根の状態が悪く、欠損もあるので補綴計画に迷っている(上顎3〜7番)

相談者: MOTO83さん (33歳:男性)
投稿日時:2008-07-20 08:51:51
おはようございます。
初めて質問させていただきます。

まず私は口蓋裂があります。
そのため上あごのが通常より小さいと歯科医に言われました。

それにも関わらず歯をおろそかにしていた時期がありまして、現在愛知県の某大学病院の保存科で、虫歯の再治療を行っております。

現状としましては、上あごの4、5、7番が残っていて全て根幹治療を行っている。

6番永久歯は生えてこず、5、(6)、7番でブリッジ

8番は抜歯後放置となっております。
(下あごの8番も無いことから、上あごの8番は今後も無しで行きたいと考えています)


現在、過去に根幹治療をしていた歯が再発いたしまして、今4、5番の再治療を行っています。

7番も根の1本にレントゲンで影が見えていて、とても悪い状態であるが症状も無いので、再治療のリスクを考えると根は触らないほうが無難であると言われました。


今回根の再治療ということもあり、4番の歯の根がとても薄くなっているので、土台が根を割ってしまう可能性が高いと言われました。

それを防ぐために、4番を独立で保険外の素材を使い5、7番を保険のブリッジ?か、

保険の物で4、5、7番をつないで力を分散?させたほうが良いと言われました。

1番良いのは4、5、7番を保険外でつなぐ?方法なのですが、
恐ろしく値段が高いです・・・

7番の再発のリスクを考えると、全部保険外でつなぐのには資金的に厳しいです。


そこで私が素人なりに考えたのは、4、5の土台をゴールドコアにして、7番の土台は現状維持。
被せ物は保険の物を保険外(混合診療の為)で4、5、7番でつなぐのはどうだろう??と思いました。

そうすれば今回の費用面、また7番再発の再の追加の費用面でとても助かると考えます。


私的には?>?>?>?と考えますが、?については先生方はどのようにお考えになられますでしょうか?

また素人考えでは土台が最重要と考えていますが、?、?、?では費用対効果の面でとても大きな差が生じるのでしょうか?


通っているのが大学病院なので、保存科の先生では補綴の部分ははっきりとはわからないと言われてしまい、まだ補綴治療の段階でもないので補綴科の先生にお話しを聞く機会もありません。

今後治療がすすめば補綴科の先生にも話しを伺うつもりですが、なにぶん費用が多額なので(?なら安いですが)早めに自分である程度の資金計画を立てておきたいと思い、質問させていただきました。

長文ですがよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-07-21 09:40:21
ひじょ〜に難しい選択ですね。

僕が読んでいて気になるキーポイントは「7番の根尖病巣の状態」です。


7番が長く使えるのであれば、?と言う考えでも良いと思います。

しかし、長く使えないのであれば4番は単独で保険外治療を行い、長く持たせる。

7番が駄目になったときには67を切り離し、インプラントなどブリッジ以外の補綴方法に切り替える事を考える。

つまり?に近い考えで治療計画を立てると言うのもの手ですよね。


?と?は結局、どこまで妥協できるか?と言うアイディアですよね

せめて、レントゲンの写真でもあれば、もう少し突っ込んだディスカッションができるかもしれませんが…。

一つの意見として聞いておいてくださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MOTO83さん
返信日時:2008-07-22 18:44:40
タイヨウ先生ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

ところで、レントゲンは普通に下さいと言えばもらえる物なのでしょうか?

7番の状態ですが、症状が出た場合は治療は難しいので、根のうちの1本を抜くことになるだろうと言われております。

また根のうちの1本を抜いても予後はよくないことが多いので、最悪全部抜く可能性も出てきてしまうので、症状が出ていないうちは触らないほうがベターだとも言われました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MOTO83さん
返信日時:2008-07-22 19:10:47
大きな勘違いをしていました・・・
の番号を全て1つ多く数えていました。

7番が抜歯後放置で、
根の状態が悪いが症状が無いのが6番、
永久歯が生えてこなかったのは5番で、
歯の根が薄くて割れるかもしれないと言われたのは3番でした。

大変申し訳ありません><
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-07-22 23:21:35
こんにちは。

大きな勘違いでしたね・・・^^;

えーと、読み返すのがちょっと大変。。







・・はい。

えーと、お決まりの文句で、「実際に拝見してみないと分からない」のですが、歯根破折の心配を考えると、3番の独立はちょっと怖いかも知れませんね。

この辺りを補綴の先生がどう判断されるかがミソの気がします。

で、もしも3番=不安と判断されれば、設計的にはやむなく?が消えますよね。

材料よりも術者次第なので、保険保険外かで一概にどちらが良いとも言えないでしょうが、確率で考えれば一番最後の選択肢が??

で?と?で費用的にMOTO83さんが?ならOKと思われるのでしたら、それがいいのでは??
再治療のリスクもありますしね。

ということで、

?>?>?>>?(※3番が不安な場合)



ところでタイヨウ先生も少し指摘しておられましたが、7番、じゃなくて6番がもしも将来ダメになったとき、「切り離す」と言う選択肢はあります。

私なら例えば同様のブリッジでも、将来4番と5番の間で切り離して、567番の部分入れ歯にする・・と言う前提で、4番と5番の間を切断しやすい様にメタルで作り、4番に部分入れ歯の「ひっかけ」を予め作っておく、と言う方法を取る場合もあります。

ですのでブリッジになるから将来何か起きたら全部ダメ・・とは諦めずに、

・根のうちの1本を抜くことになった場合
・6番を抜歯することになった場合(インプラント希望?部分入れ歯希望?放置希望?)

に対処出来る様なブリッジをなんとか考えて貰えませんか?

と相談されてはどうでしょう。



大学病院や専門医制の非常に大きな問題なのですが、自分の専門分野以外のことが想定から全く離れてしまうことがあります。

ですから今度MOTO83さんが補綴科に行った時、6番の将来については、先生とよく相談してみて下さいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MOTO83さん
返信日時:2008-07-23 13:53:02
渡辺先生ありがとうございます。

将来的にはインプラント希望ですが、自分の場合は口蓋裂の関係で上顎が小さいらしく、インプラントができるかわからないとのことでした。
(これもまた専門外なので詳しいことはわからないとのことです・・・)

また5番が生えてこなかったため長い間ブリッジにしていたので、5番の位置の骨も無いみたいです。

あと、1つどうしても知りたいことなのですが、とりあえず費用面は置いておくといたしまして、

「土台(保険外素材)+被せ物(保険外素材)」と
「土台(保険外素材)+被せ物(保険素材)」で

将来的に長持ちするに辺り大きな差が生じるものなのでしょうか?

よろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-07-23 15:17:41
>「土台(保険外素材)+被せ物(保険外素材)」と
>「土台(保険外素材)+被せ物(保険素材)」

パラジウムとゴールドの違いと解釈すればよろしいでしょうか?


まあ、腕の良い技工士さんであれば、大差は無いと言うと思いますが、やはり普通の技工士さんであればゴールドの方が適合が良いです。

適合が良い=二次的な虫歯になりにくい=長持ちする

い、言えるのではないでしょうか?


また、金属アレルギーの発症と言う観点から考えても軍配はゴールドに上がると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MOTO83さん
返信日時:2008-07-23 23:29:50
タイヨウ先生ありがとうございます。
おっしゃるとおり、パラジウムとゴールドの違いと言う意味でした。
言葉足らずですみません。

自分の中でだいぶ固まってきました。

3番が大丈夫そうであれば?、
3番が危険で?と?に費用的に大差無ければ?、
3番が危険で?と?に費用的に大きな差があれば?にしたいと思います。


3番の根の薄さによる割れるリスクと、6番の根の病巣による将来的なリスクを加味しながら、将来的な分離も視野に入れつつ、どうすればリスクヘッジできるかを今後補綴科の先生に相談してみたいと思います。


最後に追加で質問なのですが。

保険外で3番〜6番ブリッジを作った場合、3番をハイブリッドセラミック冠にして、4〜6番をゴールドクラウンにする等の違う素材を部位によって使いわけて、1つのブリッジを製作することも可能なのでしょうか?

基本的には出来ても、出来ない素材の組み合わせもあるのでしょうか?

出来るとしても2つの素材を組み合わせることによって、本来それぞれの素材の持っている強度を大きく下回ってしまう等はあるのでしょうか?

質問ばかりで申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-07-24 00:54:43
>3番をハイブリッドセラミック冠にして、4〜6番をゴールドクラウンにする

は、3番をジャケットタイプでなくて前装タイプ(つまり、硬質レジン前装冠の、硬質レジンのところをハイブリッドセラミック、パラのクラウン部分をゴールドに)なら、作ること自体は可能だと思います。


ですが初対面の先生に、患者さんの方から材料をこれとこれで・・と指定するのは非常に印象が悪くなります。

色々調べておくのは大事なことなのですが、あくまでも先生の意見を尋ねながら、相談しながら決めていく・・と言う姿勢を見せる方が、万事が上手く行く様に思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MOTO83さん
返信日時:2008-07-24 02:23:43
渡辺先生ありがとうございます。

もちろん担当して下さる先生の意見を重視しして決めたいと思います。

ただ気になる点としまして、他の科の先生が「こうしたほうがいいですよ」とアドバイスを下さったときに、以後引き継ぐ科の先生にそれを伝えるべきがどうか・・・

せっかくのアドバイスを伝えないのも、もったいない気もしますし、しかし引き継ぐ科の先生のほうがその分野ではスペシャリストな訳ですし。

自分としても初対面で言うのも気が引けます。
かと言って治療が始まってしまえば、後戻りも出来なくなりそうですし・・・


カルテも科によって別々のようなので、前の科の先生の意見を次の科の先生に伝えるには、患者本人が最初の段階で言うしかないみたいな感じです。

自分は先生との信頼関係はかなり重要と考えていますので、最大限に気を配り、しかし自分的に後悔はしないように、じっくり先生の意見を聞き話し合って決めたいと思います。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-07-25 23:43:32
はい。

>他の科の先生が「こうしたほうがいいですよ」とアドバイスを下さったときに、以後引き継ぐ科の先生にそれを伝えるべきがどうか・・・

せっかくのアドバイスを伝えないのも、もったいない気もしますし、しかし引き継ぐ科の先生のほうがその分野ではスペシャリストな訳ですし。

自分としても初対面で言うのも気が引けます。
かと言って治療が始まってしまえば、後戻りも出来なくなりそうですし・・・


そうなんですよねー。
それが専門医制の大きな問題点なんですよ。。
本当に難しいところですよね。。

ただそれぞれの分野については、それなりに高いレベルが期待は出来る訳ですから、良し悪しとも言えますよね。

なんとか上手いことやって下さい・・としか言い様がないかも。。^^;

でもこれだけ勉強されているのですから、有意義な相談が出来そうな感じはしますよ。

一般的には、ご自分での番号が分かるだけでも相当ハイレベルです(笑)

頑張って下さいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MOTO83さん
返信日時:2008-07-26 12:03:08
渡辺ありがとうございます。

最後は愚痴っぽくなってしまってすみません^^;

治療の再は、ここでのアドバイスと、前の科の先生のアドバイスを参考にしつつ、引き継ぎの科の先生の話しをじっくり聞きながら、納得いくまで話してきめたいと思います。

タイヨウ先生、渡辺先生ありがとうございました!



タイトル 根の状態が悪く、欠損もあるので補綴計画に迷っている(上顎3〜7番)
質問者 MOTO83さん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の失敗・再治療
ブリッジ治療法
根管治療後の詰め物・被せ物
歯の数が足りない(先天欠損)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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