1歳になったばかりの歯磨きを嫌がる子供の歯のケアについて

相談者: rskさん (1歳:女性)
投稿日時:2008-07-15 20:22:55
こんばんは。
今回は息子のについて質問させて頂きます。

息子は4ヶ月から歯が生え始め、上下前歯4本ずつ生えていて、あと上も下も2本ずつ生え始めています。

乳歯とはいえ歯は本当に大事だと思っているので、虫歯にならないようにしてあげたいと思っています。


でも、歯磨きをとても嫌がります。

食事の後はお茶を飲ませていますし、嫌がっても磨いたりしています。

少し磨いただけで、血がにじんだりします。
それでも磨いたほうがいいのでしょうか?


このくらいの子の歯のケアは、どうしたらいいのか良くわかりません。

押さえつけてまでやる必要はないとか、多少無理してでも磨いたほうがいいとも・・・色んな意見があるようですし。

歯科医院でのフッ素はやった方がいいですよね?



主人(32歳)は虫歯が1本もありません。
でも歯磨きは適当だし、しないときもあります。

甘いジュースも毎日飲んでます。
歯にものも詰まりやすい方です。

なのに虫歯にならないのはなぜですか?
体質ですか?

体質ならば子供に遺伝することもあるんでしょうか?
息子も主人のように丈夫な歯になるといいなと思うので。


?ばかりの文ですみません。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-07-15 21:13:11
rskさまこんばんわ。

お子様のの健康について大変気になさっているようですね。

むし歯の無い健康な歯はご両親からの最高のプレゼントです。

子どものむし歯予防は食べ物でします、具体的には3歳までお菓子を与えない育児をお勧めいたします。

これはむし歯を作らないのが目的ではなく、何でも好き嫌いなくパクパク食べる味覚を形成するためです。

3歳までに食べ慣れたものが旨い味となります、ところが甘い味は誰にとっても旨い味なので味覚形成をしている時にお菓子を与えてしまうと味覚形成に失敗することがあります。

野菜の生臭い味とか香りの強いもの、舌触りのよくないものは食べなれないと旨い味とはなりません。

この食べなれさせている時期にお菓子を食べさせると野菜を食べなくなってしまいます。

ですから3歳まではお菓子を食べさせないで欲しいと考えているのです。

好き嫌いのあるお子さんでも離乳食の時期は何でも食べていますが、好き嫌いが出てきた時期をお母さんにお聞きすると、お菓子を与え始めた時期と一致します。

3歳までのお子さんに甘いお菓子を与えると「もっともっと」となります。

決してむし歯になるのでこれでおしまいとはいかないでしょう、結局甘党になってしまいます。

一旦甘党になってしまえば一生甘党ですから一生むし歯と歯周病のリスクを背負って行くことになります。

これでは子どもさんがかわいそうです。

甘党のお子さんは例えば誕生日にケーキを買ってきたとします、そして家族で分けるとき、今日はあなたの誕生日だから一番に取ってもいいよというと一番欲しい所をとるでしょう。

そして全部食べた後「お母さんもっと頂戴」となります。

ところが甘党に育っていないお子さんは一番欲しいところをとるのは同じですが、とっただけで満足して少し食べたら後は残してしまいます、あるいは自分の分を食べたら後は欲しがることはありません。


〜〜〜〜〜〜〜〜


このような育児をなさるとおまけでむし歯ゼロが後からついてきます。

また歯磨きについてですが、通常3歳までは仕上げ磨きを嫌がります、嫌がるのを押さえつけて磨いてはいけません。

そして3歳を過ぎて親の手の内から離れだしてお友達の家に遊びに行くようになってお菓子を食べるようになったら歯磨きのトレーニングを始めるといいでしょう。

このようなことを理解している歯科医歯科衛生士に教えてもらうのがいいと思います。

したがって仕上げ磨きはする必要が無いのです。

こうすれば6歳臼歯が生える頃には、自分の歯は自分できれいに磨く意欲と技術が付いてきます。

そして12歳頃になると永久歯に生え変わりますが、その頃には自分の歯を隅々まできれいに磨くことができるようになります。

自己流の癖が付いていないので、大人より歯磨きは上手に磨けるようになります。

こうすれば一生むし歯ゼロに簡単になります。

是非実行してください。

この方法はお子さんにかかわる人に丁寧に説明して理解してもらって協力をしてもらうことが成功する鍵になります。

特にジジババの協力が大切です。

わからないことがあればまた質問してください。

むし歯を作らない子育て 
http://yamadashika.jp/prevent.html#01

子育てと砂糖に関する考え方 
http://yamadashika.jp/prevent10.html

幼児の歯磨き
http://yamadashika.jp/prevent11.html

 

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-07-16 00:23:34
>主人(32歳)は虫歯が1本もありません。
でも歯磨きは適当だし、しないときもあります。

甘いジュースも毎日飲んでます。
にものも詰まりやすい方です。

なのに虫歯にならないのはなぜですか?


こういったケースはよくあります。
他の病気、たとえば、風邪を引きやすいとか、糖尿病になりやすいとか、ガンになりやすいとか、すべての病気においてなりやすいなりにくいは個人差があり、不平等であると言えると思います。

虫歯も同じで、まったく同じような生活をしていても(個人差があるため)ある人(ある家族)は虫歯になり、ある人(ある家族)は虫歯にならないことは当然起こりうると思います。


たとえば、うちの場合は5人家族全員甘党で、この20年くらいの間に新たに虫歯が出来たのは、長女(16歳)の乳歯1本、私の1本、女房の2本だけです。

おそらく虫歯になり難い家族の部類になるかと思います。
(たぶん女房の作る食事および、我が家の生活習慣が虫歯予防に有利だからかと思います。)


ただ、なりやすい条件、なり難い条件というものもある程度わかってはいますので、山田先生のお書きのような虫歯予防策をとられるのも一つかと思います。

ですので、私の場合は、虫歯の感受性が高いことが予想される場合には、積極的に甘いものの制限を指導しますが、画一的に全員には勧めません。
(もちろん甘いものの制限を自主的に行って悪いことはまったくないと思います。)

歯磨きも同様で、(たとえば2歳未満ですでに虫歯があるような)虫歯に感受性が高いと思われる場合は、強制的にでも早期に歯磨きをきちんと行うことを指導しますが、そうでない場合は、少しずつ慣れさせていけばよろしいのではないかと思います。

フッ素においても同様に考えます。




タイトル 1歳になったばかりの歯磨きを嫌がる子供の歯のケアについて
質問者 rskさん
地域 非公開
年齢 1歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯磨き(プラークコントロール) その他
子供の虫歯予防
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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