医療ミス?治療した7番の歯が余計に悪化→抜歯、8番を移植することに
相談者:
Airさん (31歳:男性)
投稿日時:2008-09-17 23:11:08
今年1月末、右下7番の歯が痛み近くの歯医者へ。
痛みの原因は
「右下8番の親知らずです。
7番治療後、8番を抜きましょう」
とのことでした。
2回目の治療後すぐにレントゲンをとられ、
「これだけ隙間なく薬がつまれば大丈夫です。
直りました。
8番の抜く日を決めてください。」
と言われました。
その日帰宅した時から激痛が・・・。次の日も激痛・・・。
2日間スープ以外食べられず、夜中は激痛で寝れない程の症状に・・・。
たまらず先生に相談し、病院へ。
原因は
「まだ少し歯の根にばい菌が残っている上から薬を詰めたので、歯茎が炎症をおこしています。
歯茎の打撲みたいなものです。
その腫れが歯を押し上げ、噛み合わせを悪くし、更に歯茎が炎症を起こしています。
噛み合わせを良くすれば直るはずです」
と、削られました。
結果、何も変わらず・・・。
次の日病院に行くと、明らかに先生は焦りの表情。
「すみません、薬を抜きます」
と薬を抜かれ、
「これで、来てもらった日に戻りました、また治療していきましょう」
とのことでした。
数日後、歯茎に腫瘍のようなものがぷっくりと出てき、痛みが出てきました。
不審に思い、違う歯医者へ。
3月初旬から、8月までひたすら根幹治療をし、とにかく「うみ」がなくなるまでこの治療を続けるとのことでした。
しかし、8月ついに先生が、
「もうこの歯は治りません。
根幹治療も数値を徐々に上げてやってきましたが限界です。
7番を抜歯し、8番を抜歯し、右上の8番を抜歯後7番へ移植しましょう・・・」
「はっ?、直ったと言われた歯やのに・・・」
原因は「うみ」。
これが直らない、一定期間直ったとしても、すぐに再発するとのことでした。
私は、その「うみ」を発生させたのは、一軒目の歯医者が根幹治療を怠り、無理矢理薬を詰めたことが原因としか考えられません。
(歯チャンネルの根幹治療の説明で同じ様な記載もありました)
一軒目の歯医者の治療ミスにより、抜歯、移植となったのではないのでしょうか?
長々と読みにくい文章で申し訳ございません。
是非、先生方のご意見をお願い致します。
痛みの原因は
「右下8番の親知らずです。
7番治療後、8番を抜きましょう」
とのことでした。
2回目の治療後すぐにレントゲンをとられ、
「これだけ隙間なく薬がつまれば大丈夫です。
直りました。
8番の抜く日を決めてください。」
と言われました。
その日帰宅した時から激痛が・・・。次の日も激痛・・・。
2日間スープ以外食べられず、夜中は激痛で寝れない程の症状に・・・。
たまらず先生に相談し、病院へ。
原因は
「まだ少し歯の根にばい菌が残っている上から薬を詰めたので、歯茎が炎症をおこしています。
歯茎の打撲みたいなものです。
その腫れが歯を押し上げ、噛み合わせを悪くし、更に歯茎が炎症を起こしています。
噛み合わせを良くすれば直るはずです」
と、削られました。
結果、何も変わらず・・・。
次の日病院に行くと、明らかに先生は焦りの表情。
「すみません、薬を抜きます」
と薬を抜かれ、
「これで、来てもらった日に戻りました、また治療していきましょう」
とのことでした。
数日後、歯茎に腫瘍のようなものがぷっくりと出てき、痛みが出てきました。
不審に思い、違う歯医者へ。
3月初旬から、8月までひたすら根幹治療をし、とにかく「うみ」がなくなるまでこの治療を続けるとのことでした。
しかし、8月ついに先生が、
「もうこの歯は治りません。
根幹治療も数値を徐々に上げてやってきましたが限界です。
7番を抜歯し、8番を抜歯し、右上の8番を抜歯後7番へ移植しましょう・・・」
「はっ?、直ったと言われた歯やのに・・・」
原因は「うみ」。
これが直らない、一定期間直ったとしても、すぐに再発するとのことでした。
私は、その「うみ」を発生させたのは、一軒目の歯医者が根幹治療を怠り、無理矢理薬を詰めたことが原因としか考えられません。
(歯チャンネルの根幹治療の説明で同じ様な記載もありました)
一軒目の歯医者の治療ミスにより、抜歯、移植となったのではないのでしょうか?
長々と読みにくい文章で申し訳ございません。
是非、先生方のご意見をお願い致します。
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2008-09-18 01:25:17
Airさん、こんにちは。
右下7番の治療の経緯で大変お困りのことと思います。
ご心中お察しします。
ただ、匿名で、かつ情報量が限られた上に一方当事者からのみの情報であるといった本歯科相談室の性質上、ここで治療ミスかどうかの判断はできません。
これはAirさんだけではなく、同様のご質問を寄せられる方に等しくお伝えしていることです。
ご了承ください。
なお、あくまで私見ですが、Airさんの現在の状況が治療ミスであるかどうか、今となってはそれを確かめることは極めて困難であると思います。
色々とご納得いかないお気持ちは充分分かりますし、私だって同じ状況であれば心穏やかではないと思います。
ですが、今重要なことは、問題の右下7番の治療をどうするのか、ということではないでしょうか。
仮に抜歯となった場合は、他の歯はこれ以上抜歯となることがないよう、今後の口腔ケアにも力を入れていくことが大切だと思います。
以上、あまりお役に立てずに申し訳ありません。
どうぞ、お大事になさってください。
右下7番の治療の経緯で大変お困りのことと思います。
ご心中お察しします。
ただ、匿名で、かつ情報量が限られた上に一方当事者からのみの情報であるといった本歯科相談室の性質上、ここで治療ミスかどうかの判断はできません。
これはAirさんだけではなく、同様のご質問を寄せられる方に等しくお伝えしていることです。
ご了承ください。
なお、あくまで私見ですが、Airさんの現在の状況が治療ミスであるかどうか、今となってはそれを確かめることは極めて困難であると思います。
色々とご納得いかないお気持ちは充分分かりますし、私だって同じ状況であれば心穏やかではないと思います。
ですが、今重要なことは、問題の右下7番の治療をどうするのか、ということではないでしょうか。
仮に抜歯となった場合は、他の歯はこれ以上抜歯となることがないよう、今後の口腔ケアにも力を入れていくことが大切だと思います。
以上、あまりお役に立てずに申し訳ありません。
どうぞ、お大事になさってください。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2008-09-18 09:33:44
>一軒目の歯医者が根幹治療を怠り、無理矢理薬を詰めたことが原因としか考えられません。
>(歯チャンネルの根幹治療の説明で同じ様な記載もありました)
どこから引用されましたか?
記事の番号だけでも結構ですのでお知らせください。
その記事の内容を誤解されているような気がしますので‥。
>(歯チャンネルの根幹治療の説明で同じ様な記載もありました)
どこから引用されましたか?
記事の番号だけでも結構ですのでお知らせください。
その記事の内容を誤解されているような気がしますので‥。
相談者からの返信
相談者:
Airさん
返信日時:2008-09-19 00:44:46
先生方、お忙しい中でのご回答、大変感謝しております。
>どこから引用されましたか?
>記事の番号だけでも結構ですのでお知らせください。
申し訳ございません。
記事番号が分かりませんでした・・・。
ただタイトルは「根幹治療/根幹治療(歯の神経・根の治療)」
とあり、以下の文章がそのコピーです。
・・・・
根管治療/根幹治療(歯の神経・根の治療)とは、リーマーやファイルと呼ばれる器具で細菌に感染してしまった歯質や神経を徹底的に除去し、根の病気(根尖病変)を治療・予防するものです。
「Root Canal Treatment」を略して「RCT」とも呼ばれます。
※「根幹治療」は誤字、正しくは「根管治療」です
虫歯が歯髄まで進行(C3以上)した場合や、根の病気になってしまった場合には、この根管治療が必要になります。
しかし、この根管治療(歯の神経・根の治療)は実はかなり難しいのです・・・。
なぜなら、根っこの中は直接見ることができず、形も人それぞれなので完全に細菌を取り除くことが非常に難しく、しかも細菌を取り残した状態で詰め物を詰めたり、クラウン(差し歯)をかぶせてしまうと、後々細菌が増殖してトラブルが出てきてしまうこともあるからです。
後からトラブルが出てきてしまった場合には、前に治療した詰め物やクラウンなどは作り直さなければならず、最悪の場合には抜歯になってしまうことすらあります。
・・・・・
以上が引用させて頂いたものです。
ちなみに、一軒目の治療で激痛が走った後の1回目の治療時、つまり歯の噛み合わせをよくしてもらった治療の際、その先生は引用させて頂いた文章と全く同じことを言われてました。
以下がその日の先生の話です。
「今回の治療は、私どもも目に見えない部分の治療になりますので、どうしても全てのばい菌を駆除することができない場合があるんです。
たまにあることです。」
と・・・。
引用した文章の中では「トラブル」という言い回しを使っていますが、今回の私の件は、
「トラブル」として一軒目の歯医者に説明を追求してもいいのか?
「たまにあること」と納得するしかないのか?
また長くなってしまいました。申し訳ございません。
ご回答、宜しくお願いいたします。
>どこから引用されましたか?
>記事の番号だけでも結構ですのでお知らせください。
申し訳ございません。
記事番号が分かりませんでした・・・。
ただタイトルは「根幹治療/根幹治療(歯の神経・根の治療)」
とあり、以下の文章がそのコピーです。
・・・・
根管治療/根幹治療(歯の神経・根の治療)とは、リーマーやファイルと呼ばれる器具で細菌に感染してしまった歯質や神経を徹底的に除去し、根の病気(根尖病変)を治療・予防するものです。
「Root Canal Treatment」を略して「RCT」とも呼ばれます。
※「根幹治療」は誤字、正しくは「根管治療」です
虫歯が歯髄まで進行(C3以上)した場合や、根の病気になってしまった場合には、この根管治療が必要になります。
しかし、この根管治療(歯の神経・根の治療)は実はかなり難しいのです・・・。
なぜなら、根っこの中は直接見ることができず、形も人それぞれなので完全に細菌を取り除くことが非常に難しく、しかも細菌を取り残した状態で詰め物を詰めたり、クラウン(差し歯)をかぶせてしまうと、後々細菌が増殖してトラブルが出てきてしまうこともあるからです。
後からトラブルが出てきてしまった場合には、前に治療した詰め物やクラウンなどは作り直さなければならず、最悪の場合には抜歯になってしまうことすらあります。
・・・・・
以上が引用させて頂いたものです。
ちなみに、一軒目の治療で激痛が走った後の1回目の治療時、つまり歯の噛み合わせをよくしてもらった治療の際、その先生は引用させて頂いた文章と全く同じことを言われてました。
以下がその日の先生の話です。
「今回の治療は、私どもも目に見えない部分の治療になりますので、どうしても全てのばい菌を駆除することができない場合があるんです。
たまにあることです。」
と・・・。
引用した文章の中では「トラブル」という言い回しを使っていますが、今回の私の件は、
「トラブル」として一軒目の歯医者に説明を追求してもいいのか?
「たまにあること」と納得するしかないのか?
また長くなってしまいました。申し訳ございません。
ご回答、宜しくお願いいたします。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2008-09-19 09:14:44
なるほど‥。
別に担当の先生を弁護するつもりもありませんし、想像ですが、Airさんの歯は非常に難しかったケースなのではないかと思います。
もちろん、(抜歯と言う)不幸にして最悪の選択をせざるを得ないのかもしれまんが、これは「担当医の責任を追及できるもの」では無いと思います。
よく、このサイトで「根管治療の成功率は70%以下」「再根管治療の場合は50%くらいに下がる」などと表現されていますが、まさにAirさんのケースがそれに当たるのではないかと思います。
Airさんの書かれた
「一軒目の歯医者が根幹治療を怠り、無理矢理薬を詰めたことが原因」
と言う文章ですが、
「一軒目の歯医者さんはできるだけの努力はした、治る見込みで薬を詰めたが、完治には至らなかった」
と僕は解釈します。
当サイトから引用された文章にも
「根っこの中は直接見ることができず、形も人それぞれなので完全に細菌を取り除くことが非常に難しく」
と記載されているように根管治療は簡単な治療ではありません。
我々歯科医師は日常的に根管治療を行っていますが「努力はしましたが、残念ながら抜歯になります」と言うセリフを言わざるを得ないケースも多々あります。
それが悔しいから日々研鑽して行こうと思っているわけで‥。
上述しましたように「たまにあること」の一言では済まないのですが、もう少し配慮のある言葉で状況を伝えてもらえればAirさんの印象も違ったのではないでしょうか?
参考までに
根管治療の再治療をすれば、歯の寿命は延びる?
別に担当の先生を弁護するつもりもありませんし、想像ですが、Airさんの歯は非常に難しかったケースなのではないかと思います。
もちろん、(抜歯と言う)不幸にして最悪の選択をせざるを得ないのかもしれまんが、これは「担当医の責任を追及できるもの」では無いと思います。
よく、このサイトで「根管治療の成功率は70%以下」「再根管治療の場合は50%くらいに下がる」などと表現されていますが、まさにAirさんのケースがそれに当たるのではないかと思います。
Airさんの書かれた
「一軒目の歯医者が根幹治療を怠り、無理矢理薬を詰めたことが原因」
と言う文章ですが、
「一軒目の歯医者さんはできるだけの努力はした、治る見込みで薬を詰めたが、完治には至らなかった」
と僕は解釈します。
当サイトから引用された文章にも
「根っこの中は直接見ることができず、形も人それぞれなので完全に細菌を取り除くことが非常に難しく」
と記載されているように根管治療は簡単な治療ではありません。
我々歯科医師は日常的に根管治療を行っていますが「努力はしましたが、残念ながら抜歯になります」と言うセリフを言わざるを得ないケースも多々あります。
それが悔しいから日々研鑽して行こうと思っているわけで‥。
上述しましたように「たまにあること」の一言では済まないのですが、もう少し配慮のある言葉で状況を伝えてもらえればAirさんの印象も違ったのではないでしょうか?
参考までに
根管治療の再治療をすれば、歯の寿命は延びる?
タイトル | 医療ミス?治療した7番の歯が余計に悪化→抜歯、8番を移植することに |
---|---|
質問者 | Airさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:7番(第二大臼歯) 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 根管治療の治療法 根管治療に関するトラブル 親知らずの抜歯 親知らずの移植 歯科/医療ミス |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。