銀歯の切削除去の際の害について(アマルガムなどの影響)

相談者: きくたさん (26歳:女性)
投稿日時:2008-02-29 14:28:52
こんにちは。
銀歯の切削除去の際の害についてお聞きしたいと思います。

八年ほど前に、奥歯にかなり大きな銀歯を入れたのですが、
銀歯の下で虫歯ができてしまい、今回銀歯を切削除去しました。

除去の際、銀が体内に入って害になることはあるのでしょうか。

アマルガムを使用した銀歯だったのか分からないのですが、
(引っ越しをしてしまい、今回は八年前と違う歯科での治療です)
水銀が体内に入ってしまった・・と思うと怖くなります。

治療の途中でうがいしたら、水が銀色に染まっていました。
間違いなく、けっこう大量に飲み込んでいると思います。

今回のように、切削除去の際に大量に飲み込んでしまった場合、
中毒症状などは起こるのですか?

また、アマルガムがもし入っていなかったとしても、それ以外の物質でも、
大量に飲み込んだ場合害になりますか?

銀歯を除去する際は、銀が体内に入ることはやむを得ないのでしょうか??

昨日から口腔内が妙に渇いたような症状があって心配です。
気のせいでしょうか?

ご回答お願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-02-29 20:45:49
>それ以外の物質でも、大量に飲み込んだ場合害になりますか?

飲み込んでも下から出てきますからそこまで不安にならなくてもいいですよ。
中毒もないです。

国が認めている金属しか保険治療では使用が許されていません、ですが、大きな害になるようなことはそこまでありませんから安心してください。

小さな害を言えばキリがないですが・・・


それと銀歯はたぶん金銀パラジュウム合金でアマルガムとはちがいますからね。

アマルガムは水銀が入っていますが、無機水銀でこちらも体内に取り込まれることはないと言われています。

今回の銀歯は削った際より、生活の中で溶け出す方が害があるといえますので、今回削ったから・・・、と言うことで気にしなくてもいいと思いますよ^^



>昨日から口腔内が妙に渇いたような症状があって心配です。

たぶん気のせいでしょうね^^;

回答 回答2
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2008-02-29 22:49:27
きくたさん、こんにちは。

銀歯の除去時に出てきた銀粉でご不安なことと思います。

ただ、上記で井野先生もご回答されておられるように、きくたさんの今回の銀歯除去の際に吸収した銀粉で中毒症状が起こることは、まず考えにくいです。

実際に銀歯を除去する際には、もちろんできるだけ体内に入らないように、バキュームで吸い取りながら行いますが、それでも体内への進入をゼロにすることは(ミクロレベルで考えてみても)不可能です。ですがそれで実害が生じることはありません。

口の中が乾いた感じと言うのは、銀の影響とは無関係と思われます。

まずはご安心くださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きくたさん
返信日時:2008-03-01 23:43:41
井野先生、中本先生
ご回答ありがとうございました。

色々早とちりしていたみたいです。
銀歯にはアマルガムが入っているのだと思い込んでいました。

しかもアマルガムは体内で有機水銀に変わる云々・・そんな話を耳にはさんだことがあったので、勝手に怖がっていました。

口が渇いたのは空気の乾燥かもしれないですね^^;
安心しました。



>今回の銀歯は削った際より、生活の中で溶け出す方が害があるといえます

とのことですが、
今回削ったところに、また新しい銀歯が入る予定です。

それ以外にも上下合わせて六本の銀歯があるので、
これから先のことも考えて、保険外の処置も検討しようと思います。



タイトル 銀歯の切削除去の際の害について(アマルガムなどの影響)
質問者 きくたさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のインレー(銀・金属)
アマルガム
詰め物、インレーのトラブル
保険のクラウン(奥歯:銀歯)
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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