12歳子供の2年間に及ぶ歯科矯正と過剰歯の抜歯、歯列逆転について
相談者:
ぶーちゃんさん (38歳:女性)
投稿日時:2008-08-06 22:19:01
はじめまして。
12歳の子供が2年間、歯科矯正を受けましたが、満足のいく結果に至らず、さらに歯列が逆になっているという問題を抱えています。
今後、どうしたら良いのかアドバイスをお願いいたします
●2005年6月(小3)
左上2歯が左90度に回転(左上1歯との向きが垂直になった状態)して生えており、これを矯正する為、左右上第6臼歯に針金を固定して矯正を始める。
●2005年12月
矯正目的の左上2歯が過剰歯であると言われ、この歯を抜歯する。
その後も矯正は続ける。
●2007年4月(小5)
針金の矯正装置を一旦外し、様子を見ると言われる。
この時に、左上2歯であると思われる永久歯が、左上1歯から離れたところに生えており、左上3歯(犬歯)はまだ生えていない状態だったが、2と3が順番が逆に生えてくる可能性があると言われる。
その場合は、また別の矯正をしなくてはいけないと言われる。
●2008年7月(小6)
左上3歯(犬歯)と思われる歯(先が尖っているので)が、ようやく生え始めるが、左上1歯の隣から生え始めてきている。
やはり順番が逆である感じ。
ここで、ご相談したいのは
?この2年間の矯正の意味はあったのか。
矯正目的であった左上2歯は結局、矯正開始後約半年で過剰歯として抜歯された。
?過剰歯として抜歯された歯は本当は抜くべきでは、なかったのではないか。
今、左上2歯と思われる歯が、本来の抜くべき歯ではなかったのか。
そのため、2と3が逆になってしまったのではないか?
?歯科医院に対し、これまでの矯正費用の返金請求はできるでしょうか
今後、どうしたら良いのか悩んでおります。
先生方のアドバイスをよろしくお願いいたします。
12歳の子供が2年間、歯科矯正を受けましたが、満足のいく結果に至らず、さらに歯列が逆になっているという問題を抱えています。
今後、どうしたら良いのかアドバイスをお願いいたします
●2005年6月(小3)
左上2歯が左90度に回転(左上1歯との向きが垂直になった状態)して生えており、これを矯正する為、左右上第6臼歯に針金を固定して矯正を始める。
●2005年12月
矯正目的の左上2歯が過剰歯であると言われ、この歯を抜歯する。
その後も矯正は続ける。
●2007年4月(小5)
針金の矯正装置を一旦外し、様子を見ると言われる。
この時に、左上2歯であると思われる永久歯が、左上1歯から離れたところに生えており、左上3歯(犬歯)はまだ生えていない状態だったが、2と3が順番が逆に生えてくる可能性があると言われる。
その場合は、また別の矯正をしなくてはいけないと言われる。
●2008年7月(小6)
左上3歯(犬歯)と思われる歯(先が尖っているので)が、ようやく生え始めるが、左上1歯の隣から生え始めてきている。
やはり順番が逆である感じ。
ここで、ご相談したいのは
?この2年間の矯正の意味はあったのか。
矯正目的であった左上2歯は結局、矯正開始後約半年で過剰歯として抜歯された。
?過剰歯として抜歯された歯は本当は抜くべきでは、なかったのではないか。
今、左上2歯と思われる歯が、本来の抜くべき歯ではなかったのか。
そのため、2と3が逆になってしまったのではないか?
?歯科医院に対し、これまでの矯正費用の返金請求はできるでしょうか
今後、どうしたら良いのか悩んでおります。
先生方のアドバイスをよろしくお願いいたします。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2008-08-07 23:20:35
レントゲンを見せてもらいながら説明してくれましたか?
本当に抜いた歯以外に正常と思われる2歯があるのですか?
あるならば、その左上2歯と思われる歯は、今どこにあるのですか?
6以外の歯にブラケットをつけてくれましたか?
はっきり言って矯正を目的としていた歯に対して、後から過剰歯と判断するのはおかしいことです。
捻転の原因がその歯の根の近辺に過剰歯があって、捻転を起こしている可能性があるので(その他の異常がないかもチエックするため)、矯正治療開始前にレントゲンを必ず撮影します。
ただし正中近くの深いところ(これが多い)にある過剰歯は、小さい場合には将来に渡りまず悪さをしないだろうと判断して、放置、観察を続ける場合があります。
また過剰歯が本当に重なるようにして存在して、諸条件を考慮した結果(たとえば過剰歯と思われる歯の方が形態的にまだ良好だとか、2歯は矮小形が多いので)、あえて正常歯を抜歯することなきにしもあらずです。
こうなると歯科医もちょっとしたカケになることになるので、治療開始前に十分な説明があるはずです。
でもこれとは文面から察するに明らかに違うようですね。そこで
>?この2年間の矯正の意味はあったのか。
矯正目的であった左上2歯は結局、矯正開始後約半年で過剰歯として抜歯された。
意味はなかったようです
>?過剰歯として抜歯された歯は本当は抜くべきでは、なかったのではないか。
今、左上2歯と思われる歯が、本来の抜くべき歯ではなかったのか。
そのため、2と3が逆になってしまったのではないか?
おっしゃるとおりだと思います。
以上二つの回答は月並みな言い方ですが、実際に診察していない、レントゲンも見ていないことですので、はっきりとは言えないことは、ご承知おきください。
>?歯科医院に対し、これまでの矯正費用の返金請求はできるでしょうか
事実関係がはっきりすれば、できると思います。
このような返答は同業者としてしにくいので、あえて先頭打者ですが、他の先生からも何かコメントいただけると思います。
本当に抜いた歯以外に正常と思われる2歯があるのですか?
あるならば、その左上2歯と思われる歯は、今どこにあるのですか?
6以外の歯にブラケットをつけてくれましたか?
はっきり言って矯正を目的としていた歯に対して、後から過剰歯と判断するのはおかしいことです。
捻転の原因がその歯の根の近辺に過剰歯があって、捻転を起こしている可能性があるので(その他の異常がないかもチエックするため)、矯正治療開始前にレントゲンを必ず撮影します。
ただし正中近くの深いところ(これが多い)にある過剰歯は、小さい場合には将来に渡りまず悪さをしないだろうと判断して、放置、観察を続ける場合があります。
また過剰歯が本当に重なるようにして存在して、諸条件を考慮した結果(たとえば過剰歯と思われる歯の方が形態的にまだ良好だとか、2歯は矮小形が多いので)、あえて正常歯を抜歯することなきにしもあらずです。
こうなると歯科医もちょっとしたカケになることになるので、治療開始前に十分な説明があるはずです。
でもこれとは文面から察するに明らかに違うようですね。そこで
>?この2年間の矯正の意味はあったのか。
矯正目的であった左上2歯は結局、矯正開始後約半年で過剰歯として抜歯された。
意味はなかったようです
>?過剰歯として抜歯された歯は本当は抜くべきでは、なかったのではないか。
今、左上2歯と思われる歯が、本来の抜くべき歯ではなかったのか。
そのため、2と3が逆になってしまったのではないか?
おっしゃるとおりだと思います。
以上二つの回答は月並みな言い方ですが、実際に診察していない、レントゲンも見ていないことですので、はっきりとは言えないことは、ご承知おきください。
>?歯科医院に対し、これまでの矯正費用の返金請求はできるでしょうか
事実関係がはっきりすれば、できると思います。
このような返答は同業者としてしにくいので、あえて先頭打者ですが、他の先生からも何かコメントいただけると思います。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2008-08-08 00:20:25
1)左上前歯の部分に1,2,3と過剰歯1本があった場合、通常、過剰歯を抜歯します。
(これは歯科医師なら、おそらく異論はないと思います。)
2)2と3の位置が逆になることは、まれだが有り得る。
3)前歯部分の過剰歯の存在する場所は右1と左1の間がほとんどで、まれに1と2の間にある場合もあるとは思いますが、3と4の間に(前歯と間違えるような形をした)過剰歯があったというのは聞いたことがありません。
ですので、今、抜かずに残っている左上2(と思われる歯)が過剰歯である可能性は、きわめて少ないと思います。
以上より、抜歯をした歯の選択は妥当と考えられますし、だとすれば、今までの経過はとくに問題があるようには思えません。
(これは歯科医師なら、おそらく異論はないと思います。)
2)2と3の位置が逆になることは、まれだが有り得る。
3)前歯部分の過剰歯の存在する場所は右1と左1の間がほとんどで、まれに1と2の間にある場合もあるとは思いますが、3と4の間に(前歯と間違えるような形をした)過剰歯があったというのは聞いたことがありません。
ですので、今、抜かずに残っている左上2(と思われる歯)が過剰歯である可能性は、きわめて少ないと思います。
以上より、抜歯をした歯の選択は妥当と考えられますし、だとすれば、今までの経過はとくに問題があるようには思えません。
タイトル | 12歳子供の2年間に及ぶ歯科矯正と過剰歯の抜歯、歯列逆転について |
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質問者 | ぶーちゃんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
小児矯正(子供の矯正) 歯列矯正のトラブル 歯の数が多い(過剰歯) 子供の歯列矯正 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。