2才、フッ素塗布を歯科検診で薦められました
相談者:
sanさん (37歳:女性)
投稿日時:2008-09-28 15:12:50
回答1
あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。
回答日時:2008-09-28 17:46:27
小児のフッ素塗布は保険治療に条件があります(虫歯の数など)
保健所の検診(おそらく3歳児検診だと思います)で虫歯はないとの事ですので、基本的には自費治療での予防的フッ素塗布になると思われます。
(このあたりは森川先生が過去に回答されていたのですが、見つかりませんでした・・・)
自費治療では医院により価格を自由に設定できますので多少の差はあると思います。
内容(フッ素を塗るだけ・イオン導入をする)や使用フッ素濃度などは実際に医院に問い合わせるしか方法がありません。
ご参考になさってください。
保健所の検診(おそらく3歳児検診だと思います)で虫歯はないとの事ですので、基本的には自費治療での予防的フッ素塗布になると思われます。
(このあたりは森川先生が過去に回答されていたのですが、見つかりませんでした・・・)
自費治療では医院により価格を自由に設定できますので多少の差はあると思います。
内容(フッ素を塗るだけ・イオン導入をする)や使用フッ素濃度などは実際に医院に問い合わせるしか方法がありません。
ご参考になさってください。
相談者からの返信
相談者:
sanさん
返信日時:2008-09-28 21:31:57
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2008-09-28 22:24:38
お子様の虫歯予防に関心をもたれているようですね。
乳幼児のフッ化物(フッ素)の使用について、私の意見を書きます。
日本で行われるフッ化物の使用法には大まかに分けて、歯科医院や保健所などで、高濃度のフッ化物を年に数回塗布する方法と、家庭で毎日低濃度のフッ化物を使用する方法とがあり、両方を併用すると効果的だと思います。
家庭での使用には、歯磨き剤やジェルなどのペースト状のものと、うがい薬のような水溶液があります。
ただし、3歳未満のお子さんには副作用のことを考慮して、高濃度の塗布と、うがい薬は控えたほうがいいと思います。
3歳未満のお子さんには、基本的には500ppmという濃度の、ジェルの使用が適当かと思います。
市販されている、歯磨き剤やジェルは、約1000ppmの濃度がほとんどですので、歯医者の窓口で500ppmのものをお買い求めになってください。
使用方法は普通に歯磨きされるようにお使いになられればいいと思います。
お子様が大人になっても、虫歯が一本もない健康なお口に育たれることを願っております。
乳幼児のフッ化物(フッ素)の使用について、私の意見を書きます。
日本で行われるフッ化物の使用法には大まかに分けて、歯科医院や保健所などで、高濃度のフッ化物を年に数回塗布する方法と、家庭で毎日低濃度のフッ化物を使用する方法とがあり、両方を併用すると効果的だと思います。
家庭での使用には、歯磨き剤やジェルなどのペースト状のものと、うがい薬のような水溶液があります。
ただし、3歳未満のお子さんには副作用のことを考慮して、高濃度の塗布と、うがい薬は控えたほうがいいと思います。
3歳未満のお子さんには、基本的には500ppmという濃度の、ジェルの使用が適当かと思います。
市販されている、歯磨き剤やジェルは、約1000ppmの濃度がほとんどですので、歯医者の窓口で500ppmのものをお買い求めになってください。
使用方法は普通に歯磨きされるようにお使いになられればいいと思います。
お子様が大人になっても、虫歯が一本もない健康なお口に育たれることを願っております。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2008-09-29 12:02:47
僕も小牧先生に賛成です。
基本的には高濃度フッ素と低濃度フッ素を適切な形で併用していくことが効果的だと思います。
しかし、小牧先生も書かれているように「フッ素の誤飲」と言う事を考えると3歳未満のお子さんの場合は注意が必要だと思います。
僕はフッ素のほかに「MIペースト」と言うものを推奨しています。
これは歯の再石灰化を促進するペーストで牛乳から作られています。
ですから牛乳アレルギーのお子さんには使えません。
しかし、フッ素と違い、誤飲しても害はありませんし、乳幼児には有効だと思っています。
ちょっと価格が高いのがネックだとは思いますが、一度試されてはいかがでしょうか?
基本的には高濃度フッ素と低濃度フッ素を適切な形で併用していくことが効果的だと思います。
しかし、小牧先生も書かれているように「フッ素の誤飲」と言う事を考えると3歳未満のお子さんの場合は注意が必要だと思います。
僕はフッ素のほかに「MIペースト」と言うものを推奨しています。
これは歯の再石灰化を促進するペーストで牛乳から作られています。
ですから牛乳アレルギーのお子さんには使えません。
しかし、フッ素と違い、誤飲しても害はありませんし、乳幼児には有効だと思っています。
ちょっと価格が高いのがネックだとは思いますが、一度試されてはいかがでしょうか?
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2008-09-30 00:04:59
2歳ですと、1本以上の虫歯の治療が終了していれば、必ず保健適応になります。
また、虫歯が1本もない場合、あるいは虫歯の治療を行わなかった場合は必ず保険外です。
これは全国どこでもそうです。
2歳児のフッ化物の塗布で、(塗布する薬品を間違えたこと以外で)重篤な副作用の報告は聞いたことがありませんので、塗布する量に注意を払えば、とくに問題はないと思います。
実際、フッ化物の塗布は虫歯の条件が合えば0歳でも保健適応です。
ただ、現在、市販のフッ素ジェルを使用されているのでしたら、個人的にはそれだけでもよいのではないかと思います。
MIペーストにつきましては、フッ素と比べると、有効だと断言するにはちょっとデータが少なすぎると思いますが、どうなんでしょうかね。
また、虫歯が1本もない場合、あるいは虫歯の治療を行わなかった場合は必ず保険外です。
これは全国どこでもそうです。
2歳児のフッ化物の塗布で、(塗布する薬品を間違えたこと以外で)重篤な副作用の報告は聞いたことがありませんので、塗布する量に注意を払えば、とくに問題はないと思います。
実際、フッ化物の塗布は虫歯の条件が合えば0歳でも保健適応です。
ただ、現在、市販のフッ素ジェルを使用されているのでしたら、個人的にはそれだけでもよいのではないかと思います。
MIペーストにつきましては、フッ素と比べると、有効だと断言するにはちょっとデータが少なすぎると思いますが、どうなんでしょうかね。
相談者からの返信
相談者:
sanさん
返信日時:2008-09-30 03:28:34
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2008-09-30 08:55:49
>MIペーストにつきましては、フッ素と比べると、有効だと断言するにはちょっとデータが少なすぎると思いますが、どうなんでしょうかね。
データ少ないですね(笑)。
MIペースト関係のパンフレットと業者の社内データくらいしか見たことありません。
ただ「誤飲に関しての安全性」と言う意味と、ホワイトニング中などでフッ素の使用が制限されているようなケースでは「(経験的に)何もしないよりマシ」と言う意味で捉えてもらえれば良いと思います。
データ少ないですね(笑)。
MIペースト関係のパンフレットと業者の社内データくらいしか見たことありません。
ただ「誤飲に関しての安全性」と言う意味と、ホワイトニング中などでフッ素の使用が制限されているようなケースでは「(経験的に)何もしないよりマシ」と言う意味で捉えてもらえれば良いと思います。
相談者からの返信
相談者:
sanさん
返信日時:2008-10-05 07:37:47
回答6
回答日時:2008-10-05 12:46:48
こんにちは。
フッ素はお口の中に残留して初めて効果的です。
(何でもそうですが)それが極端な量になると、ちょっと問題はあるかも知れませんね、と言う話です。
歯磨きの時に歯ブラシにつけて、うがいをしても口には案外残りますし、うがいが少なめなら尚残ります。
歯磨きが終わった後に塗れば当然最も残ります。
たったの500ppmF(=0.05%)なら、どの方法でも問題はないと思いますよ。
虫歯リスクが高そうか低そうかで判断しても良いでしょうね。
(※因みに歯科医院で塗布出来る高濃度のフッ素は、約10000ppmF(=1%)ですが、それさえも適切に使用されれば危険なものではありません)
個人的な意見ですが、歯磨き中は可能ならフッ素は使用した方が良いと思います。
素磨き後に塗っても、ブクブクにならないので細かいところに行き渡らなさそうな気がするからです。
迷うとしたら(もうちょっと大きくなってから)その後のうがい、重ね塗りをするかどうかですが、普通の子どもなら唾を「ぺっ」と吐き出させて終わるぐらいが楽かと思います。
飲み込んでもいいです。
もしもうがいをしたがるならさせてからの重ね塗りでも良いですし、特別虫歯リスクが高いなら歯科医院でのフッ素塗布、それ以前に食習慣の見直しなど、リスクに応じてすることを増減します。
リスクが普通だったら、嫌がらない方法を選ばれれば良いと思いますよ。
フッ素はお口の中に残留して初めて効果的です。
(何でもそうですが)それが極端な量になると、ちょっと問題はあるかも知れませんね、と言う話です。
歯磨きの時に歯ブラシにつけて、うがいをしても口には案外残りますし、うがいが少なめなら尚残ります。
歯磨きが終わった後に塗れば当然最も残ります。
たったの500ppmF(=0.05%)なら、どの方法でも問題はないと思いますよ。
虫歯リスクが高そうか低そうかで判断しても良いでしょうね。
(※因みに歯科医院で塗布出来る高濃度のフッ素は、約10000ppmF(=1%)ですが、それさえも適切に使用されれば危険なものではありません)
個人的な意見ですが、歯磨き中は可能ならフッ素は使用した方が良いと思います。
素磨き後に塗っても、ブクブクにならないので細かいところに行き渡らなさそうな気がするからです。
迷うとしたら(もうちょっと大きくなってから)その後のうがい、重ね塗りをするかどうかですが、普通の子どもなら唾を「ぺっ」と吐き出させて終わるぐらいが楽かと思います。
飲み込んでもいいです。
もしもうがいをしたがるならさせてからの重ね塗りでも良いですし、特別虫歯リスクが高いなら歯科医院でのフッ素塗布、それ以前に食習慣の見直しなど、リスクに応じてすることを増減します。
リスクが普通だったら、嫌がらない方法を選ばれれば良いと思いますよ。
相談者からの返信
相談者:
sanさん
返信日時:2008-10-05 13:42:54
タイトル | 2才、フッ素塗布を歯科検診で薦められました |
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質問者 | sanさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 フッ素 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。