回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-09-12 20:03:26
歯科衛生士の担当制にしている歯科医院って、歯周病の初期治療やメインテナンスを歯科衛生士に丸投げしているようにも思えるんですが、どんなもんでしょうか?

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-09-12 21:18:42
森川先生こんばんわ。

考えかただと思います。

いいと思うかどっちでもいいと思うかそれぞれだと思います。

自分の信じる方法でやるべきです。




私が3歳以下のお子さんの治療を原則としてしないのも同じだと思います。

もちろん必要性を感じれば全身麻酔をしてでもいたします
(しかるべき所に依頼します)。

決して森川先生のやり方が悪いといっているのでは有りません。

気を悪くなさっていらっしゃるかもしれませんがその点はお詫びいたします。


でも嘘はつきたくないので、実際に自分の診療所でやっているとおりのことを回答しております。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-09-12 23:10:07
>気を悪くなさっていらっしゃるかもしれませんがその点はお詫びいたします。

いえいえ、まったく気遣いご無用です。

このことは、以前から気になってたので、ちょうど話題が出たもんで書き込んだら、相談者の方がすぐに結論をだされたので、続けるわけにはいかなくなり、新たに立ち上げた次第です。



同じ人が指導して悪いことはないと思いますが、そんなに違うかな?というのが一つと、

歯科衛生士主導というのは、果たして患者さんの希望する(あるいは患者さんにとって有利な)ことなのか疑問に思うんですが、どうなんでしょうか?



何かしら理由があってその考え方を採用されているはずですから、その根拠となること、あるいは具体的なことを知りたいということです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-09-13 01:31:41
そんなに違うかどうかは私は非担当制ではやったことが無いのでわかりません。

休んでいてピンチヒッターがすることはまれにあります。

そんな時はブラッシングカルテを読んで何とかこなしているみたいです。

そんなわけで担当制のほうがうまく行くように思っています、少なくとも申し送りはしなくてもすむと思います。


ただ患者さんによっては、担当を替えて欲しいといわれたことは何回かあります。

そんな時変更させられた担当はかなりへこみます、たいてい新人です。


またブラッシング指導は現場で今患者さんが何を考えどんな反応をしてここで押すべきなのか、引くべき何かなど微妙なニュアンスがあります。

これなど歯科医はもとより、担当が毎回替われば全然判らないでしょう。

ちなみに私のところではスケーリング歯周病が治ってからすることがほとんどなので、毎回毎回ブラッシング指導だけです。


次回いつ来院していただくかも担当が患者さんの色々な状態から判断して、患者さんと相談しながら決めております。

新人の間は報告の時、私がなぜ??どうして??そうなの、それはよかったねなどと絶えずききます。



根拠、具体的なこととなってくると患者さんは二人として同じ人はいないので全て個別対応ですし、マニュアル等ははありません。

一人一人違っているので一言で言うのは難しいと思います。

この方はどうする??といつもいつも考え続けることでは無いでしょうか。


問題発見、問題解決の連続となります。


ですから非担当制で問題がなければ、それはそれでいいのではないでしょうか。


歯科衛生士主導については能力しだいですし指導者しだいでしょう、能力の低い歯科衛生士ならダメでしょうし指導者(歯科医師も含めて)がダメなら伸びる人も伸びないでしょう。

通常上司を越える部下はいないと言うのが世間の常識だと思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-09-13 17:41:04
ぱっやり、合う合わないがありますよ。

これは対患者さんと言う意味でも、その逆も。


そして、(僕が衛生士を)同じように指導していても能力の差、キャリアの差、やる気の差はモロに出ます。
それは患者さんも解ってしまうようです。

それはブラッシング指導などに関しても同じです。

僕が時々耳にするのは

「この前の衛生士さんの言っていた事と違いますね」

と。

これは患者さんへの不信感を生んでしまう一つの原因では無いでしょうか?


しかし、実際には同じ事を言っていてもニュアンスの違いだけであったりする事がほとんどなんですよね。


それと担当衛生士制の最大のメリットは「患者さんに与える安心感」ではないでしょうか?

僕は床屋では誰に切ってもらっても気にしませんが、女性の方は違うようです。
美容院も指名制の所が多いですしね。

「(自分の事を解ってくれている)同じ人にずっと見てもらいたい」

のではないでしょうか?


その次に

「上手な人」

だと思うんですけどね。


歯科衛生士の指名制ってほとんどの歯科医院では無いでしょう?
(キャバクラじゃあるまいし‥)

だとすれば、最初から「担当制です」とした方が良いのではないでしょうか?



実は、僕も担当衛生士制では無いシステムを見たことが無いので、逆に「毎回違う衛生士にメインテナンスを受ける」って言う事が想像できないんですけど‥。

メインテナンス継続中に退職しちゃう衛生士もいますけど、引き継ぎをしますしね。

3か月ぶりにメインテナンスに行ったら「本日担当の○○です」と言うのは‥?じゃないですかね。
「え?今日はいつもの××さんお休みなんですか?」みたいな。


どうなんでしょう?


って、言うよりも、森川先生の所は担当衛生士制じゃないんですか?

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2008-09-13 23:06:51
>3か月ぶりにメインテナンスに行ったら「本日担当の○○です」と言うのは‥?じゃないですかね。
>「え?今日はいつもの××さんお休みなんですか?」みたいな。

これはすべての治療において、衛生士担当制なんでしょうか?
それとも、衛生士主体のメインテナンス(あるいは周初期治療)のみ?

すべての診療でそうなんだとするとすごいですね。うちのような、3人同時に診療みたいな保険主体の体制では、不可能な気がします。



そうではなくて、メインテナンスの時のみなんだとしたら、なんか(歯周病に関しては)主治医が歯科医師ではなくて、歯科衛生士みたいに感じてしまうんですが・・・

それって、どうなんでしょう?
メインテナンスといっても、一番大切なのは歯科医師の診察ですよね?

たとえば、内科に行ったときに、担当医は慣れた先生がいいですが、注射をする看護士さんは、注射が上手なら毎回違っても、だれでもいいです。私の場合。
(一応、毎回、若い美人の看護士さんのほうがいいですが、それはまったく意味が違いますので)

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2008-09-14 02:21:12
アシストに付く時、担当衛生士が自分が付きたい時は予約表に私が付きますといつの頃からか記入するようになりました。

メインテナンス(意味不明)?は私のところはやっておりません。

患者さんが自発的にお越しになられます、その時は私が先ずお口の中を拝見して、問題がなければ半年なり一年後に来院するようにお伝えします、問題があればこのような問題がありますとお伝えして私がするべきことであればやっていきますし、衛生士がするようなことであれば担当衛生士に任せます。

問題解決が出来れば、また何ヵ月後にお越しくださいとなります。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2008-09-14 03:20:18
僕はブラッシング指導に関しては、いろんな衛生士さんがそれぞれの目線で見るというのも良いかもしれないな〜と思っていますが、やはりスケーリング歯周病の管理などにおいては、担当性のほうが有利ではないかと思っています。


理由としては、

・患者さんごとの特徴(の形態、磨き残しやすい部位、性格等)を、担当衛生士として患者さんと継続してお付き合いすることにより把握しやすい

・担当衛生士として患者さんを任せられることで、責任感が生まれる

・・・というような点からです。


ただ、担当衛生士制のほうが良さそうだと思っているのは、特に、

>衛生士主体のメインテナンス(あるいは歯周初期治療)

の場合であって、バキュームや簡単な診療補助まで全て担当性にする必要はないと思っています。


実際、歯科医師がスケーリングから予防指導まで全てこなせれば良いと思うのですが、なかなかそうもいかないと思いますので、

・治療は歯科医
・予防は衛生士

という形での役割分担は、医院にとっても患者さんにとっても、有意義だと思うのですが、いかがでしょうか?


「衛生士に丸投げする」と言うと聞こえが良くないですが、きちんとした指導を行った上である程度任せるというのは、大事なことなんじゃないかな〜と思います。

もちろん、「めんどくさいから君やっといて」みたいな理由で任せるのには大反対です。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2008-09-14 14:03:37
森川先生に逆にお聞きしたいのですが、担当衛生士ではないメリットは何でしょうか?

先生のオフィスの状況は置いておいてです。

「難しい」

「必要か?」

は全く別の議論と思いますので。。


上手な人が良いのであれば、一番上手な人が処置をする。
これも、担当制にあたると思います。


今は、あくまでも担当衛生士が必要か?という議論ですから、同じ病院、同じ技量、同じ環境などなどとして、その上で、

「担当制の場合」

「非担当制の場合」

どちらがよいか?になると思います。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2008-09-14 20:53:53
山田先生>
メインテナンス(意味不明)?は私のところはやっておりません。

メインテナンスは保険にも入ってますが、何が意味不明なんでしょうか?



田尾先生>
・治療は歯科医師
・予防は衛生士

>という形での役割分担は、医院にとっても患者さんにとっても、有意義だと思うのですが、いかがでしょうか?

たとえばスケーリングは治療ですし、メインテナンスは(保険上の定義から考えても)予防ではないですよね。

歯周病歯科治療の中でも非常に頻度も高く重要であり、主体はあくまで歯科医師であるべきというのが私の考えです。

もちろん歯科医師よりも優秀な衛生士は存在しますが、衛生士担当制の歯科医院で勤務している衛生士は、たとえばメインテナンスに関して、歯科医師と同等かあるいは優れている とは言えませんよね

これは、資格の問題ではなくて能力の問題と考えてます。




中山先生>

>担当衛生士ではないメリットは何でしょうか?

何度も書いてますが、衛生士担当制は(おもに周病に関しては)歯科衛生士主導というのがセットでついてくるように思えてなりません。
(どなたもこれに関して否定されないようですので)

この点を私はデメリットなのではないか、と考えているということです。


>今は、あくまでも担当衛生士が必要か?という議論ですから、同じ病院、同じ技量、同じ環境などなどとして、

議論の出発点は、衛生士担当制を行っている歯科医院のほうが、そうでない歯科医院より、良い歯科医院である可能性が高いと言えるかどうか?です。

また、当然、衛生士担当制の医院とそうでない医院では、いろいろな点で異なるであろうという前提で考えてます。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2008-09-15 00:01:02
>メインテナンスは保険にも入ってますが、何が意味不明なんでしょうか?

具体的に何をすることがメインテナンスというものなのでしょうか、判らないので意味不明と書きました。



>議論の出発点は、衛生士担当制を行っている歯科医院のほうが、そうでない歯科医院より、良い歯科医院である可能性が高いと言えるかどうか?です。

それは判らないと思います、決めるのは患者さんではないでしょうか、少なくとも私はそう思っています。

そして結果ではないでしょうか、つまり歯周病が治せるか、再発しないか、歯肉を傷つけないで隅々まできれいに磨ける歯磨き技術の習得でしょう。

患者さん自身が自分で自分の健康管理が出来る人になっていただけるかどうかです、歯医者に健康管理を任せるようでは自立した患者さんでは無いと考えています。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2008-09-15 08:56:19
田尾先生、山田先生>

保険の解釈としては、歯周病が完全に治癒し、(少なくとも周病の点で)健康な状態に移行し、健康増進のための何らかの処置あるいは指導をメインテナンスと位置付けて、保険給付外に置くと決めているようです。

歯周病の治療の流れの表の中に入っていたので(レセプト的には歯周病安定期治療と混同し)、てっきり保険適応だと勘違いしてしまい大変失礼いたしました。


つまりメインテナンスは、健康な人が受ける処置ということになると思います。

歯周病になっていない人(歯石の付着もなく、歯肉炎症もない状態と言うことになると思います)が、歯周病にならないようにする処置ということですので、山田先生と同じて”メインテナンスって何なんだろう?必要なの?”と私も思います。




山田先生>

>それは判らないと思います、決めるのは患者さんではないでしょうか、少なくとも私はそう思っています。

理由は異なるかもしれませんが、私も同様に思ったので、質問してみた次第です。

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2008-09-17 09:52:19
森川先生


担当制のデメリットを聞いているのではありませんよ。

非担当制のメリットは何ですか?
とお聞きしているのです。


担当制であるときのメリットデメリット
非担当制の時のメリットデメリット
その二つを論じるべきですよ。

森川先生は、どうも担当制のデメリットの話ばかりをされているようで・・・・
それでは論議になりません。

回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2008-09-17 21:31:36
中山先生>


>非担当制のメリットは何ですか?

回答9に書きましたが、

>何度も書いてますが、衛生士担当制は(おもに歯周病に関しては)歯科衛生士主導というのがセットでついてくるように思えてなりません。
>(どなたもこれに関して否定されないようですので)

非担当制では、衛生士主導には非常になりにくいと思います。

でもって、

周病は歯科治療の中でも非常に頻度も高く重要であり、主体はあくまで歯科医師であるべきというのが私の考えです。

ということから、(ほぼ確実に歯科医師主導になる)非担当制にもメリットがあると考えられます。

(こういった非担当制にはない担当制のデメリットがあれば、それは非担当制のメリットとなると考えるのは当然と判断し、特に記載はいたしませんでした。)


この相談室とは別の掲示板にも患者さんの意見として、これ以外にもいくつか書かれてます。



>森川先生は、どうも担当制のデメリットの話ばかりをされているようで・・・・
それでは論議になりません。

回答9に書きましたが、
>議論の出発点は、衛生士担当制を行っている歯科医院のほうが、そうでない歯科医院より、良い歯科医院である可能性が高いと言えるかどうか? です。


非担当制が担当制よりすぐれていて「非担当制の歯科医院のほうが良い」などと言いたいわけではありません。
担当制にもメリット、デメリットがあり、良い歯科医院の判断基準としては不適当ではないかと言いたいだけです。

ですので、非担当制のメリットを記載する必要性自体がないと思ってます。


中山先生が議論されたいのが、
>「担当制の場合」と「非担当制の場合」どちらがよいか?

なのだとすれば、回答11にも書きましたが、

「どちらが良いとは一概には言えない」

というのが私の考えです。

回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2008-09-18 10:17:08
森川先生

答を拝見させていただいておりますと、多分、僕とは、観点というか、なんか噛み合わない気がします。

以下、一応、思ったことを書きますが、気を悪くさせるのが目的ではないですし、
読まなくてもいいです。

PS
これって、患者様がみてためになってるのでしょうか?
なってるのなら良いのですが、・・・




僕が言いたいのは、担当制だからここが良い歯科医院で非担当制だからここが悪い歯科医院ということではないです。
逆のことはいっぱいありますから・・・

ただし、何度も言いますが、「全く同じ環境」だとすれば、どちらがいいですか?
ということです。


確かに、衛生士担当制で、予防予防といいながら、ろくでもない治療を、している歯医者はいっぱいあります。

では、衛生士に目を向けるのではなく、歯科治療に目を向けてみると、院長が、自費の患者様だけを診て、保険の患者様は、勤務医の先生で手が空いているがドクターが流れ作業的に診る。

これはいいのでしょうか??
きっと良くないと思います。

では、それを院長がやることをしっかり指導していればよいのか?
それもちがうと思います。

いろんなドクターが手を入れると責任の所在がバラバラになりますし、方針もバラバラ。
結果は良くは無いと思います。


従って患者様にすれば、きっと歯科医師は「担当医」制がいいと、おっしゃると思います。

先生の論点を極論で言えば、

「歯科医師(勤務医)も担当医ではない方がいい」

とも取れますが・・・・


大事なのは、衛生士主導とか、歯科医師主導とか?くだらない論議はするべきではないということです。
もちろん、最終責任は歯科医師が負うのですから、決定権は歯科医師にあります。

我々はチームで仕事をしていて、全員がプロフェッショナルとして働いているわけです。
そこに「エゴやプライド」はいらないと思います。

歯科医師が、患者の全てを把握するなんて事はおこがましいことです。


医科を診てみると、入院している患者様の看護婦は、全て担当制です。

これは何を意味するのでしょうか?
その状況で、「医師主導」とか「看護士主導」なんてくだらない論議は出ません。

では、介護の分野で、「医師主導」や「保健婦指導」などの論議が出ますか?


ちょっと話が、ずれましたが、レベルが高ければ、間違いなく担当制がいいと思います。

ただし、科界の現状で言えば、ただ、患者様の受けが良いとか、みんなやってるからとかいう、ショーもない理由で、スケーリングもSRPも、ペリオ処置も出来ないのに、担当制を導入しているところが多いのも事実ですね。


そうそう、概して言うと、歯科医師よりも衛生士の方が真面目な場合が多く、一生懸命、患者様とコミュニケーションを取り、治したいという想いが強い人が多いような気もします。

セミナーでも歯科医師よりも衛生士の方が遙かに熱心なことからも想像できます。

それは、世に「担当制」が定着してきたことの利点でもあると思います。

回答 回答16
  • 回答者
回答日時:2008-09-18 18:04:46
中山先生>


とりあえず一つだけ、質問させていただきますと

>医科を診てみると、入院している患者様の看護婦は、全て担当制です。

これどこの病院の話でしょうか?

通常、3交代制ですから、これをすべて担当制で回すのは(勤務表の関係上)至難の業だと思うんですが、どうなんでしょう?

あと、外来はどうなんでしょうか?
(もし担当制でないのだとしたらその理由はどのように考察されますか?)

回答 回答17
  • 回答者
回答日時:2008-09-19 23:38:37
病棟看護士の担当制あるみたいですね。
(おそらく日中だけでしょうか。)


考えてみたんですが、担当医師は外来と掛け持ちで病棟に常にいるわけではない、だから担当看護士なんじゃないでしょうか。(介護福祉士も現場に医師はいませんよね。)
当然、医師が近くにいる外来では看護士の担当制はないはず。

だとすると、通常は半径10m以内に担当歯科医師がいる一般開業歯科医院歯科衛生士と、病棟の看護士では、状況が違うような・・・

回答 回答18
  • 回答者
回答日時:2008-09-20 00:11:34
途中から参加ですが、森川先生の質問は

歯科衛生士の担当制にしている歯科医院って、歯周病の初期治療やメインテナンスを歯科衛生士に丸投げしているようにも思えるんですが、どんなもんでしょうか?


と、いうことですね。



私の回答としては、丸投げしているところもあればそうでないところもあると思います。

私のところは担当制ですが、しっかりチェックして○投げしているつもりはありませんが。


仮に丸投げしていても、DHの業務の範囲なら問題ないと思いますが。
代診を雇って診療を丸投げしているのと変わりはないと思います。


もう一つ、担当製でなくても丸投げしているところはあるんじゃないですか。
担当生と○投げとは直接関係無いと思いますが。

回答 回答19
  • 回答者
回答日時:2008-09-20 23:46:25
小牧先生>

>私の回答としては、丸投げしているところもあればそうでないところもあると思います。
>私のところは担当制ですが、しっかりチェックして○投げしているつもりはありませんが。

もちろん小牧先生のところのような歯科医院もあるんじゃないでしょうか。


>仮に丸投げしていても、DHの業務の範囲なら問題ないと思いますが。

その通りだと思います。
ただ衛生士主導となると、やや問題ありとなる傾向があるんじゃないかと思います。


>もう一つ、担当制でなくても丸投げしているところはあるんじゃないですか。
>担当生と○投げとは直接関係無いと思いますが。

あるでしょうね。
ただ、まれでしょう。

回答 回答20
  • 回答者
回答日時:2008-09-21 22:29:18
みなさんこんばんは。
横から失礼します。

基本的には
私達は担当制が当然であると考えています。

山田先生が書かれている部分

ブラッシング指導は現場で今患者さんが何を考えどんな反応をしてここで押すべきなのか、引くべき何かなど微妙なニュアンスがあります。
歯科医はもとより担当が毎回替われば全然判らないでしょう。

は同感です。


山田先生と意見が異なる点は
「ブラッシング指導」というのは口腔健康管理の一部分であり
「ブラッシング指導」が中心ではありません。
いう点と
「上司(歯科医)を越える部下(歯科衛生士)はいない」
と書かれている点ですかね。

歯科衛生士の上司は歯科衛生士の先輩ですよね。
歯科衛生士の役割(予防)は歯科医のそれ(治療)とは異なります。

職業が異なるのですから、どちらが上とか下とかありません。
例えば、医師である精神科医と心理療法を行う心理療法士のようなものです。


私達のクリニックでは、全てが担当制になっています。
受付は受付業務しか行いません。
歯科衛生士は歯科衛生士業務しか行いません。
アシスタントは私のアシスタントや滅菌等のみが仕事です。


それぞれが、異なる業務をこなす事で、
責任の所在が明らかになるというメリットがあります。
田尾先生もかかれたように。
全員が大切なメンバーです。

ですから、普段から、
病気にならないように気をつけるように
してもらわないと、代わりはいません。(デメリットとも)
このこともいつも言っています。



また、森川先生とは異なる意見ですが、
歯周病の治療の中心は歯科医ではないと思っています。

歯科医に歯周病は治せません。
(ですから、周病専門医とか意味無いと思ってます)

どんなに上手にオペが出来ても、再生療法を行っても、
セルフケアができない患者の歯周病は治りません。
長期的に見れば、もっと難しいでしょう。

歯科医が患者のセルフケアを
長期に渡り支援することができるのであれば
それはそれで良いと思います。

歯周病にかぎりませんが、う蝕予防も、やはり中心は通常は
患者と歯科衛生士が共に疾患を進行させないように
同盟を組んで取り組んでいけるかどうかが、
一番の鍵だと考えています。

それが歯科衛生士の専門業務ですから。



ですから、山田先生の書かれた

>私のところではスケーリングは歯周病が治ってからすることがほとんどなので毎回毎回ブラッシング指導だけです。

とほぼ同じです。
(ブラッシング指導ではなくプラークコントロール

スケーリングはかなり後です。
それよりも、通常の歯科医院では
ブラッシング指導さえも早過ぎる症例をよく目にします。


しかしあくまでも、診査・診断・治療計画は
歯科医が立てるわけで、
森川先生の言う歯科医主導という言い方が
正しいのかもしれませんが。


衛生士担当制を行っている歯科医院のほうが、そうでない歯科医院より、良い歯科医院である可能性が高いと言えるかどうか?

という議論は私達の考え方からすると論外で、
そもそも
患者さんと歯科衛生士の関係性が
もっと深いものであるということに
気づいていないから、そのような議論になるわけです。

ころころ相手(歯科衛生士)が変わったら、
関係を築くことは不可能です。

ですから担当制かどうかということは
歯科医院が何を目的(診療コンセプトによる)
としているのかによるでしょう。


私達のクリニックのように
クオリティーを下げないために
受付1名、歯科衛生士1名、アシスタント1名、歯科医1名と
全ての事を1対1できめ細かく行っている
クリニックは特殊ですから、
別にみなさんには当てはまらないかもしれません。

それぞれのクリニックのコンセプトに沿って
やっていかれれば
良いのではないでしょうか。

回答 回答21
  • 回答者
回答日時:2008-09-22 07:28:39
宮下先生お久しぶりです。

ちょっと言葉の定義について行き違いがあるようなので・・・・。

私のところでは「ブラッシング指導」という言葉には歯科衛生士が患者さんの予約を取って、一対一で対応することをブラッシング指導と言う習慣なので少し行き違いがあるように思いました。

ほとんど歯磨きの技術指導なのですが、目的は患者さんの(健康管理の)やる気を伸ばすのが目的です、表現はかなり難しいのですが・・・・。

本当の目的は技術指導では有りません、やる気が出てくれば技術などあとからついてきます。

ではどのような方法でやる気を引き出すかというと、やっぱり歯磨きの練習なのです。

あとはお菓子の食べ方のお話とか喫煙の話とかでしょうか、それから大切なのは患者さんとお友達関係になることだと思います。

ニュアンスは汲み取っていただけるような気がしますが。

回答 回答22
  • 回答者
回答日時:2008-09-22 22:22:00
山田先生
こんばんは。

>患者さんの(健康管理の)やる気を伸ばすのが目的です
ニュアンスは汲み取っていただけるような気がしますが。


わかっていますよ。
今までの先生の回答からそうだと感じていました。
ですから、私達は、わざわざ、
ブラッシング指導」という言葉は使わないのです。

本当に「ブラッシング指導」だけしかやっていない、
「ブラッシング指導」自体が重要、
あるいは、スケーリングすることでまるで
歯周病が治るようかのように勘違いしている
歯科医院と区別するためにも
その言葉の使い方を注意した方が良いのではないのか
という考えからそうしているのです。

付け加えると、、、
ルートプレーニングとか無意味ですし。

世の中、間違えだらけの情報が蔓延して困りますね。

回答 回答23
  • 回答者
回答日時:2008-09-24 22:16:56
宮下先生>

ちょっと教えていただきたいのですが、

>>私のところではスケーリング歯周病が治ってからすることがほとんどなので毎回毎回ブラッシング指導だけです。

>とほぼ同じです。(ブラッシング指導ではなくプラークコントロール

とのことですが、周病の場合、ブラッシングの目的はプラークコントロールとは少々異なると思うのですが、何故、ブラッシング指導ではなくてプラークコントロールなのでしょうか?



ルートプレーニングとか無意味ですし。

前にも書かれていて疑問に思っていたのですが、これって、ルートプレーニングしても、予後は良くならない(当然、データもある)という意味でしょうか?

回答 回答24
  • 回答者
回答日時:2008-09-25 21:13:30
森川先生
こんばんは。


歯周病の場合、ブラッシングの目的はプラークコントロールとは少々異なると思うのですが、何故、ブラッシング指導ではなくてプラークコントロールなのでしょうか?」


歯周病の場合でも、
疾患の進行を出来るだけ緩やかにするためには
プラークコントロールを行い続けなくてはなりません。

ここで言う歯周病とは、一般的に定義されている歯周病の
ことです。すなわち

A:付着の喪失(attachment loss)があり、
B:歯肉炎症がある(inflammed gingiva)
状態のことです。

A:に関してはどのような治療を行ったとしても組織学的には改善が認められたという信頼できる研究はありません(再生療法を含む)。

ですから、

歯周病の治療の目的は

C:臨床的付着の改善(clinical attachment gain)と
D:歯肉に炎症がない状態(healthy gingiva)
を得ることが最低限の目標となるわけです。


それを可能とするために
プラークコントロールが継続的に実行されていることが
必要条件となります。

プラークコントロール=
歯肉縁上のプラークコントロール+
歯肉縁下のプラークコントロール
ですが、

歯肉縁上のプラークコントロールが継続的に実行されていないと
歯肉縁下のプラークコントロールは無意味であることは
多くの研究から示されています。
Nyman et al. (1977) 様々な外科治療後
Magnusson et al. (1984) 非外科治療後


一方徹底的に
歯肉縁上プラークコントロールが継続的に出来ている患者では
どのようなタイプの専門的な治療を行っても
同様に良い結果が示されています。
Rosling et al. (1976) 様々な外科治療後
Badersten et al. (1984,1985) 非外科治療後(大臼歯を除く)


さらに

長期の予後を見た研究では
非外科治療も外科治療も結果は差があるとは言えない
研究がほとんどです。
Wennstrom et al. (1986)
(私は非外科治療も外科治療も同じとは思っていません)

そして、
ルートプレーニングしても versus しなくても
同じ様な結果になった研究が示されています。
Nyman et al. (1982) 動物実験で
Westfelt et al. (1984) 人で

最後の2つは研究の年がうろ覚えなのですが、
すみません。


大切なのは、
プラークをコントロール出来ているかどうかで、
E:歯石を取ることでもなければ、
F:わざわざ面を削り滑沢にすることでもありません。

E:F:が出来るのであれば、やっていけなくはありませんが、
(きちんと出来ているならば良いですが)
それが一番重要ではありません。

実は、歯周病の専門の教室からの臨床研究で
予後の良かった報告は非常に多くありますが
E:は非外科でも外科でも、完全に取れたということを
示した研究は1つもありません。
Matia et al. (1986)

これは、歯石を取ることが一番重要なことではない
ことを示しています。



大切なことは
いつも細菌が溜まっていかないように患者が日々
コントロールすることなのです。


ですから、もちろん「ブラッシングの指導」は大切です。

ですけど、情報を与えることとか「指導」で
患者が出来るようになるわけでもないので、
(出来るようになる人もまれにいます)
もっと、大きな目で患者さんを診ていくという意味も含めて
プラークコントロールを行っていく必要があるのです。

というニューアンスなのです。


もしかしたら、森川先生も同じ様に
考えられているのかもしれませんが、
私達のクリニックでは、患者さんが出来るだけ
勘違いしないように説明をするようにしていますので、
間違っても、「歯石を取る」ことが大事とは言いませんし、
それが必要であるとは言いません。



まとめますと、

「ブラッシング指導」だけでは歯周病は改善しません。

プラークコントロールが行なっているだけでは
歯周病は改善しません。

プラークコントロールを継続して行なえていることが大切ですが
それでも歯周病は改善しない場合があります。

プラークコントロールが継続して出来ていれば歯周病は
改善するでしょう。


ですが、臨床的には「歯肉が退縮する」ことを伴いながら
改善するので、長期的には平均的には
非外科治療も外科治療も同じ様な結果になります。
Morison et al. (1980)
Hill et al. (1981)
Ranfjord et al. (1987)
(私は非外科治療も外科治療も同じとは思っていません)



山田先生も書かれていたように、
「ブラッシング指導」の際に何を診ないといけないか?
が理解されていれば、
そのクリニックでは「ブラッシング指導」という言葉を
使われても良いかもしれませんね。



しかし「指導」という言葉は、
私達の考える「患者ー術者」関係のなかでは
不適切なものと考えていますので、
敢えて使用しません。

回答 回答25
  • 回答者
回答日時:2008-09-25 23:04:29
宮下先生>


>しかし「指導」という言葉は、
>私達の考える「患者ー術者」関係のなかでは
>不適切なものと考えていますので、敢えて使用しません。

なるほど、よくわかりました。



ところで、私が学生時代に教わったことで、

1.歯肉炎プラークの除去、歯肉ブラッシングせず
2.プラークは除去せず、肉のみをブラッシング

を比べると、1は炎症の改善が見られなかったが、2は改善が見られた。

つまり、ブラッシングが有効なのはプラークの除去ではなくて、歯肉のマッサージ効果によるものと考えられる。

といったように聞いた覚えがあるのですが、そういった意見をどのように考えますでしょうか?


あと、「歯肉縁下プラークコントロール」とは具体的には、どういったことをされるのでしょうか?

回答 回答26
  • 回答者
回答日時:2008-09-26 13:36:56
森川先生

ばたばたしてて、書き込み出来ませんでした。
申し訳ありません。


さて、看護師が3交替制なのは、そのとおりですね。
ただし、例えば、数人でその患者様を担当していると思いますが、違いますでしょうか?
いろんな看護師が、全く担当も関係なく、見てますでしょうか?

外来では担当ではないですね。
確かに。
でも、外来の場合は、医師が必ず診察をしますよね?

歯科治療をしている歯科医師と、助手の関係と同じだと思います。
ですから、科に置いて、助手は担当制ではない。


では、リハビリ等を見てみると、どうでしょうか?
担当される方って決まっていると思うのですが・・・
でも、医師が主導権を持っていると思います。 


医師が100%その患者様の全てを把握出来るのであれば、担当でなくとも良いかも知れませんが、それは、例えば、歯周治療の現場に置いて、可能でしょうか?

スケーリングをしている状況は、となりのユニットであっても、
把握するのは難しいと思います。
終了後のチェックは出来ると思いますが・・・


あと、主導は、歯科医師が持つべきだと思いますし、担当制にすることによって、歯周治療が衛生士主導になってしまうのであれば、担当制は良くないと思います。

結局は、その病院のドクターが、その患者様のために、どうするのが一番ベストか?を考えているのならば、担当制だろうが、担当制じゃなかろうが、どっちでもいい。ってことになってしまいますね・・・




タイトル 歯科衛生士の担当制はそんなにいいのかな?
質問者 森川さん
地域  
年齢 49歳
性別 男性
職業  
カテゴリ 専門的な質問その他
衛生士関連
その他(スタッフ関連)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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