神経処置して詰め物をしていた前歯に、被せものを勧められていますが…

相談者: しるくさん (32歳:女性)
投稿日時:2008-03-17 14:34:11
こんにちは。
質問させていただきたいことがございます。

現在虫歯の治療中なのですが、3年前に別の歯科で治療した上の前歯(一番)について、神経処置をしたため強度が低く、このままだと折れる可能性が高いため、被せる治療をすることを強く勧められました。

以前このの治療を行った歯科では、できるだけ歯を残す方針だったため、歯の後ろから治療をしてプラスチックを詰めていたようです。

前から見ての変色などはありません。

一方、現在通っている歯科では、神経を取った歯はほとんどの場合、被せものをするとのことでした。

ただ、今現在不都合を感じていない歯を削って被せものをすることに抵抗があり、できれば行いたくないのですが、折れてしまうとよけいに悪い状況になってしまうそうなので、悩んでいます。

神経を取った歯は脆いとのことですが、被せる以外に強度を上げる方法はないでしょうか?

また、3年前に治療した歯に被せものを行うことに、危険性はないでしょうか?

お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答をいただけると助かります。
よろしくお願い申し上げます。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-03-17 15:54:57
神経を取ってしまったに関しては 術後3年くらいまでは

裏から詰めた場合の予後=かぶせた場合の予後

なのですが、
5年くらいになると つめた方の予後はかなり低下していきます。

そこで、神経を取り除いてから数年が経過している場合にはかぶせる治療を勧める気持ちはよく分かります。

必ずしもそれが絶対と言うわけではありませんが、可能性があるためにそのような方針を立てていると信じましょう(営利的な考えではなく)。

納得いくまで話し合いましょう。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-03-17 16:40:01
詰めたレジンの面積、形にもよりますのでしるくさんの場合に当てはまるか分かりませんが、

私はそのままでいいのでは!?と思います。

現在その方法のHPを作成中なのですが、調べてみると残っている歯質が大きいことが前提ですが、きちんとした接着を行えば長く持つようですよ。

(4月の末には完成させたい・・・^^;)

太いコア(ポスト)形成の方がの破折のリスクを増やすようです。
また無理なビルドアップも破折のリスクが大きいみたいです。

ここまでは教科書的なこと、



ただ難しいのは保険治療は被せ物根の治療の赤字分をある程度得る形になっているので削って被せるというのは当たり前のように行われています。

毎回書くのですが、治療費は20年前と変わらない、治療基準は20〜30年前と同じ、使用材料・金属は30〜40年前と変わらない!?

であるので初めに書いたような海外の論文のような治療とは異なった基準が日本の基準と言えます・・・



医療とは国それぞれ、制度、基準、治療費が異なります。

これでも非常に理想的な制度なのですが、現代人の個々のニーズを答えようとすると保険制度では無理が出てきています。

20〜30年前のように悪くなれば抜いて入れ歯という考え方なら保険でも十分対応できますが・・・



今回のケースであれば現状で問題がなければ様子を見る、気になられればセカンドオピニオンを求めるがベターなものだと思いますよ。


すみません、私を含めた歯科医師のコマーシャル能力が低い為、今になって保険の歪を言い始めて相談者さん、国民には理解に苦しむようなことになってしまっています。

時代時代に則した医療が理想なのですが、国もお金がないので歯科医療を切り始めています。


しるくさん>

これからは歯を悪くしないように予防に考えを変えてください.
予防に勝る治療なしですよ^^




タイトル 神経処置して詰め物をしていた前歯に、被せものを勧められていますが…
質問者 しるくさん
地域 東京都下
年齢 32歳
性別 女性
職業 自営業・フリーランス
カテゴリ 詰め物、インレーその他
クラウン(差し歯・被せ)その他
根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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