[写真あり] 歯科医が医療ミスを認めない場合、どこに相談すればいい?
相談者:
cocoa_mint5さん (31歳:女性)
投稿日時:2008-04-20 17:29:35
私の父の事で相談させて下さい。
(現在父は50を過ぎていてパソコンが使えない為、私が代筆しております。)
平成18年1月24日
歯科にて虫歯の治療を開始しました。
虫歯治療と歯周病治療を含め、11回の治療と言われたそうです。
お知らせと書かれた治療内容の用紙には、
・歯にかぶせる(銀歯の事)
・歯茎の治療(歯周病治療)
・抜歯
と書かれていたそうですが、実際に治療は1ヶ月以上に及び4月10日に終了したそうです。
その最終日、4月10日の治療の日に奥歯の神経を抜く等の治療をしたそうなんですが、治療が終わってから物凄く違和感があったらしく医師に尋ねたところ
「神経を取ったからだ。大丈夫だ。」
と言われたそうです。
それから数日間ずっと違和感があったのですが、父も仕事が多忙な為、病院にも行けず、ずっと我慢していたそうです。
それからなんとなく違和感があったのを1年間我慢し続けていたのですが(勿論仕事で疲れていた時とかはその奥歯の部分が腫れていたそうです。)1年経った平成19年8月のある日に仕事場で昼食を食べていた時に違和感があった奥歯のところに物凄い激痛が走ったそうです。
それは頬を押さえてうずくまる程で、昼食も食べれなかった程だったとか。
その日を境にその違和感が徐々にあごの方へ、そしてあごからあごの下へと移動してきたそうです。
仕事で疲れているとよくあごの下の方が腫れていたそうで、父は「加齢から来るものかなぁ。。。疲れが出てリンパが腫れているのかなぁ。。。」と思っていたそうです。
そして、触ると脂肪の塊のようなコリコリとした感触があったそうです。
平成19年10月1日
どうしてもそのコリコリとした違和感が気になって近くの耳鼻咽喉科を受診したそうです。(父はその時は喉の病気だと思っていたので)
レントゲンで見ると薄く線が見えたそうで、2日の入院で取れると言われましたが、それが針金であるとは言われなかったそうです。
その当時仕事が多忙だった父は2日も休めないとの理由で入院はしませんでした。
平成20年3月4日
そのコリコリとしたモノを触っているとはっきりと脂肪ではなくて何か異物だと確信した父はかみそりで自分のあごの下を切りました。
すると、写真の針金が出てきました。
父は確信したそうです。
2年前の歯の治療の時の違和感がこの針金だと。
だとしたら、医師が治療の際に置き忘れたのではないかと。。。
そして、3月13日
府民相談窓口に問い合わせたところ、保健所に行ってくれとの事だったので、針を持って母が伺ったそうです。
すると今度は市民病院の歯科部長を紹介するので訪ねてくれと言われました。
3月24日
母が歯科部長さんを訪ねた時に、歯科部長さんは顕微鏡で調べたり写真を撮ったりしてこれは麻酔針の先だ」とおっしゃったそうです。
4月3日に
父と母は父が2年前に受診した歯科医を訪れ、この事を一部始終伝えました。
すると歯科医は、
「それは僕がした治療ミスですね。すみません。慰謝料の件も含めてゆっくりとお話がしたいので、後日、また来て頂けますか。」
と言われたそうです。
父も母も歯科医が自分のミスを認めたので、安心したそうです。
父も母も多額の慰謝料を貰うつもりではなかったのです。
一言お詫びの言葉と今までかかった病院の診察代(レントゲン等)と2年間に及ぶ肉体的苦痛と精神的苦痛に対する誠意があればと思っていたのです。
ところが、4月7日
改めて父と母が歯科医を訪れると歯科医(院長先生だったそうです。)と奥様がいらっしゃったそうで、その話しの内容は、
「あの時は急に来られたから気が動転して医療ミスと認めたけど、改めて考えるとこれは僕のミスではない。」
と言われたそうです。
針金も歯科のものではないと。。。
私もイロイロとインターネットで調べました。
これはファイルやリーマーと呼ばれるモノではないでしょうか。
これが喉仏の上のところで止まっていて、父が自分で出したから良かったものの、出さずにいたら心臓まで届いていたかもしれない。
また、もしかしたら脳の方に移動していたかもしれないと思ったら、とても怖くてたまりません。
人間ですから必ず失敗もしますし、忘れる事もあると思います。
私達は医師に完璧を求めているわけではありません。
でも、一度認めた事を覆し、自分の体裁を守る医師や医師会って一体どうなんでしょうか。
私達はこれからどうすれば良いのでしょうか。
どうか、教えて戴けませんか?
よろしくお願い致します。
私は海外に住んでいるので電話とメールで父と母の気持ちを代弁しております。聞き苦しい点があるかと思いますがご了承下さい。
(現在父は50を過ぎていてパソコンが使えない為、私が代筆しております。)
平成18年1月24日
歯科にて虫歯の治療を開始しました。
虫歯治療と歯周病治療を含め、11回の治療と言われたそうです。
お知らせと書かれた治療内容の用紙には、
・歯にかぶせる(銀歯の事)
・歯茎の治療(歯周病治療)
・抜歯
と書かれていたそうですが、実際に治療は1ヶ月以上に及び4月10日に終了したそうです。
その最終日、4月10日の治療の日に奥歯の神経を抜く等の治療をしたそうなんですが、治療が終わってから物凄く違和感があったらしく医師に尋ねたところ
「神経を取ったからだ。大丈夫だ。」
と言われたそうです。
それから数日間ずっと違和感があったのですが、父も仕事が多忙な為、病院にも行けず、ずっと我慢していたそうです。
それからなんとなく違和感があったのを1年間我慢し続けていたのですが(勿論仕事で疲れていた時とかはその奥歯の部分が腫れていたそうです。)1年経った平成19年8月のある日に仕事場で昼食を食べていた時に違和感があった奥歯のところに物凄い激痛が走ったそうです。
それは頬を押さえてうずくまる程で、昼食も食べれなかった程だったとか。
その日を境にその違和感が徐々にあごの方へ、そしてあごからあごの下へと移動してきたそうです。
仕事で疲れているとよくあごの下の方が腫れていたそうで、父は「加齢から来るものかなぁ。。。疲れが出てリンパが腫れているのかなぁ。。。」と思っていたそうです。
そして、触ると脂肪の塊のようなコリコリとした感触があったそうです。
平成19年10月1日
どうしてもそのコリコリとした違和感が気になって近くの耳鼻咽喉科を受診したそうです。(父はその時は喉の病気だと思っていたので)
レントゲンで見ると薄く線が見えたそうで、2日の入院で取れると言われましたが、それが針金であるとは言われなかったそうです。
その当時仕事が多忙だった父は2日も休めないとの理由で入院はしませんでした。
平成20年3月4日
そのコリコリとしたモノを触っているとはっきりと脂肪ではなくて何か異物だと確信した父はかみそりで自分のあごの下を切りました。
すると、写真の針金が出てきました。
父は確信したそうです。
2年前の歯の治療の時の違和感がこの針金だと。
だとしたら、医師が治療の際に置き忘れたのではないかと。。。
そして、3月13日
府民相談窓口に問い合わせたところ、保健所に行ってくれとの事だったので、針を持って母が伺ったそうです。
すると今度は市民病院の歯科部長を紹介するので訪ねてくれと言われました。
3月24日
母が歯科部長さんを訪ねた時に、歯科部長さんは顕微鏡で調べたり写真を撮ったりしてこれは麻酔針の先だ」とおっしゃったそうです。
4月3日に
父と母は父が2年前に受診した歯科医を訪れ、この事を一部始終伝えました。
すると歯科医は、
「それは僕がした治療ミスですね。すみません。慰謝料の件も含めてゆっくりとお話がしたいので、後日、また来て頂けますか。」
と言われたそうです。
父も母も歯科医が自分のミスを認めたので、安心したそうです。
父も母も多額の慰謝料を貰うつもりではなかったのです。
一言お詫びの言葉と今までかかった病院の診察代(レントゲン等)と2年間に及ぶ肉体的苦痛と精神的苦痛に対する誠意があればと思っていたのです。
ところが、4月7日
改めて父と母が歯科医を訪れると歯科医(院長先生だったそうです。)と奥様がいらっしゃったそうで、その話しの内容は、
「あの時は急に来られたから気が動転して医療ミスと認めたけど、改めて考えるとこれは僕のミスではない。」
と言われたそうです。
針金も歯科のものではないと。。。
私もイロイロとインターネットで調べました。
これはファイルやリーマーと呼ばれるモノではないでしょうか。
これが喉仏の上のところで止まっていて、父が自分で出したから良かったものの、出さずにいたら心臓まで届いていたかもしれない。
また、もしかしたら脳の方に移動していたかもしれないと思ったら、とても怖くてたまりません。
人間ですから必ず失敗もしますし、忘れる事もあると思います。
私達は医師に完璧を求めているわけではありません。
でも、一度認めた事を覆し、自分の体裁を守る医師や医師会って一体どうなんでしょうか。
私達はこれからどうすれば良いのでしょうか。
どうか、教えて戴けませんか?
よろしくお願い致します。
私は海外に住んでいるので電話とメールで父と母の気持ちを代弁しております。聞き苦しい点があるかと思いますがご了承下さい。
回答1
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2008-04-20 22:14:16
モノ見ていないので何とも言えませんが、出てきたものが注射針の先だとすれば、医療過誤であることは、まず間違いないと思います。
ただ、それが2年前に治療を行った歯科医師の行為によるものだとは必ずしも判断できません。
>「あの時は急に来られたから気が動転して医療ミスと認めたけど、改めて考えるとこれは僕のミスではない。」
これは、あり得ると思います。(そうでないかもしれませんが)
リーマーがたった2年で顎の下まで移動してくるなどというのは、考えられません。
また、歯科で使用する注射針は太さがかなり細いので、一般的に医科で使用するものとは区別できる場合もあるかと思います。
ですので、出てきたものの形状が「針金も歯科のものではない」と言える可能性もあります。
その場合は、原因は他にあることになるかと思います。
cocoa_mint5さんにとっては大変なことかと思いますが、無実の歯科医師を陥れるわけにも行きません。
とりあえずは、市民病院の歯科医師に相談されたほうがよろしいのではないでしょうか。
ただ、それが2年前に治療を行った歯科医師の行為によるものだとは必ずしも判断できません。
>「あの時は急に来られたから気が動転して医療ミスと認めたけど、改めて考えるとこれは僕のミスではない。」
これは、あり得ると思います。(そうでないかもしれませんが)
リーマーがたった2年で顎の下まで移動してくるなどというのは、考えられません。
また、歯科で使用する注射針は太さがかなり細いので、一般的に医科で使用するものとは区別できる場合もあるかと思います。
ですので、出てきたものの形状が「針金も歯科のものではない」と言える可能性もあります。
その場合は、原因は他にあることになるかと思います。
cocoa_mint5さんにとっては大変なことかと思いますが、無実の歯科医師を陥れるわけにも行きません。
とりあえずは、市民病院の歯科医師に相談されたほうがよろしいのではないでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
cocoa_mint5さん
返信日時:2008-04-22 11:42:28
森川先生
ご丁寧な返答ありがとうございます。
私のミスで写真とアップできていなかったので再度添付します。
母が携帯電話で撮影したものですので少しわかりにくいかもしれませんが、ご了承下さい。
>リーマーがたった2年で顎の下まで移動してくるなどというのは、考えられません。また、歯科で使用する注射針は太さがかなり細いので、一般的に医科で使用するものとは区別できる場合もあるかと思います。ですので、出てきたものの形状が「針金も歯科のものではない」と言える可能性もあります。その場合は、原因は他にあることになるかと思います。
のお考えに対してですが、父はこの歯科以外は一切病院に行っておりません。
食事の中にこのような針金が入っていたら必ず食事の時にわかると思うのです。
なので、私達は歯科以外ありえないとしか言いようがないのです。
人間なので必ず失敗やミスはあります。
でも、それを認め謝る事は必要ではないでしょうか。
父を診て下さった歯科医をはじめ森川先生や他の先生方、またこの世で医療に携わっている方にとってミスは致命的で、巷では医者は神様のように思われていて大変だとは思います。
父と母が2度目、その歯科医を訪ねて否認した時、歯科医の手が震えていたそうです。目もかなりおよいでいたとか。。。
これだけではその歯科医を認めさせる事はできませんが、この針金が心臓や脳に刺さっていたらと思うと、私はやはり許す事ができません。
森川先生がおっしゃった、市民病院の歯科医師に相談されて。。。という事は以前母が訪ねた歯科部長さんに、「これは歯科のモノに間違いない」と一筆書いてもらえという事でしょうか。
そして、これを担当の歯科に持って行く事で歯科が認めるでしょうか。
どうか、もう少しアドバイスを戴けますでしょうか。
画像1
ご丁寧な返答ありがとうございます。
私のミスで写真とアップできていなかったので再度添付します。
母が携帯電話で撮影したものですので少しわかりにくいかもしれませんが、ご了承下さい。
>リーマーがたった2年で顎の下まで移動してくるなどというのは、考えられません。また、歯科で使用する注射針は太さがかなり細いので、一般的に医科で使用するものとは区別できる場合もあるかと思います。ですので、出てきたものの形状が「針金も歯科のものではない」と言える可能性もあります。その場合は、原因は他にあることになるかと思います。
のお考えに対してですが、父はこの歯科以外は一切病院に行っておりません。
食事の中にこのような針金が入っていたら必ず食事の時にわかると思うのです。
なので、私達は歯科以外ありえないとしか言いようがないのです。
人間なので必ず失敗やミスはあります。
でも、それを認め謝る事は必要ではないでしょうか。
父を診て下さった歯科医をはじめ森川先生や他の先生方、またこの世で医療に携わっている方にとってミスは致命的で、巷では医者は神様のように思われていて大変だとは思います。
父と母が2度目、その歯科医を訪ねて否認した時、歯科医の手が震えていたそうです。目もかなりおよいでいたとか。。。
これだけではその歯科医を認めさせる事はできませんが、この針金が心臓や脳に刺さっていたらと思うと、私はやはり許す事ができません。
森川先生がおっしゃった、市民病院の歯科医師に相談されて。。。という事は以前母が訪ねた歯科部長さんに、「これは歯科のモノに間違いない」と一筆書いてもらえという事でしょうか。
そして、これを担当の歯科に持って行く事で歯科が認めるでしょうか。
どうか、もう少しアドバイスを戴けますでしょうか。
画像1
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2008-04-22 12:00:54
少なくともリーマーやファイルではありませんね。
これは断言できます。
リーマーやファイルであればギザギザやテーパーがあるはずですが、それがありませんからね。
あとは、考えられるのは注射針かブローチか、でしょうね。
>父はこの歯科以外は一切病院に行っておりません。
と、言う事は歯科用なのかもしれません。
さて、本来であれば当サイトでは中本先生と言う法律に詳しい先生にお答えいただくと良いのかも知れませんが、あいにくと最近お忙しいようなので‥。
しかし、その中本先生の常套文句でもありますが、
「今回の一連の出来事は決して許される行為ではありませんし、あってはならないことであると個人的に考えます。
しかし、これは医療相談を主旨とする本歯科相談室でお答えするものとしてはふさわしくないと考えます。ご了承ください。
ご納得いかないお気持ちは大変よく分かります。
ですがその場合は、医療相談ではなく法律相談になると思います。」
なのではないかと思います(中本先生、勝手に引用してすみません)。
これは断言できます。
リーマーやファイルであればギザギザやテーパーがあるはずですが、それがありませんからね。
あとは、考えられるのは注射針かブローチか、でしょうね。
>父はこの歯科以外は一切病院に行っておりません。
と、言う事は歯科用なのかもしれません。
さて、本来であれば当サイトでは中本先生と言う法律に詳しい先生にお答えいただくと良いのかも知れませんが、あいにくと最近お忙しいようなので‥。
しかし、その中本先生の常套文句でもありますが、
「今回の一連の出来事は決して許される行為ではありませんし、あってはならないことであると個人的に考えます。
しかし、これは医療相談を主旨とする本歯科相談室でお答えするものとしてはふさわしくないと考えます。ご了承ください。
ご納得いかないお気持ちは大変よく分かります。
ですがその場合は、医療相談ではなく法律相談になると思います。」
なのではないかと思います(中本先生、勝手に引用してすみません)。
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2008-04-22 22:30:27
>人間なので必ず失敗やミスはあります。
>でも、それを認め謝る事は必要ではないでしょうか。
実際に、針を折ってしまいそれを告知せず放置したのであれば、謝罪するのは当然ですので、異議はありません。
私は、cocoa_mint5さんの判断が正しいかどうかわからないと言っているだけです。
理由といたしましては、注射針が折れたとするとそれに気づかない歯科医師はありえないと思います。
ですので、その時かなり動揺したはずです。
また、放置すれは危険なことがわからないはずもありません。
自分で摘出してしまったと言うことですので、そのため、針が顎に残っていた状況がまったくわかりません。
(耳鼻科のレントゲン写真でもあれば別ですが)
また、針が途中から曲がっていますが、どうすると注射針がこういった曲がり方をするのか思い浮かびません。
ただ、cocoa_mint5さんのお父さんが、その歯科医院とその後の耳鼻科、市民病院の歯科以外では生まれてから一度も保険証を使用したことがないというのであれば、その歯科医院で注射針を迷入されてしまったことは、まちがいないと思いますので、タイヨウ先生がお書きのように、法律相談=弁護士に相談されるのがよろしいかと思います。
>でも、それを認め謝る事は必要ではないでしょうか。
実際に、針を折ってしまいそれを告知せず放置したのであれば、謝罪するのは当然ですので、異議はありません。
私は、cocoa_mint5さんの判断が正しいかどうかわからないと言っているだけです。
理由といたしましては、注射針が折れたとするとそれに気づかない歯科医師はありえないと思います。
ですので、その時かなり動揺したはずです。
また、放置すれは危険なことがわからないはずもありません。
自分で摘出してしまったと言うことですので、そのため、針が顎に残っていた状況がまったくわかりません。
(耳鼻科のレントゲン写真でもあれば別ですが)
また、針が途中から曲がっていますが、どうすると注射針がこういった曲がり方をするのか思い浮かびません。
ただ、cocoa_mint5さんのお父さんが、その歯科医院とその後の耳鼻科、市民病院の歯科以外では生まれてから一度も保険証を使用したことがないというのであれば、その歯科医院で注射針を迷入されてしまったことは、まちがいないと思いますので、タイヨウ先生がお書きのように、法律相談=弁護士に相談されるのがよろしいかと思います。
相談者からの返信
相談者:
cocoa_mint5さん
返信日時:2008-04-27 14:38:02
タイヨウ先生、森川先生
回答ありがとうございました。
写真がぼやけているので少し見づらいと思いますが、実はこの針の先はギザギザになっているのです。
これはリーマーとかファイルと呼ばれるモノではありませんか?
麻酔の注射針は針の先に穴が空いていると聞きました。
でもこの針は穴は空いていないので注射針ではないと思います。
それと、母が訪れた保健所、市民病院の歯科部長さんや、またこの後に府の歯科医師会もそうだったのですが、全ての所でこの針の写真を撮らせて欲しいと言われたそうです。
これが歯科のモノではないのならば写真を撮らずとも「歯科のモノではない」と言えるのではないのでしょうか。
それなのに、写真を撮らせて欲しいというのは歯科のモノだからではないですか?
もう1点質問です。
父と母が治療した歯科医を2度目に訪れた時、「これは私達の責任ではない」と否認されたので、母が「ではイロイロと調べたい事があるのでカルテを見せて下さい。」と言ったそうです。
歯科医の奥様がカルテを出して下さったそうですが、「これをコピーして貰えますか?」と言うと「それはできません。カルテは持ち出し禁止です。」と言われたそうです。
本当にカルテは持ち出し禁止ですか?
裁判所や弁護士に説明する時に必要だと思うのですが、これは法律で決まっているのでしょうか?
たくさんの質問ばかりで申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
回答ありがとうございました。
写真がぼやけているので少し見づらいと思いますが、実はこの針の先はギザギザになっているのです。
これはリーマーとかファイルと呼ばれるモノではありませんか?
麻酔の注射針は針の先に穴が空いていると聞きました。
でもこの針は穴は空いていないので注射針ではないと思います。
それと、母が訪れた保健所、市民病院の歯科部長さんや、またこの後に府の歯科医師会もそうだったのですが、全ての所でこの針の写真を撮らせて欲しいと言われたそうです。
これが歯科のモノではないのならば写真を撮らずとも「歯科のモノではない」と言えるのではないのでしょうか。
それなのに、写真を撮らせて欲しいというのは歯科のモノだからではないですか?
もう1点質問です。
父と母が治療した歯科医を2度目に訪れた時、「これは私達の責任ではない」と否認されたので、母が「ではイロイロと調べたい事があるのでカルテを見せて下さい。」と言ったそうです。
歯科医の奥様がカルテを出して下さったそうですが、「これをコピーして貰えますか?」と言うと「それはできません。カルテは持ち出し禁止です。」と言われたそうです。
本当にカルテは持ち出し禁止ですか?
裁判所や弁護士に説明する時に必要だと思うのですが、これは法律で決まっているのでしょうか?
たくさんの質問ばかりで申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
回答4
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2008-04-27 15:40:58
cocoa_mint5さん、こんにちは。
これまでの経緯を拝見させていただきました。
まずはお父様の件、ご心中お察しします。突然体内から、このような物質が排出されたとなると、大変な恐怖感を覚えられることと思います。
その上で、ちょっとcocoa_mint5さんの意にはそぐわない回答をさせていただきますが、ご容赦ください。
【1】
まずお分かりいただきたいのは、本歯科相談室は医療相談を主旨とするものです。
今回cocoa_mint5さんがご質問されていることは、各個のご質問自体は歯科医療と関係していますが、その根底のご質問内容は医療相談ではなく、法律相談の要素が強いと思われます。
率直なところを申しますと、本歯科相談室ではcocoa_mint5さんのご質問に対して、具体的なコメントをすることは不可能です。
これは決して医療従事者同士の馴れ合い・庇い合いではありません。
安易・無責任な発言ができないことによるものです。
今回、cocoa_mint5さんは、写真も添付してくださり、大変お詳しく経緯を書かれておられます。確かに、一連の状況は分かります。
ですが、本相談室は匿名でのご投稿である以上、お書きになられている内容のみをもって、法的判断に抵触する可能性があるコメントをすることはどうしてもできません。
これはcocoa_mint5さんだけにお伝えしていることではありません。
特にcocoa_mint5さんの場合ですと、
・お父様の事例→メール・電話等で海外におられるcocoa_mint5さんに相談→さらに「文字による情報」で本歯科相談室に投稿→「文字による情報」で回答
という流れになると、高い確率で、どこかの過程で誤った判断・見解が入り込んでしまいます。
【2】
そういった事情で、
>写真がぼやけているので少し見づらいと思いますが、実はこの針の先はギザギザになっているのです。
>これはリーマーとかファイルと呼ばれるモノではありませんか?
>これが歯科のモノではないのならば写真を撮らずとも「歯科のモノではない」と言えるのではないのでしょうか。
>それなのに、写真を撮らせて欲しいというのは歯科のモノだからではないですか?
と書かれましても、それに対しての具体的回答はできません。
どうか、その辺りの事情をご理解ください。
【3】
もう1点、
>本当にカルテは持ち出し禁止ですか?
との件ですが、カルテ「開示」に関しては、個人情報保護法により認められています。
ですから、「開示」を求めて、同病院を訪れてカルテを見ることは可能なはずです。
ですが「開示」=「貸出」ではありません。
個人情報保護法で認められているのは、あくまで「開示」であって、カルテ貸出までを保証しているものではありません。
>裁判所や弁護士に説明する時に必要だと思うのですが、これは法律で決まっているのでしょうか?
裁判等でカルテが必要となる場合は、民事訴訟法規定の手続を踏むこととなりますが、これは個人レベルで行う話とは別件です(裁判所・裁判官・弁護士が関与)。
【4】
最後に、本件は弁護士に実際に法律相談をした上での対応が求められると思います。
申し訳ありませんが、本歯科相談室では対応できません。ご了承ください。
cocoa_mint5さんのお父様が、本件を最善の形で解決されることを願っています。
これまでの経緯を拝見させていただきました。
まずはお父様の件、ご心中お察しします。突然体内から、このような物質が排出されたとなると、大変な恐怖感を覚えられることと思います。
その上で、ちょっとcocoa_mint5さんの意にはそぐわない回答をさせていただきますが、ご容赦ください。
【1】
まずお分かりいただきたいのは、本歯科相談室は医療相談を主旨とするものです。
今回cocoa_mint5さんがご質問されていることは、各個のご質問自体は歯科医療と関係していますが、その根底のご質問内容は医療相談ではなく、法律相談の要素が強いと思われます。
率直なところを申しますと、本歯科相談室ではcocoa_mint5さんのご質問に対して、具体的なコメントをすることは不可能です。
これは決して医療従事者同士の馴れ合い・庇い合いではありません。
安易・無責任な発言ができないことによるものです。
今回、cocoa_mint5さんは、写真も添付してくださり、大変お詳しく経緯を書かれておられます。確かに、一連の状況は分かります。
ですが、本相談室は匿名でのご投稿である以上、お書きになられている内容のみをもって、法的判断に抵触する可能性があるコメントをすることはどうしてもできません。
これはcocoa_mint5さんだけにお伝えしていることではありません。
特にcocoa_mint5さんの場合ですと、
・お父様の事例→メール・電話等で海外におられるcocoa_mint5さんに相談→さらに「文字による情報」で本歯科相談室に投稿→「文字による情報」で回答
という流れになると、高い確率で、どこかの過程で誤った判断・見解が入り込んでしまいます。
【2】
そういった事情で、
>写真がぼやけているので少し見づらいと思いますが、実はこの針の先はギザギザになっているのです。
>これはリーマーとかファイルと呼ばれるモノではありませんか?
>これが歯科のモノではないのならば写真を撮らずとも「歯科のモノではない」と言えるのではないのでしょうか。
>それなのに、写真を撮らせて欲しいというのは歯科のモノだからではないですか?
と書かれましても、それに対しての具体的回答はできません。
どうか、その辺りの事情をご理解ください。
【3】
もう1点、
>本当にカルテは持ち出し禁止ですか?
との件ですが、カルテ「開示」に関しては、個人情報保護法により認められています。
ですから、「開示」を求めて、同病院を訪れてカルテを見ることは可能なはずです。
ですが「開示」=「貸出」ではありません。
個人情報保護法で認められているのは、あくまで「開示」であって、カルテ貸出までを保証しているものではありません。
>裁判所や弁護士に説明する時に必要だと思うのですが、これは法律で決まっているのでしょうか?
裁判等でカルテが必要となる場合は、民事訴訟法規定の手続を踏むこととなりますが、これは個人レベルで行う話とは別件です(裁判所・裁判官・弁護士が関与)。
【4】
最後に、本件は弁護士に実際に法律相談をした上での対応が求められると思います。
申し訳ありませんが、本歯科相談室では対応できません。ご了承ください。
cocoa_mint5さんのお父様が、本件を最善の形で解決されることを願っています。
タイトル | [写真あり] 歯科医が医療ミスを認めない場合、どこに相談すればいい? |
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質問者 | cocoa_mint5さん |
地域 | 海外 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
歯科/医療ミス 歯医者への不信感 歯医者への不満・グチ 医療ミス、不信感その他 歯科/裁判・訴訟・示談・慰謝料 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。