわからなくなってしまうことが多いようです。
私の場合は、寝た状態で調整して、おきて確認してそれでよければ良しとします。
だめなら起きた状態で再度調整します。
相談者からの返信
タイトル | 顎がずれているのでスプリントを使っているが、痛みが出てきた |
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質問者 | バッジョさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 19歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
噛み合わせ(咬合)治療 噛み合わせに関するトラブル 顎関節症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。