将来矯正治療を控えている場合の詰め物の選択について

相談者: logic_castle_waterさん (24歳:女性)
投稿日時:2008-05-16 07:54:32
はじめまして。

私は将来(時間的・住居的に落ち着くであろう5年以内に)
矯正治療をしたいと思っています。

そして今上顎6番7番に治療中のがあり、
残るは補綴のみです。

将来矯正を控えている場合、
詰め物の選択には影響がありますか?

今はレジンなどで一時的な処置をして、
矯正終了後に最終的な補綴物を入れるべきでしょうか?

回答よろしくおねがいします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-05-16 08:48:13
このような質問は患者さんからも良くされます。

実際はケースバイケースなので難しいと思います。


ほかのところでも書いたように、
矯正をする際は、かぶせものの形態を正確
(もとがあった状態に戻す)ことが必要になります。

しかし補綴をされている場合多くは対合(相手側の歯)が
挺出(相手の歯のほうに上がってきてしまっていること)
していたり、歯と歯の間が詰まってしまっていたりするため、
低く作らざるを得なかったり、
幅が狭く作らなければならなかったりする場合などがあり
適切な形態にできないことがあります。


私自身がしている方法では、すぐに矯正をする場合、
ある程度咬むことは犠牲にして、理想的は歯の状態に補綴し、
すぐに矯正に入る。

矯正まで期間がある場合、
今咬む状態に仮の歯として入れておく。
といった方法で対処します。


いずれにしてもどの程度歯の位置が元あった歯の状態から
ずれているかでやり方は変わります。
あまり歯が移動していない場合、
そのまま理想的な歯の形態を作ることができると思いますので、
あまり問題はありません。


また材料については5年というスパンを考えると
金属で修復する方が良いでしょう。

というのはレジンだとすり減る恐れがあります。

ただやり直すことや歯の形態がどうしても
矯正治療しながら正しないと治せない症例
(歯を削られてしまったあと歯が寄ってきてしまって、
正常な形にできないなど)
だとレジンのかぶせものなどを使うのと修正がしやすく
(あとから足せる、削れる)
て良いと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-05-16 08:48:48
通常、矯正治療の前には初期治療といって
虫歯などの治療を行います。

その際には保険適用の治療を行っておいてから
矯正治療をするのが一般的です。

その後、矯正が終わった後に
自費治療補綴などにやりかえるのが得策です。

インレーなどのように小さな修復物は
矯正前に自費治療で行っておいても良いとは思います。


ただ、

クラウンなどの補綴物
矯正前に自費セラミック等で治してしまうと、
矯正の器具(ブラケットなど)をつけると矯正装置除去を行う際に
セラミックの表面を傷つけてしまいます。




タイトル 将来矯正治療を控えている場合の詰め物の選択について
質問者 logic_castle_waterさん
地域 非公開
年齢 24歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
お勧めの詰め物・インレー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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