6番抜歯による歯列矯正は避けたほうがいいですか?

相談者: LisaYamaさん (27歳:女性)
投稿日時:2008-10-14 22:59:57
この前、虫歯の治療のために歯医者に行った際、下記の指摘を受けました。


・右下6番がの根まで虫歯が進行しているため、残せるかわからない

・右下5番はそもそも永久歯がなく乳歯のままだが、その歯も虫歯になっている

・上記2つの状況から、5番でのブリッジは難しい

・左下の6番は10年前に神経をとって虫歯を治療した歯だが、治療が悪かったせいか、もう1度治療の必要がある

水平埋伏智歯が4本あり、そのせいで隣の歯に悪影響を及ぼし、歯茎が腫れているため、大学病院抜歯した方がいい


このような状況のため、インプラントの治療を勧められそうですが、極力それは避けたいと考えています。

なぜなら、インプラントは金額が高く歯にその高額を払うなら、右下6番を抜歯し、以前からやりたいと考えていた歯列矯正を行いたいと考えております。
歯並びの状態は前歯が重なり合っていて、1本飛び出し、生えるスペースが足りない状態です

ただ、ネットで調べところによると矯正の抜歯の際は、6番は重要度の高い歯のため、極力避けるべきとのことが多く書かれています。

やはり6番を抜歯することによる矯正は避けた方がいいのでしょうか。

もしくは、8番を抜歯し、抜歯した8番を6番に移植することはできるのでしょうか。

ご教示のほどよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-10-15 04:15:21
こんばんは。

文面からですと、まずはできる限り6番を残す努力をしてみて、どうしてもダメならインプラント・・・というのが妥当ではないかと思います。

8番から6番への親知らずの移植は、水平埋伏智歯の場合はほぼ不可能です。
また、今回のようなケースで6番抜歯による歯列矯正もお勧めできかねます。

実際に拝見をするとまた意見が変わるかもしれませんが、もし矯正をお考えになられているのであれば、左右5番の部位にある乳歯を抜歯、6番部には矯正後の歯並びを考慮した位置にインプラント埋入というのが理想的ではないかと思います。

ちなみに、もしインプラントをされる際には、その時に将来矯正を考えているということ伝えておかないと、将来矯正を行いたい!と思った時に非常に困ってしまうことになる恐れがありますのでご注意ください。(インプラントは矯正で動かすことができないため)

確かにかなり悩めるケースだと思いますが、以上参考に、担当の先生とも今後の治療についてよくご相談されてみて下さいね。

お大事にどうぞ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-10-15 05:53:10
LisaYamaさまおはようございます。

現在の歯並びがどのような状態になっているのは、文面からだけでは具体的にイメージしにくいので、どのような治療方法がいいのかお答えすることは難しい所です。

田尾先生も仰っているように、一般的には5番の先天性欠損があって、その上、同側の6番を抜歯して前歯叢生を解くため矯正をするのは極めて困難のように思います。

おそらくアングルクラス?であっても、左右下5番欠損で矯正をしても上顎左右1本ずつ抜歯しなければ矯正治療は出来ないと思います。

実際には6番を治療してEを抜歯の後、ブリッジインプラントになさるのが現実的なように思います、その際前歯の叢生はいじらないほうがいいと思います。

どうしても前歯の叢生を治したいのであれば、スリーインサイザルにして矯正をなさるのがいいと思います。

矯正治療をなさるなら、メカニクス的にはかなりの困難が予想されるように思います。

担当医とよく話し合われて納得の上で治療を進めてください。

お大事になさいませ。




タイトル 6番抜歯による歯列矯正は避けたほうがいいですか?
質問者 LisaYamaさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:6番(第一大臼歯)
歯列矯正の治療法
親知らずの移植
歯の数が足りない(先天欠損)
歯が骨に埋まっている(埋伏歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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