叢生&慢性歯周炎がある場合の、左右2番抜歯後の処置について

相談者: TOMさん (37歳:女性)
投稿日時:2008-04-02 22:40:48
はじめまして。宜しくお願いします。

叢生、慢性歯周炎の状態です。

以前フラップ手術を行い、現在ポケットは4mm以下(上前部分除く)。

上の左右2番は、1番と3番のスペースが小さいため内側にあります。

左4番は、2番の隣にあり、2番4番の前に3番があります。

また、正中が合っていません。

このように入り組んでいるため左右2番の周囲はフラップ手術が困難ということで未施行です。

この部分の歯肉から出血があり、自覚的にはわかりませんが少し揺れもあるようです。

左右2番は予後が期待できないため抜歯を勧められています。


矯正ブリッジ又はインプラント

矯正科での審査結果は、顎が小さいがが大きいため、叢生。
歯周病により矯正はリスクが高い。
故に、必要最低限の(?)矯正プランを2種用意していただきました。

上顎のプランは、3本抜歯し(左2番など。右2番はプランによる。)、矯正後、空いたスペースにブリッジ又はインプラント。


<インプラント>

右1番2番、左1〜4番(6本とも歯は健康だが歯肉の状態が良くない)抜歯し、左右1番は連結タイプのものにしてインプラント3本(?)挿入。


<ブリッジ+インプラント>

?左2〜4番抜歯し、2本インプラント。右2番抜歯し左1番、右1番3番でブリッジ。
?他の選択肢もあり


<ブリッジ>

?左右2番抜歯し、右1番3番、左1番3番でブリッジ(又は接着性ブリッジ)。
?他の選択肢もあり


当初は矯正を考えていたのですが、結局矯正後にブリッジやインプラントをするのであれば、矯正は時間もかかるし、当該個所をインプラントにしようと思いました。

実際するとなると、6本抜いてまでする必要が?という疑問と不安が。
(右2番、左2番4番の抜歯は致し方ないと思うが、左右1番抵抗あり。)

左右1番を連結タイプのインプラントにした場合、今まで通りに物を噛み切ることはできますか?(出来れば普通のブリッジとの比較もお願いします)

基本的にブリッジには抵抗があります。

連結部分と歯肉の間にプラークがたまりやすそう。

後々ブリッジを支えている歯も悪くなってしまうようですし、私は骨量が多くないらしいので、それなら初めからインプラントにした方がいいのではないかと思っています。

ブリッジでも接着性のものには、それ程抵抗ないのですが、私の場合、左右とも1番と3番の間のスペースがかなり狭いので、接着性ブリッジだと審美的に違和感があると思います。


どの方法にするか決めかねています。

長くなりましたが、アドバイスを宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-04-03 02:25:16
はじめまして。

実際の治療方法については詳細な状況が分からないのでアドバイスできかねますが、前歯部で骨の量に不安があるということでしたら、僕だったらインプラントよりもブリッジをお勧めすると思いますよ。

一番一般的なのは、矯正+ブリッジでしょうか?

ブリッジでも歯の神経を取らずに、精度の良いブリッジを入れてもらえれば、十分に長持ちすると思います。

骨の無い部分にインプラントをする場合には、おそらく骨を増やす手術をすると思いますが、この予後が実はかなり不安なんですよね。

10〜20年くらいで増やしたはずの骨(実際には骨になっていない)が無くなり、インプラントのネジ(フィクスチャー)が見えてしまう・・・。

見た目が良くないので何とかしたいと思っても、インプラントが除去できない・・・というケースが非常に怖いです。

現在の担当の先生はかなり様々なプランを提示されていて、ここまでのプランを提示できる先生はなかなかいないと思いますので、予後のことなども含めて、もう一度ご相談されてみるのが良いのではないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: TOMさん
返信日時:2008-04-04 19:39:48
田尾先生ありがとうございます。

先生の仰る通り、予後が一番いいのはやはり「矯正+α」だと思いますが、歯周病なので不安があるのが正直なところです。

でも「急がば回れ」でいってみようかな、という気持ちになりました。

各担当医とよく相談して今後の方向性を決めていこうと思います。

どうもありがとうございました。



タイトル 叢生&慢性歯周炎がある場合の、左右2番抜歯後の処置について
質問者 TOMさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:2番(側切歯)
インプラント治療法
インプラントその他
ブリッジ治療法
ブリッジその他
叢生(ガタガタの歯並び)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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