歯周病で7番を抜歯後、開いた穴の蓋は必要?6番の治療時期は?
相談者:
葵ママさん (37歳:女性)
投稿日時:2008-10-17 17:33:29
先生、こんにちは。
相談をお願いします。
定期検診はしていたのですが、急速に歯周病が悪化し、右上の七番を来週早々に抜歯することになりました。
セカンドオピニオンを求めて歯医者を変えましたが、そちらでの判断も即断で抜歯となりました。
歯周病は痛みもなく進むとの言葉どおり、気がつけば抜歯のパターンで、ひじょうにショックでした。
レントゲンで見ても、七番の周囲がぽっかりと真っ黒で、根も分断されており、骨が完全に溶けてしまっているようです。
先生がおっしゃるには、お金をかけて頑張って治療しても、これではわずかに延命できるだけなので、抜歯したほうがいいとのことです。
こちらの過去回答を参考に、経済的なこともあり、七番の抜歯後は、何もせずに抜きっぱなしにしておこうと思っています。
心配なのは、隣の六番です。(神経は抜いている歯です)
こちらも歯周病なのか、ポケットの深さが5ミリでした。
七番を抜歯後、六番を保つには、早急に歯周病治療を行わなくてはならないと思うのですが、隣の抜歯の傷がふさがるまで、それは待たなければならないのでしょうか。
それとも歯周病治療には、ぐらついていても、隣の歯と歯茎が現状の状態で温存されているほうがいいのでしょうか。
なにぶん急に抜歯になったほどですから、ぐずぐずしていると六番まで危ないのではと……。
上七番に続いて六番まで失ったら入れ歯ということになりますからそれはぜひとも避けたいのです。
抜歯が終わったら、歯周病専門医にかかろうと考えていますが、予約がとれたのが一ヶ月後。
何を急いでやらなければならないのか混乱してしまっています。
隣の歯との兼ね合いがよく分からず、質問させてもらいました。
(まとめます)
上七番を歯周病で抜歯予定。
隣の六番もあぶない感じ。
六番の保存で、もっともよい道をご指導下さい。
あと、上顎への交通を防ぐために、七番抜歯後にコラーゲンを入れるとのことです。
その治療費18,000円は、相場でしょうか?
相談をお願いします。
定期検診はしていたのですが、急速に歯周病が悪化し、右上の七番を来週早々に抜歯することになりました。
セカンドオピニオンを求めて歯医者を変えましたが、そちらでの判断も即断で抜歯となりました。
歯周病は痛みもなく進むとの言葉どおり、気がつけば抜歯のパターンで、ひじょうにショックでした。
レントゲンで見ても、七番の周囲がぽっかりと真っ黒で、根も分断されており、骨が完全に溶けてしまっているようです。
先生がおっしゃるには、お金をかけて頑張って治療しても、これではわずかに延命できるだけなので、抜歯したほうがいいとのことです。
こちらの過去回答を参考に、経済的なこともあり、七番の抜歯後は、何もせずに抜きっぱなしにしておこうと思っています。
心配なのは、隣の六番です。(神経は抜いている歯です)
こちらも歯周病なのか、ポケットの深さが5ミリでした。
七番を抜歯後、六番を保つには、早急に歯周病治療を行わなくてはならないと思うのですが、隣の抜歯の傷がふさがるまで、それは待たなければならないのでしょうか。
それとも歯周病治療には、ぐらついていても、隣の歯と歯茎が現状の状態で温存されているほうがいいのでしょうか。
なにぶん急に抜歯になったほどですから、ぐずぐずしていると六番まで危ないのではと……。
上七番に続いて六番まで失ったら入れ歯ということになりますからそれはぜひとも避けたいのです。
抜歯が終わったら、歯周病専門医にかかろうと考えていますが、予約がとれたのが一ヶ月後。
何を急いでやらなければならないのか混乱してしまっています。
隣の歯との兼ね合いがよく分からず、質問させてもらいました。
(まとめます)
上七番を歯周病で抜歯予定。
隣の六番もあぶない感じ。
六番の保存で、もっともよい道をご指導下さい。
あと、上顎への交通を防ぐために、七番抜歯後にコラーゲンを入れるとのことです。
その治療費18,000円は、相場でしょうか?
回答1
本駒込歯科室(文京区本駒込)の中村です。
回答日時:2008-10-17 19:32:51
こんにちは。
色々と心配がある様ですね。
まず七番ですが、先生方が言うのですからきっと予後不良とのことで、抜歯がいいのでしょう。
問題の六番ですが、まず重要なのは他の部位の歯周病はどんな状態なのでしょうか。
一般的にある慢性歯周炎なのか、頻度は少ないですが特定の部位に進行し易い(進行するとどの歯にも炎症が波及しますが)侵襲性歯周炎なのかによっても変わります。
勿論、六番を含めて治療をすべきですが、あなたのお口の状態がどうなっているのかをよく聞いて確認して下さい。
お口は一つですから、治療もお口全体を考えられると良いかと思います。
コラーゲンの件ですが、どんな物を入れるのか分かりませんが(テルプラグ、スポンゼル・・・)それは自費、ということでしょうか?
自費の場合は、完全に先生の裁量になりますから何とも言えませんが、混合診療になる場合がありますので、どこまででその値段か確認されてはいかがでしょうか(コラーゲン費用なのか、抜歯費用も含むのか・・)
治療は、ものすごく慌てて受けるものではないとおもいます。
まず、今の全体の状態を確認して下さいね。
色々と心配がある様ですね。
まず七番ですが、先生方が言うのですからきっと予後不良とのことで、抜歯がいいのでしょう。
問題の六番ですが、まず重要なのは他の部位の歯周病はどんな状態なのでしょうか。
一般的にある慢性歯周炎なのか、頻度は少ないですが特定の部位に進行し易い(進行するとどの歯にも炎症が波及しますが)侵襲性歯周炎なのかによっても変わります。
勿論、六番を含めて治療をすべきですが、あなたのお口の状態がどうなっているのかをよく聞いて確認して下さい。
お口は一つですから、治療もお口全体を考えられると良いかと思います。
コラーゲンの件ですが、どんな物を入れるのか分かりませんが(テルプラグ、スポンゼル・・・)それは自費、ということでしょうか?
自費の場合は、完全に先生の裁量になりますから何とも言えませんが、混合診療になる場合がありますので、どこまででその値段か確認されてはいかがでしょうか(コラーゲン費用なのか、抜歯費用も含むのか・・)
治療は、ものすごく慌てて受けるものではないとおもいます。
まず、今の全体の状態を確認して下さいね。
回答2
回答日時:2008-10-17 20:05:39
こんにちは。
突然のことで、ショックだと思います。。
>定期検診はしていたのですが、急速に歯周病が悪化し、右上の七番を来週早々に抜歯することになりました。
↑急に進んだ訳ではなくて、たぶん見落としだと思いますよ。
歯周病の診断も虫歯と同じく意外と難しくて、知らず知らず見落とされてることはあります。
特に上顎の奥歯は根っこも3本もありますから、難しいですよ。
歯周病の進行には10年とか20年とか、かなり長い時間を要するのが通常ですね。
それと葵ママさんのご年齢から考えると、その7番が歯周病でダメになった・・と言うお話には若干違和感も感じてしまいます。
資料もないのであてずっぽですが、もしかすると歯根破折とか、パーフォレーションとか、親知らずの影響があったとか・・???
素直に考えると、14歳ぐらいで生えてくる7番よりは、6歳ぐらいで生えてくる隣の6番の方が歯周病は進みやすいんですけどね??
年齢も若いだけに、ちょっと不思議です。
ただ6番については、そんなに急に進みませんからご安心を。
>心配なのは、隣の六番です。(神経は抜いている歯です)
>こちらも歯周病なのか、ポケットの深さが5ミリでした。
ポケットは、6番のどちら側かわかりますか?
もしも遠心(=7番側)だけであれば、7番を抜歯するだけで歯ぐきが退縮しますので、たぶん3mmぐらい、悪くても4mmには改善すると思いますよ^^
また6番の歯周治療をするにしても、7番は抜いてからの方がずっとしやすいです。
>なにぶん急に抜歯になったほどですから、ぐずぐずしていると
>六番まで危ないのではと……。
大丈夫です、大丈夫です^^;
>上顎への交通を防ぐために、七番抜歯後にコラーゲンを入れるとのことです。
>その治療費18,000円は、相場でしょうか?
相場は分かりませんが、たぶん必要ないと思います。
まず普通に抜歯して、その時点で交通したかしなかったかは確認できますので、交通していなければそのまま放っておけばいいです。
交通してしまった場合、あるいは後にインプラントを予定している様な場合にはコラーゲンを入れても良いかも知れませんが、必須とまでは言えないと思いますよ。
ただこれは資料もなく書いていますので、担当の先生とよく相談されて下さいね。
お大事にどうぞ。
中村先生とかぶりました・・・
突然のことで、ショックだと思います。。
>定期検診はしていたのですが、急速に歯周病が悪化し、右上の七番を来週早々に抜歯することになりました。
↑急に進んだ訳ではなくて、たぶん見落としだと思いますよ。
歯周病の診断も虫歯と同じく意外と難しくて、知らず知らず見落とされてることはあります。
特に上顎の奥歯は根っこも3本もありますから、難しいですよ。
歯周病の進行には10年とか20年とか、かなり長い時間を要するのが通常ですね。
それと葵ママさんのご年齢から考えると、その7番が歯周病でダメになった・・と言うお話には若干違和感も感じてしまいます。
資料もないのであてずっぽですが、もしかすると歯根破折とか、パーフォレーションとか、親知らずの影響があったとか・・???
素直に考えると、14歳ぐらいで生えてくる7番よりは、6歳ぐらいで生えてくる隣の6番の方が歯周病は進みやすいんですけどね??
年齢も若いだけに、ちょっと不思議です。
ただ6番については、そんなに急に進みませんからご安心を。
>心配なのは、隣の六番です。(神経は抜いている歯です)
>こちらも歯周病なのか、ポケットの深さが5ミリでした。
ポケットは、6番のどちら側かわかりますか?
もしも遠心(=7番側)だけであれば、7番を抜歯するだけで歯ぐきが退縮しますので、たぶん3mmぐらい、悪くても4mmには改善すると思いますよ^^
また6番の歯周治療をするにしても、7番は抜いてからの方がずっとしやすいです。
>なにぶん急に抜歯になったほどですから、ぐずぐずしていると
>六番まで危ないのではと……。
大丈夫です、大丈夫です^^;
>上顎への交通を防ぐために、七番抜歯後にコラーゲンを入れるとのことです。
>その治療費18,000円は、相場でしょうか?
相場は分かりませんが、たぶん必要ないと思います。
まず普通に抜歯して、その時点で交通したかしなかったかは確認できますので、交通していなければそのまま放っておけばいいです。
交通してしまった場合、あるいは後にインプラントを予定している様な場合にはコラーゲンを入れても良いかも知れませんが、必須とまでは言えないと思いますよ。
ただこれは資料もなく書いていますので、担当の先生とよく相談されて下さいね。
お大事にどうぞ。
中村先生とかぶりました・・・
相談者からの返信
相談者:
葵ママさん
返信日時:2008-10-17 21:07:08
>中村先生
返信、ありがとうございます。
抜歯予定の歯の隣の、上六番のみ、ポケットの深さが5ミリです。
残りの歯については、概ね健康で、少しどうかなというところでも、3〜4ミリです。(歯石とりと、歯磨きでなおりそうです)
かみ合わせの強さを加減するために、上七番についてはすでに前回半分くらい削ってしまっており、いちおうこれは、抜歯するほかなさそうです。
>渡辺先生
返信、ありがとうございます。
やはりこの年で歯周病により歯を失うというのは、ショックでした。
それまで歯周病についてはとくに危機感もなく過ごしていたのに、なぜ・・・と。(お決まりのパターンで、お恥ずかしいです)
参考のアドレスもありがとうございました。
親知らずは上顎には生えていないのです。(下は両方ともあります、横に倒れた潜伏型。これを抜いてもらいに歯科医にいって、レントゲンにより末期歯周病の発覚となったのです)
通常は六番から歯周病が進むという話は初耳でしたが、でも今回は、辛うじて七番だから抜歯後も抜きっぱなしの放置が可能なのですよね…
担当の先生も、六番がなくなったらインプラントにせよ入れ歯にせよ、何か考えたほうがいいと強く言われていました。
>ただ6番については、そんなに急に進みませんからご安心を。
>また6番の歯周治療をするにしても、7番は抜いてからの方がずっとしやすいです。
このコメントに気がラクになりました。
抜歯後、上顎と交通するか否かですが、繰り返し感染を防ぐ「蓋」が必要である旨の説明を受けたので、相当に七番の骨が消えているのだと思います。(レントゲンでも、そこだけ広範囲にがらんと黒くて、びっくりしました)
その「蓋」の値段が高いことにもびっくりしました。
コラーゲン単体の値段のようですが、自費治療とは高いものなのですね。
返信、ありがとうございます。
抜歯予定の歯の隣の、上六番のみ、ポケットの深さが5ミリです。
残りの歯については、概ね健康で、少しどうかなというところでも、3〜4ミリです。(歯石とりと、歯磨きでなおりそうです)
かみ合わせの強さを加減するために、上七番についてはすでに前回半分くらい削ってしまっており、いちおうこれは、抜歯するほかなさそうです。
>渡辺先生
返信、ありがとうございます。
やはりこの年で歯周病により歯を失うというのは、ショックでした。
それまで歯周病についてはとくに危機感もなく過ごしていたのに、なぜ・・・と。(お決まりのパターンで、お恥ずかしいです)
参考のアドレスもありがとうございました。
親知らずは上顎には生えていないのです。(下は両方ともあります、横に倒れた潜伏型。これを抜いてもらいに歯科医にいって、レントゲンにより末期歯周病の発覚となったのです)
通常は六番から歯周病が進むという話は初耳でしたが、でも今回は、辛うじて七番だから抜歯後も抜きっぱなしの放置が可能なのですよね…
担当の先生も、六番がなくなったらインプラントにせよ入れ歯にせよ、何か考えたほうがいいと強く言われていました。
>ただ6番については、そんなに急に進みませんからご安心を。
>また6番の歯周治療をするにしても、7番は抜いてからの方がずっとしやすいです。
このコメントに気がラクになりました。
抜歯後、上顎と交通するか否かですが、繰り返し感染を防ぐ「蓋」が必要である旨の説明を受けたので、相当に七番の骨が消えているのだと思います。(レントゲンでも、そこだけ広範囲にがらんと黒くて、びっくりしました)
その「蓋」の値段が高いことにもびっくりしました。
コラーゲン単体の値段のようですが、自費治療とは高いものなのですね。
回答3
回答日時:2008-10-17 22:01:34
>通常は六番から歯周病が進むという話は初耳でしたが、
中村先生が書かれた、侵襲性歯周炎はそうです。
普通の一般的な慢性歯周炎だと、歯ブラシのより届きにくい、7番からのことが多いと思います。
ただ葵ママさんの場合、侵襲性歯周炎と言うにはやや高齢で(失礼!)、慢性歯周炎と言うにはやや若すぎるんですよね。
7番がもしも神経を抜いている歯なら、先ほど書いた、歯根破折やパーフォレーション、後は適合の悪いクラウンなどの影響というパターンももしかしたらあるかも知れませんね。
でもたぶん単なる思い過ごしだと思います。
ただ、もしも今まで大きな虫歯を経験していない様な歯だったら(=単に歯周病が原因だとしたら)、隣の6番よりも、左上の7番を注意された方がいいですよ。
同じ形、同じ場所で、同じぐらいしか歯磨き出来てない歯ですからね。
>相当に七番の骨が消えているのだと思います。(レントゲンでも、そこだけ広範囲にがらんと黒くて、びっくりしました)
上顎洞の交通についてですが、骨がある必要は全くありません。(ないよりはあった方が安心ですが・・)
今は7番があって、特別歯性上顎洞炎とかになっている訳でもないのなら、7番と上顎洞の間には必ず粘膜があります。
7番の抜歯の際にこの粘膜を破ってしまわなければあとはカサブタが出来て、自然に治って行きますよ。
例え交通していたとしても、血がたまってカサブタにさえなってくれれば大丈夫です。
小さい穴だったら、安静にしておけば普通はたまります。
交通した場合にコラーゲン(スポンジ状の軟らかいもの)を詰めるのも、血を留めてカサブタにする目的です。
骨は自然に出来るかも知れませんし、稀には出来ない場合もありますが、交通さえしていなければ骨が必要な訳ではありませんよ。
で7番の抜歯時に粘膜が破れるかどうかと言うと、可能性としては5%もないぐらいだと思うのですが、起き得る偶発症ではあります。
ですからコラーゲンスポンジが簡単確実安心ですが、保険適用の方法でも封鎖方法はありますよ。
ただお話からすると、レントゲンを見ただけで相当危なそうなのだろうとは思いますが・・その辺りは実際に見てないのでなんとも。。
>その「蓋」の値段が高いことにもびっくりしました。
>コラーゲン単体の値段のようですが、自費治療とは高いものなのですね。
んー・・どうなんでしょう。。
私が想像している様な材料や術式だとすれば、率直に言って高い・・かな。。。
でもそれぐらいの値段のするコラーゲン膜なども実際ありますしね。
一概には言えないと思いますよ。
余談ですが、歯を抜いた時に、鼻をつまんで鼻から息を吐くと、交通しているかどうかは確認できます。
交通してれば息がもれますからね。
でも抜歯直後と言えば手術中でしょうから、先生の指示なしにそんなことしたらちょっと変な患者さんですよね・・^^;
万一薄〜い膜しか残ってない時に思い切りやれば穴が開いてしまいますしね、豆知識程度に思って下さい。
同じ理屈で、穴が開いたところをコラーゲンなどで封鎖している期間中、思い切り鼻をかんだりくしゃみをしたりするのも要注意ですよ。
中村先生が書かれた、侵襲性歯周炎はそうです。
普通の一般的な慢性歯周炎だと、歯ブラシのより届きにくい、7番からのことが多いと思います。
ただ葵ママさんの場合、侵襲性歯周炎と言うにはやや高齢で(失礼!)、慢性歯周炎と言うにはやや若すぎるんですよね。
7番がもしも神経を抜いている歯なら、先ほど書いた、歯根破折やパーフォレーション、後は適合の悪いクラウンなどの影響というパターンももしかしたらあるかも知れませんね。
でもたぶん単なる思い過ごしだと思います。
ただ、もしも今まで大きな虫歯を経験していない様な歯だったら(=単に歯周病が原因だとしたら)、隣の6番よりも、左上の7番を注意された方がいいですよ。
同じ形、同じ場所で、同じぐらいしか歯磨き出来てない歯ですからね。
>相当に七番の骨が消えているのだと思います。(レントゲンでも、そこだけ広範囲にがらんと黒くて、びっくりしました)
上顎洞の交通についてですが、骨がある必要は全くありません。(ないよりはあった方が安心ですが・・)
今は7番があって、特別歯性上顎洞炎とかになっている訳でもないのなら、7番と上顎洞の間には必ず粘膜があります。
7番の抜歯の際にこの粘膜を破ってしまわなければあとはカサブタが出来て、自然に治って行きますよ。
例え交通していたとしても、血がたまってカサブタにさえなってくれれば大丈夫です。
小さい穴だったら、安静にしておけば普通はたまります。
交通した場合にコラーゲン(スポンジ状の軟らかいもの)を詰めるのも、血を留めてカサブタにする目的です。
骨は自然に出来るかも知れませんし、稀には出来ない場合もありますが、交通さえしていなければ骨が必要な訳ではありませんよ。
で7番の抜歯時に粘膜が破れるかどうかと言うと、可能性としては5%もないぐらいだと思うのですが、起き得る偶発症ではあります。
ですからコラーゲンスポンジが簡単確実安心ですが、保険適用の方法でも封鎖方法はありますよ。
ただお話からすると、レントゲンを見ただけで相当危なそうなのだろうとは思いますが・・その辺りは実際に見てないのでなんとも。。
>その「蓋」の値段が高いことにもびっくりしました。
>コラーゲン単体の値段のようですが、自費治療とは高いものなのですね。
んー・・どうなんでしょう。。
私が想像している様な材料や術式だとすれば、率直に言って高い・・かな。。。
でもそれぐらいの値段のするコラーゲン膜なども実際ありますしね。
一概には言えないと思いますよ。
余談ですが、歯を抜いた時に、鼻をつまんで鼻から息を吐くと、交通しているかどうかは確認できます。
交通してれば息がもれますからね。
でも抜歯直後と言えば手術中でしょうから、先生の指示なしにそんなことしたらちょっと変な患者さんですよね・・^^;
万一薄〜い膜しか残ってない時に思い切りやれば穴が開いてしまいますしね、豆知識程度に思って下さい。
同じ理屈で、穴が開いたところをコラーゲンなどで封鎖している期間中、思い切り鼻をかんだりくしゃみをしたりするのも要注意ですよ。
相談者からの返信
相談者:
葵ママさん
返信日時:2008-10-18 00:30:15
> 渡辺先生
再度、丁寧な返信をありがとうございます。
隣の6番よりも左上の7番に注意ですね。
心に刻んで、念入りに歯磨きするようにします。
>ですからコラーゲンスポンジが簡単確実安心ですが、保険適用の方法でも封鎖方法はありますよ。
え、本当ですか。
その説明はいただけませんでした。
病院備え付けの、上の歯抜歯の際の確認書(のようなもの)には、
『抜歯予定の歯の1部分が、上顎洞粘膜内にあるか、近接しているため、上顎王の粘膜に穴が開く可能性があります。』
穴が開いた場合の感染予防としての「フタ」は以下。
・自分の歯肉をもってくる。(顎の肉を切り取って縫い付ける)16.000円×税
・プラスチックのフタをする。12.000円×税
・コラーゲンでフタをする。18.000×税
とありました。
どれを選んでも高いと思いましたが、必要なのかと思ってました。
最初の歯医者さんではすぐに抜歯という感じでした(上顎洞との交通やフタの説明もなく)。
でも今の歯医者さんは、炎症が治まるまで、膿をとり、三回にわけて菌を減らし、歯茎の腫れを完全に引かせてから抜歯をすると言われて、通院は大変でもそのあたりには安心感があったのですが。(千円未満の保険適応でしたが)
保険適用方法の封鎖方法について説明がなかったとは。
ちょっとあやしい……?
再度、丁寧な返信をありがとうございます。
隣の6番よりも左上の7番に注意ですね。
心に刻んで、念入りに歯磨きするようにします。
>ですからコラーゲンスポンジが簡単確実安心ですが、保険適用の方法でも封鎖方法はありますよ。
え、本当ですか。
その説明はいただけませんでした。
病院備え付けの、上の歯抜歯の際の確認書(のようなもの)には、
『抜歯予定の歯の1部分が、上顎洞粘膜内にあるか、近接しているため、上顎王の粘膜に穴が開く可能性があります。』
穴が開いた場合の感染予防としての「フタ」は以下。
・自分の歯肉をもってくる。(顎の肉を切り取って縫い付ける)16.000円×税
・プラスチックのフタをする。12.000円×税
・コラーゲンでフタをする。18.000×税
とありました。
どれを選んでも高いと思いましたが、必要なのかと思ってました。
最初の歯医者さんではすぐに抜歯という感じでした(上顎洞との交通やフタの説明もなく)。
でも今の歯医者さんは、炎症が治まるまで、膿をとり、三回にわけて菌を減らし、歯茎の腫れを完全に引かせてから抜歯をすると言われて、通院は大変でもそのあたりには安心感があったのですが。(千円未満の保険適応でしたが)
保険適用方法の封鎖方法について説明がなかったとは。
ちょっとあやしい……?
回答4
回答日時:2008-10-18 11:44:21
別スレッドといい、なんか余計なことを書いてしまって、かえって不安を煽ってしまったかも知れませんね、、すみません。
>保険適用方法の封鎖方法について説明がなかったとは。
>ちょっとあやしい……?
まあちょっと解釈の微妙なところではありますけど、"一応"保険でも『上顎洞口腔ロウ閉鎖手術』と言うのが確かにあります。
ただこの方法は、糸で縫うだけ(穴はあいたまま)だったり、周囲の歯ぐきを少しめくって、裏から切れ目を入れて軟らかくして、引っ張ってきてから縫う、やや強硬手段的?な方法だったりするので、それが良い方法かどうかとなると・・。
保険適用方法がある=安全な方法がある とは全く意味が違いますし、今回の場合、この閉鎖がうまくいかなかったら上顎洞炎を引き起こしたり閉鎖が困難になったり、結構大変ですからね。
そういう意味でも、不確実な方法は説明を省かれたのかも・・知れません。(それが良いか悪いかは別として)
他の炎症を取り除くなどの治療経緯からは、非常に丁寧な先生だと思いますよ。
第三者では分からない点も多いですから、細かい部分で疑問に思ったことは、出来るだけ担当の先生とも話し合われて下さいね。
>保険適用方法の封鎖方法について説明がなかったとは。
>ちょっとあやしい……?
まあちょっと解釈の微妙なところではありますけど、"一応"保険でも『上顎洞口腔ロウ閉鎖手術』と言うのが確かにあります。
ただこの方法は、糸で縫うだけ(穴はあいたまま)だったり、周囲の歯ぐきを少しめくって、裏から切れ目を入れて軟らかくして、引っ張ってきてから縫う、やや強硬手段的?な方法だったりするので、それが良い方法かどうかとなると・・。
保険適用方法がある=安全な方法がある とは全く意味が違いますし、今回の場合、この閉鎖がうまくいかなかったら上顎洞炎を引き起こしたり閉鎖が困難になったり、結構大変ですからね。
そういう意味でも、不確実な方法は説明を省かれたのかも・・知れません。(それが良いか悪いかは別として)
他の炎症を取り除くなどの治療経緯からは、非常に丁寧な先生だと思いますよ。
第三者では分からない点も多いですから、細かい部分で疑問に思ったことは、出来るだけ担当の先生とも話し合われて下さいね。
相談者からの返信
相談者:
葵ママさん
返信日時:2008-10-18 12:36:00
タイトル | 歯周病で7番を抜歯後、開いた穴の蓋は必要?6番の治療時期は? |
---|---|
質問者 | 葵ママさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病で抜けた・抜く予定 抜歯:7番(第二大臼歯) 歯がグラグラする 歯周病その他 歯周病関連 治療費・費用 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。