歯の神経を抜いたのですが、根っこの治療の具体的な方法は?

相談者: ぴゅうさん (17歳:女性)
投稿日時:2008-03-07 01:27:48
こんばんは。

私は歯科恐怖症でなかなか歯医者さんに行けず
1年半虫歯を放置していました。

でも今年に入ってから本当に痛くて
たまらなくなって覚悟をきめて行ってきました。

やっぱり虫歯はC3まで進行していて
神経は死んで腐っていると言われました。

初めて神経を抜いたのですが
具体的にどのような作業をしているのでしょうか?

怖いのをわかってくださって
タオルをかけてもらって機械や注射針など
見えないようにしてもらっていたので
どのようにしているのかが気になりました。

またC2C1までの虫歯も3本、4本あります。
友達がストレスで虫歯になることもあると
言っていたのですが本当ですか?

教えていただけると嬉しいです。


回答 回答1
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2008-03-07 04:33:17
ぴゅうさん、こんにちは。

歯科恐怖症をかかえながら、現在勇気を出して通院中とのこと。

色々とご不安なことでしょうが、担当の先生とコミュニケーションをとられながら、しっかりと口の健康を取り戻されてくださいね。

さて、今回ご質問いただいた、神経を抜く作業は具体的にどんなことをしているの?という内容ですが、あまり詳細に治療内容を、文字だけで知ってしまうとかえって不安になることもありますので、簡単にお答えします。

おそらくは、はじめに麻酔をかけたあと「キュイーン」という、あの歯医者さん独特の音を響かせて、を削ったと思います。

これは、虫歯を取り除くことに加えて、歯の中の神経が通っている管を露出させるために行います。

神経が入っている管が露出されたら、その中にドリルのような器具を何度かいれて、クリンクリンと回しては取り出し、ということを繰り返された感じではなかったですか?

この“回しては取り出し”という行為を何度か繰り返して、歯の管の中に入っていた神経や、汚れなどを綺麗に除去して、清潔な状態にしていきます。

その後、状況に応じて薬を詰めたりして、また数日後にチェック、ということをしている途中では、と思います。

神経を抜くという処置は、歯科治療では極めて一般的な内容になりますから、あまり恐ろしく思われなくても大丈夫ですよ。

最後に、

>友達がストレスで虫歯になることもあると言っていたのですが本当ですか?

とのご質問です。

結論として、現段階で「ストレス→虫歯発生」との確定的な医学的根拠は存在しません。

確かに、「ストレスは万病の元」なんていいますから、未だ完全に分かっていないストレスの虫歯への関与はあるのかもしれません。

また、ストレスを感じていると、唾液の性状が変わる(ネバネバの唾液が増加します)ため、それにともなう口の中の状態の変化ということは充分考えられます(唾液の清掃性が低下するため、その影響で虫歯になりやすくなる、ということはあります)。

ですが、少なくともストレスが即虫歯の発生を促す、という考えには私は否定的です。


それでは、今しばらく歯医者さん通いが続くと思いますが、どうかしっかりとコミュニケーションを、担当の先生・スタッフの皆さんとお取りになって、治療を進められてくださいね。

そしてぴゅうさんは、まだ17歳。
これから素敵な人生が待っています。

おいしい物をたくさん食べるためにも、魅力的な口元になるためにも、今のうちにお口の健康を取り戻されることを願っています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぴゅうさん
返信日時:2008-03-09 02:48:08
★/中本先生

こんばんは。
早速の回答をありがとうございました。

治療の内容がよくわかりました。
回答の通りの感覚で治療して
もらっていたように思います。

まだまだ歯医者さんは怖くて
慣れないですけどっ(笑)
頑張って通おうと思います!

ここのサイト様にはいっぱい助けられてます★
またお願いいたします。

ありがとうございました。



タイトル 歯の神経を抜いたのですが、根っこの治療の具体的な方法は?
質問者 ぴゅうさん
地域 非公開
年齢 17歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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