右下7番、クラウン取替え後から継続的(約1ヶ月)な痛みがある(ドイツ)

相談者: messeさん (30歳:女性)
投稿日時:2008-08-21 05:17:15
約1ヶ月前から、ドイツで歯科治療を受けています。

当初の目的は、虫歯(右上8)の治療のみでしたが、過去に治療したクラウンが壊れている(もしくは壊れそう)という理由から、他の歯の治療も進められ、合計4本(右下7・8、右上7・8)の治療をしました。

新しいクラウンに取り替えてから、既に1ヶ月程経ちますが、治療した歯のうち1本(右下7)、痛みが続いているので相談させて下さい。



***治療および症状の経過***

◆1回目(7/16):歯の検査、レントゲン


◆2回目(7/17):型取り(上下)、麻酔をした後古いクラウンを外し4本ともさらに掘る
(右下7の進行状況は、元々C2だったと思いますが、この時に、もしかしたら深く掘られたかもしれません)


◆3回目(7/22):新しいクラウンをはめる
これ以降、モノを噛むと右下7が痛む日が続く。
冷たい液体もしみる。
歯ぐきに腫れなどなし。(2回目と3回目の間は右側でモノを噛まないようにしていたので痛みには気づかなかった)


◆4回目(7/29):歯科医に相談するが、しばらく様子をみるよう言われる

その翌週(8/4)、何も噛まない状態でも、歯ぐきと耳に痛みが発生。


◆5回目(8/8):再度歯科医に相談。
部分的なレントゲン(口の中に小さい板のようなものを入れて、右下7・8のみ)を撮る。

歯科医によると、このレントゲンだけではよく理由が分からないとのこと。
抗生物質(4日分)を処方される。

抗生物質服用中も、歯茎および耳の痛みは続くが、服用開始後1週間後には、耳の痛みはほぼなくなった。
歯茎の痛みは、常時ではないが時々ある。モノを噛んだ時の痛みも続いている。


◆6回目(8/19):再度歯科医に相談。
抗生物質は服用後しばらく経ってから効いてくるから、もうしばらく様子をみるよう言われる。

1週間後にまだ痛みが続くようであれば、クラウンを取って様子をみて、場合によっては、神経を抜くことになるかもしれないといわれる。


現在も、たまに歯茎に痛みがあり、モノを噛んだときの痛み、冷たい液体でしみる状態が続いている。


*****

【質問1】5回目の治療の時に取った、部分的なレントゲンが有効に活用されていない気がします。

このレントゲンでは、深く掘りすぎた可能性や、歯の神経や根が細菌に感染してしまった可能性は全く分からないものですか?


【質問2】次回、痛みが取れなければ、はめたクラウンを取ってみるといわれていますが、クラウンを取るとレントゲン以上のことが分かるのでしょうか?


【質問3】次回、もう一度レントゲンを撮ってもらったほうがいいのでしょうか?


【質問4】このまま放置しておいたら悪化する可能性はありますか?
(年末に帰国予定なので、その時まで放置しておくという可能性も考えています。)


つたないドイツ語でのコミュニケーションで、歯科医師としっかり意思疎通ができていないこともあり、非常に不安に感じています。

次回、クラウンを外して、神経を抜くといわれたとき、どうすればいいのか戸惑っています。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-08-21 12:48:32
こんにちは。
難しい問題ですね。

>【質問1】について

デンタルレントゲンのことかと思いますが、クラウンの中の虫歯については全く見えません。

神経が死んでしまって時間が経てば、根尖病変となって写る場合もあるのですが、初期には写りませんし、その確認の為だったのだろうと思います。



>【質問2】

そうですね。
詳しいことが分からないので適切かどうかまでは判断出来ませんが、ひとつの有効な方法だと思います。



>【質問3】

担当の先生のご判断にお任せして良いと思います。



>【質問4】

悪化する可能性はあると思います。
神経が何らかのダメージで死んでしまっていたとしたら、それなりに早めの処置が良いだろうとは思います。

ただそちらで加療するのが良いのか、帰国後の加療が良いのかの判断は、非常に難しいところだと思いますね。

費用のことを別とすれば、神経を抜くことになった際には、一般歯科医よりも根管治療の専門医(Endodontist)の処置が受けられた方が、気持ち安心です。

そちらの歯科医療がもしも仮に、極端にレベルが低いと仮定しても、年末まで放置しておく、と言うのではちょっとリスクが高すぎる気がしますね。。

日本でも一般的な保険医での根管治療は、かなり問題ありますし。。



出来るだけまずはご自身なりに病態や治療法を理解してから、相談されると良いと思いますよ。

お大事にどうぞ。


参考⇒歯科相談室<ドイツ

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: messeさん
返信日時:2008-08-22 05:33:28
渡辺先生、早速ご回答ありがとうございます。

お忙しいところ申し訳ありませんが、【質問2】に関連して追加で質問させて下さい。



次回、痛みが取れなければ、はめたクラウンを取ってみるといわれています。

クラウンを取って、神経を抜くといわれた場合、その時点で、別の専門医にお願いしたいということは可能なのでしょうか?

それとも既にクラウンを取ってやりかけ状態なので、そのまますぐ処置をしなければらなないのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-08-22 12:00:56
クラウンを取って、神経を抜くといわれた場合、その時点で、別の専門医にお願いしたいということは可能なのでしょうか?

それは国によって、先生によって異なるのではないかと思いますよ。

直接電話して、受付の方にでも相談してみてはどうでしょうか?

ところでドイツって専門医制でしたよね?

であれば神経の治療が必要そうであれば、specialist clinicを紹介してもらいたいんだけど・・などと、事前にご希望を伝えておくのが良いと思いますよ。




タイトル 右下7番、クラウン取替え後から継続的(約1ヶ月)な痛みがある(ドイツ)
質問者 messeさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
クラウンを被せた後の痛み
クラウンの作り直し・再治療
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
ドイツ
回答者




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