左右の麻酔の効き方が違うのは、麻酔を刺す箇所を間違えたから?
相談者:
みつぐさん (35歳:女性)
投稿日時:2008-09-14 23:07:55
はじめて質問いたします。
下の左右6番7番の虫歯治療中です。
二週間前に右6番7番を一度に治療した際、それぞれの歯の頬側と舌側の計4箇所に麻酔をしました。
約10分後に治療開始しましたが、麻酔はかなりよくきき、治療中は全く痛みがありませんでした。
治療後に口の中をみると、麻酔の針のあとが4箇所残っておりました。
一週間後、左6番7番を一度に治療する際、かなり奥の二箇所に麻酔をされたように思いました。
先生が忙しく、麻酔後、一旦他の患者さんにうつり、20〜30分後に治療を開始されましたが、その時は麻酔がきかず、6番7番の治療中に痛みが伴いました。
治療後に中を見ると、8番付近に針のあとが残っているように思います。
舌も痺れていたので、麻酔はきいていたように思うのですが、右の治療の時は唇もかなり麻痺していましたが、左の時は唇はほとんど麻痺しておりませんでした。
治療する歯を間違えて、8番を治療するつもりで麻酔をされたのでは?と思っています。(8番も虫歯です。後日抜歯予定です。)
次回行く時に聞こうかと思いますが、勇気がありませんし、当日、その時でないと先生も覚えておられないように思います。
麻酔する場所を間違っておられたのでしょうか?
それとも、たまたま麻酔が効かなかったのでしょうか?
これまで麻酔は効きやすい方でした。
上の虫歯の治療、親知らずの抜歯も予定しているため、いきなり麻酔が効きにくい体質になったのかと不安です。
ご回答をお待ちしておりますので、
お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
下の左右6番7番の虫歯治療中です。
二週間前に右6番7番を一度に治療した際、それぞれの歯の頬側と舌側の計4箇所に麻酔をしました。
約10分後に治療開始しましたが、麻酔はかなりよくきき、治療中は全く痛みがありませんでした。
治療後に口の中をみると、麻酔の針のあとが4箇所残っておりました。
一週間後、左6番7番を一度に治療する際、かなり奥の二箇所に麻酔をされたように思いました。
先生が忙しく、麻酔後、一旦他の患者さんにうつり、20〜30分後に治療を開始されましたが、その時は麻酔がきかず、6番7番の治療中に痛みが伴いました。
治療後に中を見ると、8番付近に針のあとが残っているように思います。
舌も痺れていたので、麻酔はきいていたように思うのですが、右の治療の時は唇もかなり麻痺していましたが、左の時は唇はほとんど麻痺しておりませんでした。
治療する歯を間違えて、8番を治療するつもりで麻酔をされたのでは?と思っています。(8番も虫歯です。後日抜歯予定です。)
次回行く時に聞こうかと思いますが、勇気がありませんし、当日、その時でないと先生も覚えておられないように思います。
麻酔する場所を間違っておられたのでしょうか?
それとも、たまたま麻酔が効かなかったのでしょうか?
これまで麻酔は効きやすい方でした。
上の虫歯の治療、親知らずの抜歯も予定しているため、いきなり麻酔が効きにくい体質になったのかと不安です。
ご回答をお待ちしておりますので、
お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2008-09-15 00:29:52
みつぐさん、こんにちは。
治療時の麻酔効果のことで、色々とご不安のことと思います。
【1】
ただ、
>麻酔する場所を間違っておられたのでしょうか?
>それとも、たまたま麻酔が効かなかったのでしょうか?
とのご質問に関しては…
>当日、その時でないと先生も覚えておられないように思います。
と、みつぐさんご自身がお書きの通り、担当医ですら覚えていないかもしれないことです。当然のことですが、こちらでも分からないです。ごめんなさい。
【2】
一般論としてお答えします。
左右の歯で麻酔の効き具合が異なることは、よくあることです。
また、短期の間に「麻酔が効きにくい体質」になることは考えにくいです。
加えて、麻酔を刺した箇所は、歯の真下の歯茎だけではないため、刺した跡を一般の方が目で視認することは難しいこともあります(そもそも跡自体残らないことも多いです)。
【3】
最後に一点だけコメントします。
治療中に麻酔が効いていない感がしたり、痛みがある場合は、どうぞ遠慮なく、その旨をお伝えになられてください。
痛みをこらえながら治療を続けることは、良いことではありません。
加えて、診療時の出来事に関して担当医との間に意思の疎通がはかれず、それが診療後に不信感となってしまうと、その後の治療にも深く影響します。
後日、親知らずを抜歯予定とのこと。
親知らずの抜歯は、術中・術後のことに関して、特に担当医との間で充分な説明と同意が求められます。
ご不安なこと、お聞きになりたいことは、必ず担当の先生に直接確認されながら、今後の診療を続けられてください。
勇気のいることかもしれませんが、これは医療を進める上での必須事項であることをご理解頂ければ幸いです。
お大事になされてくださいね。
治療時の麻酔効果のことで、色々とご不安のことと思います。
【1】
ただ、
>麻酔する場所を間違っておられたのでしょうか?
>それとも、たまたま麻酔が効かなかったのでしょうか?
とのご質問に関しては…
>当日、その時でないと先生も覚えておられないように思います。
と、みつぐさんご自身がお書きの通り、担当医ですら覚えていないかもしれないことです。当然のことですが、こちらでも分からないです。ごめんなさい。
【2】
一般論としてお答えします。
左右の歯で麻酔の効き具合が異なることは、よくあることです。
また、短期の間に「麻酔が効きにくい体質」になることは考えにくいです。
加えて、麻酔を刺した箇所は、歯の真下の歯茎だけではないため、刺した跡を一般の方が目で視認することは難しいこともあります(そもそも跡自体残らないことも多いです)。
【3】
最後に一点だけコメントします。
治療中に麻酔が効いていない感がしたり、痛みがある場合は、どうぞ遠慮なく、その旨をお伝えになられてください。
痛みをこらえながら治療を続けることは、良いことではありません。
加えて、診療時の出来事に関して担当医との間に意思の疎通がはかれず、それが診療後に不信感となってしまうと、その後の治療にも深く影響します。
後日、親知らずを抜歯予定とのこと。
親知らずの抜歯は、術中・術後のことに関して、特に担当医との間で充分な説明と同意が求められます。
ご不安なこと、お聞きになりたいことは、必ず担当の先生に直接確認されながら、今後の診療を続けられてください。
勇気のいることかもしれませんが、これは医療を進める上での必須事項であることをご理解頂ければ幸いです。
お大事になされてくださいね。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2008-09-15 22:59:31
>舌も痺れていたので、麻酔はきいていたように思うのですが、右の治療の時は唇もかなり麻痺していましたが、左の時は唇はほとんど麻痺しておりませんでした。
下の奥歯の時によく行われるのですが、伝達麻酔といって、歯の近くではなくて8番の奥に麻酔をすることがあります。
その時は通常舌もしびれます。
それに対して、最も一般的なのが浸潤麻酔でその場合は治療を行う歯の近辺に麻酔をうち、唇がしびれます。
ということで、麻酔をうつ場所は間違ってはいなかったであろうと推測されますが、伝達麻酔だけで浸潤麻酔を併用しなかったことが、麻酔があまり効かなかった原因ではないかと思われますので、中本先生がお書きのように、痛みをこらえないで、担当の先生に告げるようにされたほうがよろしいかと思います。
下の奥歯の時によく行われるのですが、伝達麻酔といって、歯の近くではなくて8番の奥に麻酔をすることがあります。
その時は通常舌もしびれます。
それに対して、最も一般的なのが浸潤麻酔でその場合は治療を行う歯の近辺に麻酔をうち、唇がしびれます。
ということで、麻酔をうつ場所は間違ってはいなかったであろうと推測されますが、伝達麻酔だけで浸潤麻酔を併用しなかったことが、麻酔があまり効かなかった原因ではないかと思われますので、中本先生がお書きのように、痛みをこらえないで、担当の先生に告げるようにされたほうがよろしいかと思います。
相談者からの返信
相談者:
みつぐさん
返信日時:2008-09-16 00:07:33
中本先生 森川先生 お返事ありがとうございます。
>加えて、診療時の出来事に関して担当医との間に意思の疎通がはかれず、それが診療後に不信感となってしまうと、その後の治療にも深く影響します。
はい。
とてもやさしい先生で最初は説明も多かったので、安心していましたが、今回のことで不信感がつのり、違う歯医者さんに行こうかと思っています。
あわせて、こちらの掲示板で勉強すると、ますます不信感が・・・
仮詰めはすべて歯科助手がされており、レントゲン撮影は衛生士さんでした。
違法行為のない歯医者さんで治療を受けたいです。
>ということで、麻酔をうつ場所は間違ってはいなかったであろうと推測されますが、伝達麻酔だけで浸潤麻酔を併用しなかったことが、麻酔があまり効かなかった原因ではないかと思われますので、中本先生がお書きのように、痛みをこらえないで、担当の先生に告げるようにされたほうがよろしいかと思います。
治療中、ずっと「痛い 痛い」と訴えておりました。
先生は「すぐに終わるから少しだけ我慢して」と言われるだけで、麻酔がきかなかった事情は全く説明していただけませんでした。
納得できるまで質問するべきだったのだと、今になって思いました。
こちらの掲示板で伝達麻酔と浸潤麻酔を調べました。
「伝達麻酔は神経麻痺を引き起こすなどのリスクがあるため、自信のある先生しかやらないテクニックです。」
とのこと・・・
治療中、麻酔をうった左側の頭が重かったこと、治療後の夕食時、左顎が痛くて口が大きくあけられなかったこと(今は大丈夫です)も何か関係していたのかと思うと怖いです。
キリがつくところ(今は4本仮詰めです)で治療を中断、他の虫歯治療、抜歯に関して別の歯医者さんを考えます。
こちらで相談、勉強できて良かったです。
また何かありましたら、相談にのっていただけますと幸いです。
>加えて、診療時の出来事に関して担当医との間に意思の疎通がはかれず、それが診療後に不信感となってしまうと、その後の治療にも深く影響します。
はい。
とてもやさしい先生で最初は説明も多かったので、安心していましたが、今回のことで不信感がつのり、違う歯医者さんに行こうかと思っています。
あわせて、こちらの掲示板で勉強すると、ますます不信感が・・・
仮詰めはすべて歯科助手がされており、レントゲン撮影は衛生士さんでした。
違法行為のない歯医者さんで治療を受けたいです。
>ということで、麻酔をうつ場所は間違ってはいなかったであろうと推測されますが、伝達麻酔だけで浸潤麻酔を併用しなかったことが、麻酔があまり効かなかった原因ではないかと思われますので、中本先生がお書きのように、痛みをこらえないで、担当の先生に告げるようにされたほうがよろしいかと思います。
治療中、ずっと「痛い 痛い」と訴えておりました。
先生は「すぐに終わるから少しだけ我慢して」と言われるだけで、麻酔がきかなかった事情は全く説明していただけませんでした。
納得できるまで質問するべきだったのだと、今になって思いました。
こちらの掲示板で伝達麻酔と浸潤麻酔を調べました。
「伝達麻酔は神経麻痺を引き起こすなどのリスクがあるため、自信のある先生しかやらないテクニックです。」
とのこと・・・
治療中、麻酔をうった左側の頭が重かったこと、治療後の夕食時、左顎が痛くて口が大きくあけられなかったこと(今は大丈夫です)も何か関係していたのかと思うと怖いです。
キリがつくところ(今は4本仮詰めです)で治療を中断、他の虫歯治療、抜歯に関して別の歯医者さんを考えます。
こちらで相談、勉強できて良かったです。
また何かありましたら、相談にのっていただけますと幸いです。
タイトル | 左右の麻酔の効き方が違うのは、麻酔を刺す箇所を間違えたから? |
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質問者 | みつぐさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
麻酔その他 歯医者への不信感 麻酔が効かない・効きにくい |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。