ファイバーコアはメタルコアよりも、歯を多く削る必要がある?
相談者:
ひろたきさん (22歳:男性)
投稿日時:2008-05-14 15:31:01
こんにちは
現在虫歯の治療中で土台をメタルコアではなくて、ファイバーコアを入れたいと思い、現在通ってる医院の先生に相談しました。
先生に聞いたところ、ファイバーコアだとこれ以上深く削らなければいけないし、その分歯も割れやすくなるし、ファイバーコアでも金属イオンが多少出るといっていました。
結局土台はメタルコアを入れましたが、ファイバーコアを入れるのに、歯をこれ以上削ったりすることがあるのでしょうか?
次回、ハイブリッドセラミックをかぶせる予定ですが、メタルコアを入れてからかんだときに微妙にしみる感じがあります、このような症状は自然でしょうか?
回答よろしくお願いします。
現在虫歯の治療中で土台をメタルコアではなくて、ファイバーコアを入れたいと思い、現在通ってる医院の先生に相談しました。
先生に聞いたところ、ファイバーコアだとこれ以上深く削らなければいけないし、その分歯も割れやすくなるし、ファイバーコアでも金属イオンが多少出るといっていました。
結局土台はメタルコアを入れましたが、ファイバーコアを入れるのに、歯をこれ以上削ったりすることがあるのでしょうか?
次回、ハイブリッドセラミックをかぶせる予定ですが、メタルコアを入れてからかんだときに微妙にしみる感じがあります、このような症状は自然でしょうか?
回答よろしくお願いします。
回答1
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2008-05-14 15:45:22
金属イオンについては ? ですが、 一つの基準として、
・歯茎より外側に自分の歯が3ミリ以上の高さで残っている。
・しかも、歯の全周が歯茎の外に出ている。
・根管治療で根の内部をあまりたくさん削っていない
といった場合にはファイバーコア(正確にはファイバーポストですね)を入れずにレジンコアを入れるだけにとどめて コアを築盛し、クラウンを作成していきます。
ただ、近年になり、ファイバーコアは 脱落が多く報告されるようになりました。
しかも、犬歯のように大きな力が加わる部位については不安視されるようになってきたため 白金加金のメタルコアが見直されつつあります。
また メタルコアで歯が折れるというのも疑問です。
私はいままでに一本も折れたことはありません。
精密なメタルコアなら良いと思います。
それより何よりもっと疑問なのは、 ファイバーコアだと歯を削らなければならないからメタルコア
???
かなり意味不明です。
メタルコアにするほうが歯を多く削ります。
・歯茎より外側に自分の歯が3ミリ以上の高さで残っている。
・しかも、歯の全周が歯茎の外に出ている。
・根管治療で根の内部をあまりたくさん削っていない
といった場合にはファイバーコア(正確にはファイバーポストですね)を入れずにレジンコアを入れるだけにとどめて コアを築盛し、クラウンを作成していきます。
ただ、近年になり、ファイバーコアは 脱落が多く報告されるようになりました。
しかも、犬歯のように大きな力が加わる部位については不安視されるようになってきたため 白金加金のメタルコアが見直されつつあります。
また メタルコアで歯が折れるというのも疑問です。
私はいままでに一本も折れたことはありません。
精密なメタルコアなら良いと思います。
それより何よりもっと疑問なのは、 ファイバーコアだと歯を削らなければならないからメタルコア
???
かなり意味不明です。
メタルコアにするほうが歯を多く削ります。
回答2
番町デンタルクリニック(千代田区三番町)の吉田です。
回答日時:2008-05-14 16:45:16
最近ファイバーコアーがはやっているようですが、ファイバーコアーのほうがぐれているとはとても思えません。
よくメタルコアーで歯が破折するといってファイバーコアーを推奨するようですが、私の経験で一度も歯が折れたことはありません。
このような問題を起こす理由に、
1、ポストが深すぎる
2、軟化象牙質を取りきっていない
(コアーを形成するときに齲蝕検知液を使わないでやっている先生がほとんどである)
3、咬合を考えた治療ができていない
などの原因が考えられ、メタルのほうが確実に信用性があります。
それから金属イオンが体に何か影響をおよぼすのでしょうか?
体の中には鉄イオンや様々な金属イオンが存在しています。
特にヘモグロビンなど血液を運ぶ際に金属イオンは必要です。
金属イオンが出ること自体はあまり神経質になる必要はないと思いますが。
もちろん金属アレルギーがある人は別ですが。
それとファイバーコアーはレジンとファイバーでできているので金属イオンが出るとは考えにくいですが。
それからファイバーコアーもメタルコアーも削る量に変わりはありません、しかしながらメタルにするならできるだけアンダーカットをなくした方が強度が出るので、削るのだと思います。
メタルコアーでもグラスアイオノマーなどでアンダーカットを埋めることはできます。
ファイバーコアーはレジンでつけるので結構ゆるゆるに作って歯との間をレジンで埋めることができるので削らないといえば削りませんが、強度は弱くなりますし、レジンは吸水性ががあるのであまり好ましい材料と言えません。
それからしみるのはもしかしたら根の病気かも?
よくメタルコアーで歯が破折するといってファイバーコアーを推奨するようですが、私の経験で一度も歯が折れたことはありません。
このような問題を起こす理由に、
1、ポストが深すぎる
2、軟化象牙質を取りきっていない
(コアーを形成するときに齲蝕検知液を使わないでやっている先生がほとんどである)
3、咬合を考えた治療ができていない
などの原因が考えられ、メタルのほうが確実に信用性があります。
それから金属イオンが体に何か影響をおよぼすのでしょうか?
体の中には鉄イオンや様々な金属イオンが存在しています。
特にヘモグロビンなど血液を運ぶ際に金属イオンは必要です。
金属イオンが出ること自体はあまり神経質になる必要はないと思いますが。
もちろん金属アレルギーがある人は別ですが。
それとファイバーコアーはレジンとファイバーでできているので金属イオンが出るとは考えにくいですが。
それからファイバーコアーもメタルコアーも削る量に変わりはありません、しかしながらメタルにするならできるだけアンダーカットをなくした方が強度が出るので、削るのだと思います。
メタルコアーでもグラスアイオノマーなどでアンダーカットを埋めることはできます。
ファイバーコアーはレジンでつけるので結構ゆるゆるに作って歯との間をレジンで埋めることができるので削らないといえば削りませんが、強度は弱くなりますし、レジンは吸水性ががあるのであまり好ましい材料と言えません。
それからしみるのはもしかしたら根の病気かも?
相談者からの返信
相談者:
ひろたきさん
返信日時:2008-05-14 19:37:20
タイトル | ファイバーコアはメタルコアよりも、歯を多く削る必要がある? |
---|---|
質問者 | ひろたきさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 22歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
メタルコア(金属の土台) ファイバーコア(プラスチックとファイバーの芯の土台) 補綴関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。