左上1,2欠損のブリッジ。経年劣化による再作成について

相談者: ヨッシーさん (39歳:男性)
投稿日時:2008-08-27 21:59:13
1992年に事故(折られた)、および虫歯悪化により左上1,2を抜歯し、左上3〜右上2までのブリッジを作成、13年問題なく使ってきました(当時 23歳。現在、39歳)。


5年ほど前に右側の支えになっている右上2(神経を抜いた門)の支えが弱くなったため、診察の結果、虫歯のため仕方なく右上2(門歯)部のブリッジを切断しました。

右上2を差し歯に変更し、左上3右上1のブリッジで現在に至ります。

(2本で支え、2本欠損になります。
この2本は正常歯を削ったもので、虫歯はありませんでした)。



その後、5年ほど経過したある日 左上3の内側部分の接着部分が一部欠け
(神経があるのですぐにわかりました。
シャープペンシルの芯の先程度でした。)
たことに気づき、その後徐々にずれてきているようです。

ある日、ガチャッと外れそうな気がして心配です。
あくびなどをすると左側が少しずれるのを感じます
(両方神経は残っているので)。


ブリッジの場合、10年程度で左右方向の力で徐々に抵抗がかかって、最終的には外れると聞いております。


今回の場合、左上3右上1のブリッジを再度作成するのがよいのか、初回のように左上3〜右上2までのブリッジを作成するのか(右上2は土台なのでかなり弱いです)、どちらがよいのでしょうか?


もしくは、現在、インプラントなど最新の医療技術も進歩しており、欠損部分をインプラントにすることは可能でしょうか?
(土台の骨はかなり吸収してしまっておりますが内側には舌で骨を確認できます) 



現在は怖くて前歯で噛み切ることができなく、食事が不便です。インプラントで何でもかめるようになるようであれば非常にうれしいです
(20代のブリッジでも問題なく噛めていました)。


費用面はありますが、成功可能性、治療可能な施術者の状況などご考慮のうえご指摘いただけるとありがたいです。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-08-27 22:42:39
ヨッシーさん、こんばんは。

>・・・左上3の内側部分の接着部分が一部欠け
>(神経があるのですぐにわかりました。
シャープペンシルの芯の先程度でした。)
>たことに気づき、その後徐々にずれてきているようです。

だとすると、外れている可能性もあります。
右上1番にかなりの負担がかかっているので、早急な処置が必要にも思います。



>初回のように左上3〜右上2までのブリッジを作成するのか(右上2は土台なのでかなり弱いです)、どちらがよいのでしょうか?

>もしくは、現在、インプラントなど最新の医療技術も進歩しており、欠損部分をインプラントにすることは可能でしょうか?
>(土台の骨はかなり吸収してしまっておりますが内側には舌で骨を確認できます) 

実際に診査を行い資料が揃わないと判断できません。

それぞれの歯牙の状態やそれらを支えている歯周組織の状態、かみ合わせ歯列の状態、咬み癖、ブラッシングなどのケアーの問題、審美性の問題等を考慮する必要があります。



>現在は怖くて前歯で噛み切ることができなく、食事が不便です。
>インプラントで何でもかめるようになるようであれば非常にうれしいです(20代のブリッジでも問題なく噛めていました)。

インプラントは良いものですが、どのような状態でも最善とまではいかない場合があります。
色々な治療法をご検討の上、決定されるのが良いように思います。



>費用面はありますが、成功可能性、治療可能な施術者の状況などご考慮のうえご指摘いただけるとありがたいです。

このご質問に関してはネットでの回答という性質上、お答えしかねます。

インプラントを含めた治療をなさっているクリニックを何軒かあたってみるのが良いように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ヨッシーさん
返信日時:2008-08-27 23:24:52
清水先生、お疲れのところありがとうございました。


引っ越してきたばかりで、近所にかかりつけの医院がないため再びの質問になってしまいます。
明日以降で結構でございますので、よろしくお願いいたします。



ご質問の件ですが、現状は右1で頑丈につながっているようですが、左3がはずれかけていて徐々に実感できる毎日です(歯ブラシが引っかかるタイミングとか)。
結構心臓に悪いようなショックが・・(笑)。


ところで、以前はブリッジの作成に6ヶ月程度かかっていましたが、現在は短くなっているのでしょうか?

仮歯は前回(92年)はプラスティックでしたが、現在は進化しているのでしょうか?審美面は?



よくわからず質問しているので、お気をわるくなさらずご回答お願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-08-28 09:33:50
基本的には清水先生のおっしゃられているようにネット相談の限界に近いお話なので、できれば最寄りの歯医者さんレントゲンを撮ってもらい、治療相談をされる事をお勧めします。


>現状は右1で頑丈につながっているようですが、左3がはずれかけていて徐々に実感できる毎日です

との事ですから、
 右上1番の力の負担
 左上3番の外れかけたところからの細菌の侵入
が日々起こっていると思われます。

早急に何らかの対処が必要だと思いますね。


>以前はブリッジの作成に6ヶ月程度かかっていましたが、現在は短くなっているのでしょうか?

これは今も変わっていないと思いますよ。
ただし、想像するに、13年前は抜歯してからブリッジのセットまでに6カ月かかったのではないかと思います。

抜歯直後は歯肉、骨ともに不安定で、精密なブリッジを作ることができません。
周囲組織が安定するまでに6か月の期間が必要だったのではないかと思います。

現在のヨッシーさんのお口の中はすでに粘膜、骨ともに安定しているはずですから、数回の通院回数でブリッジの装着が可能かと思います。


仮歯の材質は同じプラスチックを使うでしょうね。

ただし、保険保険外では仮歯のクオリティも変わってきます。

保険ベースで考えると基本的に審美的な要求はあまり期待できません。

そうすると仮歯は「テンポラリークラウン」と言うレベルで作られます。
が無いとみっともないでしょ」と言う感じ。
本当にブリッジが出来上がるまでの「仮歯」です。


保険外診療の場合、機能回復はもちろん審美面の回復にも力を注ぎます。

そうすると仮歯も「プロビジョナルレストレーション」と言うレベルで作られます。
これは最終的に入れられるブリッジとほぼ同じ形態(場合によっては色調も似通ったもの)で作られ、ほとんどの方が「これが仮歯?」と疑われるレベルで作られます。

プロビジョナルレストレーションは「最終設計図」とまで言われ、患者さんの気に入る形になるまで何度も作りかえる事もあります。


日本語にすると同じ「仮歯」なのですが、根本的な考え方は「テンポラリークラウン」と「プロビジョナルレストレーション」では格段に違うと言う事ですね。


インプラントが良いか、ブリッジが良いかは最低でもレントゲンでの診断が必要となります(可能であればCT撮影も)。
ですから、上述したように、歯科医院での診査診断が必要となるわけです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ヨッシーさん
返信日時:2008-08-29 18:37:20
タイヨウ先生、ご回答ありがとうございました。


仮歯については前回も即日で装着して頂いたのですが(その後海水浴で流失したため再度作成していただきました)、保険外を希望しているので「プロビジョナルレストレーション」であれば仕事上も問題ないようで安心しました。


診察を受ける先の医院ですが、実は1年ほど前に北区から町田に引っ越して来たばかりで、どの医院にいけばよいかよくわかりません。


以前通院して1本切断していただいた北区の歯科医院は16年前にブリッジを作成した医院(歯科技巧士の専門学校も併設している大きな歯科医院ですが遠いので通院は困難です)からの紹介でしたが、先生が既に高齢のため、近所で新しい医院を探したいと考えています。

実名で医院名というわけにはいかないと思いますので、私の今の時点で、診察して、実際に治療までしていただく医院の選択ポイントとして、どのような観点(施設、設備、得意分野?)で探せばよいか教えていただければ助かります。

ほんとにどこに行けばいいのか悩んでいる状態です
(時間的な拘束もあり、何軒もまわるわけには行かないので)。

どなたか教えてください。宜しくお願い申し上げます。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-09-20 01:54:44
歯科医院の紹介は本当に難しい問題を含んでいますので当サイトではご紹介できませんが、精密な歯科治療をしている歯科医院を見分けるポイントについては過去に書いてありますので、参考にされてみて下さい。

⇒参考:精密な虫歯治療をしてくれる歯医者を探すには?




当サイトの歯科医院検索も登録医院数が増えてきましたが、まだまだ物足りないですね・・・




タイトル 左上1,2欠損のブリッジ。経年劣化による再作成について
質問者 ヨッシーさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ブリッジ治療法
ブリッジに関するトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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