虫歯よりも歯茎の治療が先なのは普通?それほど治療は困難?
相談者:
ちびたさん (40歳:男性)
投稿日時:2008-08-26 14:21:42
ずっと歯医者を敬遠しており、とにかく全体的に歯がボロボロになっておりました。
長期治療等覚悟して歯医者に行ってみると、医者より
「歯がなくなっているものも多く、(極端に言えば)歯茎で噛み合わせされているため、歯を入れても正常に噛み合わせることは不可能。
まずそのための歯茎の治療からしないといけないが、困難なもので私に出来るか分らない」
とのことでした。
で、がっかりしてるところなんですが、
●そういう事例というのはよくあるものなんでしょうか?
●また、その場合この先生がおっしゃるように必ず歯茎の治療からになるのでしょうか?
●それほど困難なものでしょうか?
実際に見てみないと何とも言えないところはあるでしょうが、他の先生方の意見もお聞きしてみたく投稿しました。
よろしくお願いいたします。
長期治療等覚悟して歯医者に行ってみると、医者より
「歯がなくなっているものも多く、(極端に言えば)歯茎で噛み合わせされているため、歯を入れても正常に噛み合わせることは不可能。
まずそのための歯茎の治療からしないといけないが、困難なもので私に出来るか分らない」
とのことでした。
で、がっかりしてるところなんですが、
●そういう事例というのはよくあるものなんでしょうか?
●また、その場合この先生がおっしゃるように必ず歯茎の治療からになるのでしょうか?
●それほど困難なものでしょうか?
実際に見てみないと何とも言えないところはあるでしょうが、他の先生方の意見もお聞きしてみたく投稿しました。
よろしくお願いいたします。
回答1
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時:2008-08-26 14:52:29
ご質問からの印象は、
?無くなっている歯が多い。
?そのせいで噛み合わせに大きな狂いが生じている。
?部分的に歯対歯ではなく、
歯茎が噛み合わせの相手になっている。
位置の異常な噛み合わせを治療するのは非常に難しいものです。
医学的には異常は位置関係でも、
現在の噛み合わせに慣れておられるので、
正しいと思われる噛み合わせに順応できるのか?
非常に難しい治療の部類に入ると思われます。
歯茎ウンヌンのことは実際に拝見しないと、
判断は難しいです。その下の骨の状態も含め、
全体の治療計画を立て実行することよりも、
患者さんの協力と治療に取り組む姿勢を継続的に得ることが一番難しいのではないか?
と、思います。
主治医に何が難しく、最終的にはどうなるのか?
また、主治医一人では解決が難しい場合は、どういった対応が
望ましいのか、をきちんと話し合われる事をお勧めいたします。
?無くなっている歯が多い。
?そのせいで噛み合わせに大きな狂いが生じている。
?部分的に歯対歯ではなく、
歯茎が噛み合わせの相手になっている。
位置の異常な噛み合わせを治療するのは非常に難しいものです。
医学的には異常は位置関係でも、
現在の噛み合わせに慣れておられるので、
正しいと思われる噛み合わせに順応できるのか?
非常に難しい治療の部類に入ると思われます。
歯茎ウンヌンのことは実際に拝見しないと、
判断は難しいです。その下の骨の状態も含め、
全体の治療計画を立て実行することよりも、
患者さんの協力と治療に取り組む姿勢を継続的に得ることが一番難しいのではないか?
と、思います。
主治医に何が難しく、最終的にはどうなるのか?
また、主治医一人では解決が難しい場合は、どういった対応が
望ましいのか、をきちんと話し合われる事をお勧めいたします。
回答2
回答日時:2008-08-26 14:57:52
こんにちは。
気合いが必要そうですが、頑張って下さいね。
>●そういう事例というのはよくあるものなんでしょうか?
私の場合ですが、数ヶ月に1名ぐらいは拝見しますよ。
その中でも治療が続く方は・・稀ですね^^;
>●また、その場合この先生がおっしゃるように必ず歯茎の治療からになるのでしょうか?
拝見してみないとなんとも言えませんが、至急必要な応急処置がないのであれば、基本的にはそういうことです。
(それと実は、この段階でドロップアウトしない患者さんなのかどうかを見極める・・と言う先生もいらっしゃいます。)
>●それほど困難なものでしょうか?
治療の内容ももちろん困難ですし、上にも書いた様に患者様本人のモチベーションの維持も困難です。
後半はちびたさん自身で是非頑張っていただいて、前半部分(治療)を快く引き受けてくれる先生を探すか紹介してもらうかされて下さい。
手技的には結構本当に難しいと思いますから、出来るだけ総合力のありそうな(得意分野が偏っていなさそうな)先生を選ばれて下さいね。
お大事にどうぞ。
気合いが必要そうですが、頑張って下さいね。
>●そういう事例というのはよくあるものなんでしょうか?
私の場合ですが、数ヶ月に1名ぐらいは拝見しますよ。
その中でも治療が続く方は・・稀ですね^^;
>●また、その場合この先生がおっしゃるように必ず歯茎の治療からになるのでしょうか?
拝見してみないとなんとも言えませんが、至急必要な応急処置がないのであれば、基本的にはそういうことです。
(それと実は、この段階でドロップアウトしない患者さんなのかどうかを見極める・・と言う先生もいらっしゃいます。)
>●それほど困難なものでしょうか?
治療の内容ももちろん困難ですし、上にも書いた様に患者様本人のモチベーションの維持も困難です。
後半はちびたさん自身で是非頑張っていただいて、前半部分(治療)を快く引き受けてくれる先生を探すか紹介してもらうかされて下さい。
手技的には結構本当に難しいと思いますから、出来るだけ総合力のありそうな(得意分野が偏っていなさそうな)先生を選ばれて下さいね。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
ちびたさん
返信日時:2008-08-26 16:07:06
佐藤先生、渡辺先生ご回答ありがとうございます。
症状の度合いはあるとは思いますが、治療をお願いする先生を探すところから含めて結構大変みたいだな、っと実感してます。
とりあえずは今行ってる先生の話を聞いてみたいと思います。
(まだちゃんと話してないので)
長期間かけても治療する気でいますので、頑張ってみます。
少し勇気が沸きました。
本当にありがとうございました。
(また相談させていただくかもしれません、その時はよろしくお願いいたします)
症状の度合いはあるとは思いますが、治療をお願いする先生を探すところから含めて結構大変みたいだな、っと実感してます。
とりあえずは今行ってる先生の話を聞いてみたいと思います。
(まだちゃんと話してないので)
長期間かけても治療する気でいますので、頑張ってみます。
少し勇気が沸きました。
本当にありがとうございました。
(また相談させていただくかもしれません、その時はよろしくお願いいたします)
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2008-08-26 16:10:39
お二人の先生も書かれているように「難しい部類の治療」だとは思いますね。
虫歯の治療の一つ一つは、じっくりやっていけば特別難しいわけでは無いと思いますが「咬み合わせる」治療となると顎全体を治せるだけの技量が必要になります。
>「歯がなくなっているものも多いため、歯茎で噛み合わせされている(極端に言えば)。
これは専門用語的に言うと
「咬合高径が低くなっている状態」
と言います。
この場合「バイトアップ」と言う治療が必要となり、無理なバイトアップは顎関節に負担をかけ、最悪の状況だと「顎関節症」と言って顎の関節を壊してしまいかねません。
また、歯が無い部位が多いと健康保険での治療では「入れ歯」を作る事になります。
年齢的に考えると、まだお口の中が敏感で大きな入れ歯を入れる事に抵抗がある(入れ歯を入れられない)場合があります。
入れ歯はある程度の慣れも必要なので、ちびたさん自身の努力も必要だと思いますが‥。
佐藤先生もおっしゃられているように
「主治医に何が難しく、最終的にはどうなるのか?」
をしっかり相談される事をお勧めします。
あ、かぶっちゃった。
虫歯の治療の一つ一つは、じっくりやっていけば特別難しいわけでは無いと思いますが「咬み合わせる」治療となると顎全体を治せるだけの技量が必要になります。
>「歯がなくなっているものも多いため、歯茎で噛み合わせされている(極端に言えば)。
これは専門用語的に言うと
「咬合高径が低くなっている状態」
と言います。
この場合「バイトアップ」と言う治療が必要となり、無理なバイトアップは顎関節に負担をかけ、最悪の状況だと「顎関節症」と言って顎の関節を壊してしまいかねません。
また、歯が無い部位が多いと健康保険での治療では「入れ歯」を作る事になります。
年齢的に考えると、まだお口の中が敏感で大きな入れ歯を入れる事に抵抗がある(入れ歯を入れられない)場合があります。
入れ歯はある程度の慣れも必要なので、ちびたさん自身の努力も必要だと思いますが‥。
佐藤先生もおっしゃられているように
「主治医に何が難しく、最終的にはどうなるのか?」
をしっかり相談される事をお勧めします。
あ、かぶっちゃった。
タイトル | 虫歯よりも歯茎の治療が先なのは普通?それほど治療は困難? |
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質問者 | ちびたさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 歯の異常・トラブルその他 歯周病(歯槽膿漏)治療 噛み合わせ(咬合)治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。