12年も問題なかった歯の根幹治療のやり直しは必要あったのでしょうか?
相談者:
happyさん (36歳:女性)
投稿日時:2008-02-11 23:32:05
始めまして。質問させていただきます。
12年前に、右上6番の神経を取りました。(治療後は、クラウンではなく詰め物で処置してありました。)
その後、時々痛むことがあったので、3年おき位に2回ほどレントゲンで中の状態を確認したところ、虫歯になっているわけでも、根本に病巣が出来ているわけでもなかったので、特に治療はしておりませんでした。
先生曰く、体調の変化によっても痛みを感じることがあるとの事でしたので、病気でないなら安心と思い、そのままにしていました。
ここ最近、また時々痛みを感じることがあり、詰め物の隙間も若干黒くなっていたので、中が虫歯になってしまったのではと心配になり、5年ぶりに歯科医院に行きました。
ただ今回は、訳あって、今までのかかりつけ医院ではなく、ネットの口コミで評判のよかった別の歯科医院に行きました。
そこで、レントゲンを見た先生が、
「これは根の治療をやり直ししなければダメだ」
と言って、いきなりガリガリ治療をされました。
私にもレントゲンを見せて、キチンと説明をした上で治療をして欲しかったのですが、先生の判断で根の再治療になり、治療後に、
「神経の取り残しがあり、薬も雑に詰めてあった」
との説明を受けました。
「薬が雑に詰めてあった」というのは恐らく、根本までちゃんと入っていなかったという事ではないかと思うのですが、このサイトで、必ずしも根本まで入っている必要はないという事、また、根幹治療のやり直しは、感染のリスクも高まり、やるとしても2〜3回が限度という事を知りました。
先生は、虫歯になっているとも、根本に病巣が出来ているとも言ってはいなかったので、単に神経の取り残しがあった為に、その治療をされたのだと思います。
治療自体は時間をかけて丁寧にやって下さったとは思います。
また、以前の医院ではやらなかった、根の深さを測るというような事もやっていたので、根の治療は信頼できるのかな、とも思ってはいます。
(ラバーダムは使っていませんでしたが。)
ただ私としては、虫歯でも、病巣があるわけでもないのなら、経過観察でも良かったのではないか?と疑問を持ってしまいました。
もう治療が始まってしまったので今更遅いのですが、時々ズーンと痛む程度で12年ももっている歯を、感染のリスクを伴う再治療をする必要が本当にあったのでしょうか。
先生方の見解をお聞かせ頂きたく投稿いたしました。
まとまりのない文で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
12年前に、右上6番の神経を取りました。(治療後は、クラウンではなく詰め物で処置してありました。)
その後、時々痛むことがあったので、3年おき位に2回ほどレントゲンで中の状態を確認したところ、虫歯になっているわけでも、根本に病巣が出来ているわけでもなかったので、特に治療はしておりませんでした。
先生曰く、体調の変化によっても痛みを感じることがあるとの事でしたので、病気でないなら安心と思い、そのままにしていました。
ここ最近、また時々痛みを感じることがあり、詰め物の隙間も若干黒くなっていたので、中が虫歯になってしまったのではと心配になり、5年ぶりに歯科医院に行きました。
ただ今回は、訳あって、今までのかかりつけ医院ではなく、ネットの口コミで評判のよかった別の歯科医院に行きました。
そこで、レントゲンを見た先生が、
「これは根の治療をやり直ししなければダメだ」
と言って、いきなりガリガリ治療をされました。
私にもレントゲンを見せて、キチンと説明をした上で治療をして欲しかったのですが、先生の判断で根の再治療になり、治療後に、
「神経の取り残しがあり、薬も雑に詰めてあった」
との説明を受けました。
「薬が雑に詰めてあった」というのは恐らく、根本までちゃんと入っていなかったという事ではないかと思うのですが、このサイトで、必ずしも根本まで入っている必要はないという事、また、根幹治療のやり直しは、感染のリスクも高まり、やるとしても2〜3回が限度という事を知りました。
先生は、虫歯になっているとも、根本に病巣が出来ているとも言ってはいなかったので、単に神経の取り残しがあった為に、その治療をされたのだと思います。
治療自体は時間をかけて丁寧にやって下さったとは思います。
また、以前の医院ではやらなかった、根の深さを測るというような事もやっていたので、根の治療は信頼できるのかな、とも思ってはいます。
(ラバーダムは使っていませんでしたが。)
ただ私としては、虫歯でも、病巣があるわけでもないのなら、経過観察でも良かったのではないか?と疑問を持ってしまいました。
もう治療が始まってしまったので今更遅いのですが、時々ズーンと痛む程度で12年ももっている歯を、感染のリスクを伴う再治療をする必要が本当にあったのでしょうか。
先生方の見解をお聞かせ頂きたく投稿いたしました。
まとまりのない文で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
回答1
回答日時:2008-02-12 01:01:08
はじめまして。
根管治療の失敗の基準については、
・レントゲン上で分かる異常(根尖病変)
・自覚症状の有無
と言うのが本来だとは思います。
ですが今回は
・薬が理想的な長さまでは入っていない
・自覚症状→時々はある
と言う状態な訳ですから、担当される先生によって判断が異なることはあっても仕方がないかと思いますよ。
まして詰め物はやりかえる予定だったと思いますので、根管治療は「ついで」になりますから尚更です。
ただ処置内容について事前に説明と同意がない点だけはよろしくないですね。
結局今回の問題はそこだと思います。
おそらくそれがその医院のやり方でしょうし、happyさんが不安に思われるのなら、転院もやむを得ないのではないでしょうか。
根管治療の失敗の基準については、
・レントゲン上で分かる異常(根尖病変)
・自覚症状の有無
と言うのが本来だとは思います。
ですが今回は
・薬が理想的な長さまでは入っていない
・自覚症状→時々はある
と言う状態な訳ですから、担当される先生によって判断が異なることはあっても仕方がないかと思いますよ。
まして詰め物はやりかえる予定だったと思いますので、根管治療は「ついで」になりますから尚更です。
ただ処置内容について事前に説明と同意がない点だけはよろしくないですね。
結局今回の問題はそこだと思います。
おそらくそれがその医院のやり方でしょうし、happyさんが不安に思われるのなら、転院もやむを得ないのではないでしょうか。
回答2
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2008-02-12 10:25:20
今回のケースはやり直してもいいと思いますが、問題点は、インフォームドコンセントがきちんと出来ていたかどうかですね。
相談者からの返信
相談者:
happyさん
返信日時:2008-02-13 20:21:10
渡辺先生、タカタ先生。迅速な回答を有難うございました。
前回根の治療をした時、かなり歯を削られ、次に虫歯になってしまったら抜歯になるのかも、、、と不安に思っていた歯だっただけに、虫歯や病巣があるわけでなければ削ってほしくなかったと思っていたのです。
しかし、先生方に、今回は治療もやむをえないというご意見を頂き、納得・安心できました。
今回は最終的に被せ物になるようです。
さらに歯が痩せてしまいますが、ケアに勤めてなるべく自分の歯が長持ちするように頑張ります。
また何かありましたら相談させて頂きますので、よろしくお願いいたします。
お忙しい中、有難うございました。感謝いたします。
(文中、「根管」の変換ミスがあり失礼しました。)
前回根の治療をした時、かなり歯を削られ、次に虫歯になってしまったら抜歯になるのかも、、、と不安に思っていた歯だっただけに、虫歯や病巣があるわけでなければ削ってほしくなかったと思っていたのです。
しかし、先生方に、今回は治療もやむをえないというご意見を頂き、納得・安心できました。
今回は最終的に被せ物になるようです。
さらに歯が痩せてしまいますが、ケアに勤めてなるべく自分の歯が長持ちするように頑張ります。
また何かありましたら相談させて頂きますので、よろしくお願いいたします。
お忙しい中、有難うございました。感謝いたします。
(文中、「根管」の変換ミスがあり失礼しました。)
タイトル | 12年も問題なかった歯の根幹治療のやり直しは必要あったのでしょうか? |
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質問者 | happyさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の失敗・再治療 根管治療その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。