上顎が前歯2本のみの状態。総入れ歯しか方法はありませんか?
相談者:
bluemolfoさん (43歳:女性)
投稿日時:2008-10-13 02:16:23
父(68歳)の上顎のことで相談なのですが、先日、上顎の歯を歯槽膿漏等で抜歯し、前歯左1番と2番を残し、全て無い状態になりました。
現在残っている2本も、歯の向きが前方に反っ歯になってしまっています。
この2本は歯槽膿漏ポケット検査で、数値は「2」でした。
全て歯を失うのは、精神的ショックが大きく、本人はなるべく、自分の歯を残したい気持ちがあるようです。。。
このような場合、本人の希望通り、残す方向の入れ歯というのは存在するのでしょうか?
インプラント併用ということなんでしょうか?・・・
やはり、残り二本も抜歯し、総入れ歯にした方が結果的に良い、もしくはそれしかない、のでしょうか。。。
(今のところ・・・ですが、治療期間・メンテ・恐怖心等インプラントまでは考えていません。)
現在通っている歯科医は、当初(歯槽膿漏ポケット検査前)は「総入れ歯」と宣言していたようですが、父親の気持ちを察してか、検査後は「ん〜・・・」と言い、現在保留状態です。
父親も前方に反ってしまって不恰好な2本の歯を残しても・・・でも、全て無くなってしまうのは・・・と、どうしたら良いのか考えあぐねております。。。
快適さ等、総合的なご助言をどうぞ宜しくお願い致します。
ちなみに下顎は、部分入れ歯をしていて、今後、歯槽膿漏の治療も進め、不具合を治していくようです。
現在残っている2本も、歯の向きが前方に反っ歯になってしまっています。
この2本は歯槽膿漏ポケット検査で、数値は「2」でした。
全て歯を失うのは、精神的ショックが大きく、本人はなるべく、自分の歯を残したい気持ちがあるようです。。。
このような場合、本人の希望通り、残す方向の入れ歯というのは存在するのでしょうか?
インプラント併用ということなんでしょうか?・・・
やはり、残り二本も抜歯し、総入れ歯にした方が結果的に良い、もしくはそれしかない、のでしょうか。。。
(今のところ・・・ですが、治療期間・メンテ・恐怖心等インプラントまでは考えていません。)
現在通っている歯科医は、当初(歯槽膿漏ポケット検査前)は「総入れ歯」と宣言していたようですが、父親の気持ちを察してか、検査後は「ん〜・・・」と言い、現在保留状態です。
父親も前方に反ってしまって不恰好な2本の歯を残しても・・・でも、全て無くなってしまうのは・・・と、どうしたら良いのか考えあぐねております。。。
快適さ等、総合的なご助言をどうぞ宜しくお願い致します。
ちなみに下顎は、部分入れ歯をしていて、今後、歯槽膿漏の治療も進め、不具合を治していくようです。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2008-10-13 06:02:22
bluemolfoさまおはようございます。
お父様が歯の治療のことでお悩みなのですね。
上顎2本だけが残存しているとの事ですが、文面からはおそらく抜歯して総義歯になさったほうがいいように思いますが、抜歯することによる心理的な影響を考えると、もう少しお父さんの気持ちの変化を待った上で、結論を下したほうがいいかもしれません。
歯を全て失うと言うことは、本人にとっては思いのほか辛いことだと思います。
受け入れるのには時間がかかることがあるので、急がないほうがいいでしょう。
お父様が抜歯を受け入れることが出来なければ、とりあえず残して義歯を作製してあげたほうがいいと思います。
参考になさってください。
お大事になさいませ。
お父様が歯の治療のことでお悩みなのですね。
上顎2本だけが残存しているとの事ですが、文面からはおそらく抜歯して総義歯になさったほうがいいように思いますが、抜歯することによる心理的な影響を考えると、もう少しお父さんの気持ちの変化を待った上で、結論を下したほうがいいかもしれません。
歯を全て失うと言うことは、本人にとっては思いのほか辛いことだと思います。
受け入れるのには時間がかかることがあるので、急がないほうがいいでしょう。
お父様が抜歯を受け入れることが出来なければ、とりあえず残して義歯を作製してあげたほうがいいと思います。
参考になさってください。
お大事になさいませ。
回答2
桜田歯科(東京都北区田端)の桜田です。
回答日時:2008-10-13 18:31:43
>上顎2本だけが残存しているとの事ですが、文面からはおそらく抜歯して総義歯になさったほうがいいように思いますが、抜歯することによる心理的な影響を考えると、もう少しお父さんの気持ちの変化を待った上で、結論を下したほうがいいかもしれません。
山田先生のおっしゃるように、急がないほうがいいように思えます。
しかし、歯の向きによっては、部分入れ歯のバネがかかりにくくなる場合もあります。
この場合は、無理に歯を残すよりも、総入れ歯のほうが良く機能します。
山田先生のおっしゃるように、急がないほうがいいように思えます。
しかし、歯の向きによっては、部分入れ歯のバネがかかりにくくなる場合もあります。
この場合は、無理に歯を残すよりも、総入れ歯のほうが良く機能します。
回答3
清水歯科クリニック(東京都府中市)の清水です。
回答日時:2008-10-13 21:26:22
オーバーデンチャーという方法もあるかと思います。
歯をすべて失ってしまうのは、お父様も諦めがつかないかもしれませんが、現在の歯をそのまま残すのでは桜田先生の仰っておられるように
>歯の向きによっては、部分入れ歯のバネがかかりにくくなる場合もあります。
>この場合は、無理に歯を残すよりも、総入れ歯のほうが良く機能します。
・・という状態になってしまいかねません。
そこで、ほぼ根の部分だけ残して、義歯をその上にかぶせてしまう義歯を入れるというのも一法かと思います。
歯をすべて失ってしまうのは、お父様も諦めがつかないかもしれませんが、現在の歯をそのまま残すのでは桜田先生の仰っておられるように
>歯の向きによっては、部分入れ歯のバネがかかりにくくなる場合もあります。
>この場合は、無理に歯を残すよりも、総入れ歯のほうが良く機能します。
・・という状態になってしまいかねません。
そこで、ほぼ根の部分だけ残して、義歯をその上にかぶせてしまう義歯を入れるというのも一法かと思います。
相談者からの返信
相談者:
bluemolfoさん
返信日時:2008-10-13 23:52:31
o山田先生へ
早々のご返信、誠にありがとうございました!
離れて独り暮らしをしている父親なので気になってしまって。
本人からの相談でないにもかかわらず、丁寧なアドバイス・お気遣いを頂き、感謝いたします。
やはり総義歯の選択の方が、良いようですね。
様子をみながら、、、でもほんの少し父の背中を押せる気がしてきました。
ありがとうございました。。。
o桜田先生へ
「残存している歯の向きによっては--無理に歯を残すよりも・・・」という点、とてもわかりやすくご説明頂き、感謝いたします。
父親の気持ちの整理がつく一つのアドバイスになるのでは?と思っております。
ありがとうございました。。。
o清水先生へ
「オーバーデンチャー」。
勉強不足で初めて目にする言葉でしたので、検索してみました。
総義歯でも、残存の歯をオーバーデンチャーすることで、骨の吸収を遅らせ、より安定させることが出来る、という理解でよろしいでしょうか?
そのような方法もあるのですね・・・
これは、気持ち的にずいぶん違うかもしれませんね!
ありがとうございました。。。
※山田先生、桜田先生、清水先生へ
丁寧で細やかなアドバイス、是非参考にさせていただき、担当医としっかり相談するよう、早速、明朝にでも父親に連絡したいと思います!
本当にありがとうございました。
早々のご返信、誠にありがとうございました!
離れて独り暮らしをしている父親なので気になってしまって。
本人からの相談でないにもかかわらず、丁寧なアドバイス・お気遣いを頂き、感謝いたします。
やはり総義歯の選択の方が、良いようですね。
様子をみながら、、、でもほんの少し父の背中を押せる気がしてきました。
ありがとうございました。。。
o桜田先生へ
「残存している歯の向きによっては--無理に歯を残すよりも・・・」という点、とてもわかりやすくご説明頂き、感謝いたします。
父親の気持ちの整理がつく一つのアドバイスになるのでは?と思っております。
ありがとうございました。。。
o清水先生へ
「オーバーデンチャー」。
勉強不足で初めて目にする言葉でしたので、検索してみました。
総義歯でも、残存の歯をオーバーデンチャーすることで、骨の吸収を遅らせ、より安定させることが出来る、という理解でよろしいでしょうか?
そのような方法もあるのですね・・・
これは、気持ち的にずいぶん違うかもしれませんね!
ありがとうございました。。。
※山田先生、桜田先生、清水先生へ
丁寧で細やかなアドバイス、是非参考にさせていただき、担当医としっかり相談するよう、早速、明朝にでも父親に連絡したいと思います!
本当にありがとうございました。
相談者からの返信
相談者:
bluemolfoさん
返信日時:2008-10-15 23:10:50
タイトル | 上顎が前歯2本のみの状態。総入れ歯しか方法はありませんか? |
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質問者 | bluemolfoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病で抜けた・抜く予定 抜歯:複数の歯(前歯部) 抜歯:複数の歯(臼歯部) 部分入れ歯 その他 総入れ歯 その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。