数ヶ月前から続く原因不明の歯痛(口腔外科受診済/レントゲン異常なし)

相談者: チコさん (33歳:女性)
投稿日時:2008-02-14 03:18:26
はじめまして こんばんわ。
早速なのですが、上下左右4番の歯痛で困っています。
アドバイスお願いします。

痛みが出始めたのは、3〜4ヶ月前だったと思います。

掌蹠膿疱症の診断を受けた為、銀歯の除去の目的で歯科受診しました。

全部で5〜6本は治療しましたが、その内の1本はかなり神経の近くまで削らなければならないと言われ、

「治療後暫くして痛みが出るかもしれないので、もし我慢できない痛みであれば神経を抜きましょう」

と言われていました。

治療終了後2ヶ月以上経過しても痛みは出なかったのですが、3ヶ月程経ったところで上下左右の4番のにズキズキと痛みが出はじめたのです。

治療を行った歯科へ行き状況を説明したところ、神経近くまで削ったのは左上4番で、他の歯は治療していないし治療の形跡も見られないとの事。

とりあえずという事で左上4番は神経を抜きました(しかし現在も歯痛継続中)。

しかし、4本の内最も痛みが強く頻繁に痛みが出るのは左下の4番で、次が左上4番→右下4番→右上4番といった状態です。

(左下3番の違和感は痛いとき意外も常にあります)

右の上下に関しては最近はあまり痛みませんが、左下の痛みは朝方痛みで目が覚めたり、入浴中〜後・食事中〜後には頻繁に激しい痛みを伴います(特に入浴!)。先程も入浴してまもなく激しい痛みが出たため、試しに冷たい水を口に含んでみたところ比較的すぐに痛みが治まりました。

また少しすると痛みが復活します。
結局入浴中ずっと水・氷を口に含んでいました。

仕事中や寝る前など痛みが酷い時はロキソニンやボルタレンを飲みますが、一次的なものです。

かかりつけの歯科では「分からない」と言われた為、町医者ですが口腔外科の看板も出している歯科医院へ行きました。

パノラマのレントゲンも撮ったのですが、歯根にも異常はみられず、また、歯が折れているなどといった事も無いとの診断結果。

噛み合わせによる負荷かもしれないとの事で左下4番を少し削り様子をみる事になりました。

この処置をしたのが先月末頃ですが、やはり痛みが改善されません。

先にも書きましたが、口内が暖まると言うような状況の時に痛みが出るような気がするのですが、

・掌蹠膿疱症
・甲状腺亢進症(の可能性有り。現在検査結果待ち)
・咳喘息(過去に診断を受け治療したが再発したかもという状態)

上記と歯痛は関係するのでしょうか?

また、口腔外科でも原因が分からないと言われた場合、他の方の質問などから“三叉神経痛”という可能性もあるかと思いますが、この場合は脳神経外科を受診すれば良いのでしょうか?

個人的な先入観で色々書かせていただいてしまいましたが、先生方のご意見をお聞かせ頂ければと思います。

宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2008-02-14 03:51:43
チコさん、こんにちは。

原因のよく分からないの痛みで大変お困りのことと思います。

ご質問の内容をうかがう限りの回答となりますが、チコさんの今の症状は、歯の根の病気歯周病等の典型的な歯科疾患が原因とは考えにくいと思います。

ですから、ご質問に書かれている通り、神経を抜いたとしても、あるいは抜歯したとしても、痛みは治まらない可能性が高いと思います。

なお三叉神経痛は左右両側の痛みとしては現れないので、可能性は低いでしょう。

今回のチコさんの症状は、非定型歯痛といわれるものに近いと思われます。

非定型歯痛とは、原因の特定できない歯の痛みの総称で、チコさんのように入浴などの温度変化により生じることもあります。

非定型歯痛に関しては、本歯科相談室の過去スレにも何件か回答がありますので、参考にしてみてください。

いずれにしても、一度大学病院等の口腔外科で精密検査を受けることをお勧めします。

すでに口腔外科標榜の歯科医院を受診されたとのことですが、口腔外科と一口に言っても、開業歯科医院と大学病院とでは、扱う内容等に違いがあります。

チコさんは23区内にお住まいとのことですので、東京医科歯科大学の口腔外科などを受診されるのが良いのではと思います(その場合、もし本当に非定型歯痛の可能性があるならば、同大学の専門診療科に紹介されると思います)。

ただ、非定型歯痛を含めて、歯や歯周組織の明らかな器質的異常(虫歯や歯周病など)が見当たらない症状の場合、同症状の改善には大変時間がかかることが多いです。

まずはしっかりと検査をされて、本当に非定型歯痛などの症状であれば、少し気長に見ていくというお気持ちでおられてください。

それではお大事にどうぞ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: チコさん
返信日時:2008-02-17 23:51:24
中本先生

アドバイス有難うございました。
早速 日本医科歯科大学付属病院へ行ってきました。

結果をご報告すると、
歯の神経炎症を起こしている為”との事でした。

上下左右の4番に痛みがあり、特に強く痛むのは左下4番であると説明したところ、レントゲンを撮ったのは左下4番だけで、検査をしたのも左下4番だけでした。

(神経が生きているかどうか検査しますと言って、何か測定器みたいなものでチェックされました)

これまでものレントゲンはとりましたが、はじめて治療かなにかした形跡があると言われ、確かにレントゲンで説明された部分をみると、側面に僅かに丸い陰らしきものがありました。

しかし、最近(少なくとも1年位)治療したものであるのは確かだと思うのですが、治療後何年も経ってからこんなに強烈な痛みが出る事などあるのでしょうか?

先日も書きましたが、痛みがあるのは1本だけではないですし…。

担当頂いたDrからは“神経を抜くしか無い”と言われましたが、炎症を起こしているせいで痛むのならば、炎症を抑える事で解消できないのでしょうか?

それとも歯神経の炎症を抑える手段が現在の医療ではないのでしょうか?

このまま我慢していても結局神経は弱って死ぬとの事でしたが、抜いても左上4番のように痛みが残るのだろうと思います。

かと言って暖かい物を食べたり入浴の度に痛みに苦しむのもつらいですし…。

(先日冷たいものについて触れていませんでしたが、直接歯に冷たいものが触れると痛みます。温まった時に比べると、少し知覚過敏の痛みに近いズキズキとした痛みがします)

難しいかもしれませんが、是非なにか良い方法があればご教示頂けないでしょうか。

宜しくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2008-02-18 00:25:33
チコさん、こんにちは。

【はじめに】

「日本医科歯科大学」というのは、お茶の水にある「東京医科歯科大学」のことですよね?

あの辺りは、大学病院がたくさん存在しており、似たような名前の大学もあるものですから…


【1】

さて、今回の受診の結果を拝見しました。

担当医に説明された左下4番の「神経の炎症」とは、歯髄炎のことと思われます。

>担当頂いたDrからは“神経を抜くしか無い”と言われましたが、
>炎症を起こしているせいで痛むのならば、炎症を抑える事で
>解消できないのでしょうか?
>それとも神経の炎症を抑える手段が現在の医療ではないのでしょうか?

たしかに歯髄炎は、基本的に神経を抜くしかありません。
(薬で炎症を鎮めるのは一時しのぎだからです)

神経が通っている歯の中に細菌が感染しているため、神経を取り除いて、根の中を綺麗に掃除し、さらに神経の変わりの材料を、根があった空洞の中にピッタリと詰めてやる必要があります。


【2】

さて、前回の回答で、非定型歯痛のことについて書きましたが、今回の検査で左下4番に歯髄炎が見つかったことと、今回新たに書かれている、

>先日冷たいものについて触れていませんでしたが、
>直接歯に冷たいものが触れると痛みます。温まった時に比べると、
>少し知覚過敏の痛みに近いズキズキとした痛みがします

というご質問から考えると、やはり優先順位は、左下4番の神経を取り、歯の根の治療を受けることになると思います。


【3】

左下4番の治療を終えて、今回のチコさんの症状が完全に消失するかは、正直なところ予測できません。

確かに、レントゲン所見から特に異常が見られないのに、患者さんの痛みの訴えに応じて、とりあえず安易に神経を抜いてしまう、というケースもあります(その結果、結局痛みは引かなかったということも多いです)。

ですが、今回のチコさんのように、実際に歯髄炎が存在するのであれば、その治療をすることが優先されると考えます。


【4】

以上より、私個人の回答としましては、今回のチコさんの一連の症状全てが左下4番に起因しているかは分からないものの、実際に左下4番の歯髄炎が存在する以上、その治療をまずは行いながら、状況をみていくのがよいのでは、と思います。

ご参考になれば幸いです。
色々とご心配なこともあろうかと思います。

担当の先生にも、今後の状況も含めてしっかりとお話されてみてくださいね。

また何かありましたらお気軽にお話ください。




タイトル 数ヶ月前から続く原因不明の歯痛(口腔外科受診済/レントゲン異常なし)
質問者 チコさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 原因不明の歯の痛み
歯科金属アレルギー
甲状腺疾患
喘息(ぜんそく)
掌蹠膿疱症
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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