ラミネートベニヤの治療の際に、麻酔してもらえなかった。傷害罪では?
相談者:
Yasuhiro.O.さん (24歳:男性)
投稿日時:2008-06-17 21:18:06
去年八月にラミネートベニヤを上顎3−3まで治療しました。
そこの歯医者さんは仮のラミネートベニヤを一週間ほど装着してから、ラミネートベニヤを装着する方法です。
二回とも麻酔なし、激痛を伴い声も出せずに意識も遠のき、痛くて怖くて仕方がない治療でした。
おまけに上顎4番は、保険インレーをハイブリッドインレーに入れ替えてもらいましたが、その際も麻酔なしでした。
ちなみに私は技工士です。今現在は矯正関係のラボに勤めています。
そこの歯科医院とは特に関係ありません。
無痛治療や最先端治療を歌っている歯科医院なので選びました。
一度目は麻酔すると思いきやいきなり歯を削りだしました。
しかもかなり深く。痛くてしょうがなかったです。
二回目、自分も怖いので、麻酔はしないんですか?と歯科医に聞くと「今までこの治療で麻酔したのは一人か二人ですよ」といわれました。
そして仕方なく麻酔をしてもらうのを断念しましたが、まるで激痛を伴い、歯を工事しているようでした。
ほんとに屈辱です。
後で考えてみると、麻酔してない人が一人か二人じゃないか・・・・
ああいう治療は傷害罪にあたるのではないか。
自分に腹をたてした行為ではないか。と考えています。
裁判を起こせば勝てるのでは?と自分なりに考えています。
アドバイスや、協力していただける先生方、よろしくお願いします
そこの歯医者さんは仮のラミネートベニヤを一週間ほど装着してから、ラミネートベニヤを装着する方法です。
二回とも麻酔なし、激痛を伴い声も出せずに意識も遠のき、痛くて怖くて仕方がない治療でした。
おまけに上顎4番は、保険インレーをハイブリッドインレーに入れ替えてもらいましたが、その際も麻酔なしでした。
ちなみに私は技工士です。今現在は矯正関係のラボに勤めています。
そこの歯科医院とは特に関係ありません。
無痛治療や最先端治療を歌っている歯科医院なので選びました。
一度目は麻酔すると思いきやいきなり歯を削りだしました。
しかもかなり深く。痛くてしょうがなかったです。
二回目、自分も怖いので、麻酔はしないんですか?と歯科医に聞くと「今までこの治療で麻酔したのは一人か二人ですよ」といわれました。
そして仕方なく麻酔をしてもらうのを断念しましたが、まるで激痛を伴い、歯を工事しているようでした。
ほんとに屈辱です。
後で考えてみると、麻酔してない人が一人か二人じゃないか・・・・
ああいう治療は傷害罪にあたるのではないか。
自分に腹をたてした行為ではないか。と考えています。
裁判を起こせば勝てるのでは?と自分なりに考えています。
アドバイスや、協力していただける先生方、よろしくお願いします
回答1
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2008-06-17 21:36:27
はじめまして。
歯医者さんによって術式が違うということももしかしたらあるかもしれませんが、僕が知っている限りでは、ラミネートベニアの際には麻酔はしません。
というのも、ラミネートベニアの形成はエナメル質内にとどめる為、通常痛みはないはずだからです。
ただ、形成が象牙質に及ぶと痛みが出ますし、そうすると接着の問題があるため、ちゃんとエナメル質内で形成が出来ているかどうかを確認するという意味もあって、あえて麻酔は使いません。
Yasuhiroさんが激痛を感じたということは、もしかしたら象牙質までいってしまったのかも・・・と、ちょっと頭をよぎりましたが、痛みの感じ方には個人差もありますし、治療も実際に拝見していないので何とも言えません。
もし形成が象牙質まで及んでいて接着に問題がある場合には、数ヶ月〜数年後にラミネートベニアが取れると思いますので、一応、万が一取れてしまったときの保障については今のうちに聞かれておいたほうが良いかもしれません。
あと、治療時に感じた痛みについてですが、これに対して傷害罪で訴えても、勝てる可能性はまず無いのではないかと思います。
たとえば虫歯の治療時でも、深く削り過ぎないようにあえて麻酔を使わないこともありますし、患者さんが痛みを感じるかどうかを確認しながら治療を行うというのも、医学的には間違いでは無いと思います。
ただ、本来、裁判などについての詳しいアドバイスは専門の資格を持った人しかしてはいけないことになっていますので、どうしても納得できないのであれば、弁護士さんにご相談されることをお勧めします。
歯医者さんによって術式が違うということももしかしたらあるかもしれませんが、僕が知っている限りでは、ラミネートベニアの際には麻酔はしません。
というのも、ラミネートベニアの形成はエナメル質内にとどめる為、通常痛みはないはずだからです。
ただ、形成が象牙質に及ぶと痛みが出ますし、そうすると接着の問題があるため、ちゃんとエナメル質内で形成が出来ているかどうかを確認するという意味もあって、あえて麻酔は使いません。
Yasuhiroさんが激痛を感じたということは、もしかしたら象牙質までいってしまったのかも・・・と、ちょっと頭をよぎりましたが、痛みの感じ方には個人差もありますし、治療も実際に拝見していないので何とも言えません。
もし形成が象牙質まで及んでいて接着に問題がある場合には、数ヶ月〜数年後にラミネートベニアが取れると思いますので、一応、万が一取れてしまったときの保障については今のうちに聞かれておいたほうが良いかもしれません。
あと、治療時に感じた痛みについてですが、これに対して傷害罪で訴えても、勝てる可能性はまず無いのではないかと思います。
たとえば虫歯の治療時でも、深く削り過ぎないようにあえて麻酔を使わないこともありますし、患者さんが痛みを感じるかどうかを確認しながら治療を行うというのも、医学的には間違いでは無いと思います。
ただ、本来、裁判などについての詳しいアドバイスは専門の資格を持った人しかしてはいけないことになっていますので、どうしても納得できないのであれば、弁護士さんにご相談されることをお勧めします。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2008-06-17 23:58:08
歯科治療中の死亡原因のトップが麻酔ですから、麻酔をできるだけ避けようとする歯科医師がいても不思議ではありません。
通常は痛みを取り除いて治療を行うことのほうが有益と考え、麻酔を選択する歯科医師のほうが多いと思われます。
ちなみに小児ですと、麻酔をせずに痛みをがまんさせる歯科医師および、それ(無麻酔)を要求する保護者の割合はかなり高いように思われます。
Yasuhiro.O. さんが無麻酔のために、脳血管障害等の影響を受けたのであれば、(麻酔をすべきであったのにしなかった)歯科医師の過失がみとめられるかもしれませんが、文面からすると、無理やり押さえつけられてではなく、いやいやながらも同意されたように思えますし、実際のところ、どうしても痛みを伴ってしまう処置というのはありますので、傷害罪というのは無理なのではないでしょうか。
ただ、強い痛みを訴え、患者本人の要求があり、アレルギー等の問題がないのにもかかわらず、麻酔をしなかったのだとすれば、常識的には良い判断だとは考えにくいと思います。
通常は痛みを取り除いて治療を行うことのほうが有益と考え、麻酔を選択する歯科医師のほうが多いと思われます。
ちなみに小児ですと、麻酔をせずに痛みをがまんさせる歯科医師および、それ(無麻酔)を要求する保護者の割合はかなり高いように思われます。
Yasuhiro.O. さんが無麻酔のために、脳血管障害等の影響を受けたのであれば、(麻酔をすべきであったのにしなかった)歯科医師の過失がみとめられるかもしれませんが、文面からすると、無理やり押さえつけられてではなく、いやいやながらも同意されたように思えますし、実際のところ、どうしても痛みを伴ってしまう処置というのはありますので、傷害罪というのは無理なのではないでしょうか。
ただ、強い痛みを訴え、患者本人の要求があり、アレルギー等の問題がないのにもかかわらず、麻酔をしなかったのだとすれば、常識的には良い判断だとは考えにくいと思います。
回答3
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2008-06-18 18:35:09
技工士さんですか、、、
でも、歯科医院や歯科医師、作成してもらう歯科技工士さんと全くつながりが無いの???とっても不思議です。
田尾先生が書いておられるように、
通常PLVの形成では麻酔はしません、
理由は森川先生も書いておられます。
痛いから→傷害とはなりません。
特に、我々は免許を持ってますから、正当な理由があれば
削っても、切っても、針でついても傷害罪に問うのは
非常に難しいですね。
ちなみに、私はPLVのケースでも麻酔します。
理由は、自分が治療されるときには、
麻酔されると気持ちが楽なので、
(痛いのが急に来る来る構えるとけっこう体もこころも疲れます)
麻酔をするケースが多いです。
あと、一時的に血管収縮薬の副次的効果で
歯茎の体積を減らして、印象しやすくしたいのもあります。
でも、歯科医院や歯科医師、作成してもらう歯科技工士さんと全くつながりが無いの???とっても不思議です。
田尾先生が書いておられるように、
通常PLVの形成では麻酔はしません、
理由は森川先生も書いておられます。
痛いから→傷害とはなりません。
特に、我々は免許を持ってますから、正当な理由があれば
削っても、切っても、針でついても傷害罪に問うのは
非常に難しいですね。
ちなみに、私はPLVのケースでも麻酔します。
理由は、自分が治療されるときには、
麻酔されると気持ちが楽なので、
(痛いのが急に来る来る構えるとけっこう体もこころも疲れます)
麻酔をするケースが多いです。
あと、一時的に血管収縮薬の副次的効果で
歯茎の体積を減らして、印象しやすくしたいのもあります。
回答4
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2008-06-18 18:51:45
ラミネートの時には麻酔をしないDrがいます。
通常、ラミネートはエナメル質だけを削るから・・・・田尾先生と同じ意見。
ですが、 痛いのは問題ですから 痛いときには やっぱり麻酔しますね。
ただ、麻酔をしてしまうと 深く削りすぎているときの発見が遅れるし、 どっちもどっちですね。
通常、ラミネートはエナメル質だけを削るから・・・・田尾先生と同じ意見。
ですが、 痛いのは問題ですから 痛いときには やっぱり麻酔しますね。
ただ、麻酔をしてしまうと 深く削りすぎているときの発見が遅れるし、 どっちもどっちですね。
タイトル | ラミネートベニヤの治療の際に、麻酔してもらえなかった。傷害罪では? |
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質問者 | Yasuhiro.O.さん |
地域 | 兵庫 |
年齢 | 24歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(技術系) |
カテゴリ |
ラミネートベニア 麻酔その他 歯科/裁判・訴訟・示談・慰謝料 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。