ヘミセクションの歯は保険が適用されない?ブリッジ以外の方法は?
相談者:
Kyonさん (23歳:女性)
投稿日時:2008-09-25 00:16:46
はじめまして。
初めて投稿させていただきます。
よろしくお願いします。
一応掲示板一読させていただいたつもりですが、ほかの皆さんのようにはまだ専門知識がありません。
なので常識的なことを聞いてしまったら申し訳ありません・・
先日、左下6番の歯(神経はとってあり、銀歯クラウン)を、根っこが割れているということで半分抜歯しました。(なのでヘミセクションということであっているでしょうか・・?)
抜いたのは歯の奥側半分です。
今は仮歯をいれてます。
質問を先に書くと、その半分になった歯に、クラウンを被せるか、7番とブリッジにするか決めてくださいと言われているのですが、その素材に、歯が半分しかない場合保険内のものは使えないと言われました。
そうなのですか??
先生がおっしゃるには、
「保険というのは、歯まるまる一本分でないと効かないものなのです」
ということなのですが。。
初耳だったので、はじめは自分が知らなかっただけかとショックを受けていましたが、知り合いの歯の技工士の方にその話をしたところ、
「そういうのは聞いたことがない。保険でほとんどの治療はできるようになっているはず・・」
ということで・・。
こちらの掲示板で読みましたが、先生の診療方針によって治療の保険の内・外も結構違うようですね。
やはりこれもその医院の先生の方針ということなのでしょうか。
今の医院では、最低で一本12万のメタルセラミックス。
最高で一本18万のオールセラミックスから選んでくださいと言われています。
そしてブリッジの方が断然いいということで、2本分で進められています。
ですがまだあまり経済的に余裕がないので、ローンがあるとは言われましたが正直キツイデス。
転院して他で保険内で被せられるなら迷わず転院したいです。
あともう一点お聞きしたいのは、保険内でするにしろ、保険外にしろ、ヘミセクションだとやはりブリッジでないとあまり意味がないのでしょうか。
しかしヘミセクションは、あくまで抜歯までの延命治療のようなものなのですよね。
先生は一本分ではとれやすいからと言っていましたし、半分しかないので負荷もかかってしまうのもわかりますが、いずれ残りの半分も抜歯することになるのなら、そのときインプラントや、良い素材でのブリッジの選択肢もとれるように、今はお金を貯めつつ、健康な7番はなるべく削らず、6番一本だけを被せておいたほうがいいのでしょうか・・。
ちなみに5番も健康です。
保険のことだけでも教えていただけたらと思います。
先生方、よろしくお願い致します。
一応・・以下はこの6番の治療経過です
左下6番は5年ほど前に他の医院で神経をとりました。
そして半年ほど前に今の歯科医院で、そこの神経治療が中途半端なようだということでやり直しをしてもらいました。
ちなみにずっと保険の銀歯を被せていました。
一ヶ月ほど前からその歯の根っこの部分の歯茎が膿んでしまい、切開して膿を出し、数日抗生物質をのんで様子を見るもまた同じように膿んでしまうのでまた切開をし・・という様子見の治療を一月ほど繰り返しました。
こないだ切開とともにその部分を洗浄してもらったところ、どうやら歯の根っこの一部分が割れているらしいということで、その部分でものを噛むことで圧力がかかりそこから膿が出ているということでした。
なのでその根の割れている部分の四分の一抜歯して、4分の3の形の歯でいくか、一個のもとの形のものを被せますという説明でした。
しかしいざ抜歯してもらったところ、半分抜かれていました。
抜く前にブリッジの可能性や、保険のきかない旨の説明は
なかったです。
しかし半分抜いてしまったものは仕方ないし、それは抜かなければならない状態だったからだのだと思うのでいいのですが。。
最近先生が変わってから不安要素が多くなってきたようなので、これを機に転院も考えています。
以上、長くなりましたが、よろしくお願い致します。
初めて投稿させていただきます。
よろしくお願いします。
一応掲示板一読させていただいたつもりですが、ほかの皆さんのようにはまだ専門知識がありません。
なので常識的なことを聞いてしまったら申し訳ありません・・
先日、左下6番の歯(神経はとってあり、銀歯クラウン)を、根っこが割れているということで半分抜歯しました。(なのでヘミセクションということであっているでしょうか・・?)
抜いたのは歯の奥側半分です。
今は仮歯をいれてます。
質問を先に書くと、その半分になった歯に、クラウンを被せるか、7番とブリッジにするか決めてくださいと言われているのですが、その素材に、歯が半分しかない場合保険内のものは使えないと言われました。
そうなのですか??
先生がおっしゃるには、
「保険というのは、歯まるまる一本分でないと効かないものなのです」
ということなのですが。。
初耳だったので、はじめは自分が知らなかっただけかとショックを受けていましたが、知り合いの歯の技工士の方にその話をしたところ、
「そういうのは聞いたことがない。保険でほとんどの治療はできるようになっているはず・・」
ということで・・。
こちらの掲示板で読みましたが、先生の診療方針によって治療の保険の内・外も結構違うようですね。
やはりこれもその医院の先生の方針ということなのでしょうか。
今の医院では、最低で一本12万のメタルセラミックス。
最高で一本18万のオールセラミックスから選んでくださいと言われています。
そしてブリッジの方が断然いいということで、2本分で進められています。
ですがまだあまり経済的に余裕がないので、ローンがあるとは言われましたが正直キツイデス。
転院して他で保険内で被せられるなら迷わず転院したいです。
あともう一点お聞きしたいのは、保険内でするにしろ、保険外にしろ、ヘミセクションだとやはりブリッジでないとあまり意味がないのでしょうか。
しかしヘミセクションは、あくまで抜歯までの延命治療のようなものなのですよね。
先生は一本分ではとれやすいからと言っていましたし、半分しかないので負荷もかかってしまうのもわかりますが、いずれ残りの半分も抜歯することになるのなら、そのときインプラントや、良い素材でのブリッジの選択肢もとれるように、今はお金を貯めつつ、健康な7番はなるべく削らず、6番一本だけを被せておいたほうがいいのでしょうか・・。
ちなみに5番も健康です。
保険のことだけでも教えていただけたらと思います。
先生方、よろしくお願い致します。
一応・・以下はこの6番の治療経過です
左下6番は5年ほど前に他の医院で神経をとりました。
そして半年ほど前に今の歯科医院で、そこの神経治療が中途半端なようだということでやり直しをしてもらいました。
ちなみにずっと保険の銀歯を被せていました。
一ヶ月ほど前からその歯の根っこの部分の歯茎が膿んでしまい、切開して膿を出し、数日抗生物質をのんで様子を見るもまた同じように膿んでしまうのでまた切開をし・・という様子見の治療を一月ほど繰り返しました。
こないだ切開とともにその部分を洗浄してもらったところ、どうやら歯の根っこの一部分が割れているらしいということで、その部分でものを噛むことで圧力がかかりそこから膿が出ているということでした。
なのでその根の割れている部分の四分の一抜歯して、4分の3の形の歯でいくか、一個のもとの形のものを被せますという説明でした。
しかしいざ抜歯してもらったところ、半分抜かれていました。
抜く前にブリッジの可能性や、保険のきかない旨の説明は
なかったです。
しかし半分抜いてしまったものは仕方ないし、それは抜かなければならない状態だったからだのだと思うのでいいのですが。。
最近先生が変わってから不安要素が多くなってきたようなので、これを機に転院も考えています。
以上、長くなりましたが、よろしくお願い致します。
回答1
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2008-09-25 00:29:15
歯を半分なくし、金銭的にもおつらいことと思います。
基本的には、保険適用になると思います。
ブリッジ以外の方法として、残った半分だけに、半分の歯に形でかぶせて、抜いた部分はそのまま隙間を開けておくという方法もあります。(保険適応)
そのほかには、半分かぶせた歯に、抜いたところを小さな歯をくっつけて作るという方法も考えられます。(保険適用どうかは、状況により歯科医師の判断しだい)
疑問に思われるなら、セカンドオピニオンを受けられることをお勧めします。
よく検討され、最良の方法で解決できることを願っております。
基本的には、保険適用になると思います。
ブリッジ以外の方法として、残った半分だけに、半分の歯に形でかぶせて、抜いた部分はそのまま隙間を開けておくという方法もあります。(保険適応)
そのほかには、半分かぶせた歯に、抜いたところを小さな歯をくっつけて作るという方法も考えられます。(保険適用どうかは、状況により歯科医師の判断しだい)
疑問に思われるなら、セカンドオピニオンを受けられることをお勧めします。
よく検討され、最良の方法で解決できることを願っております。
回答2
回答日時:2008-09-25 01:31:40
はじめまして。
小牧先生のおっしゃる通りですね。
文面だけ読めば、保険適用かと思います。
ヘミセクション歯は技術的にも配慮が色々必要で、虫歯や歯根破折のリスクも非常に大きいですから、今回はあまりお金もかけない方がいいのでは・・とさえ思ってしまいます。
小牧先生が他の方法として提案された、
>ブリッジ以外の方法として、残った半分だけに、半分の歯に形でかぶせて、抜いた部分はそのまま隙間を開けておくという方法
・・については、まず日本の歯医者は好みません。
ケースを吟味すれば個人的にはアリだと思いますが、たぶん難しいと思います。
>半分かぶせた歯に、抜いたところを小さな歯をくっつけて作るという方法
↑これは、かなり変則的な「延長ブリッジ」ということになりますね。
んー・・相当ケースを吟味しないと難しいですね。
ケース次第では私もアリだと思いますが、これもあまり好まれないと思います。(担当の先生が単冠で提案されてたのは、これに近い考え方かも知れませんね)
それと歯根破折のリスクは、相当高くなりますよね。
ということで、現実的には選択肢は非常に限られると思いますよ。
ヘミセクション歯を生かすなら、ブリッジに分がありますが、7番が巻き込まれ、6番もいつまで持つか・・。
であれば今回は6番単冠(隙間はあけてもあけなくても)、保険の銀歯にしておいて、それが将来問題を起こしたら抜歯→インプラント・・がなんとなく現実的な気がします。
なんとなくですけど。
6番は将来歯根破折を起こす危険も高いので、発見が遅れるとインプラントもキツくなるかも知れません。
定期的に受診してチェックはしてもらって下さいね。
ちょうど(?)担当の先生にも不安をお持ちとのことですから、この機会に他の先生にも意見を伺ってみてはどうでしょうか。
お大事にどうぞ。
小牧先生のおっしゃる通りですね。
文面だけ読めば、保険適用かと思います。
ヘミセクション歯は技術的にも配慮が色々必要で、虫歯や歯根破折のリスクも非常に大きいですから、今回はあまりお金もかけない方がいいのでは・・とさえ思ってしまいます。
小牧先生が他の方法として提案された、
>ブリッジ以外の方法として、残った半分だけに、半分の歯に形でかぶせて、抜いた部分はそのまま隙間を開けておくという方法
・・については、まず日本の歯医者は好みません。
ケースを吟味すれば個人的にはアリだと思いますが、たぶん難しいと思います。
>半分かぶせた歯に、抜いたところを小さな歯をくっつけて作るという方法
↑これは、かなり変則的な「延長ブリッジ」ということになりますね。
んー・・相当ケースを吟味しないと難しいですね。
ケース次第では私もアリだと思いますが、これもあまり好まれないと思います。(担当の先生が単冠で提案されてたのは、これに近い考え方かも知れませんね)
それと歯根破折のリスクは、相当高くなりますよね。
ということで、現実的には選択肢は非常に限られると思いますよ。
ヘミセクション歯を生かすなら、ブリッジに分がありますが、7番が巻き込まれ、6番もいつまで持つか・・。
であれば今回は6番単冠(隙間はあけてもあけなくても)、保険の銀歯にしておいて、それが将来問題を起こしたら抜歯→インプラント・・がなんとなく現実的な気がします。
なんとなくですけど。
6番は将来歯根破折を起こす危険も高いので、発見が遅れるとインプラントもキツくなるかも知れません。
定期的に受診してチェックはしてもらって下さいね。
ちょうど(?)担当の先生にも不安をお持ちとのことですから、この機会に他の先生にも意見を伺ってみてはどうでしょうか。
お大事にどうぞ。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2008-09-25 09:16:05
僕も文章からだけの印象では保険適応になると思います。
>ヘミクションだとやはりブリッジでないとあまり意味がないのでしょうか。
小牧先生、渡辺先生も書かれているようにあまりメジャーな方法では無いにせよブリッジ以外の方法も無くは無いです。
しかし、渡辺先生がお書きのように
「今回は6番単冠(隙間はあけてもあけなくても)、保険の銀歯にしておいて、それが将来問題を起こしたら抜歯→インプラント・・がなんとなく現実的な気がします。」
だと思います。
僕はヘミセクションにするか抜歯にするかは、前後の歯との関係を見てから決定します。
たとえ6番自体はヘミセクションが適応になるケースであっても、5番や7番を巻き添えにして良いケースでなければヘミセクションより1本丸々抜いてしまい、インプラントにした方が周囲組織の保全を考えたら良い場合もあるからです。
今回のKyonさんのケースは「残そうとしてくれた担当医」の考えも解らなくはないですが、「いっそヒト思いに‥」と言うケースだったような気もします。
セカンドオピニオンもアリでしょうね。
>ヘミクションだとやはりブリッジでないとあまり意味がないのでしょうか。
小牧先生、渡辺先生も書かれているようにあまりメジャーな方法では無いにせよブリッジ以外の方法も無くは無いです。
しかし、渡辺先生がお書きのように
「今回は6番単冠(隙間はあけてもあけなくても)、保険の銀歯にしておいて、それが将来問題を起こしたら抜歯→インプラント・・がなんとなく現実的な気がします。」
だと思います。
僕はヘミセクションにするか抜歯にするかは、前後の歯との関係を見てから決定します。
たとえ6番自体はヘミセクションが適応になるケースであっても、5番や7番を巻き添えにして良いケースでなければヘミセクションより1本丸々抜いてしまい、インプラントにした方が周囲組織の保全を考えたら良い場合もあるからです。
今回のKyonさんのケースは「残そうとしてくれた担当医」の考えも解らなくはないですが、「いっそヒト思いに‥」と言うケースだったような気もします。
セカンドオピニオンもアリでしょうね。
相談者からの返信
相談者:
Kyonさん
返信日時:2008-09-25 22:54:50
小牧先生、渡辺先生、タイヨウ先生、
早速の丁寧なご回答、どうもありがとうございました。
とても参考になりました。
保険治療もできる可能性のほうが高そうで、安心しました。
>たとえ6番自体はヘミセクションが適応になるケースであっても、5番や7番を巻き添えにして良いケースでなければヘミセクションより1本丸々抜いてしまい、インプラントにした方が周囲組織の保全を考えたら良い場合もあるからです。
今回のKyonさんのケースは「残そうとしてくれた担当医」の考えも解らなくはないですが、「いっそヒト思いに‥」と言うケースだったような気もします
私も抜いたときちょっとそう思ったのですが、例えば、ヘミセクションにしてしまったこの6番の残った半分を、今から抜いてしまってインプラントに・・ということは可能なのでしょうか?
やはり何ヶ月?何年?か期間を置かなければいけませんか?
もしくは、できたとしてもあまりしないほうがいいのでしょうか・・
いずれにせよ、先生方の意見を参考に、セカンドオピニオンも受けてよく相談しようと思います。
ありがとうございました!
早速の丁寧なご回答、どうもありがとうございました。
とても参考になりました。
保険治療もできる可能性のほうが高そうで、安心しました。
>たとえ6番自体はヘミセクションが適応になるケースであっても、5番や7番を巻き添えにして良いケースでなければヘミセクションより1本丸々抜いてしまい、インプラントにした方が周囲組織の保全を考えたら良い場合もあるからです。
今回のKyonさんのケースは「残そうとしてくれた担当医」の考えも解らなくはないですが、「いっそヒト思いに‥」と言うケースだったような気もします
私も抜いたときちょっとそう思ったのですが、例えば、ヘミセクションにしてしまったこの6番の残った半分を、今から抜いてしまってインプラントに・・ということは可能なのでしょうか?
やはり何ヶ月?何年?か期間を置かなければいけませんか?
もしくは、できたとしてもあまりしないほうがいいのでしょうか・・
いずれにせよ、先生方の意見を参考に、セカンドオピニオンも受けてよく相談しようと思います。
ありがとうございました!
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2008-09-26 09:03:07
>例えば、ヘミセクションにしてしまったこの6番の残った半分を今から抜いてしまってインプラントに・・ということは可能なのでしょうか?
インプラントを前提に考えれば可能ですよ。
ただ、治療計画をしっかり立てた上で決断しないと取り返しが付きませんから、インプラントを担当する先生としっかり相談されてからにしてくださいね。
>やはり何ヶ月?何年?か期間を置かなければいけませんか?
>もしくはできたとしてもあまりしないほうがいいのでしょうか・・
抜歯後2カ月前後は間を開けた方が良い場合が多いですね。
ケースによっては「抜歯即時埋入」と言う事も考えられますが‥。
このあたりは慎重に計画を立ててください。
インプラントを前提に考えれば可能ですよ。
ただ、治療計画をしっかり立てた上で決断しないと取り返しが付きませんから、インプラントを担当する先生としっかり相談されてからにしてくださいね。
>やはり何ヶ月?何年?か期間を置かなければいけませんか?
>もしくはできたとしてもあまりしないほうがいいのでしょうか・・
抜歯後2カ月前後は間を開けた方が良い場合が多いですね。
ケースによっては「抜歯即時埋入」と言う事も考えられますが‥。
このあたりは慎重に計画を立ててください。
相談者からの返信
タイトル | ヘミセクションの歯は保険が適用されない?ブリッジ以外の方法は? |
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質問者 | Kyonさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 23歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
クラウンの治療費・費用 インプラント治療法 ブリッジ治療法 歯医者への不信感 その他(保険と保険外) ヘミセクション(トライセクション) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。