歯列矯正、任せるなら認定医or一般歯科医?またブラケット選びについて

相談者: ふきのとうさん (21歳:女性)
投稿日時:2008-10-15 22:50:36
応募したことすら忘れていた懸賞つき論文コンテストで入賞し、学生にとっては大金と言える額のお金を思わぬ形で手にしたため、歯列矯正に踏み切ろうと決心しました。


そこで、かかりつけの歯科医院
虫歯の治療・親知らずの抜歯とお世話になりました。
特に虫歯については良心的な治療をしてもらい、感謝しています。)

と、ネットで調べた矯正専門医院
(日本矯正歯科学会の認定医が院長先生です。)

の2つの歯科医院で相談してみました。



どちらの医院でも、抜歯の必要がないこと、一年程度を目安に器具が外せるだろうということで、見解は一致していました。

ところが、矯正専門医院では、金属のブラケットだといくら、透明のタイプだといくら、裏側からだともう少しかかる等、料金の話に終始してしているように感じられたのです。

お世話になっている医院の方では、矯正に伴うリスクについても説明してくれた上で、丁寧に質問にも答えてくれました。

そこで言われたのは、

「第一選択肢としては、金属のブラケットをお勧めする。
透明なタイプも欠点がだいぶ改善されてきたが、清掃性・操作性とも金属の方が未だ優れている。

ただ、目立たないようにしたいのであれば透明のタイプでもありだが、裏側からの矯正は絶対勧められない」

ということです。
説明も納得できるものだったのですが、この先生は日本矯正歯科学会の認定医や専門医ではありませんし、一般歯科もこなしています。



というわけで、質問が2つあります。

1つめは、金属ブラケット>透明ブラケットという見解についてです。

矯正専門医院では、透明の方が少々高くなるという説明しか受けていないので、先生方のご意見を伺いたいと思います。

裏側矯正については過去の相談の回答でも否定的な意見が多かったので、割愛します。



2つめは、矯正学会の認定医の先生にお任せする方が良いのか、一般歯科もこなす先生にお任せするべきかについてです。

いろいろなサイトで、「矯正歯科」は歯科医師なら誰でも標榜できるが、学会の認定を受けた歯科医師の方が技量が上だというような記述を目にします。
実際のところはどうなのでしょう?


矯正専門医院をもう数軒当たってみようかと考えていますが、既に信頼できているかかりつけの先生にお願いできればそれに越した事はないと思っています。


よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-10-16 00:21:36
こんにちは。
矯正もかじってる一般歯科医の渡辺です。


>応募したことすら忘れていた懸賞つき論文コンテストで入賞し、学生にとっては大金と言える額のお金を思わぬ形で手にしたため、

素晴らしいですね!うらやましい・・・。
また使い道が更に良いですよ^^



>1つめは、金属ブラケット>透明ブラケットという見解についてです。

私も矯正治療は経験が浅いので明確なことは言えませんが、

金属ブラケット=間違いがない
透明ブラケット=先生によって言うことが違う
(※金属ブラケットと同じと言う意見も、やや悪いと言う意見も両方ある)

と言う捉え方で良いと思います。

因みに私は透明ブラケットしか使いません。



>2つめは、矯正学会の認定医の先生にお任せする方が良いのか、一般歯科もこなす先生にお任せするべきかについてです。

難しいケースなら認定医の先生が良いと思います。
簡単なケースなら、個人的な意見としてですが、一般歯科の先生の方が良い様な気がしています。

ただ・・どちらも、担当される先生次第ですからね、あくまで確率の話だと思って下さい。


矯正に限らずどの分野、どの職種でもそうなのですが、あまりに専門的に偏ってしまっていると、専門外の問題に無頓着になってしまうことがあります。

矯正をする同じお口の中で、虫歯歯周病も起こりえるのですから、どんな治療でもある程度までは一般歯科の先生に任せて良いのではないかと思いますよ。



ふきのとうさんの場合は、1年で装置が外せそうという話から、たぶん簡単なケースに入るのだと思います。

歯科医選びも、最初は好印象でも後で印象が悪くなる事例も多いですからね。

一般歯科の先生が信頼のおける先生ということですし、説明の内容も個人的には「タイプ」ですから、今のところは一般歯科の先生が良さそうに感じますよ。


ひとつの意見として、ご参考までに。




それにしてもうらやましい・・・

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-10-16 05:58:43
ふきのとう さまおはようございます。

ビンゴ!!ですね、宝くじ当たらないかな〜

何でもかじっている山田です。



ブラケットについてですが、透明ブラケットはプラスチック系とセラミック系があります
(他にもあるかもわかりませんが)

欠点はセラミックは硬すぎることと壊れることです、すべりについては私はそれほど悪いようには感じません。

プラスチックは磨り減ることとすべりが悪いといわれています、スロット(溝)にすべりを良くするために金属を入れてあるものもあります、私はずいぶん昔に使いましたが現在は使っていません。

金属は壊れないこととすべりがいいことです、ただし欠点は目立つことでしょうか。


したがって見た目が気にならなければメタルブラケットがお勧めです。

あとデーモンというのも有りますが私は使っていないので判りかねます、そのほか各メーカーから色々なものが出てきています。




認定医かどうかですが、一般的には技術的な事は一定の水準はクリアしていると思います。

それ以上でもそれ以下でもないと思います。

あとはふきのとう さまがご自身で判断するしかないと思います。



矯正治療は長期間にわたるので、結局の所納得なさった先生にお願いするのがいいと思います。


蛇足ですが、舌側矯正ですが私が大学の矯正学研究室に在籍していた頃、神奈川歯科大学の藤田欣也先生が藤田メソッドとして第一報を矯正学会雑誌に報告しました。

我々はそのペーパーを読んでびっくりしました、助教授なんかは馬鹿にして笑っていましたが、我々新入りはこれが実現すればすごいなと内心思っていました。

そのうち第二報がでて本物だと感じたものです、しかし研究室時代はそれどころではなく勉強する機会はなかったのですが、そのうち藤田メソッドをまねした方法が色々のメーカーから出てきて、現在舌側矯正という形で普及してきました。

私は藤田メソッドは勉強しましたが、舌側矯正は勉強していないのでわかりませんが、藤田メソッドはいいと思いますよ。

参考になさってください。


ほんと、うらやましい〜




タイトル 歯列矯正、任せるなら認定医or一般歯科医?またブラケット選びについて
質問者 ふきのとうさん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正(矯正歯科)その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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